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三歳児編
ママを助けなきゃ
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「ゼラ……」
いたそうなはへんをにぎらされているママが、そしてにぎらせている悪ま族の男の人が、わたしを見る。
……やっぱり、こわい。でも、ママ、泣いてる。わたしが、わたしが助けなきゃ!
「ま、ママにひどいこと、しないで……!」
「えぇ? でも先にひどいことをしたのは君のママなんだよ?」
男の人の声は、重くて、冷たくて、おなかのところにズシンってする。わたしは泣きそうになるけど、どうにか声を出す。
「そ、それでも、しちゃダメ!」
「どうして?」
「それ、は……」
どうしよう、うまく話せない。もっと上手に話さないといけないのに……。
「そもそもさぁ、君だって息子に、リンドにひどいことしてたんだよね?」
「え?」
リンドが、むすこ、ってことは、リンドのお父さん?
「リンドから聞いたよ? ことあるごとにつっかかってきて、陰湿な嫌がらせをしてきて、昨日にいたっては盗みの犯人に仕立てあげようとしていたそうじゃないか」
「あ、う……」
リンドのお父さんははへんをすてると、ひざに手をついて顔を近付けてくる。口は笑っているのに、目がとてもこわい。とっても、おこってるんだ。
「む、娘には手を出さないで!」
「ああ、あなたの思う悪魔族は、こういうときに家族を手にかけるのですね。参考になります」
「ち、ちがっ!」
「大丈夫ですよ」
大きな手が、わたしの首にふれる。いきの音が速くなる。大きくなる。
「あなたへの復讐に娘さんは使いません。これからすることは、ゼラちゃんがリンドにしたことに対する仕返しです」
「ひっ!」
首をにぎられた。ドクドクって、血のながれが頭にひびく。なみだがあふれた。
「やめなさいっ!」
ママがとびだして手を伸ばす。だけどリンドのお父さんがもう片方のうでをふると、後ろにたおれてしまった。
「今から君の顔を殴るね。大丈夫、一回だけだから。それでリンドのことは許してあげる」
「あ、ああ……」
「お願い! お願いです! 娘は私の言うことを聞いただけで!」
「それが正しいと信じて行動したのはこのガキです」
「まだ子供なのよ!?」
「子供だからこそ、罪を犯したら罰が下ることを教育する必要があります。それとあなたが子供を語らないでください。非常に不愉快です」
大きな手がにぎられる。こわい、こわい、こわい……!
「いや、ダメ、お願いします、どうか、どうか私にだけ……!」
「三秒数えたら殴るよ」
「やめてぇえええ!」
「ママ!」
こわい、けど、
「だいじょうぶ、だから……」
むりやり、わらった。いつもみたいに、ママを安心させるために。
「ゼラ……」
「リンドの、お父さん」
それから、リンドのお父さんと目をあわせる。
「なんだい?」
「リンドをいじめて、ごめんなさい。わたしのこと、なぐっていいです」
「ゼラ!」
「それ以上騒いだら、殴る回数を増やします」
「っ……うう……!」
ママがくちびるをかむ。それを見てわたしは、やっぱり助けなきゃって思った。
「それと、ママへのおしおきも、わたしにしてください」
「ゼ……くぅ、うう……!」
「……はあ」
リンドのお父さんが、笑うのを止めた。そしてママの方を向く。とってもこわいかおになってた。
「ここまでクズだといっそ清々しいですねぇ。娘が自分から母親の身代わりになるよう洗脳するだなんて、見下げ果てましたよ」
「……ちが、ちがいます……!」
「ま、ママは悪くありません! わたしがママを助けたいって思ったから、だから……!」
むずかしい言葉は分からなかったけど、ママが悪いことをしたって思われたみたいだった。わたしが必死に声を上げると、リンドのお父さんは、なんだかかなしそうな目をしてわたしを見た。
「ゼラちゃん、君がママからどんな教育を受けたのかは知らないけど、こんな奴は庇う価値なんてないよ。リンドをいじめたのも、こいつに言われたからなんだろう? 子供に悪いことをさせる親なんて最低だ」
「………………」
たしかに、あんまりいいママじゃなかったかもしれない。あんまりほめてくれないし、こわいかおをするし……。
「ゼラ、もういいわ私は」
「でも、わたしのママだから。だから、助けたい!」
わたしはリンドのお父さんの目を真っすぐ見て、はっきりと言った。
リンドのお父さんは、何かを考えてるみたいにして、
「そっか、うん、よぉく分かったよ」
ぱっと笑って、明るく言った。
「君の熱意には敗けたよ、ゼラちゃん。その勇気を称えて、望み通り、君のママにする仕打ちを、代わりに君に与えることにしよう」
「そん……!」
ママが何かを言いかけたけど、リンドのお父さんが顔を向けたら口をとじた。
「ほ、本当ですか?」
「うん、勿論だよ」
「あ、ありがとうございます!」
よかった! これでママを助けられる!
