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全能の爆誕
027:サグラモール家との食事会。
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「これ、さっきから気になっていたけど、クレアのアイコン? はアニェスよね」
ノエルさんがようやくその話題に触れてきた。いつ触れてくるのかと思っていた。
「はい。アーサーさまにかいてもらいました」
クレアさんはさっき俺がかいたアニェスを大切に服にしまっていたため、そこから取り出してノエルさんに見せた。
「わっ、すごいね。チラッとマンガを見たけどアーサーくんがかいたんだ」
あー、この屋敷に来る人がいたらそこら中にマンガが設置されているから見るか。
しかもまだ発売されていない『叛逆の英雄』のマンガだ。その登場キャラをかける人がいれば、その人が作者だと分かる。
「そうですよ。何かかいてもらいたいものがあればかきますよ」
「ホント!?」
それに反応したのはなぜかルーシー姉さんだった。
「いいよ」
「それならマルグリットがいいわ!」
「分かった」
どうせ全員から言われると思ったから紙とペンはすでに用意していた。
マルグリットは『叛逆の英雄』の主人公ジャックの幼馴染で、メインヒロインの女の子だ。
マンガではすでに登場しているから少し工夫をしたい。登場時で十五歳の女の子だから、大人になった姿をかくことにした。
俺がかき始めると四人が俺の手元をジッと見ていることに少し気恥ずかしさを感じるが、それでもすぐにかき終わった。
「はい、できたよ!」
「こ、これって、大人のマルグリットね……!」
「ダメだった?」
「全然そんなことはないわ! こっちの方が私は好きね!」
ルーシー姉さんが気に入ってくれて良かった。ルーシー姉さんは早速写真を撮ってアイコンに設定していた。
「次は……」
「じゃ私~」
残りの二人の内、俺が聞いても答えられない人が一人いるからノエルさんになってしまう。
だがノエルさんに鋭い視線を向けるシルヴィー姉さん。
「ここは私に決まっている」
「それならさっき答えたらよかったじゃない」
「……当然のことだから答えなかっただけ」
「ふぅん……」
怪しんでいる視線をシルヴィー姉さんに送っているノエルさん。
そしてシルヴィー姉さんはメッセージアプリで俺個人に『フィリップ』と送ってきた。
「フィリップだね。分かった」
フィリップはジャックとマルグリットが旅をしている時に出会った貴公子のような旅人で、ジャックのパーティーに入る登場人物。
貴公子のような人だからとびっきりカッコつけてかいた。
「はい、かけたよ」
「……ん」
頬を少し緩ませてすぐにルーシー姉さんと同じことをするシルヴィー姉さん。
ちゃんとメッセージアプリで『ありがとう。カッコいい』と送ってくれた。
「私から言い出したのに最後になったのはどういうこと~」
「あー……ごめんなさい?」
「特別な物をかいてもらわないといけないね」
「何でも言ってください」
「おっ、さすが。それならジャックのパーティーメンバーをカッコよくかいて」
「……分かりました」
要はマンガの表紙になるような感じでかけってことだな。それをノエルさんが理解していないと思うし、無茶ぶりな感じで言ったのだろう。
だけどその程度が無茶ぶりなわけがないし、俺は余裕でジャックを含む五人が戦闘中の感じを出した、マンガの表紙のようにかいた。
「できましたよ」
「……わお、私の想像以上の出来だね。ありがと」
少しだけ不満げなノエルさんだが、この絵に関しては不満はなさそうだ。
「えぇ!? なにそのカッコいい絵は!? ずるいわよ!」
「ふふっ、かいてもらった人勝ちね」
「私もかいて! アーサー!」
うるさくなったなと思いながら、夕食に呼ばれるまでそういうのが続いた。
☆
「いやぁ美味いな! ランスロットの領地から取れた食材は!」
「それは良かった」
ただいまランスロット家とサグラモール家が集まって夕食を食べていた。そしてエリオットさんはとても美味しそうに食べている。
「本当にむさくるしい男ね……」
