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三歳児編
飛び入学?
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「リンド君、君には小学校に行ってもらうよ」
「………………」
成り行きで俺の養父となった傭兵のヘツェトさんから、唐突にそんなことを言われたのは、前世で言う四月、浅黄の月を目前に控えたある日の夕方だった。俺は口の中のお米(こっちの世界ではマイスと呼ばれている)をよく噛みながら、ヘツェトさんの言葉に首を傾げて見せる。
「ああ、ごめんごめん。小学校って言うのは、六歳くらいの子供が通う、色々なことを学ぶ場所なんだ」
うん、それは知ってる。いや、知ってるような素振りは見せちゃいないのだが、知っているからこその疑問が生まれている。
(レイズ)
(ああ)
「小学校だと? 一体何を考えているのだ? 貴様は」
お米を飲み込んだ俺は、体の操作をレイズに委ねる。ヘツェトさんにとってはかつての大魔王ではなく、アルファという名前の魔物として認知されているレイズは、俺の疑問を代わりに言葉にしてくれた。
「おっと、アルファか。君も小学校については知ってるんだね」
「そんなことはどうでもいい。五歳になったばかりのリンドに小学校に行けなどと、一体どういうつもりだ?」
そう、今の俺の体は三歳児なのだが、去年四歳児であると偽っていたため、公には現在五歳児ということになっている。当然体は小さいわけだが、そこはそういう種族だということで押し通しているのだった。この辺りは精神年齢の違いも相まって我ながらややこしいと感じているものの、最近ようやく慣れてきたところだ。
「どういうつもりもなにも、小学校に行かせようとする理由なんて言うまでもないだろう? リンド君に学びの場を提供してあげたいのさ。リンド君と四か月過ごしてみて、彼には十分に入学する素質があることを知れたからね」
「む」
しまったぁあ! アルファもといレイズが悪い魔物じゃないと言外にアピールするためにやりすぎたぁあ!
「いやホント、五歳児とは思えないほどしっかりしてるんだもの。どんな教育をしてきたのか教えてほしいくらいだよ」
そう言うヘツェトさんは目が笑ってなかった。結局怪しまれるのかよ。どうすりゃ良かったんだ。
「しっかりしていると言うのならば、今後もリンドへの教育は我に任せてほしいのだがな」
「いやいや、それはそれさ。確かにアルファの教育は認められるところもあるけれど、それだけじゃ健全な精神は育たないんだよ」
「ほう? 何を根拠に」
「とぼけちゃって。自分でも分かってるだろ? 今のままじゃどうしても足りないものがあるってさ」
「御託はいい。早く答えよ」
「やれやれ、せっかちだね」
肩をすくめて首を振るヘツェトさん。俺の眉根が思いっきり寄る。
「同年代の子供だよ。リンド君はずっと君、つまりは自分より立場が上の存在と過ごしているわけだろ? それじゃあ将来社会に出たとき苦労するってものさ。世界には自分より偉い人間ばかりじゃないって知っておかないと、どこまでいっても利用されるだけの一生を送る羽目になるよ?」
「………………」
レイズは答えない。上手い返しが思い付かないのだろうか? 確かにヘツェトさんの言い分にも一理ありそうだけど、そこそこな暴論じゃないかと思うんだが。こっちの常識だったり教育体系の成り立ちの歴史を知らない俺が言えることじゃないのかもしれないけど。
「まあ今のは極論だけどもね。ただ幼い契約者を預かっている身としても、現状はあまり良くないと思うわけだよ。確かにリンド君は礼儀正しいし、明るくて元気もいい。正直どこに出しても恥ずかしくないくらいさ。でもなんて言うか、裏では無理してるんじゃないかって思わせるものがあるというかね。不自然な子供らしさというか、わざと子供っぽく振る舞ってるように見えるんだよ」
す、鋭い……! そりゃ見た目は子供でも頭脳は高校生、いや、大学生みたいなもんだからな。でもそれをヘツェトさんは、俺がレイズに厳しく躾けられているからと捉えたわけか。うーん、それは確かに心配にもなるか。
「そりゃあゆくゆくは僕と一緒に傭兵稼業をしてもらいたいって思いもあるけどさ、里親としてはその前に人並みに成長してほしいとも強く思うわけだよ。だから子供の時くらい子供らしくしていてほしいのさ。その子供らしさっていうのは僕にもよく分からないけど、学校に行けばその手がかりも掴みやすいだろう? あの子はああ振る舞ってる、この子はこう振る舞ってる、なら自分もこのくらいのことは許されるんだ、みたいにね」
「成程、確かに貴様の言う通りだ」
レイズは俺の体で大きく頷く。
「我はこの体を借りている身。その主であるリンドに少しでも報いようと、立派な大人にさせるべく厳しく接してきたのだが、どうやら間違っていたようだな」
おお、それっぽく言ってヘツェトさんの話に合わせている! いつもは頼んでもいない武勇伝を延々と聞かせてきたりするのに!
