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一歳児編
お世話役候補の女の子、二人目
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「………………」
「………………」
静かだなぁ。この部屋には時計がないから正確な時間は分からないけど、かれこれ一時間はこの静寂が続いているんじゃないだろうか。綺麗に片付けた積み木を前に、俺はぼんやりと壁を見ていた。
(そこに敵は罠を仕掛けておったのだが、我の目からすればまるで見つけてくださいと言っておるようなお粗末さでな。それを避けた先に本命があるのではと思ったほどだ。まあどちらにしろ、罠などという姑息な手段で我に傷をつけることなどできはしないので、あえてそこら一帯を満遍なく歩いてみた。結局あからさまに仕掛けてあった罠しかなかったわけだが、その中身もつまらんものでな。小さな爆発が起こっただけで終わりよった。何よりも呆れたのは、それを仕掛けた相手が、我が無事でいたことに心底驚いておったことよ。一体どんな小物と思われていたのか――)
まあ俺の心の中では、相変わらずげんなりしそうなほどレイズが語りかけてきているわけだが。どうやらレイズの武勇伝倉庫にはまだまだストックがあるようだ。
(なあレイズ、あの子、エリーゼの家について何か知ってるんだろ? 教えてくれないか?)
(む? 我の知っていることなど、もう何百年も昔のことだと言ったではないか)
(それでもいいからさ。頼むよ)
俺は部屋のすみに座って黙々と本を読む、まるで人形みたいな女の子に目を移す。金髪、碧眼、無表情。そして何より、血が通っていないんじゃないかとさえ思えるような白い肌。うん、本当に人形みたいだ。本のページをめくるとき以外ほとんど動かないし、こちらを見ようともしない。俺が自分の身長よりも高く積み木を積み上げた時も、それを元の状態に片した時も、ずっと本と向かい合っていた。すごい集中力だ。
それはいいんだけど、お世話役の候補として来たのに、ずっと本を読んでばかりなのは不自然だ。何か理由があるのかもしれない。そう思っての質問だった。
(ウィントクロス家は寒冷地を治める名門だ。同じように、寒さの厳しい領地を持つ貴族たちのまとめ役といったところだな)
(貴族のまとめ役か……)
なるほど。やっぱりエリーゼも大貴族の娘みたいだ。
(そこの当主は中々骨があってな。打ち倒すのに少しばかり手間取ったものだ)
(打ち倒した!?)
話が突然殺伐としたものになる。嫌な予感がしてきた。
(ん? ああ。といっても、我が大魔王になる前のことよ。当時寒冷地全体で飢饉が起きて、こちらの食糧を寄越せと言ってきたのでな。その時点で叩きのしてやってもよかったのだが、我の寛大な心で、そちらが我に降るなら考えてやろうと提案したのだ。するといきなり宣戦布告してきおった。全く、乱心する者は扱いに困る)
(……それで?)
(打ち倒した。そう言っただろう)
(…………殺したのか?)
(いいや。何度か我の実力を見せてやったら投降したのでな。少しつまらなかったが、約束どおり食糧を分けてやった)
(そうか……)
俺は心の底から安堵の息をつく。
(今の話に安堵する要素はあったか?)
(いや、レイズがその相手を処刑したりすることがなくて良かったなって)
(我としてはどちらでも良かったのだがな。しかし折角得られた新たな領土を有効に使うには、その土地に詳しく求心力もある存在が必要だった。ならば殺めるよりも、そのまま据え置いた方が面倒が少ないだろうと考えたのだ)
(やっぱりレイズって、いいやつだな)
傲岸不遜なところはあるけれど、悪逆非道、冷酷無比な魔王じゃなくて本当に良かった。
(……お主は変わっておるな。我は合理的な判断をしただけだというのに)
(普通はそう簡単に割り切れないんだよ。その点、レイズは器が大きいと思う)
(ほう、そういう見方もできるのか。賞賛されたのも何百年ぶりだが、くく、中々に良い気分だ。もっと誉め称えるが良い!)
