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全能の爆誕
008:スマホ、広まる。
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ルーシー姉さんが口を滑らせないか少しドキドキしながらも、頻度が減ったとは言え通話してくる回数は多いと思っているところだ。
バレたらバレたで、まあ別にヤバくはない。ただメンドウなだけだ。だからそこまで必死になることでもない。
でもまあ、時間の問題ではあるよな。ルーシー姉さんが口を滑らせなくてもそれを家族が察せれないわけがない。
『それでねアーサー』
「うん」
今現在ルーシー姉さんと会話しており、これで会話するくらいなら会って話せばいいだろうと思っているのだが、ハマっているのだからこれで会話したいのだろう。
『パスカルが――』
「お姉ちゃん?」
急に喋るのを止めたルーシー姉さんを不思議に思ったから聴力を強化させてどうなっているのか状況を確認する。
『ルーシー、それは何?』
『な、何のことよ』
『後ろに隠しても分かっている』
『隠してない! スマホなんて隠してないわ!』
『すまほ?』
あぁ、もうダメだ。
声からしてシルヴィー姉さんに問い詰められてルーシー姉さんが口を滑らせてしまった。
『アーサーの声も聞こえた気がする。どういうこと?』
『そ、そそそそそそんなことないわよ!』
うわ、ルーシー姉さん隠すの下手すぎ。そしてシルヴィー姉さんは電話越しなのに聞こえるのかよ。
もうこうなればシルヴィー姉さんに話した方が早いだろう。
でもここで問題なのは、シルヴィー姉さんが俺との会話に応じてくれるかどうかだ。
俺は問題ないし、シルヴィー姉さんも本心では問題ないだろう。だが俺と会話することができるのかどうかが疑問だ。
「ルーシーお姉ちゃん。シルヴィーお姉ちゃんに代わってくれる? スマホのことも伝えて大丈夫だよ」
『えっ……お姉ちゃんよ? 大丈夫なの?』
「たぶん大丈夫。それにそれを聞くのはシルヴィーお姉ちゃんの方だよ」
『あっ、そうよね。聞いてみるわ』
これでシルヴィー姉さんが俺と話したくないと言えば、ルーシー姉さんに説明をしてもらわないといけないわけだが、それをこの世界の七歳であるルーシー姉さんにできるとは思わない。
『お姉ちゃん。この魔道具でアーサーと話せるんだけど、アーサーに代わってって言われたわ。話せる?』
『……話す』
『えっ、い、いいの?』
『問題ない』
どうやらシルヴィー姉さんは覚悟を決めてくれたようだ。
弟に話すくらいでそんな覚悟を決めてほしくはないのだが。
『……アーサー?』
「シルヴィーお姉ちゃん。こうやって話すのは初めてな感じがするね」
まあ少しだけ会話したことはあるけれどないに等しいくらいだ。
『……そう』
「この魔道具、スマホの説明だったね。これは僕が固有魔法で作ったものだよ!」
『……そう……これは、なに?』
「このスマホを持っている人同士だったら、離れた場所でも会話することができるよ!」
『……そう……すごい』
めっちゃシルヴィー姉さんの声が震えているのが分かるし、めっちゃ口数少ない。コミュ障かよ。
緊張からかよく分からないが、俺を嫌っている様子ではなさそうだ。
「シルヴィーお姉ちゃんもスマホいる?」
『……いいの?』
「元々広めようとは思っていたけど、少し大事になりそうだと思ったから僕が成長してから広めようと思っていたんだ」
『……それは、いい判断……これは、とてもすごい』
おぉ、さすがシルヴィー姉さん。七歳と十一歳では物の見方はやはり違う。
それにしても、もう少し俺と会話する時にどうにかならないものか。
「今お姉ちゃんたちはどこにいるの?」
『……ルーシーの、部屋』
「今行くね!」
『……分かった』
通話を切ってルーシー姉さんの部屋に向かう。
俺が部屋にいる時ならベラはそれなりにプライバシーを守ってくれるから、部屋の中でスマホを使うことは問題ない。
でもそれ以外の時ならベラにストーカーされているからスマホを使うことはできない。
幻を見せてスマホを使っている姿を見せないようにはできるけど、違和感を持たれたら一番メンドウだからやめておく。