「まぁまぁ、美味しそうに食べているんだからいいじゃない~」
それを見てゾーイさんが顔をしかめているが、どうしてこの人とエリオットさんが結婚したのかイマイチ分からないな。
特に貴族としての席順など、そういうことが関係ないと言わんばかりの各々が好きな席に座っていた。
俺の両隣はジャンケンと俺の意思の結果、クレアさんとルーシー姉さんが座ることになり、正面にシルヴィー姉さんとノエルさんがいる。
「はい、あーん」
「あーん」
「美味しい?」
「美味しいよ」
「良かったわ!」
別にルーシー姉さんが作ったわけではないだろうが、まあそこは場のノリということでルーシー姉さんに美味しいと言う。
これ以外にもそれなりに甘やかされている俺は転生者だからいいけど、普通の四歳ならこうしているとまず間違いなくとんでもない化け物が生まれてしまうのは言うまでもない。自分中心に世界が回っていると言わんばかりの態度に違いない。
「クレアさん?」
「は、はいぃ!?」
さっきから俺の方を見てボーっとしているクレアさんに話しかけると驚いた声を上げたクレアさん。
「さっきから食べていないですけど、大丈夫ですか? 口に合いませんでしたか?」
「い、いえ! とても美味しいです! サグラモール家では味わえない料理です!」
ならどうしたのだろうか。
……もしかして、俺にあーんをしたいのか? いやまさか。それか俺にあーんをしてもらいたいのか。
「あーん、しましょうか?」
「えっ!? い、いえ大丈夫です!」
「遠慮しなくても大丈夫ですよ?」
「うっ……」
少しからかって俺がクレアさんの口に料理を運ぶと、クレアさんは顔を真っ赤にさせながら食べた。
「どうですか?」
「……味がしません……」
なにこの可愛い生物は。
そして正面にいるシルヴィー姉さんからの殺気がすごくて、ノエルさんは愉快に笑みを浮かべている。
「アーサー、私にあーんしなさいよ。私だけするのは不公平よ」
「はーい」
されるがままということは言わずに、我がままルーシー姫にあーんをするとみるみる機嫌を直してくれた。
「それにしても、数年前から料理人を変えているのか? 相当美味しく感じるんだが」
「いいや、料理人は変わっていないよ。ただとれた食材の品質が良くなっているんだ、アーサーが生まれた年からね」
「ほぉ……? それは神に愛されている感じがするな」
「実際、僕はそうだと思っているよ。アーサーが生まれた時から見ているのに、全くアーサーの底が見えないんだからね」
「それは笑えるくらいに面白いな」
「全くだよ」
お父上様とエリオットさんが会話している時にこちらに視線を向けているが、その視線を合わせないようにシルヴィー姉さんとルーシー姉さんからご飯をもらう。
「ねぇ、スザンヌ~」
「なぁに~?」
「私と結婚しましょう?」
「結婚しているでしょう~?」
「あんなむさくるしい奴とは別れるからぁ」
「そんなこと言わないの~。エリオットのこと好きなんでしょう~」
「……たぶん」
「そこは断言してくれ俺が泣くぞ」
少し酔っ払っているのか、ゾーイさんがお母上様に寄りかかって絡んでいる。ゾーイさんは本当にお母上様のことが好きなんだなぁ。
「いやぁ~、それにしても少しの間でクレアと仲良くできたアーサーくんには恐れ入った! あの堅物のアルノからこんな女たらしが生まれてくるとはな!」
「言い方が悪いよ、エリオット。ただアーサーがいい子だからクレアちゃんも分かってくれただけだ」
「そういうところも変わったよな、アルノ。子供が生まれる前までは誰に対しても厳しい目で見てきたのに、子供ができたら子供に甘々ときた! お前は変わったな、いい方に」
「フッ、僕は何も変わっていないさ」
こうしてお父上様とエリオットさんの話を聞いているとお父上様の新しい一面が知れて少し新鮮な気持ちになる。
別に俺の全能の力を使えばすべてを知ることができるけど、そういうことは時の流れから知った方が面白さが出てくると思うし、特に使う理由がない。
まあ、こういうところでしかお父上様やお母上様の話を聞く機会はない。親が子に自分の話をすることなんてそうそうないのは前世でも同じことだ。