「お礼を言われるようなことじゃないさ」
笑いながら、さっきすてたはへんをひろうリンドのお父さん。
「それじゃ、左手を床につけて」
「え? は、はい……」
言われたとおりに手をゆかにつける。そしたらきゅうに手首をつかまれた。
「いたっ!」
「あはは、この程度で痛がってちゃダメだよ。これからもっと痛いことするんだから」
そう言ってリンドのお父さんは、手に持ったはへんをわたしの目の前に、持って、きて……。
「な、何をするんですか?」
「ん? 左手に穴を開けるの」
「…………え?」
ひだり、手に、あな。穴? あけるって、……え?
「ママのせいでリンドも左手に穴が開いちゃったんだ。だから同じ目に遭わせるね。何度か刺さないといけないかもしれないけど、我慢してね?」
あれ? どうしたんだい?
なぁんだかぐあぃがわるそぅだけどぉ?
「は、はっ、ほ、本当に、あな、あけ……!」
「うん。ほら暴れないで。失敗しちゃったら余計に多く刺さなきゃいけなくなるんだから」
「ゼラ、あ、ぁぁあああ……!」
「いやぁ素晴らしい娘さんをお持ちですねシヅレアさん。これも日頃の教えの賜物なんでしょうね。あなたが育てた立派な娘さんの覚悟、どうか見届けてくださいね」
そ、そうだ、これはママのため、わたしががまんすれば、ママは助かるんだ。
でも、あなって、どのくらいの? なんどもさされるの? あのいたそうなもので?
…………いやだ。
いやだいやだいやだ!
「ママ……!」
「あーあー泣かないで。君が言ったことなんだから。言葉には責任を持ちましょうねぇ」
「……お願い、誰か、助けて、娘を、誰か……」
ママがなにかいってる。はへんがゆっくりもちあがった。ぜんしんがふるえる。
いたい、あな、あいて、なんども、さされ――!
あ、いたいのが、おちて、
「やめろ!」
……とまった。とまった? ……止まってる。
ゆっくりと目を上げると、リンドのお父さんはどこかを見ていた。
「なんで止めるの? ベルク君」
ベルク? そっちを見ると、本当にいた。そう言えば、いっしょに来てたっけ。どうして気付かなかったんだろう。
ううん、それより、ベルクが止めてくれたの?どうして……?
「……もういいだろ。そんなことして、なんになんだよ」
「何になるって? そんなの決まってる。悪い奴らを懲らしめて、二度と悪さをできなくさせるのさ」
「だ、だからって、そ、そこまでするひつようないだろ」
「いいや。このくらいしないと、こういう奴らは反省しないからね。こっちがやられたのと同じかそれ以上の痛みを与えてやらないと」
パチパチとまばたきをするリンドのお父さん。その手にあるいたそうなはへんがうごいた。今度こそ、さされ――
「そんなことしても! おやじはかえってこない!」
ピタッと、上げた手が止まった。
「り、リンドだって、きずがなおったりしない。それに、えっと、あ、あんたがつかまったら、リンドは、おれとおなじだ。ひ、ひとりになっちまう」
「………………」
リンドのお父さんは、ゆっくり手を下ろすと、はへんを落とした。カラン、と音が鳴る。
「はぁあ……。子供に諭されるなんてね」
そう言って、立ち上がった。ようやくはなされた左手がピリピリする。
「ゼラ!」
リンドのお父さんがはなれると、ママがわたしをだきしめた。
うれしいはずなのに、なんでか、なみだが出てきた。
「ママ、ママ……!」
「ごめんなさい、ゼラ、ごめんなさい……!」
ママも泣いてた。二人で泣いた。多分、はじめてのことだった。
泣きおわって、気がついたら、リンドのお父さんもベルクもいなくなっていた。
いたそうなはへんをにぎらされているママが、そしてにぎらせている悪ま族の男の人が、わたしを見る。
……やっぱり、こわい。でも、ママ、泣いてる。わたしが、わたしが助けなきゃ!
