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幼少期
第五話
しおりを挟むアラン君と運命の出会いをした翌日、私は早速OPO作戦を開始します!!
といっても…この世界はネットも無い……。
おっぱいを考えてて思い出したけど……前世の私って貧乳だったんだよね……悲しい。
辛うじて思い出したのは、睡眠と牛乳をたくさん飲むと良いという……眉唾物だ。
眉唾物だと駄目なのよ!!おっぱい大きくならないとアラン君のお嫁さんになれない!!
ってことで実際におっぱい大きいメイドの方々によく食べる物をリサーチします!
***
「うぅ~ん……良く食べる物ですか?」
「そう!毎日じゃなくても定期的に食べているコレってのは無いかしら?」
先ずは1人目、ピチピチの18歳!推定カップはDカップ!
「うぅ~ん……気をつけているのはフルーツとか良く食べますよ。お嬢様が食べるような上等のやつではないですが…」
「例えば?」
「タップルとか……ババルとか…ですかね?」
タップルって確か前世で言うりんごよね?ババルはバナナだったかしら?
どちらも安価で流通している果物だわ。
「ありがとうございます!お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい。」
さーて頑張って聞き取り調査続けましょう~♪
2人目はもうすぐ結婚間近な推定Fカップの巨乳ちゃん!
「食べ物はピーモンドとかピッツ類は毎日食べるようにしていますよ。美容に良いと聞いたので。…でもお嬢様は食べ過ぎたら駄目ですよ。」
確かにピッツ類…つまりナッツ類は幼児には食べ過ぎ注意よね……。これは後ほどに試すように覚えときましょう。
「ありがとうございます!お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい~!!」
うーむ…若いメイドさんの巨乳の子っていったら今聞いた2人なのよね…
とりあえず夜は早めに寝て、適度に運動して、フルーツをたくさん食べましょう!!
それとアラン君にお手紙を書いて、おっぱい以外の好みも聞いておかないと!!
うふふ♪やることがいっぱいで大変だけど
恋って楽しいわ~♪
***
(アラン視点)
僕の名前はアラン・ゴドウィン。5歳になったばかり。
僕の家はそこそこ大きい商会をやっている。結構お父さんは商才はあるみたいなんだよね。普段はお母さんに頭が上がらない冴えない人だけど。
僕はたまにお父さんと一緒に貴族の人のお家に行くことがある。
僕は魔法の才能があるみたい。まだ秘密だけど。
この世界で魔法は10歳に鑑定を受けて、才能があれば魔封じをして16歳の王国学園で勉強する時迄使ってはいけないとされている。
魔法は感情の起伏によって作用されるから幼いうちは危ない…らしい。
僕はあまり感情の起伏が無いのか、今まで暴走とかはしていないし、バレたことは無い。
でもちゃんと習ってないから魔法で色々出来ないのが悔しい。早くできるようになりたいんだけど……。
辛うじて今出来るのが……っていうか無意識のうちにやってるんだけど、人の感情を読み取る…というか…人の感情を風が教えてくれる。
好意の風、嫌悪の風、胡散臭い風やらなんやら……人が考えている感情が風に乗って感じ取れる。
だからお父さんと一緒に貴族の家に行き、このお家は胡散臭い風だったとか、良い人だったとか……たまに教えてあげてる。
貴族の家は用心したほうが良いらしい。
でも…この前のシグニワ家は面白かったな……。
あそこの当主夫婦はとても優しい風だった。
働く人も穏やかな風の人が多かったし…。
何よりそこの娘が一番面白かった。
突然木から落ちてきて、それが結構可愛い女の子なんだもん。
女の子は最初は恐怖とか不安の風、落ちて怖かったのかな?僕の顔を見たら途端に好意の風に変わってびっくりした。それが面白かったから一緒に遊んでみたけど……。
まさか僕と結婚したいって返ってくるとは思わなかったな~。てっきりゴドウィン商会の息子と仲良くなって、色々と融通させようって魂胆かと思ったけど……まぁメアリーには無理だよね~。顔にみんな書いてあるもんね。
とりあえず僕的には貴族とかどうでも良かったけど……おっぱい大きい子は譲れないので伝えといた。
おっぱいって頑張って大きくなるのか分からないけど、可愛い子だったし将来がちょっとだけ楽しみだなぁ~。
メアリーが手紙を書くと言っていたし、いつもつまらない日々を楽しくしてくれそうな女の子を思い出しながら、手紙が届くのをゆっくりと待つことにしよう……。
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