「しかし見ての通り、リンドの体は小さい。同年代の子供の中ではかなり浮いてしまうだろう。せめてもう一年、待ってやることはできぬか?」
おお、レイズが俺の体を心配してくれている! 去年は二歳児の体で畑仕事をさせたっていうのに!
(いや、マジでどういう心境の変化だ? いつものレイズだったら年の差なんか気にしないで、魔王になるための予行練習として学校を支配するぞ、とか言い出すところなのに)
(ほう、お主も良く分かってきたではないか。しかし支配する際、敵対者は完膚なきまでに叩き潰しておかねば遺恨を残すのだ。十二歳の子供が相手となれば、もう一年は牙を研がねばそれを実現できぬであろうからな)
なんだいつも通りか。ていうか一年経っても四歳児なんだが、三倍長く生きている相手を完膚なきまでに叩き潰すなんてハードル高すぎだろ。
「そこはまあ、なんとかなるでしょ。魔族には色々な種族があるからね。ちょっと小さいだけの人魔族くらいじゃ浮いたりしないさ。この近くにあるのも、沢山の種族の子供が通う小学校だしね。それにリンド君には一刻も早く子供らしさを取り戻してほしいから」
君が子供らしさを奪ったとでも言うような口振りに、レイズが口を尖らせる。
「ふん、だが体格差はどうする? 同年代の子供らと遊ぶにしても、少しのことで怪我を負いかねんぞ」
「そこは子供たちに任せるしかないだろうね。危険かもしれないけど、そういったことも含めて学ばせたほうがいいでしょ。この子は小さいから、なんて大人が口出しするのは最終手段さ」
それに、とヘツェトさんは意地悪そうに笑う。
「いじめの類いなら、君がどうにかするだろう?」
「……意外だな。契約している魔物が悪さをすることには敏感だと思っていたが」
「度を越えた報復なんかをしでかしたら、流石に動くけどね。でも君は利口だ。自分が不利になるようなことはしないだろう?」
「ふ、どうだかな。大事に育ててきたリンドに手を出されては、我も冷静ではいられぬかもしれんぞ?」
探るようなレイズの言葉を、ヘツェトさんは笑い飛ばす。
「それはないね。利口な君ならそうなった後、大事なリンド君がどういう目で見られるかも想像できるはずだ」
「………………」
「安心しなよ。子供の喧嘩で片付くうちは、大事にはならないさ。教師には話を通してあるし、いじめっ子にもいい薬になる。体の大きさを理由にちょっかい出してくるような相手には、遠慮なくお灸を据えてやってくれ」
「言われるまでもない」
ぶっきらぼうに答えるレイズに、ヘツェトさんは口元だけで笑って見せた。
やっぱりこの人、あんまり好きになれないかもな。レイズを警戒してか、腹の底を見せないヘツェトさんをそう認識し直して、俺は入学に関する話を聞き終えた。
そんなこんなで、俺は齢三歳にして、小学校入学を果たすこととなった。
「………………」
成り行きで俺の養父となった傭兵のヘツェトさんから、唐突にそんなことを言われたのは、前世で言う四月、浅黄の月を目前に控えたある日の夕方だった。俺は口の中のお米(こっちの世界ではマイスと呼ばれている)をよく噛みながら、ヘツェトさんの言葉に首を傾げて見せる。
「ああ、ごめんごめん。小学校って言うのは、六歳くらいの子供が通う、色々なことを学ぶ場所なんだ」
うん、それは知ってる。いや、知ってるような素振りは見せちゃいないのだが、知っているからこその疑問が生まれている。
(レイズ)
(ああ)
「小学校だと? 一体何を考えているのだ? 貴様は」
お米を飲み込んだ俺は、体の操作をレイズに委ねる。ヘツェトさんにとってはかつての大魔王ではなく、アルファという名前の魔物として認知されているレイズは、俺の疑問を代わりに言葉にしてくれた。
「おっと、アルファか。君も小学校については知ってるんだね」