すぐにルーシー姉さんの部屋にたどり着き、ノックをするとすぐにルーシー姉さんが出てきた。
「よく来たわねアーサー!」
「うん、来たよ!」
俺を抱きしめながら部屋の中に連れ込むルーシー姉さん。
部屋の中には椅子に座ったシルヴィー姉さんがいて、俺に一度視線を向けるだけですぐに机の上にあるスマホに視線を移した。
「はい、シルヴィーお姉ちゃん」
ルーシー姉さんに抱きしめられながら、すぐに作ったシルヴィー姉さん用のスマホをシルヴィー姉さんに渡した。
「……ん……ありがとう」
あまり表情を動かしていないが、俺にはシルヴィー姉さんが嬉しそうにしているように見える。
本当のところは分からないけど、ここで心を読んだり感情を読み取ったりはしない。それは全裸を見せるよりも恥ずかしいことだと俺自身が思っているからすることはない。
「スマホの操作方法を教えるね」
「……ん」
ルーシー姉さんも一緒になってスマホを覗き込みながらスマホの使い方をルーシー姉さんと同じようにシルヴィー姉さんに教えた。
俺は喋っていたが、シルヴィー姉さんは『ん』くらいしか返事をしてくれなかった。
一通り使えるようになったシルヴィー姉さんは物珍しくスマホをいじっていた。
「お姉ちゃんって、アーサーが嫌いじゃないの?」
そんな時に、ルーシー姉さんがズバッとシルヴィー姉さんに踏み込んで聞いた。
「別に。そんなことはない」
俺とじゃなければホントにちゃんと喋っているな、シルヴィー姉さん。
「それなら何でちゃんと喋れないの?」
「……私は普通に接しているつもり」
「いやいや、普通じゃないわよ。今話しているのが普通だから」
「それはルーシーの主観に過ぎない」
「お父さんやお母さんに聞いてもそうなるわよ! 私が変みたいな感じに言わないで!」
「姉が正義なのは当然」
「横暴……でもそれならアーサーにとっての正義も私になるのね……?」
あぁ、変なことを考えているぞルーシー姉さんが。
シルヴィー姉さんが勝手に言っているだけで、俺は姉を正義にするつもりはない。
前世では横暴な姉というものが当然みたいな話を聞いたことがあるのだが、今世ではそうなのだろうか。
「そうじゃなくて! お姉ちゃんが普通に接しているつもりなら、もう一回話してみてよ」
「それくらい余裕」
さっきから俺の方に一切視線を向けてこなかったシルヴィー姉さんが俺に視線を向けた。
「なに? シルヴィーお姉ちゃん」
「あ……ん……」
俺と目が合ったシルヴィー姉さんは、一切喋ることなく俺から視線をそらした。
「お姉ちゃん、喋れてないわよ」
「ゴホン、少しだけ喉の調子が悪かっただけ。次は問題ない」
まあ結果は分かっているけどまたシルヴィー姉さんに付き合うことにした。
「スマホ、どう?」
「い……い……ん……」
「お姉ちゃん、いい加減に認めたら?」
「通話をしている時よりも酷い気がするね」
「うっ……」
やはり無理だったシルヴィー姉さんは少しだけ顔を赤くさせている。もちろん俺から視線を外して。
「通話でならできるかな? 会話するの」
「それ同じことだと思うわよ?」
「でも通話の時はこれよりは良かったから……」
「そうだけど……」
「通話なら、できると思う」
俺の提案にシルヴィー姉さんが乗ってきてくれた。
「ならやってみようか。僕が部屋のすみにいるから通話をかけるね」
「……ん」
俺はルーシー姉さんの部屋のすみに移動してシルヴィー姉さんのスマホに通話をかけた。
『……アーサー?』
「うん。シルヴィーお姉ちゃん?」
『……そう……スマホ……本当に、ありがとう……』
「僕もこうして通話できる人ができて嬉しいから気にしないで」
『……そう……通話……また、いい……?』
「全然いいよ!」
「私の通話する時間が減るから嫌よ!」
まあルーシー姉さんからすればそうだろうな。でもさすがに姉が弟に対してマトモに口をきけない状況は直しておきたいんだ。
「ルーシーお姉ちゃんには新機能をいち早く伝えるからそれで許して?」
「……内容によるわね」
「前に言ったメールとかどう? 伝えたい言葉をスマホにそのまま送れるよ! 文通のスマホ版だね」
「それは面白そうね! すぐに作って!」
「またあとでね」
これでシルヴィー姉さんとの通話は邪魔されそうにないな。
