6 / 6
06:アホの姉。
しおりを挟む
俺がジャンケンとコイントスをこの村で教えたことで、この村で殴り合いは極端に減った。
鍛錬などで殴り合うことはあれど、何かを決めることで殴り合いに発展することはなくなった。
いつそれに巻き込まれるのかと思ってひやひやしていたあの時の俺はもういない。
でもこれは一過性のものだと思っているから、どんどんと娯楽を増やして殴り合いに発展するということを減らしたい。
だって、この村の人たちはゴリラなんだから軽い殴り合いだけでも家が吹き飛ぶことがあるんだもん。
次は何をするか、それはトランプだと決めている。
トランプほど多種多様なゲームを行える道具はないからな。
でも俺は紙が作れないし、完全に均一なカード一枚一枚を作ることはできないから、職人を探すところから始まる。
「ロイ! 遊ぼ!」
指で金貨を弾き、それをキャッチする遊びをしながら家の中でボーっとしていると、アンがいつものように扉を乱暴に開け放ってそう言ってきた。
「おいアン。いつになったらここが人の家だと分かるんだ?」
「それは分かってるよ?」
「なら遠慮して入ってこい。ここはてめぇの家じゃないんだから、それをやられたら驚くだろ」
「家でも怒られる!」
「それならやめたらどうだ?」
「なんで?」
「……もういい」
アホの子には諦めが肝心だな。
「遊ぶならトムはどうした?」
「分かんない」
ふむ? トムならずっとアンに付いて行くと思っていたが、どうしたんだろうか。
こいつがここに来るだろうが。全く、そういうところを自覚してもらわないと困るんだよな。
「適当に走り回っていればいいだろ」
「えぇー! それじゃあものたりないよ! 何か違う遊びを教えてー!」
ほら出たよ。もう次の物を教えてと言い出す始末だ。
前まで走るのは面白いとか言っていた奴がものたりないと言っている。
「分かった。なら交換条件だ」
「じょうけん?」
こいつはアホだが役に立つアホだ。
「この村で物作りが得意な奴を紹介してくれ」
誰かに呼ばれるまでは家から出ることがほとんどない俺とは違い、アンは村の中で面白いことがないか走り回っている奴だから、村の中で顔は広い。
それに俺が知らないことまで知っているということはかなりある。そういう時にマウントをとられるとキレそうになるが。
「なら私のお姉ちゃんはどう!?」
「アンのお姉さんか……」
俺はアンのお姉さんを一回しか見たことがないし、顔を見ただけで名前すら知らない。
「どうしてそのお姉さんなんだ?」
「えっとね、お姉ちゃんは何でもできるんだけど、作ることはもっとできるんだって!」
「ほぉ? どんなものを作ったんだ?」
「いろんなもの!」
「それを聞きたいんだよ」
「うーん……色々!」
あぁ、俺がこう聞いたのが間違いだったな。聞き方を変えよう。
「アンのお姉さんは、こういうものを作れそうか?」
俺は机の上にあるミッション達成報酬である知恵の書を開いてトランプが載っているページをアンに見せる。
「なにこれ!? これはどうやってあそぶの!? 見たい見たい!」
「だからこれを作れる人を探しているんだよ。アンのお姉さんはできそうか?」
「できると思う! でもやるかは分からないかな」
「どういうことだ?」
「お姉ちゃんはねー、ロイみたいだから!」
俺みたい? どこをどうとって比喩表現を使っているんだ? ……想像がつかないな。
「でもロイと会ったら絶対にやると思うよ!」
「かなりの自信だな」
「だってお姉ちゃんは私だもん!」
「いや、アンはお姉ちゃんじゃないぞ?」
「いいから!」
まあ、会ってみれば分かることか。
意味の分からないアンの言動はさておき、俺とアンはアンの家へと向かうことになった。
「わぁ……色々な面白そうなものがのってるね……!」
「実際面白いしな」
「これちょうだい!」
「ダメに決まってるだろ。見るのはいいけど」
歩きながらアンは知恵の書を見て目を輝かせていた。
意外にもアンは体を動かすよりもこういうことに興味があることに驚きだ。
アホだからと決めつけていた節があったようだ。
「これなんか面白そう!」
アンが見ていたのはリバーシのページだった。書かれているのはバトルフィールドであるボードがどれくらいの大きさで、線は何本あるとか道具の大きさの説明が書かれている。
「これはどうやって遊ぶの!?」
「この中央に自身と相手の石をななめになるように四つ置いて、相手の石を自身の石で挟めば相手の石はこちらの石になって裏返すことができる。これを続けて、最後に石が多い方の勝ちだ」
「ふーん……?」
「分かってないだろ。どうせ口で説明しても分からないんだから聞くなよ」
「ロイ、聞かないと分からないよ?」
「はいはい、そうだなー」
よく考えたらこいつの姉なんだよな……大丈夫なのか?
