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王都でも渦中
080:羽ばたきの消滅。
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黒い外套で体全体を隠している俺とベラは、七天教会の聖堂の中へと直接侵入した。
リアルタイムマップで確認していたが、何かあると思うくらいにこんな真夜中に聖堂には人が集まっていた。
表立って見張りはいないが、地下にある広間にはローブを着ている七天教会の信者たちが異常なほどに集まっている。
俺とベラはその広間の前に転移していた。
「ここだね」
「はい。……内容はお聞きしていなかったのですが、何が目的なのですか?」
「とりあえず怪しげにやっている儀式を潰すことだよ」
「なるほど。そのためにこれが必要だったのですね」
ベラの両足に着けている、緑色の鎧は俺が作った魔道具だ。
ベラが静粛さんを倒した時に使っていたのは足技だったから、足の魔道具をプレゼントした。
特殊な魔法を組み込んでいるわけではないが、あり得ないくらいに身体能力を強化して蹴りの威力や移動速度を高くしている。
やろうと思えばこの星をかかと落としで真っ二つにできるくらいには、強くしてある。
「この魔道具の名前はついているのですか?」
「ううん、まだついてないよ」
考えるとすれば、魔を断ち切るというところからつけようかと思っているな。
「それでは『アーサーレッグ』でよろしいですか?」
「何で僕の足?」
「アーサーさまのお名前が付いている方が私は嬉しく思います」
えっ、他のみんなもそうなのか? 普通にダサいと思うんだが。
まだアーサーシリーズとか名前が付くのなら分かるんだが、そのまま名前が付けられると少しだけ恥ずかしくなる。
「ダメでしょうか……?」
「ううん、アーサーレッグにしようか」
「ありがとうございます」
名前が付いたからといっても特に変わることではないからそこら辺はどうでもいいか。ベラの気が済むのなら。
「アーサーさま、決して私から離れないでください。むしろ離れないように私が抱えておきます」
「それはさすがにベラが戦いにくいから、離れないようにしているよ。それに僕はパスカルに鍛えられているんだよ? 大丈夫だよ」
「それでも心配ですから」
本気で俺のことを抱きかかえて戦おうとしているベラだが、それはさすがにやめてもらう。
「行きます」
「お願い」
ベラの蹴りにより、広間に繋がる扉が吹っ飛び、人をたくさん巻き込んで止まった。
「……アーサーさま、やりすぎです」
「ごめんね。ベラのために頑張っちゃった」
「それはありがとうございます」
儀式の中央に向け歩き始めた俺の歩幅に合わせてくれるベラ。
「何事だ!?」
「侵入者だ!」
「この神聖な儀式に邪魔をいれるとは愚か者が!」
七天教会の人間たちが驚きながらも、ざわついてこちらに向けて攻撃を仕掛けてこようとする。
戦士ではないから驚いて動けないかと思ったが、案外動けるものだな。まあ元の世界の人間と比べたらいけないか。
色々な属性の魔法を遠距離から放ってくるが、それをベラが蹴りで一掃した。
「あの中央までお願い」
「かしこまりました。殲滅します」
俺の目的はこいつらを倒すことではない。あの中央の儀式の魔法陣を壊すために来た。
でもベラ的にはこいつらを倒した方がいいと考えたのだろう。俺もそちらの方が早く済みそうだと思ったし。
「背教者め!」
「神の名のもとに成敗してくれる!」
遠距離が無理ならと、今度は光の魔法で剣を作り出して近づいてくる信者たち。
だがそんなことは関係なく、ベラは近づく奴らをすべて足技でなぎ倒していく。
「多い……」
「大丈夫?」
ベラがぼやくくらいには信者たちの数は多く、信じられないくらいの狂気は感じ取れる。
「多いだけで何も問題はありません。この鎧のおかげで不思議と疲れは出ません。ただ鬱陶しいと思っているだけです」
鬱陶しいだけでもかなりうざいと思うが、相手も無限ではない。ベラが的確に相手を倒していっているから、段々と減ってきている。
ただし圧倒的なベラを見て、中央の魔法陣で何かをしようとしている信者たち。
「僕は大丈夫だから一人で数を減らしてきていいよ」
「いいえ、それはできません。やるとすれば私にしがみつかれる以外に方法はありません」
ほぼ全能の俺なら一瞬で制圧できるし、ベラがいなくても攻撃を受けることはない。