「そういうことだから、僕と喋れるようになるように通話しようね!」
『……えぇ、ありがとう』
姉二人の相手ってこんなに労力がいるのか? 別に疲れてないからいいんだが。
バレたらバレたで、まあ別にヤバくはない。ただメンドウなだけだ。だからそこまで必死になることでもない。
でもまあ、時間の問題ではあるよな。ルーシー姉さんが口を滑らせなくてもそれを家族が察せれないわけがない。
『それでねアーサー』
「うん」
今現在ルーシー姉さんと会話しており、これで会話するくらいなら会って話せばいいだろうと思っているのだが、ハマっているのだからこれで会話したいのだろう。
『パスカルが――』
「お姉ちゃん?」
急に喋るのを止めたルーシー姉さんを不思議に思ったから聴力を強化させてどうなっているのか状況を確認する。
『ルーシー、それは何?』
『な、何のことよ』
『後ろに隠しても分かっている』
『隠してない! スマホなんて隠してないわ!』
『すまほ?』
あぁ、もうダメだ。
声からしてシルヴィー姉さんに問い詰められてルーシー姉さんが口を滑らせてしまった。
『アーサーの声も聞こえた気がする。どういうこと?』
『そ、そそそそそそんなことないわよ!』
うわ、ルーシー姉さん隠すの下手すぎ。そしてシルヴィー姉さんは電話越しなのに聞こえるのかよ。
もうこうなればシルヴィー姉さんに話した方が早いだろう。
でもここで問題なのは、シルヴィー姉さんが俺との会話に応じてくれるかどうかだ。
俺は問題ないし、シルヴィー姉さんも本心では問題ないだろう。だが俺と会話することができるのかどうかが疑問だ。
「ルーシーお姉ちゃん。シルヴィーお姉ちゃんに代わってくれる? スマホのことも伝えて大丈夫だよ」
『えっ……お姉ちゃんよ? 大丈夫なの?』
「たぶん大丈夫。それにそれを聞くのはシルヴィーお姉ちゃんの方だよ」
『あっ、そうよね。聞いてみるわ』
これでシルヴィー姉さんが俺と話したくないと言えば、ルーシー姉さんに説明をしてもらわないといけないわけだが、それをこの世界の七歳であるルーシー姉さんにできるとは思わない。
『お姉ちゃん。この魔道具でアーサーと話せるんだけど、アーサーに代わってって言われたわ。話せる?』
『……話す』
『えっ、い、いいの?』
『問題ない』
どうやらシルヴィー姉さんは覚悟を決めてくれたようだ。
弟に話すくらいでそんな覚悟を決めてほしくはないのだが。
『……アーサー?』
「シルヴィーお姉ちゃん。こうやって話すのは初めてな感じがするね」
まあ少しだけ会話したことはあるけれどないに等しいくらいだ。
『……そう』
「この魔道具、スマホの説明だったね。これは僕が固有魔法で作ったものだよ!」
『……そう……これは、なに?』
「このスマホを持っている人同士だったら、離れた場所でも会話することができるよ!」
『……そう……すごい』
めっちゃシルヴィー姉さんの声が震えているのが分かるし、めっちゃ口数少ない。コミュ障かよ。
緊張からかよく分からないが、俺を嫌っている様子ではなさそうだ。
「シルヴィーお姉ちゃんもスマホいる?」
『……いいの?』
「元々広めようとは思っていたけど、少し大事になりそうだと思ったから僕が成長してから広めようと思っていたんだ」
『……それは、いい判断……これは、とてもすごい』
おぉ、さすがシルヴィー姉さん。七歳と十一歳では物の見方はやはり違う。
それにしても、もう少し俺と会話する時にどうにかならないものか。
「今お姉ちゃんたちはどこにいるの?」
『……ルーシーの、部屋』
「今行くね!」
『……分かった』
通話を切ってルーシー姉さんの部屋に向かう。
俺が部屋にいる時ならベラはそれなりにプライバシーを守ってくれるから、部屋の中でスマホを使うことは問題ない。
でもそれ以外の時ならベラにストーカーされているからスマホを使うことはできない。
幻を見せてスマホを使っている姿を見せないようにはできるけど、違和感を持たれたら一番メンドウだからやめておく。
すぐにルーシー姉さんの部屋にたどり着き、ノックをするとすぐにルーシー姉さんが出てきた。
「よく来たわねアーサー!」
「うん、来たよ!」
俺を抱きしめながら部屋の中に連れ込むルーシー姉さん。
部屋の中には椅子に座ったシルヴィー姉さんがいて、俺に一度視線を向けるだけですぐに机の上にあるスマホに視線を移した。
「はい、シルヴィーお姉ちゃん」
ルーシー姉さんに抱きしめられながら、すぐに作ったシルヴィー姉さん用のスマホをシルヴィー姉さんに渡した。
「……ん……ありがとう」
あまり表情を動かしていないが、俺にはシルヴィー姉さんが嬉しそうにしているように見える。
本当のところは分からないけど、ここで心を読んだり感情を読み取ったりはしない。それは全裸を見せるよりも恥ずかしいことだと俺自身が思っているからすることはない。
「スマホの操作方法を教えるね」
「……ん」
ルーシー姉さんも一緒になってスマホを覗き込みながらスマホの使い方をルーシー姉さんと同じようにシルヴィー姉さんに教えた。
俺は喋っていたが、シルヴィー姉さんは『ん』くらいしか返事をしてくれなかった。
一通り使えるようになったシルヴィー姉さんは物珍しくスマホをいじっていた。
「お姉ちゃんって、アーサーが嫌いじゃないの?」
そんな時に、ルーシー姉さんがズバッとシルヴィー姉さんに踏み込んで聞いた。
「別に。そんなことはない」
俺とじゃなければホントにちゃんと喋っているな、シルヴィー姉さん。
「それなら何でちゃんと喋れないの?」
「……私は普通に接しているつもり」
「いやいや、普通じゃないわよ。今話しているのが普通だから」
「それはルーシーの主観に過ぎない」
「お父さんやお母さんに聞いてもそうなるわよ! 私が変みたいな感じに言わないで!」
「姉が正義なのは当然」
「横暴……でもそれならアーサーにとっての正義も私になるのね……?」
あぁ、変なことを考えているぞルーシー姉さんが。
シルヴィー姉さんが勝手に言っているだけで、俺は姉を正義にするつもりはない。
前世では横暴な姉というものが当然みたいな話を聞いたことがあるのだが、今世ではそうなのだろうか。
「そうじゃなくて! お姉ちゃんが普通に接しているつもりなら、もう一回話してみてよ」
「それくらい余裕」
さっきから俺の方に一切視線を向けてこなかったシルヴィー姉さんが俺に視線を向けた。
「なに? シルヴィーお姉ちゃん」
「あ……ん……」
俺と目が合ったシルヴィー姉さんは、一切喋ることなく俺から視線をそらした。
「お姉ちゃん、喋れてないわよ」
「ゴホン、少しだけ喉の調子が悪かっただけ。次は問題ない」
まあ結果は分かっているけどまたシルヴィー姉さんに付き合うことにした。
「スマホ、どう?」
「い……い……ん……」
「お姉ちゃん、いい加減に認めたら?」
「通話をしている時よりも酷い気がするね」
「うっ……」
やはり無理だったシルヴィー姉さんは少しだけ顔を赤くさせている。もちろん俺から視線を外して。
「通話でならできるかな? 会話するの」
「それ同じことだと思うわよ?」
「でも通話の時はこれよりは良かったから……」
「そうだけど……」
「通話なら、できると思う」
俺の提案にシルヴィー姉さんが乗ってきてくれた。
「ならやってみようか。僕が部屋のすみにいるから通話をかけるね」
「……ん」
俺はルーシー姉さんの部屋のすみに移動してシルヴィー姉さんのスマホに通話をかけた。
『……アーサー?』
「うん。シルヴィーお姉ちゃん?」
『……そう……スマホ……本当に、ありがとう……』
「僕もこうして通話できる人ができて嬉しいから気にしないで」
『……そう……通話……また、いい……?』
「全然いいよ!」
「私の通話する時間が減るから嫌よ!」
まあルーシー姉さんからすればそうだろうな。でもさすがに姉が弟に対してマトモに口をきけない状況は直しておきたいんだ。
「ルーシーお姉ちゃんには新機能をいち早く伝えるからそれで許して?」
「……内容によるわね」
「前に言ったメールとかどう? 伝えたい言葉をスマホにそのまま送れるよ! 文通のスマホ版だね」
「それは面白そうね! すぐに作って!」
「またあとでね」
これでシルヴィー姉さんとの通話は邪魔されそうにないな。
「そういうことだから、僕と喋れるようになるように通話しようね!」
『……えぇ、ありがとう』
姉二人の相手ってこんなに労力がいるのか? 別に疲れてないからいいんだが。
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