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序章:平穏の終わり
5/22(木):チンアント
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ツールショップにて戦士の剣がランク1の魔石十個で買えるため三つ購入した。
アイテムボックスがある今の状態なら荷物を気にする必要もないからこうして三つも買える。
戦士の剣の次の段階の剣は歴戦の剣になるがそれはランク2の魔石が必要になるため戦士の剣しか買えない。
チンアントがいるエリアに向かうために防具を買うことにした。
戦士の剣と同じ名前を持っている戦士の兜と戦士の籠手を買うことにした。それにダンジョン都市を歩き回っている時に一km歩くデイリークエストを達成したため風足も獲得していてそれも装備する。
『戦士の兜
ランク:2
装備可能レベル:5
DEF:5
耐久:100/100』
『戦士の籠手
ランク:2
装備可能レベル:5
DEF:4
耐久:100/100』
『風足
ランク:2
装備可能レベル:3
DEF:1
AGI:3
耐久:100/100』
レベルが上がっているステータスを見れば少しばかり物足りない装備の数値だが、俺はこれをファッションとして扱っているから関係がない。
「あと一時間と言ったところか……」
夕食の支度やら家事をするためには一時間ほどで切り上げなければならない。
夢中になって家事を疎かにするようなら俺は冒険者をやめるつもりだ。お世話になっている輝夜をないがしろにして冒険者を続けるのは許されない。たとえ輝夜が許してくれても俺は許さない。
そんな覚悟を決めつつ俺はダンジョン都市を出てスライムがいるエリアを抜ける。
チンアントのエリアに入るとすぐにチンアントが五体俺に向かってきた。
スライムだけではなくチンアントにもちゃんと上に文字が現れており『チンアントLv4』が二体、『チンアントLv5』が二体、『チンアントLv6』が一体の五体だった。
人間ほどの大きな体を持ちその頑丈なあごですべてを噛み砕くとされている。しかもそいつらが集団で来るのだから怖いと言われている。
俺は冒険者を始めてからスライムしか討伐していない。だから少しだけ震えているのが恐怖かと思ったがそんなことはなかった。
「はっ……!」
笑っているから武者震いのようだった。
「ランス」
初級水魔法を使って俺の足元から水を発生させて地面を伝い水の槍でチンアント五体を突き刺した。
ランスは簡単にチンアントを突き刺して五本のランスでチンアントを倒すことができた。
「確かにこれは才能アリって言われるな」
初めて使ってこんなにもできるのだから魔法はかなり使いやすいものだと理解した。
俺は魔法剣士を目指しているのだから魔法を使っての戦い方をやっておかなければならない。がこれでは魔法を使って終わってしまう。
『+400EXP』
『+ランク1の魔石』
『+400EXP』
『+ランク1の魔石』
『+500EXP』
『+ランク1の魔石』
『+500EXP』
『+ランク1の魔石』
『+600EXP』
『+ランク1の魔石』
『+中級土魔法』
「次は土魔法か」
チンアントの経験値は普通のダンジョンだと六から九くらいだったはず。ということはこのダンジョン都市専用の経験値が設定されているということか。レベルに合わせているのかな。
とりあえずLv6のチンアントを積極的に倒してチンアントが何をドロップするのか知りたい。
今度は魔法を決め手に置くのではなく魔法で誘導して剣でとどめを刺すという形をとる。
「んげっ」
ある一方向からとんでもない数のチンアントが襲い掛かってきた。
スライムの時とは何もかも規格が違う。だが今の俺なら大丈夫だと思える。
「ウェーブ」
チンアントの侵攻の勢いを殺すために高波を放つ。チンアントは少しは勢いは死んだがそれでも数で押してくる。
「スライムからレベルが上がりすぎだろ」
第一段階がこのチンアントだと言われている。スライムは誰でも倒せるがチンアントが倒せなければまず才能がない。
「ランス」
ウェーブの水はまだ俺の支配下にありそこから変化させてランスでチンアントを貫く。
「ウォール」
さらに水を出して水の壁をチンアントたちの間に複数作り集団というアドバンテージを下げる。
そうしたところで剣を持ってチンアントを一匹ずつ的確に殺していく。剣士の心得のおかげで無駄に余裕があるから水魔法を使って剣が届かない場所でも殺していく。
「やべぇ……!」
今凄く楽しい! 俺は今まで倒せなかったモンスターを倒せるくらいに強くなって、簡単に殺せている!
いや字面だけ見ればヤバいがそれでも今までスライムだけで満足していた俺には刺激的な感動だ。
かなりのチンアントを倒したのにどこかからチンアントが溢れ出てくる。
地獄のような光景だろうが俺にとっては効率のいい場所でしかない。後は俺の精神力が持つかどうかの話になる。
「くはっ……いいね、もっとだ」
今のところは無限にできそうな気分だ。あと一時間、全力で楽しむ!