でもこうして攻撃しようとしたらイマイチ手加減ができないかもしれないから控えている。
ま、適当に雷魔法でも放っておこう、と思ったのが間違いだ。
軽い魔法のはずが一撃で俺の指先にいる敵がすべて倒れ伏せていた。
「凄まじい威力ですね。さすがです」
「あー、うん、そうだね」
ちゃんと考えてやらないとこうなることはほぼ全能を試した日から分かっていたはずなのに。
ディンドランさんの時はちゃんとインパクトを重視していたからまだ大丈夫だった。
ある一定の効果しか出ない魔法陣を使えば、何とか魔法は規格通りになってくれるが、もう初手でこんな魔法を出したのだから、ベラに隠す必要はないか。
「僕が遠くの人を狙うから、近くの人をお願い」
「かしこまりました」
ベラの疲労も考えてとっとと終わらせるために積極的に魔法を使うことにした。
凄まじい狂気を感じさせる信者たちだが、俺とベラのコンビネーションによってどんどんと数を減らしていき、最後の一人を倒した。
「ふぅ、片付けは終わったね」
「はい。これで安全に向かえます」
「すぐに終わるから全員倒すことはなかったのに」
「真夜中のデートに無粋な声は必要ありませんから」
こんなものでデートとは言わせない。もっとロマンティックなものがいいだろ。
信者たちを通り過ぎ、信者たちが集まっていた中央の魔法陣に近づく俺とベラ。
「これは一体どのような魔法陣ですか?」
「最終的には魔物を凶暴化させる魔法だよ」
目の前の魔法陣はほぼ完成されており、これが完成して発動されれば厄介になっていた。
「……なぜ七天教会が……?」
「そうしたくてしているわけじゃないみたい。この魔法は周囲の魔素濃度を上げる魔法みたい」
「魔素濃度を、ですか?」
「魔素濃度が高ければそれだけ魔力を保有することができるから、魔力の底上げをしたかったのかも」
「それでどうして魔物を凶暴化させる魔法になるのですか? それだけなら厄介な教会の人間たちというだけの認識で終わります。所詮は信徒です」
「このままならね。公爵家や探索者ギルドに太刀打ちするために、さらに効果を強めて、魔素濃度を高くして、効果範囲を広げる。そうしたら、人間どころか動物や魔物すらその魔素濃度に耐えられなくなって、魔物が凶暴化する結果になるよ。魔素濃度が高いアヴァロンの魔物が凶暴な理由がこれだね」
魔素濃度が高ければ、確かに魔力保有量が上がるかもしれない。でも大抵はそれに体が付いて行けずに魔素中毒になるのがオチだ。
魔素中毒になるだけならいいが、元々魔力によって変化した魔物は高濃度魔素によってより変化して手に負えない状態になる。
「理由は分かりました。ですが、なぜ七天教会がこのようなことをやっているとお分かりになられたのですか?」
そこを突っ込まれることはベラを連れてきた時点で分かっていたことだ。
「僕って、こういう危険になりそうなことは何となく分かるんだ」
ウソは言っていないし、こういうしかないよね。
「……これ以上は何も言いません。ただし、そういうことがあれば必ず私にお伝えください」
「うん、ありがとう」
こうして納得してくれるからありがたい。その代わりに俺が何かをする時はベラを同伴しないとお父上様やお母上様にチクられるという抑止力によって成り立っているが。
この件を終わらせるために、剣の魔道具を作り出した。
「魔道具ですか?」
「うん。これで斬ればもうこの魔法陣のことを心配することは二度とないよ」
「二度と。もしかしなくても二度と発動することがない効果がありますか?」
「そうだよ。この剣で斬られたらこの世界から消えるんだ」
ま、実際のところは世界から隔絶させるという効果を持っている。そしてこれは人間にも有効な恐ろしい魔剣。
「消えるとは?」
「誰も覚えていられないし誰ももう使えない、と思う」
「……恐ろしい効果ですが、なるほど、そういう効果なら安心ですね」
「そうだね」
剣を振り上げて、下の地面ごと魔法陣を切り裂いた。
その瞬間、俺以外のすべての記憶、情報から、アカシックレコードからすらこの魔法陣は抹消された。
「……さっきまで見ていましたが、全く魔法陣のことが思い出せません」
「僕もだよ。だからこれで魔素濃度が高くなることはないね」
俺は覚えているが、ベラの話に合わせておく。
「こう申してはあれですが、あなたさままでお忘れになることは能力に振り回されている気がします」