だからもう少しエリオットさんから話を聞きたいなぁって思ったけど……もうエリオットさんやゾーイさんがお酒をがばがば飲んで出来上がっているからそれはできなさそうだ。
ノエルさんがようやくその話題に触れてきた。いつ触れてくるのかと思っていた。
「はい。アーサーさまにかいてもらいました」
クレアさんはさっき俺がかいたアニェスを大切に服にしまっていたため、そこから取り出してノエルさんに見せた。
「わっ、すごいね。チラッとマンガを見たけどアーサーくんがかいたんだ」
あー、この屋敷に来る人がいたらそこら中にマンガが設置されているから見るか。
しかもまだ発売されていない『叛逆の英雄』のマンガだ。その登場キャラをかける人がいれば、その人が作者だと分かる。
「そうですよ。何かかいてもらいたいものがあればかきますよ」
「ホント!?」
それに反応したのはなぜかルーシー姉さんだった。
「いいよ」
「それならマルグリットがいいわ!」
「分かった」
どうせ全員から言われると思ったから紙とペンはすでに用意していた。
マルグリットは『叛逆の英雄』の主人公ジャックの幼馴染で、メインヒロインの女の子だ。
マンガではすでに登場しているから少し工夫をしたい。登場時で十五歳の女の子だから、大人になった姿をかくことにした。
俺がかき始めると四人が俺の手元をジッと見ていることに少し気恥ずかしさを感じるが、それでもすぐにかき終わった。
「はい、できたよ!」
「こ、これって、大人のマルグリットね……!」
「ダメだった?」
「全然そんなことはないわ! こっちの方が私は好きね!」
ルーシー姉さんが気に入ってくれて良かった。ルーシー姉さんは早速写真を撮ってアイコンに設定していた。
「次は……」
「じゃ私~」
残りの二人の内、俺が聞いても答えられない人が一人いるからノエルさんになってしまう。
だがノエルさんに鋭い視線を向けるシルヴィー姉さん。
「ここは私に決まっている」
「それならさっき答えたらよかったじゃない」
「……当然のことだから答えなかっただけ」
「ふぅん……」
怪しんでいる視線をシルヴィー姉さんに送っているノエルさん。
そしてシルヴィー姉さんはメッセージアプリで俺個人に『フィリップ』と送ってきた。
「フィリップだね。分かった」
フィリップはジャックとマルグリットが旅をしている時に出会った貴公子のような旅人で、ジャックのパーティーに入る登場人物。
貴公子のような人だからとびっきりカッコつけてかいた。
「はい、かけたよ」
「……ん」
頬を少し緩ませてすぐにルーシー姉さんと同じことをするシルヴィー姉さん。
ちゃんとメッセージアプリで『ありがとう。カッコいい』と送ってくれた。
「私から言い出したのに最後になったのはどういうこと~」
「あー……ごめんなさい?」
「特別な物をかいてもらわないといけないね」
「何でも言ってください」
「おっ、さすが。それならジャックのパーティーメンバーをカッコよくかいて」
「……分かりました」
要はマンガの表紙になるような感じでかけってことだな。それをノエルさんが理解していないと思うし、無茶ぶりな感じで言ったのだろう。
だけどその程度が無茶ぶりなわけがないし、俺は余裕でジャックを含む五人が戦闘中の感じを出した、マンガの表紙のようにかいた。
「できましたよ」
「……わお、私の想像以上の出来だね。ありがと」
少しだけ不満げなノエルさんだが、この絵に関しては不満はなさそうだ。
「えぇ!? なにそのカッコいい絵は!? ずるいわよ!」
「ふふっ、かいてもらった人勝ちね」
「私もかいて! アーサー!」
うるさくなったなと思いながら、夕食に呼ばれるまでそういうのが続いた。
☆
「いやぁ美味いな! ランスロットの領地から取れた食材は!」
「それは良かった」
ただいまランスロット家とサグラモール家が集まって夕食を食べていた。そしてエリオットさんはとても美味しそうに食べている。
「本当にむさくるしい男ね……」
「まぁまぁ、美味しそうに食べているんだからいいじゃない~」
それを見てゾーイさんが顔をしかめているが、どうしてこの人とエリオットさんが結婚したのかイマイチ分からないな。
特に貴族としての席順など、そういうことが関係ないと言わんばかりの各々が好きな席に座っていた。