☆
「一気に詰める!」
残り十分ほどになったところでこの先に何があるのか気になってまだまだ押し寄せているチンアントの波を波で押し返しつつ指先をチンアントに向ける。
「ジェット」
初級水魔法で出せる水の量は決まっているが、それを一点に集中させてチンアントに放出する。
すごい勢いで放出されチンアントがいても後方まで貫いて行く。
だがこれは硬い相手や重なっている相手でないとあまり効率は良くなさそうだ。
「ランス」
やはりウェーブからのランスの方がチンアント相手ではやりやすい。ジェットは繋げ技ができないから使い勝手が悪くなる。
「下に続いているのか」
どこからチンアントが出てきているのか判明した。そこは下に続く穴だった。
階段とかそういうのはなく傾斜ができているまさに巣だった。
「……やめるか」
どれだけ広いのか分からないためこれが分かっただけで今日は終わらせることにした。
「うおっ」
穴からうじゃうじゃと出てくるチンアントを少し倒してからその場から離れる。
「くはっ! はやい!」
一歩踏み出すだけでとんでもない速度を出してくれる。移動しつつステータスを開く。
『新月学人
Lv55
HP(477/477)
MP(135/234)
ATK:279(+20)
DEF:263(+10)
AGI:268(+3)
DEX:254
RES:221
LUK:3436
EXP(6866/7145)
スキル
スライム特化/剣士の心得/虫特化/虫特化
アビリティ
感知/属性付与
魔法
中級水魔法/初級水魔法』
魔石の数を見るに三百体くらい倒したのか。やっぱりステータスの力は偉大だな。
それよりもステータスに追加されている属性付与だ。
『属性付与
分類:アビリティ
ランク:6
魔法を習得していれば道具にその魔法の属性を付与することができる』
属性付与は魔法を使っている時に剣を使って倒すをやっていたら出てきたんだっけか。
それから虫特化を習得してからチンアントを百体倒したら虫特化を習得するんだな。これって効果が重複するのか分からない。調べようがないけど何となく体感で調べてみるか。
「このステータスじゃなければ移動が面倒だったところだ……」
チンアントエリアに来る時も帰る時も一度スライムエリアを抜けないといけないが、これは普通のダンジョンでも言えることだ。
でもステータスが上がっている今の俺にとっては些細なことだ。すぐにダンジョン都市に戻ることができて輝夜の家に帰る。
「……お風呂に入るか」
濃厚な時間を過ごした代わりに汗だくになっているためお風呂に入ってから家の用事をすることにした。
アイテムボックスがある今の状態なら荷物を気にする必要もないからこうして三つも買える。
戦士の剣の次の段階の剣は歴戦の剣になるがそれはランク2の魔石が必要になるため戦士の剣しか買えない。
チンアントがいるエリアに向かうために防具を買うことにした。
戦士の剣と同じ名前を持っている戦士の兜と戦士の籠手を買うことにした。それにダンジョン都市を歩き回っている時に一km歩くデイリークエストを達成したため風足も獲得していてそれも装備する。
『戦士の兜
ランク:2
装備可能レベル:5
DEF:5
耐久:100/100』
『戦士の籠手
ランク:2
装備可能レベル:5
DEF:4
耐久:100/100』
『風足
ランク:2
装備可能レベル:3
DEF:1
AGI:3
耐久:100/100』
レベルが上がっているステータスを見れば少しばかり物足りない装備の数値だが、俺はこれをファッションとして扱っているから関係がない。
「あと一時間と言ったところか……」
夕食の支度やら家事をするためには一時間ほどで切り上げなければならない。
夢中になって家事を疎かにするようなら俺は冒険者をやめるつもりだ。お世話になっている輝夜をないがしろにして冒険者を続けるのは許されない。たとえ輝夜が許してくれても俺は許さない。
そんな覚悟を決めつつ俺はダンジョン都市を出てスライムがいるエリアを抜ける。
チンアントのエリアに入るとすぐにチンアントが五体俺に向かってきた。
スライムだけではなくチンアントにもちゃんと上に文字が現れており『チンアントLv4』が二体、『チンアントLv5』が二体、『チンアントLv6』が一体の五体だった。
人間ほどの大きな体を持ちその頑丈なあごですべてを噛み砕くとされている。しかもそいつらが集団で来るのだから怖いと言われている。
俺は冒険者を始めてからスライムしか討伐していない。だから少しだけ震えているのが恐怖かと思ったがそんなことはなかった。
「はっ……!」
笑っているから武者震いのようだった。
「ランス」
初級水魔法を使って俺の足元から水を発生させて地面を伝い水の槍でチンアント五体を突き刺した。
ランスは簡単にチンアントを突き刺して五本のランスでチンアントを倒すことができた。
「確かにこれは才能アリって言われるな」
初めて使ってこんなにもできるのだから魔法はかなり使いやすいものだと理解した。