「これを使う時はそれくらいに面倒なものだってことだよ。大丈夫、この剣は封印しておくから」
「お願いします」
こうして今後起こる災厄を一つ、消すことはできた。
リアルタイムマップで確認していたが、何かあると思うくらいにこんな真夜中に聖堂には人が集まっていた。
表立って見張りはいないが、地下にある広間にはローブを着ている七天教会の信者たちが異常なほどに集まっている。
俺とベラはその広間の前に転移していた。
「ここだね」
「はい。……内容はお聞きしていなかったのですが、何が目的なのですか?」
「とりあえず怪しげにやっている儀式を潰すことだよ」
「なるほど。そのためにこれが必要だったのですね」
ベラの両足に着けている、緑色の鎧は俺が作った魔道具だ。
ベラが静粛さんを倒した時に使っていたのは足技だったから、足の魔道具をプレゼントした。
特殊な魔法を組み込んでいるわけではないが、あり得ないくらいに身体能力を強化して蹴りの威力や移動速度を高くしている。
やろうと思えばこの星をかかと落としで真っ二つにできるくらいには、強くしてある。
「この魔道具の名前はついているのですか?」
「ううん、まだついてないよ」
考えるとすれば、魔を断ち切るというところからつけようかと思っているな。
「それでは『アーサーレッグ』でよろしいですか?」
「何で僕の足?」
「アーサーさまのお名前が付いている方が私は嬉しく思います」
えっ、他のみんなもそうなのか? 普通にダサいと思うんだが。
まだアーサーシリーズとか名前が付くのなら分かるんだが、そのまま名前が付けられると少しだけ恥ずかしくなる。
「ダメでしょうか……?」
「ううん、アーサーレッグにしようか」
「ありがとうございます」
名前が付いたからといっても特に変わることではないからそこら辺はどうでもいいか。ベラの気が済むのなら。
「アーサーさま、決して私から離れないでください。むしろ離れないように私が抱えておきます」
「それはさすがにベラが戦いにくいから、離れないようにしているよ。それに僕はパスカルに鍛えられているんだよ? 大丈夫だよ」
「それでも心配ですから」
本気で俺のことを抱きかかえて戦おうとしているベラだが、それはさすがにやめてもらう。
「行きます」
「お願い」
ベラの蹴りにより、広間に繋がる扉が吹っ飛び、人をたくさん巻き込んで止まった。
「……アーサーさま、やりすぎです」
「ごめんね。ベラのために頑張っちゃった」
「それはありがとうございます」
儀式の中央に向け歩き始めた俺の歩幅に合わせてくれるベラ。
「何事だ!?」
「侵入者だ!」
「この神聖な儀式に邪魔をいれるとは愚か者が!」
七天教会の人間たちが驚きながらも、ざわついてこちらに向けて攻撃を仕掛けてこようとする。
戦士ではないから驚いて動けないかと思ったが、案外動けるものだな。まあ元の世界の人間と比べたらいけないか。
色々な属性の魔法を遠距離から放ってくるが、それをベラが蹴りで一掃した。
「あの中央までお願い」
「かしこまりました。殲滅します」
俺の目的はこいつらを倒すことではない。あの中央の儀式の魔法陣を壊すために来た。
でもベラ的にはこいつらを倒した方がいいと考えたのだろう。俺もそちらの方が早く済みそうだと思ったし。
「背教者め!」
「神の名のもとに成敗してくれる!」
遠距離が無理ならと、今度は光の魔法で剣を作り出して近づいてくる信者たち。
だがそんなことは関係なく、ベラは近づく奴らをすべて足技でなぎ倒していく。
「多い……」
「大丈夫?」
ベラがぼやくくらいには信者たちの数は多く、信じられないくらいの狂気は感じ取れる。
「多いだけで何も問題はありません。この鎧のおかげで不思議と疲れは出ません。ただ鬱陶しいと思っているだけです」
鬱陶しいだけでもかなりうざいと思うが、相手も無限ではない。ベラが的確に相手を倒していっているから、段々と減ってきている。
ただし圧倒的なベラを見て、中央の魔法陣で何かをしようとしている信者たち。
「僕は大丈夫だから一人で数を減らしてきていいよ」
「いいえ、それはできません。やるとすれば私にしがみつかれる以外に方法はありません」
ほぼ全能の俺なら一瞬で制圧できるし、ベラがいなくても攻撃を受けることはない。
でもこうして攻撃しようとしたらイマイチ手加減ができないかもしれないから控えている。
ま、適当に雷魔法でも放っておこう、と思ったのが間違いだ。