俺の両隣はジャンケンと俺の意思の結果、クレアさんとルーシー姉さんが座ることになり、正面にシルヴィー姉さんとノエルさんがいる。
「はい、あーん」
「あーん」
「美味しい?」
「美味しいよ」
「良かったわ!」
別にルーシー姉さんが作ったわけではないだろうが、まあそこは場のノリということでルーシー姉さんに美味しいと言う。
これ以外にもそれなりに甘やかされている俺は転生者だからいいけど、普通の四歳ならこうしているとまず間違いなくとんでもない化け物が生まれてしまうのは言うまでもない。自分中心に世界が回っていると言わんばかりの態度に違いない。
「クレアさん?」
「は、はいぃ!?」
さっきから俺の方を見てボーっとしているクレアさんに話しかけると驚いた声を上げたクレアさん。
「さっきから食べていないですけど、大丈夫ですか? 口に合いませんでしたか?」
「い、いえ! とても美味しいです! サグラモール家では味わえない料理です!」
ならどうしたのだろうか。
……もしかして、俺にあーんをしたいのか? いやまさか。それか俺にあーんをしてもらいたいのか。
「あーん、しましょうか?」
「えっ!? い、いえ大丈夫です!」
「遠慮しなくても大丈夫ですよ?」
「うっ……」
少しからかって俺がクレアさんの口に料理を運ぶと、クレアさんは顔を真っ赤にさせながら食べた。
「どうですか?」
「……味がしません……」
なにこの可愛い生物は。
そして正面にいるシルヴィー姉さんからの殺気がすごくて、ノエルさんは愉快に笑みを浮かべている。
「アーサー、私にあーんしなさいよ。私だけするのは不公平よ」
「はーい」
されるがままということは言わずに、我がままルーシー姫にあーんをするとみるみる機嫌を直してくれた。
「それにしても、数年前から料理人を変えているのか? 相当美味しく感じるんだが」
「いいや、料理人は変わっていないよ。ただとれた食材の品質が良くなっているんだ、アーサーが生まれた年からね」
「ほぉ……? それは神に愛されている感じがするな」
「実際、僕はそうだと思っているよ。アーサーが生まれた時から見ているのに、全くアーサーの底が見えないんだからね」
「それは笑えるくらいに面白いな」
「全くだよ」
お父上様とエリオットさんが会話している時にこちらに視線を向けているが、その視線を合わせないようにシルヴィー姉さんとルーシー姉さんからご飯をもらう。
「ねぇ、スザンヌ~」
「なぁに~?」
「私と結婚しましょう?」
「結婚しているでしょう~?」
「あんなむさくるしい奴とは別れるからぁ」
「そんなこと言わないの~。エリオットのこと好きなんでしょう~」
「……たぶん」
「そこは断言してくれ俺が泣くぞ」
少し酔っ払っているのか、ゾーイさんがお母上様に寄りかかって絡んでいる。ゾーイさんは本当にお母上様のことが好きなんだなぁ。
「いやぁ~、それにしても少しの間でクレアと仲良くできたアーサーくんには恐れ入った! あの堅物のアルノからこんな女たらしが生まれてくるとはな!」
「言い方が悪いよ、エリオット。ただアーサーがいい子だからクレアちゃんも分かってくれただけだ」
「そういうところも変わったよな、アルノ。子供が生まれる前までは誰に対しても厳しい目で見てきたのに、子供ができたら子供に甘々ときた! お前は変わったな、いい方に」
「フッ、僕は何も変わっていないさ」
こうしてお父上様とエリオットさんの話を聞いているとお父上様の新しい一面が知れて少し新鮮な気持ちになる。
別に俺の全能の力を使えばすべてを知ることができるけど、そういうことは時の流れから知った方が面白さが出てくると思うし、特に使う理由がない。
まあ、こういうところでしかお父上様やお母上様の話を聞く機会はない。親が子に自分の話をすることなんてそうそうないのは前世でも同じことだ。
だからもう少しエリオットさんから話を聞きたいなぁって思ったけど……もうエリオットさんやゾーイさんがお酒をがばがば飲んで出来上がっているからそれはできなさそうだ。
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