知恵の書を読みながら興奮しているアンと共に歩くこと数分でアンの家にたどり着いた。
「ただいまー!」
「お邪魔します」
我が家でも扉を乱暴に開け放ち元気よく入って行くアンの後ろに付いて行く。
「あー……?」
家に入るとまず見えたのが、ベットから頭が落ちて足をかけている、長い白銀の髪がボサボサになっているだらけた十歳ほどの女の子と視線が合った。
「あー、こんな姿で何だけど初めましてだねー」
「……どうも、初めまして」
「あたしはレベッカ。それの姉をしているよ」
「ロイです」
「あー、キミがアンがいつもお世話になっているロイくんかー。いつも悪いねー」
「まあ、はい」
ずっとベットからほぼ落ちている状態で話しているレベッカさん。
だが俺はアンの姉ということを念頭に置いていたから驚きはしなかった。
「ね! ロイみたいでしょ?」
「どこが俺みたいなんだ?」
「だらけているところ!」
アンの目には俺がこんなにだらけているように見えたのだろうか。これはだらけているとかじゃなくて堕落しているんだよ。
「ねぇねぇお姉ちゃん!」
「なによ、あたしは忙しいのー」
「これ見て!」
アンが俺の知恵の書を開けてレベッカさんに見せると、一瞬の静寂の後すぐさま立ち上がってアンから本を奪い取った。
「あっ! 返してよ!」
「妹の物は姉の物よ」
「いや、それ俺のです」
さっきまでの堕落がウソのかのように立ち上がり、熱心に本を見ているレベッカさん。
「これは、ロイくんが描いたの?」
「まあ、そんなところです。それよりも、レベッカさんが何でも作ることができるとアンに聞いたのですが本当ですか?」
「えぇ、神器以外なら何でも作れるわ。神器もあと少しすれば作れるようになるけど」
神器? なんだそれ。そんな中二病心くすぐるものがこの世界に存在するのか?
いや? 前にマーちゃんがこの村は神に関係する村だと言っていた。もしかしてここは神器を作ることができる人たちが集まっている村とか?
……これ以上考えても無駄か。
「本を返してください」
「はい」
俺の言葉で素直に知恵の書を返してくれたレベッカさん。
知恵の書を開いてトランプのページを開こうとすると、左右からアンとレベッカさんが本を覗きこんでくる。
「この紙、トランプを作れますか?」
俺の示したトランプのページはかなり詳細に書かれており、じっと見るレベッカさん。
「……可能だわ。でもこれをどうするの?」
「これはゲームをするための道具です。これさえあれば、色々なゲームをすることができます」
「ゲーム……ジャンケンやコイントスみたいなもの?」
「あれは前座ですよ。トランプカードで遊ぶ時、順番を決めるのにどのゲームでも使うゲームです。だからトランプを作って遊ぶゲームがゲームです」
ジャンケンやコイントスごときであんなに大騒ぎになるとは思っていなかったけどな。
まあジャンケンやコイントスでもゲームとしては面白いけど、楽しむのなら違うゲームにする。
「あの……?」
俺が数十秒ほど待ってもレベッカさんから返事が返ってこないから声をかける。
「面白そうね! トランプカードで遊ぶゲームなんて、しかもジャンケンやコイントスが前座!? それは作らないといけないわよ!」
「何言っているのか分かんなかったけど面白そう!」
あぁ、レベッカさんとアンはやっぱり姉妹だな。同じ銀髪とかじゃなくて、テンションが一緒だ。アホと天才は紙一重と言ったところか。
それよりもレベッカさんが俺の両脇を手でもって持ち上げて回っているんだが。
「あの、レベッカさん、やめてください」
「そうとなればすぐに取りかかるわよ! 行くわよ、アン!」
「行くぅ!」
レベッカさんに持ち上げられたまま、家の外へと駆け始めたレベッカさんとアン。
……悪夢だ。アンみたいなのがもう一人増えるとか悪夢以外の何物でもないだろ。
鍛錬などで殴り合うことはあれど、何かを決めることで殴り合いに発展することはなくなった。
いつそれに巻き込まれるのかと思ってひやひやしていたあの時の俺はもういない。
でもこれは一過性のものだと思っているから、どんどんと娯楽を増やして殴り合いに発展するということを減らしたい。
だって、この村の人たちはゴリラなんだから軽い殴り合いだけでも家が吹き飛ぶことがあるんだもん。