俺は魔法剣士を目指しているのだから魔法を使っての戦い方をやっておかなければならない。がこれでは魔法を使って終わってしまう。
『+400EXP』
『+ランク1の魔石』
『+400EXP』
『+ランク1の魔石』
『+500EXP』
『+ランク1の魔石』
『+500EXP』
『+ランク1の魔石』
『+600EXP』
『+ランク1の魔石』
『+中級土魔法』
「次は土魔法か」
チンアントの経験値は普通のダンジョンだと六から九くらいだったはず。ということはこのダンジョン都市専用の経験値が設定されているということか。レベルに合わせているのかな。
とりあえずLv6のチンアントを積極的に倒してチンアントが何をドロップするのか知りたい。
今度は魔法を決め手に置くのではなく魔法で誘導して剣でとどめを刺すという形をとる。
「んげっ」
ある一方向からとんでもない数のチンアントが襲い掛かってきた。
スライムの時とは何もかも規格が違う。だが今の俺なら大丈夫だと思える。
「ウェーブ」
チンアントの侵攻の勢いを殺すために高波を放つ。チンアントは少しは勢いは死んだがそれでも数で押してくる。
「スライムからレベルが上がりすぎだろ」
第一段階がこのチンアントだと言われている。スライムは誰でも倒せるがチンアントが倒せなければまず才能がない。
「ランス」
ウェーブの水はまだ俺の支配下にありそこから変化させてランスでチンアントを貫く。
「ウォール」
さらに水を出して水の壁をチンアントたちの間に複数作り集団というアドバンテージを下げる。
そうしたところで剣を持ってチンアントを一匹ずつ的確に殺していく。剣士の心得のおかげで無駄に余裕があるから水魔法を使って剣が届かない場所でも殺していく。
「やべぇ……!」
今凄く楽しい! 俺は今まで倒せなかったモンスターを倒せるくらいに強くなって、簡単に殺せている!
いや字面だけ見ればヤバいがそれでも今までスライムだけで満足していた俺には刺激的な感動だ。
かなりのチンアントを倒したのにどこかからチンアントが溢れ出てくる。
地獄のような光景だろうが俺にとっては効率のいい場所でしかない。後は俺の精神力が持つかどうかの話になる。
「くはっ……いいね、もっとだ」
今のところは無限にできそうな気分だ。あと一時間、全力で楽しむ!
☆
「一気に詰める!」
残り十分ほどになったところでこの先に何があるのか気になってまだまだ押し寄せているチンアントの波を波で押し返しつつ指先をチンアントに向ける。
「ジェット」
初級水魔法で出せる水の量は決まっているが、それを一点に集中させてチンアントに放出する。
すごい勢いで放出されチンアントがいても後方まで貫いて行く。
だがこれは硬い相手や重なっている相手でないとあまり効率は良くなさそうだ。
「ランス」
やはりウェーブからのランスの方がチンアント相手ではやりやすい。ジェットは繋げ技ができないから使い勝手が悪くなる。
「下に続いているのか」
どこからチンアントが出てきているのか判明した。そこは下に続く穴だった。
階段とかそういうのはなく傾斜ができているまさに巣だった。
「……やめるか」
どれだけ広いのか分からないためこれが分かっただけで今日は終わらせることにした。
「うおっ」
穴からうじゃうじゃと出てくるチンアントを少し倒してからその場から離れる。
「くはっ! はやい!」
一歩踏み出すだけでとんでもない速度を出してくれる。移動しつつステータスを開く。
『新月学人
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MP(135/234)
ATK:279(+20)
DEF:263(+10)
AGI:268(+3)
DEX:254
RES:221
LUK:3436
EXP(6866/7145)
スキル
スライム特化/剣士の心得/虫特化/虫特化
アビリティ
感知/属性付与
魔法
中級水魔法/初級水魔法』
魔石の数を見るに三百体くらい倒したのか。やっぱりステータスの力は偉大だな。
それよりもステータスに追加されている属性付与だ。
『属性付与
分類:アビリティ
ランク:6
魔法を習得していれば道具にその魔法の属性を付与することができる』
属性付与は魔法を使っている時に剣を使って倒すをやっていたら出てきたんだっけか。
それから虫特化を習得してからチンアントを百体倒したら虫特化を習得するんだな。これって効果が重複するのか分からない。調べようがないけど何となく体感で調べてみるか。
「このステータスじゃなければ移動が面倒だったところだ……」
チンアントエリアに来る時も帰る時も一度スライムエリアを抜けないといけないが、これは普通のダンジョンでも言えることだ。
でもステータスが上がっている今の俺にとっては些細なことだ。すぐにダンジョン都市に戻ることができて輝夜の家に帰る。
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