「ま、ママにひどいこと、しないで……!」
「えぇ? でも先にひどいことをしたのは君のママなんだよ?」
男の人の声は、重くて、冷たくて、おなかのところにズシンってする。わたしは泣きそうになるけど、どうにか声を出す。
「そ、それでも、しちゃダメ!」
「どうして?」
「それ、は……」
どうしよう、うまく話せない。もっと上手に話さないといけないのに……。
「そもそもさぁ、君だって息子に、リンドにひどいことしてたんだよね?」
「え?」
リンドが、むすこ、ってことは、リンドのお父さん?
「リンドから聞いたよ? ことあるごとにつっかかってきて、陰湿な嫌がらせをしてきて、昨日にいたっては盗みの犯人に仕立てあげようとしていたそうじゃないか」
「あ、う……」
リンドのお父さんははへんをすてると、ひざに手をついて顔を近付けてくる。口は笑っているのに、目がとてもこわい。とっても、おこってるんだ。
「む、娘には手を出さないで!」
「ああ、あなたの思う悪魔族は、こういうときに家族を手にかけるのですね。参考になります」
「ち、ちがっ!」
「大丈夫ですよ」
大きな手が、わたしの首にふれる。いきの音が速くなる。大きくなる。
「あなたへの復讐に娘さんは使いません。これからすることは、ゼラちゃんがリンドにしたことに対する仕返しです」
「ひっ!」
首をにぎられた。ドクドクって、血のながれが頭にひびく。なみだがあふれた。
「やめなさいっ!」
ママがとびだして手を伸ばす。だけどリンドのお父さんがもう片方のうでをふると、後ろにたおれてしまった。
「今から君の顔を殴るね。大丈夫、一回だけだから。それでリンドのことは許してあげる」
「あ、ああ……」
「お願い! お願いです! 娘は私の言うことを聞いただけで!」
「それが正しいと信じて行動したのはこのガキです」
「まだ子供なのよ!?」
「子供だからこそ、罪を犯したら罰が下ることを教育する必要があります。それとあなたが子供を語らないでください。非常に不愉快です」
大きな手がにぎられる。こわい、こわい、こわい……!
「いや、ダメ、お願いします、どうか、どうか私にだけ……!」
「三秒数えたら殴るよ」
「やめてぇえええ!」
「ママ!」
こわい、けど、
「だいじょうぶ、だから……」
むりやり、わらった。いつもみたいに、ママを安心させるために。
「ゼラ……」
「リンドの、お父さん」
それから、リンドのお父さんと目をあわせる。
「なんだい?」
「リンドをいじめて、ごめんなさい。わたしのこと、なぐっていいです」
「ゼラ!」
「それ以上騒いだら、殴る回数を増やします」
「っ……うう……!」
ママがくちびるをかむ。それを見てわたしは、やっぱり助けなきゃって思った。
「それと、ママへのおしおきも、わたしにしてください」
「ゼ……くぅ、うう……!」
「……はあ」
リンドのお父さんが、笑うのを止めた。そしてママの方を向く。とってもこわいかおになってた。
「ここまでクズだといっそ清々しいですねぇ。娘が自分から母親の身代わりになるよう洗脳するだなんて、見下げ果てましたよ」
「……ちが、ちがいます……!」
「ま、ママは悪くありません! わたしがママを助けたいって思ったから、だから……!」
むずかしい言葉は分からなかったけど、ママが悪いことをしたって思われたみたいだった。わたしが必死に声を上げると、リンドのお父さんは、なんだかかなしそうな目をしてわたしを見た。
「ゼラちゃん、君がママからどんな教育を受けたのかは知らないけど、こんな奴は庇う価値なんてないよ。リンドをいじめたのも、こいつに言われたからなんだろう? 子供に悪いことをさせる親なんて最低だ」
「………………」
たしかに、あんまりいいママじゃなかったかもしれない。あんまりほめてくれないし、こわいかおをするし……。
「ゼラ、もういいわ私は」
「でも、わたしのママだから。だから、助けたい!」
わたしはリンドのお父さんの目を真っすぐ見て、はっきりと言った。
リンドのお父さんは、何かを考えてるみたいにして、
「そっか、うん、よぉく分かったよ」
ぱっと笑って、明るく言った。
「君の熱意には敗けたよ、ゼラちゃん。その勇気を称えて、望み通り、君のママにする仕打ちを、代わりに君に与えることにしよう」
「そん……!」
ママが何かを言いかけたけど、リンドのお父さんが顔を向けたら口をとじた。
「ほ、本当ですか?」
「うん、勿論だよ」
「あ、ありがとうございます!」
よかった! これでママを助けられる!