「そんなことはどうでもいい。五歳になったばかりのリンドに小学校に行けなどと、一体どういうつもりだ?」
そう、今の俺の体は三歳児なのだが、去年四歳児であると偽っていたため、公には現在五歳児ということになっている。当然体は小さいわけだが、そこはそういう種族だということで押し通しているのだった。この辺りは精神年齢の違いも相まって我ながらややこしいと感じているものの、最近ようやく慣れてきたところだ。
「どういうつもりもなにも、小学校に行かせようとする理由なんて言うまでもないだろう? リンド君に学びの場を提供してあげたいのさ。リンド君と四か月過ごしてみて、彼には十分に入学する素質があることを知れたからね」
「む」
しまったぁあ! アルファもといレイズが悪い魔物じゃないと言外にアピールするためにやりすぎたぁあ!
「いやホント、五歳児とは思えないほどしっかりしてるんだもの。どんな教育をしてきたのか教えてほしいくらいだよ」
そう言うヘツェトさんは目が笑ってなかった。結局怪しまれるのかよ。どうすりゃ良かったんだ。
「しっかりしていると言うのならば、今後もリンドへの教育は我に任せてほしいのだがな」
「いやいや、それはそれさ。確かにアルファの教育は認められるところもあるけれど、それだけじゃ健全な精神は育たないんだよ」
「ほう? 何を根拠に」
「とぼけちゃって。自分でも分かってるだろ? 今のままじゃどうしても足りないものがあるってさ」
「御託はいい。早く答えよ」
「やれやれ、せっかちだね」
肩をすくめて首を振るヘツェトさん。俺の眉根が思いっきり寄る。
「同年代の子供だよ。リンド君はずっと君、つまりは自分より立場が上の存在と過ごしているわけだろ? それじゃあ将来社会に出たとき苦労するってものさ。世界には自分より偉い人間ばかりじゃないって知っておかないと、どこまでいっても利用されるだけの一生を送る羽目になるよ?」
「………………」
レイズは答えない。上手い返しが思い付かないのだろうか? 確かにヘツェトさんの言い分にも一理ありそうだけど、そこそこな暴論じゃないかと思うんだが。こっちの常識だったり教育体系の成り立ちの歴史を知らない俺が言えることじゃないのかもしれないけど。
「まあ今のは極論だけどもね。ただ幼い契約者を預かっている身としても、現状はあまり良くないと思うわけだよ。確かにリンド君は礼儀正しいし、明るくて元気もいい。正直どこに出しても恥ずかしくないくらいさ。でもなんて言うか、裏では無理してるんじゃないかって思わせるものがあるというかね。不自然な子供らしさというか、わざと子供っぽく振る舞ってるように見えるんだよ」
す、鋭い……! そりゃ見た目は子供でも頭脳は高校生、いや、大学生みたいなもんだからな。でもそれをヘツェトさんは、俺がレイズに厳しく躾けられているからと捉えたわけか。うーん、それは確かに心配にもなるか。
「そりゃあゆくゆくは僕と一緒に傭兵稼業をしてもらいたいって思いもあるけどさ、里親としてはその前に人並みに成長してほしいとも強く思うわけだよ。だから子供の時くらい子供らしくしていてほしいのさ。その子供らしさっていうのは僕にもよく分からないけど、学校に行けばその手がかりも掴みやすいだろう? あの子はああ振る舞ってる、この子はこう振る舞ってる、なら自分もこのくらいのことは許されるんだ、みたいにね」
「成程、確かに貴様の言う通りだ」
レイズは俺の体で大きく頷く。
「我はこの体を借りている身。その主であるリンドに少しでも報いようと、立派な大人にさせるべく厳しく接してきたのだが、どうやら間違っていたようだな」
おお、それっぽく言ってヘツェトさんの話に合わせている! いつもは頼んでもいない武勇伝を延々と聞かせてきたりするのに!
「しかし見ての通り、リンドの体は小さい。同年代の子供の中ではかなり浮いてしまうだろう。せめてもう一年、待ってやることはできぬか?」
おお、レイズが俺の体を心配してくれている! 去年は二歳児の体で畑仕事をさせたっていうのに!
(いや、マジでどういう心境の変化だ? いつものレイズだったら年の差なんか気にしないで、魔王になるための予行練習として学校を支配するぞ、とか言い出すところなのに)
(ほう、お主も良く分かってきたではないか。しかし支配する際、敵対者は完膚なきまでに叩き潰しておかねば遺恨を残すのだ。十二歳の子供が相手となれば、もう一年は牙を研がねばそれを実現できぬであろうからな)
なんだいつも通りか。ていうか一年経っても四歳児なんだが、三倍長く生きている相手を完膚なきまでに叩き潰すなんてハードル高すぎだろ。
「そこはまあ、なんとかなるでしょ。魔族には色々な種族があるからね。ちょっと小さいだけの人魔族くらいじゃ浮いたりしないさ。この近くにあるのも、沢山の種族の子供が通う小学校だしね。それにリンド君には一刻も早く子供らしさを取り戻してほしいから」
君が子供らしさを奪ったとでも言うような口振りに、レイズが口を尖らせる。
「ふん、だが体格差はどうする? 同年代の子供らと遊ぶにしても、少しのことで怪我を負いかねんぞ」
「そこは子供たちに任せるしかないだろうね。危険かもしれないけど、そういったことも含めて学ばせたほうがいいでしょ。この子は小さいから、なんて大人が口出しするのは最終手段さ」
それに、とヘツェトさんは意地悪そうに笑う。
「いじめの類いなら、君がどうにかするだろう?」
「……意外だな。契約している魔物が悪さをすることには敏感だと思っていたが」
「度を越えた報復なんかをしでかしたら、流石に動くけどね。でも君は利口だ。自分が不利になるようなことはしないだろう?」
「ふ、どうだかな。大事に育ててきたリンドに手を出されては、我も冷静ではいられぬかもしれんぞ?」
探るようなレイズの言葉を、ヘツェトさんは笑い飛ばす。
「それはないね。利口な君ならそうなった後、大事なリンド君がどういう目で見られるかも想像できるはずだ」
「………………」
「安心しなよ。子供の喧嘩で片付くうちは、大事にはならないさ。教師には話を通してあるし、いじめっ子にもいい薬になる。体の大きさを理由にちょっかい出してくるような相手には、遠慮なくお灸を据えてやってくれ」
「言われるまでもない」
ぶっきらぼうに答えるレイズに、ヘツェトさんは口元だけで笑って見せた。
やっぱりこの人、あんまり好きになれないかもな。レイズを警戒してか、腹の底を見せないヘツェトさんをそう認識し直して、俺は入学に関する話を聞き終えた。
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