次は何をするか、それはトランプだと決めている。
トランプほど多種多様なゲームを行える道具はないからな。
でも俺は紙が作れないし、完全に均一なカード一枚一枚を作ることはできないから、職人を探すところから始まる。
「ロイ! 遊ぼ!」
指で金貨を弾き、それをキャッチする遊びをしながら家の中でボーっとしていると、アンがいつものように扉を乱暴に開け放ってそう言ってきた。
「おいアン。いつになったらここが人の家だと分かるんだ?」
「それは分かってるよ?」
「なら遠慮して入ってこい。ここはてめぇの家じゃないんだから、それをやられたら驚くだろ」
「家でも怒られる!」
「それならやめたらどうだ?」
「なんで?」
「……もういい」
アホの子には諦めが肝心だな。
「遊ぶならトムはどうした?」
「分かんない」
ふむ? トムならずっとアンに付いて行くと思っていたが、どうしたんだろうか。
こいつがここに来るだろうが。全く、そういうところを自覚してもらわないと困るんだよな。
「適当に走り回っていればいいだろ」
「えぇー! それじゃあものたりないよ! 何か違う遊びを教えてー!」
ほら出たよ。もう次の物を教えてと言い出す始末だ。
前まで走るのは面白いとか言っていた奴がものたりないと言っている。
「分かった。なら交換条件だ」
「じょうけん?」
こいつはアホだが役に立つアホだ。
「この村で物作りが得意な奴を紹介してくれ」
誰かに呼ばれるまでは家から出ることがほとんどない俺とは違い、アンは村の中で面白いことがないか走り回っている奴だから、村の中で顔は広い。
それに俺が知らないことまで知っているということはかなりある。そういう時にマウントをとられるとキレそうになるが。
「なら私のお姉ちゃんはどう!?」
「アンのお姉さんか……」
俺はアンのお姉さんを一回しか見たことがないし、顔を見ただけで名前すら知らない。
「どうしてそのお姉さんなんだ?」
「えっとね、お姉ちゃんは何でもできるんだけど、作ることはもっとできるんだって!」
「ほぉ? どんなものを作ったんだ?」
「いろんなもの!」
「それを聞きたいんだよ」
「うーん……色々!」
あぁ、俺がこう聞いたのが間違いだったな。聞き方を変えよう。
「アンのお姉さんは、こういうものを作れそうか?」
俺は机の上にあるミッション達成報酬である知恵の書を開いてトランプが載っているページをアンに見せる。
「なにこれ!? これはどうやってあそぶの!? 見たい見たい!」
「だからこれを作れる人を探しているんだよ。アンのお姉さんはできそうか?」
「できると思う! でもやるかは分からないかな」
「どういうことだ?」
「お姉ちゃんはねー、ロイみたいだから!」
俺みたい? どこをどうとって比喩表現を使っているんだ? ……想像がつかないな。
「でもロイと会ったら絶対にやると思うよ!」
「かなりの自信だな」
「だってお姉ちゃんは私だもん!」
「いや、アンはお姉ちゃんじゃないぞ?」
「いいから!」
まあ、会ってみれば分かることか。
意味の分からないアンの言動はさておき、俺とアンはアンの家へと向かうことになった。
「わぁ……色々な面白そうなものがのってるね……!」
「実際面白いしな」
「これちょうだい!」
「ダメに決まってるだろ。見るのはいいけど」
歩きながらアンは知恵の書を見て目を輝かせていた。
意外にもアンは体を動かすよりもこういうことに興味があることに驚きだ。
アホだからと決めつけていた節があったようだ。
「これなんか面白そう!」
アンが見ていたのはリバーシのページだった。書かれているのはバトルフィールドであるボードがどれくらいの大きさで、線は何本あるとか道具の大きさの説明が書かれている。
「これはどうやって遊ぶの!?」
「この中央に自身と相手の石をななめになるように四つ置いて、相手の石を自身の石で挟めば相手の石はこちらの石になって裏返すことができる。これを続けて、最後に石が多い方の勝ちだ」
「ふーん……?」
「分かってないだろ。どうせ口で説明しても分からないんだから聞くなよ」
「ロイ、聞かないと分からないよ?」
「はいはい、そうだなー」
よく考えたらこいつの姉なんだよな……大丈夫なのか?