軽い魔法のはずが一撃で俺の指先にいる敵がすべて倒れ伏せていた。
「凄まじい威力ですね。さすがです」
「あー、うん、そうだね」
ちゃんと考えてやらないとこうなることはほぼ全能を試した日から分かっていたはずなのに。
ディンドランさんの時はちゃんとインパクトを重視していたからまだ大丈夫だった。
ある一定の効果しか出ない魔法陣を使えば、何とか魔法は規格通りになってくれるが、もう初手でこんな魔法を出したのだから、ベラに隠す必要はないか。
「僕が遠くの人を狙うから、近くの人をお願い」
「かしこまりました」
ベラの疲労も考えてとっとと終わらせるために積極的に魔法を使うことにした。
凄まじい狂気を感じさせる信者たちだが、俺とベラのコンビネーションによってどんどんと数を減らしていき、最後の一人を倒した。
「ふぅ、片付けは終わったね」
「はい。これで安全に向かえます」
「すぐに終わるから全員倒すことはなかったのに」
「真夜中のデートに無粋な声は必要ありませんから」
こんなものでデートとは言わせない。もっとロマンティックなものがいいだろ。
信者たちを通り過ぎ、信者たちが集まっていた中央の魔法陣に近づく俺とベラ。
「これは一体どのような魔法陣ですか?」
「最終的には魔物を凶暴化させる魔法だよ」
目の前の魔法陣はほぼ完成されており、これが完成して発動されれば厄介になっていた。
「……なぜ七天教会が……?」
「そうしたくてしているわけじゃないみたい。この魔法は周囲の魔素濃度を上げる魔法みたい」
「魔素濃度を、ですか?」
「魔素濃度が高ければそれだけ魔力を保有することができるから、魔力の底上げをしたかったのかも」
「それでどうして魔物を凶暴化させる魔法になるのですか? それだけなら厄介な教会の人間たちというだけの認識で終わります。所詮は信徒です」
「このままならね。公爵家や探索者ギルドに太刀打ちするために、さらに効果を強めて、魔素濃度を高くして、効果範囲を広げる。そうしたら、人間どころか動物や魔物すらその魔素濃度に耐えられなくなって、魔物が凶暴化する結果になるよ。魔素濃度が高いアヴァロンの魔物が凶暴な理由がこれだね」
魔素濃度が高ければ、確かに魔力保有量が上がるかもしれない。でも大抵はそれに体が付いて行けずに魔素中毒になるのがオチだ。
魔素中毒になるだけならいいが、元々魔力によって変化した魔物は高濃度魔素によってより変化して手に負えない状態になる。
「理由は分かりました。ですが、なぜ七天教会がこのようなことをやっているとお分かりになられたのですか?」
そこを突っ込まれることはベラを連れてきた時点で分かっていたことだ。
「僕って、こういう危険になりそうなことは何となく分かるんだ」
ウソは言っていないし、こういうしかないよね。
「……これ以上は何も言いません。ただし、そういうことがあれば必ず私にお伝えください」
「うん、ありがとう」
こうして納得してくれるからありがたい。その代わりに俺が何かをする時はベラを同伴しないとお父上様やお母上様にチクられるという抑止力によって成り立っているが。
この件を終わらせるために、剣の魔道具を作り出した。
「魔道具ですか?」
「うん。これで斬ればもうこの魔法陣のことを心配することは二度とないよ」
「二度と。もしかしなくても二度と発動することがない効果がありますか?」
「そうだよ。この剣で斬られたらこの世界から消えるんだ」
ま、実際のところは世界から隔絶させるという効果を持っている。そしてこれは人間にも有効な恐ろしい魔剣。
「消えるとは?」
「誰も覚えていられないし誰ももう使えない、と思う」
「……恐ろしい効果ですが、なるほど、そういう効果なら安心ですね」
「そうだね」
剣を振り上げて、下の地面ごと魔法陣を切り裂いた。
その瞬間、俺以外のすべての記憶、情報から、アカシックレコードからすらこの魔法陣は抹消された。
「……さっきまで見ていましたが、全く魔法陣のことが思い出せません」
「僕もだよ。だからこれで魔素濃度が高くなることはないね」
俺は覚えているが、ベラの話に合わせておく。
「こう申してはあれですが、あなたさままでお忘れになることは能力に振り回されている気がします」
「これを使う時はそれくらいに面倒なものだってことだよ。大丈夫、この剣は封印しておくから」
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