「お礼を言われるようなことじゃないさ」
笑いながら、さっきすてたはへんをひろうリンドのお父さん。
「それじゃ、左手を床につけて」
「え? は、はい……」
言われたとおりに手をゆかにつける。そしたらきゅうに手首をつかまれた。
「いたっ!」
「あはは、この程度で痛がってちゃダメだよ。これからもっと痛いことするんだから」
そう言ってリンドのお父さんは、手に持ったはへんをわたしの目の前に、持って、きて……。
「な、何をするんですか?」
「ん? 左手に穴を開けるの」
「…………え?」
ひだり、手に、あな。穴? あけるって、……え?
「ママのせいでリンドも左手に穴が開いちゃったんだ。だから同じ目に遭わせるね。何度か刺さないといけないかもしれないけど、我慢してね?」
あれ? どうしたんだい?
なぁんだかぐあぃがわるそぅだけどぉ?
「は、はっ、ほ、本当に、あな、あけ……!」
「うん。ほら暴れないで。失敗しちゃったら余計に多く刺さなきゃいけなくなるんだから」
「ゼラ、あ、ぁぁあああ……!」
「いやぁ素晴らしい娘さんをお持ちですねシヅレアさん。これも日頃の教えの賜物なんでしょうね。あなたが育てた立派な娘さんの覚悟、どうか見届けてくださいね」
そ、そうだ、これはママのため、わたしががまんすれば、ママは助かるんだ。
でも、あなって、どのくらいの? なんどもさされるの? あのいたそうなもので?
…………いやだ。
いやだいやだいやだ!
「ママ……!」
「あーあー泣かないで。君が言ったことなんだから。言葉には責任を持ちましょうねぇ」
「……お願い、誰か、助けて、娘を、誰か……」
ママがなにかいってる。はへんがゆっくりもちあがった。ぜんしんがふるえる。
いたい、あな、あいて、なんども、さされ――!
あ、いたいのが、おちて、
「やめろ!」
……とまった。とまった? ……止まってる。
ゆっくりと目を上げると、リンドのお父さんはどこかを見ていた。
「なんで止めるの? ベルク君」
ベルク? そっちを見ると、本当にいた。そう言えば、いっしょに来てたっけ。どうして気付かなかったんだろう。
ううん、それより、ベルクが止めてくれたの?どうして……?
「……もういいだろ。そんなことして、なんになんだよ」
「何になるって? そんなの決まってる。悪い奴らを懲らしめて、二度と悪さをできなくさせるのさ」
「だ、だからって、そ、そこまでするひつようないだろ」
「いいや。このくらいしないと、こういう奴らは反省しないからね。こっちがやられたのと同じかそれ以上の痛みを与えてやらないと」
パチパチとまばたきをするリンドのお父さん。その手にあるいたそうなはへんがうごいた。今度こそ、さされ――
「そんなことしても! おやじはかえってこない!」
ピタッと、上げた手が止まった。
「り、リンドだって、きずがなおったりしない。それに、えっと、あ、あんたがつかまったら、リンドは、おれとおなじだ。ひ、ひとりになっちまう」
「………………」
リンドのお父さんは、ゆっくり手を下ろすと、はへんを落とした。カラン、と音が鳴る。
「はぁあ……。子供に諭されるなんてね」
そう言って、立ち上がった。ようやくはなされた左手がピリピリする。
「ゼラ!」
リンドのお父さんがはなれると、ママがわたしをだきしめた。
うれしいはずなのに、なんでか、なみだが出てきた。
「ママ、ママ……!」
「ごめんなさい、ゼラ、ごめんなさい……!」
ママも泣いてた。二人で泣いた。多分、はじめてのことだった。
泣きおわって、気がついたら、リンドのお父さんもベルクもいなくなっていた。
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