知恵の書を読みながら興奮しているアンと共に歩くこと数分でアンの家にたどり着いた。
「ただいまー!」
「お邪魔します」
我が家でも扉を乱暴に開け放ち元気よく入って行くアンの後ろに付いて行く。
「あー……?」
家に入るとまず見えたのが、ベットから頭が落ちて足をかけている、長い白銀の髪がボサボサになっているだらけた十歳ほどの女の子と視線が合った。
「あー、こんな姿で何だけど初めましてだねー」
「……どうも、初めまして」
「あたしはレベッカ。それの姉をしているよ」
「ロイです」
「あー、キミがアンがいつもお世話になっているロイくんかー。いつも悪いねー」
「まあ、はい」
ずっとベットからほぼ落ちている状態で話しているレベッカさん。
だが俺はアンの姉ということを念頭に置いていたから驚きはしなかった。
「ね! ロイみたいでしょ?」
「どこが俺みたいなんだ?」
「だらけているところ!」
アンの目には俺がこんなにだらけているように見えたのだろうか。これはだらけているとかじゃなくて堕落しているんだよ。
「ねぇねぇお姉ちゃん!」
「なによ、あたしは忙しいのー」
「これ見て!」
アンが俺の知恵の書を開けてレベッカさんに見せると、一瞬の静寂の後すぐさま立ち上がってアンから本を奪い取った。
「あっ! 返してよ!」
「妹の物は姉の物よ」
「いや、それ俺のです」
さっきまでの堕落がウソのかのように立ち上がり、熱心に本を見ているレベッカさん。
「これは、ロイくんが描いたの?」
「まあ、そんなところです。それよりも、レベッカさんが何でも作ることができるとアンに聞いたのですが本当ですか?」
「えぇ、神器以外なら何でも作れるわ。神器もあと少しすれば作れるようになるけど」
神器? なんだそれ。そんな中二病心くすぐるものがこの世界に存在するのか?
いや? 前にマーちゃんがこの村は神に関係する村だと言っていた。もしかしてここは神器を作ることができる人たちが集まっている村とか?
……これ以上考えても無駄か。
「本を返してください」
「はい」
俺の言葉で素直に知恵の書を返してくれたレベッカさん。
知恵の書を開いてトランプのページを開こうとすると、左右からアンとレベッカさんが本を覗きこんでくる。
「この紙、トランプを作れますか?」
俺の示したトランプのページはかなり詳細に書かれており、じっと見るレベッカさん。
「……可能だわ。でもこれをどうするの?」
「これはゲームをするための道具です。これさえあれば、色々なゲームをすることができます」
「ゲーム……ジャンケンやコイントスみたいなもの?」
「あれは前座ですよ。トランプカードで遊ぶ時、順番を決めるのにどのゲームでも使うゲームです。だからトランプを作って遊ぶゲームがゲームです」
ジャンケンやコイントスごときであんなに大騒ぎになるとは思っていなかったけどな。
まあジャンケンやコイントスでもゲームとしては面白いけど、楽しむのなら違うゲームにする。
「あの……?」
俺が数十秒ほど待ってもレベッカさんから返事が返ってこないから声をかける。
「面白そうね! トランプカードで遊ぶゲームなんて、しかもジャンケンやコイントスが前座!? それは作らないといけないわよ!」
「何言っているのか分かんなかったけど面白そう!」
あぁ、レベッカさんとアンはやっぱり姉妹だな。同じ銀髪とかじゃなくて、テンションが一緒だ。アホと天才は紙一重と言ったところか。
それよりもレベッカさんが俺の両脇を手でもって持ち上げて回っているんだが。
「あの、レベッカさん、やめてください」
「そうとなればすぐに取りかかるわよ! 行くわよ、アン!」
「行くぅ!」
レベッカさんに持ち上げられたまま、家の外へと駆け始めたレベッカさんとアン。
……悪夢だ。アンみたいなのがもう一人増えるとか悪夢以外の何物でもないだろ。
0
お気に入りに追加
9
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
平和国家異世界へ―日本の受難―
あずき
ファンタジー
平和国家、日本。 東アジアの島国であるこの国は、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、 政府は戦闘機搭載型護衛艦、DDV-712「しなの」を開発した。 「しなの」は第八護衛隊群に配属され、領海の警備を行なうことに。
それから数年後の2035年、8月。
日本は異世界に転移した。
帝国主義のはびこるこの世界で、日本は生き残れるのか。
総勢1200億人を抱えた国家サバイバルが今、始まる――
何番煎じ蚊もわからない日本転移小説です。
質問などは感想に書いていただけると、返信します。
毎日投稿します。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる