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学園編
第十二話
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本日2話目です。
============================
学園が始まって数週間、だいぶ生活には慣れてきたかな。初日に挨拶したエイダとも今では呼び捨て&普通に笑い合える仲になった。
クラスも大体のグループができたけど、うちのクラスの仲は良好だから安心。
他のクラスではやはり身分によって肩身の狭い思いをしている人がいるみたい……。
一応学園内は平等を謳っているんだけどね。やっぱり身分差はどこでもあるよね~。
そんな身分社会でも、たまに例外はある訳で……
「聞きました?Sクラスの"光の乙女"の方!今度はAクラスの公爵家の方と2人でいらっしゃったみたいよ!」
「聞きましたわ~!あの代々宰相を務めていらっしゃる方でしょう?少し前迄は騎士団長の御子息だったのに……」
例外……光の魔法適性があって平民ながらSクラスになったあのヒロイン(仮)が凄い話題になっているのよね~……。
「リリーどうしたの?」
「エイダ!……いえね、最近頻繁に"光の乙女"の名前を聞くなぁって思ってね。」
「あぁ……。彼女って凄いわよね。
騎士団長の御子息の方の時は、お父様が一代限りの騎士爵だから本人には爵位は無いし、婚約者もいないからあまり騒がれてなかったけど……。今度は公爵の方だもんね~。流石に婚約者がいらっしゃる方との噂話は皆気になっちゃうわね。」
「ほぇ~……エイダって詳しいのね……」
乙女ゲームで騎士団長の息子とか、宰相の息子、後は魔法師団の息子とかは攻略対象のあるあるだよね。
私は王太子様ルートは大体覚えてるけど、他の攻略者のことはさっぱり覚えてない……。確実に全員クリアしたと思ったんだけどな~……。
まぁ話は戻して……今話題の"光の乙女"と言われている、アリア・エヴリー嬢が多分ヒロインだと思う……。何故多分かと言うと、ヒロインのことも覚えてません!あまりヒロインのビジュアルが出ないゲームだったしなぁ~…。でも確かヒロインも王太子様と同じクラスだったから、光魔法が使えて同じクラスなのは理にかなっているし……。
私も彼女がヒロインかなとは思っている。
まぁ~彼女がヒロインでもモブの私には関係無いからね。入学してから遠目で見ていただけだし……うん、大丈夫!
「リリー大丈夫?」
「えぇ。大丈夫……ちょっと考え事してただけだから。」
「あぁ……貴女の幼なじみのこと?大丈夫よ!彼はあの子に話しかけられても気にもとめて無いみたいよ。ほとんど外用の笑顔で対応しているみたいだし。」
「ええっ?!」
「あれ?知らなかったの??」
「うん、知らなかった……。アラン君も何も言わないし……。」
アラン君とは毎日お昼ご飯を食べてるし…帰りもタイミング合えば一緒に寮まで帰ってるんだけど……。
「まぁ~彼も何にも無いかは言わないんじゃない?聞いた話だと、迷惑がっているらしいわよ。」
「そうなんだ……。……まぁ私はアラン君に何か言える立場じゃないからなぁ……。」
私は婚約者候補……って言えば良い方だけど、実際はただの幼なじみの位置づけでしか無い。問い詰める資格など私には無いんだ……。
***
先程エイダにはあぁ言ったし、問い詰めれないのは分かってはいる。……でも気になるのは気になる!
なのでこっそりとSクラスに行ってみよう~!
アラン君には迎えに来ないでいいって言われてるんだけど……なんでかな?
「あっ……終わったかな?」
数人が教室から出てきたのでこっそりとSクラスを覗いてみると……いたっ!やっぱりアラン君かっこいい~♪
クラスの中でのアラン君ってどんな風なんだろ?いつも聞いても"普通だよ~"ってしか言わないかなら~……
……………うん。アラン君めっちゃ営業用笑顔でいらっしゃるね。てか商売してる?!学園内の販売やっていいのかな?
何人かに紙袋を渡してるけど……お金は受け取っていないからセーフ?プレゼントだったら大丈夫だもんね!そう思おう!!
「……あっ」
あの子だ。アリア・エヴリーさん……ピンクの髪が腰まで長いサラサラヘアーは1人しかいないもんね。
アラン君の所まで来て………話し声は聞こえないか…………えっ?でもなんか腕に縋ってる?てかくっついてる?あんなにくっついていいの?!
「……………ねぇ。」
私だってあんなにくっついた事無いのにー!!
アラン君はいつもの笑顔だけど……あの笑顔で勘違いする子だっているかもしれないのに…………
「………ねぇ、ちょっとそこの貴女!」
「はっ、はいっ!!」
「やっと気づいてくださいましたわね。」
「もっ、申し訳ありません。」
ヒェェェェ!!全然気づかなかったよ………
……誰だろう?波打つ赤髪が綺麗なものすごいナイスバディな女性は……?
「いえ、私の方こそ突然お声掛けしてしまってごめんなさいね。
申し遅れましたわ、私はノルディック公爵家長女、オリビアと申します。貴女のお名前をお伺いしても?」
「はいっ!私はシグニワ子爵家三女、リリメアールと申します!!オリビア様に御目通り頂けてとても嬉しく思います。」
ヒェェェェ!!まさかの公爵令嬢登場とは!慌ててカーテシーをして自己紹介をさせていただきます。怖いけど。だってノルディック公爵家は名門貴族!しかも……確かオリビア様は王太子様の婚約者だったような…?
「ありがとう。どうぞ楽になさって。
……それで貴女はここで何をしているのかしら?まさかと思うけど………レイモンド殿下に逢いに来られたの?」
「いえっ!私なんかが王太子殿下に御目通り等恐れ多いです!」
「じゃあどうして子爵家の貴女がSクラスに?こちらには高貴な方々しかいませんわ。」
「わっ、私は、友人が、こちらのクラスに所属していまして……その方の迎えにきました…。」
本当の事を言っているのに体が竦む。なんだろうこの緊張は……。空気が重い気がする……。
「そうでしたの……。突然ごめんなさいね。
……最近殿下の側に近寄る礼儀知らずの方がいらっしゃるって聞いたので……」
「いえ、滅相もありません。私は大丈夫です。」
良かった……さっき迄の空気は無く、オリビア様からとても優しい雰囲気が漂ってきた。
思わず息を深く吐いてしまう。
「メアリー?どうしたの?」
「あっ!アラン君!!いや、あの、迎えにきました……。
オリビア様、こちらが私の友人です。」
「まぁ、はじめまして。私はノルディック公爵家長女、オリビアと申しますわ。」
「ご丁寧にありがとうございます。先程リリメアール嬢から紹介がありました、私はアラン・ゴドウィンと申します。家は商家をしております。」
「あぁ…貴方が平民ながらも闇の魔法適性があってSクラスに所属しているという……。
そう、良く分かったわ。リリメアール様、お引き留めしてしまってごめんなさい。私は失礼しますわ。」
「はい……。ありがとうございました(?)」
よく分からないけど……とりあえず無事に終わってよかった……。
「アラン君、突然きちゃってごめんね。」
「いいよ~……。とりあえずここにいると厄介だから食堂に行こっか~。」
「うん。じゃあ…「アラン君!待って」」
今度は誰じゃーーーーい!!
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学園が始まって数週間、だいぶ生活には慣れてきたかな。初日に挨拶したエイダとも今では呼び捨て&普通に笑い合える仲になった。
クラスも大体のグループができたけど、うちのクラスの仲は良好だから安心。
他のクラスではやはり身分によって肩身の狭い思いをしている人がいるみたい……。
一応学園内は平等を謳っているんだけどね。やっぱり身分差はどこでもあるよね~。
そんな身分社会でも、たまに例外はある訳で……
「聞きました?Sクラスの"光の乙女"の方!今度はAクラスの公爵家の方と2人でいらっしゃったみたいよ!」
「聞きましたわ~!あの代々宰相を務めていらっしゃる方でしょう?少し前迄は騎士団長の御子息だったのに……」
例外……光の魔法適性があって平民ながらSクラスになったあのヒロイン(仮)が凄い話題になっているのよね~……。
「リリーどうしたの?」
「エイダ!……いえね、最近頻繁に"光の乙女"の名前を聞くなぁって思ってね。」
「あぁ……。彼女って凄いわよね。
騎士団長の御子息の方の時は、お父様が一代限りの騎士爵だから本人には爵位は無いし、婚約者もいないからあまり騒がれてなかったけど……。今度は公爵の方だもんね~。流石に婚約者がいらっしゃる方との噂話は皆気になっちゃうわね。」
「ほぇ~……エイダって詳しいのね……」
乙女ゲームで騎士団長の息子とか、宰相の息子、後は魔法師団の息子とかは攻略対象のあるあるだよね。
私は王太子様ルートは大体覚えてるけど、他の攻略者のことはさっぱり覚えてない……。確実に全員クリアしたと思ったんだけどな~……。
まぁ話は戻して……今話題の"光の乙女"と言われている、アリア・エヴリー嬢が多分ヒロインだと思う……。何故多分かと言うと、ヒロインのことも覚えてません!あまりヒロインのビジュアルが出ないゲームだったしなぁ~…。でも確かヒロインも王太子様と同じクラスだったから、光魔法が使えて同じクラスなのは理にかなっているし……。
私も彼女がヒロインかなとは思っている。
まぁ~彼女がヒロインでもモブの私には関係無いからね。入学してから遠目で見ていただけだし……うん、大丈夫!
「リリー大丈夫?」
「えぇ。大丈夫……ちょっと考え事してただけだから。」
「あぁ……貴女の幼なじみのこと?大丈夫よ!彼はあの子に話しかけられても気にもとめて無いみたいよ。ほとんど外用の笑顔で対応しているみたいだし。」
「ええっ?!」
「あれ?知らなかったの??」
「うん、知らなかった……。アラン君も何も言わないし……。」
アラン君とは毎日お昼ご飯を食べてるし…帰りもタイミング合えば一緒に寮まで帰ってるんだけど……。
「まぁ~彼も何にも無いかは言わないんじゃない?聞いた話だと、迷惑がっているらしいわよ。」
「そうなんだ……。……まぁ私はアラン君に何か言える立場じゃないからなぁ……。」
私は婚約者候補……って言えば良い方だけど、実際はただの幼なじみの位置づけでしか無い。問い詰める資格など私には無いんだ……。
***
先程エイダにはあぁ言ったし、問い詰めれないのは分かってはいる。……でも気になるのは気になる!
なのでこっそりとSクラスに行ってみよう~!
アラン君には迎えに来ないでいいって言われてるんだけど……なんでかな?
「あっ……終わったかな?」
数人が教室から出てきたのでこっそりとSクラスを覗いてみると……いたっ!やっぱりアラン君かっこいい~♪
クラスの中でのアラン君ってどんな風なんだろ?いつも聞いても"普通だよ~"ってしか言わないかなら~……
……………うん。アラン君めっちゃ営業用笑顔でいらっしゃるね。てか商売してる?!学園内の販売やっていいのかな?
何人かに紙袋を渡してるけど……お金は受け取っていないからセーフ?プレゼントだったら大丈夫だもんね!そう思おう!!
「……あっ」
あの子だ。アリア・エヴリーさん……ピンクの髪が腰まで長いサラサラヘアーは1人しかいないもんね。
アラン君の所まで来て………話し声は聞こえないか…………えっ?でもなんか腕に縋ってる?てかくっついてる?あんなにくっついていいの?!
「……………ねぇ。」
私だってあんなにくっついた事無いのにー!!
アラン君はいつもの笑顔だけど……あの笑顔で勘違いする子だっているかもしれないのに…………
「………ねぇ、ちょっとそこの貴女!」
「はっ、はいっ!!」
「やっと気づいてくださいましたわね。」
「もっ、申し訳ありません。」
ヒェェェェ!!全然気づかなかったよ………
……誰だろう?波打つ赤髪が綺麗なものすごいナイスバディな女性は……?
「いえ、私の方こそ突然お声掛けしてしまってごめんなさいね。
申し遅れましたわ、私はノルディック公爵家長女、オリビアと申します。貴女のお名前をお伺いしても?」
「はいっ!私はシグニワ子爵家三女、リリメアールと申します!!オリビア様に御目通り頂けてとても嬉しく思います。」
ヒェェェェ!!まさかの公爵令嬢登場とは!慌ててカーテシーをして自己紹介をさせていただきます。怖いけど。だってノルディック公爵家は名門貴族!しかも……確かオリビア様は王太子様の婚約者だったような…?
「ありがとう。どうぞ楽になさって。
……それで貴女はここで何をしているのかしら?まさかと思うけど………レイモンド殿下に逢いに来られたの?」
「いえっ!私なんかが王太子殿下に御目通り等恐れ多いです!」
「じゃあどうして子爵家の貴女がSクラスに?こちらには高貴な方々しかいませんわ。」
「わっ、私は、友人が、こちらのクラスに所属していまして……その方の迎えにきました…。」
本当の事を言っているのに体が竦む。なんだろうこの緊張は……。空気が重い気がする……。
「そうでしたの……。突然ごめんなさいね。
……最近殿下の側に近寄る礼儀知らずの方がいらっしゃるって聞いたので……」
「いえ、滅相もありません。私は大丈夫です。」
良かった……さっき迄の空気は無く、オリビア様からとても優しい雰囲気が漂ってきた。
思わず息を深く吐いてしまう。
「メアリー?どうしたの?」
「あっ!アラン君!!いや、あの、迎えにきました……。
オリビア様、こちらが私の友人です。」
「まぁ、はじめまして。私はノルディック公爵家長女、オリビアと申しますわ。」
「ご丁寧にありがとうございます。先程リリメアール嬢から紹介がありました、私はアラン・ゴドウィンと申します。家は商家をしております。」
「あぁ…貴方が平民ながらも闇の魔法適性があってSクラスに所属しているという……。
そう、良く分かったわ。リリメアール様、お引き留めしてしまってごめんなさい。私は失礼しますわ。」
「はい……。ありがとうございました(?)」
よく分からないけど……とりあえず無事に終わってよかった……。
「アラン君、突然きちゃってごめんね。」
「いいよ~……。とりあえずここにいると厄介だから食堂に行こっか~。」
「うん。じゃあ…「アラン君!待って」」
今度は誰じゃーーーーい!!
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