どうやら調子に乗らせてしまったらしい。何て言うかホント、大魔王らしくない大魔王だよな。何百年も生きている割には、精神年齢が幼いというか。
(む? なんだか馬鹿にされておる気がするぞ)
(気のせいじゃないか? それよりもエリーゼのことだ)
もしかしたら、かつてのレイズに親族がひどい目に遭わされたりしていて、そのせいで大魔王に対していい感情を抱いてないからあんな態度をとっているのかもしれないと思ったけれど、そんなこともなさそうだ。まあ、もしそうだったらそもそも側近候補なんかになりはしないか。
だとしたら一体――
「…………なに?」
不意に、本を読み終わったエリーゼと目が合った。その顔は無表情のままだ。なんかちょっとこわい。
「ほん、すき?」
とは言え、折角向こうから話しかけてくれたんだ。この機を逃す手はない。俺は不自然にならない程度に、短い言葉で質問する。
「…………うん」
「………………」
「………………」
終わりかい! 続かないのかい!
ならばと続けて質問する。
「なんの、ほん?」
「カーネルさまには分からない本」
分かるわ! 多分……。
うう、取りつく島もない感じだ。けど確かに絵本とは違ってちゃんとした本みたいに見えるし、普通の一歳児には説明されても分からないのが当たり前か。五歳らしいエリーゼに分かるかどうかも怪しいけれど。
まあ理解力があることがバレてもまずいし、これ以上は踏み込まないでおこう。
「………………」
「………………」
そして静寂が再来する。なんか気まずいなぁ、と思っている間に、エリーゼは読書に戻ってしまった。一度読んだ本を読み返しているみたいだ。
(初めから思っておったが、こやつ世話役になる気などないのではないか?)
(うーん。でも実際、五歳児なんてこんなもんじゃないか?)
読書なりなんなり、自分のやりたいことに正直であって当然だ。それなのに突然、こんな見ず知らずの一歳児のお世話役になれなんて言われても、乗り気になんてなれないだろう。
まあ俺自身も大魔王になるつもりなんてないし、エリーゼが何かを抱えているというわけではないのなら、この現状も特に問題ないか。好きにさせたほうが機嫌を損ねないだろうし。
(うむ、そうだな。では話の続きを始めるぞ。さてどこまで話したか……)
レイズのマシンガントークが本格化する前に、俺は本棚の前へと移動する。さあてどれを読もうかなっと。
「あ」
本棚の中に、新しい本が混ざっていた。ウィンさんが買ってきてくれたんだろうか。俺はウィンさんに感謝しながらその本を引っ張り出す。
結構分厚いな。これは読みごたえがありそうだぞ。
俺はレイズの自慢話をBGMに、わくわくしながら新しい物語の扉を開いた。
「…………ふう」
読み終えた絵本を閉じる。それは病に冒されて地上に降り立った神様に、主人公が病を治すためのお宝を集める冒険譚で、描写も多く、話の密度が濃かった。今まではさらっと終わる本ばかりだったけど、こういう絵本もあるんだな。どう考えても一歳児用じゃないけど。
「ねえ」
「わっ!」
反射的に声のした方に向くと、いつの間にかエリーゼがそばにいて、俺のことを見下ろしていた。いつから見られてたんだろう? 本に集中していたから全く気づかなかった。今も続いているレイズの武勇伝がうるさかったという理由もあるだろうけど。
「よめるの?」
「う、うん。あ……」
しまったぁあ! ついうっかり読めると答えてしまったぁあ! どう考えても一歳児用じゃないのにぃい!
後悔するももう遅い。エリーゼは驚いたように目を丸くしていた。
「すごい……。さすが、カーネルさま……」
「あ、あはは……」
その後エリーゼは、最初とはうってかわって、俺の一挙手一投足をつぶさに観察してきた。俺は訳もわからず、落ち着かない時間を過ごすことになったのだった。
「………………」
静かだなぁ。この部屋には時計がないから正確な時間は分からないけど、かれこれ一時間はこの静寂が続いているんじゃないだろうか。綺麗に片付けた積み木を前に、俺はぼんやりと壁を見ていた。
(そこに敵は罠を仕掛けておったのだが、我の目からすればまるで見つけてくださいと言っておるようなお粗末さでな。それを避けた先に本命があるのではと思ったほどだ。まあどちらにしろ、罠などという姑息な手段で我に傷をつけることなどできはしないので、あえてそこら一帯を満遍なく歩いてみた。結局あからさまに仕掛けてあった罠しかなかったわけだが、その中身もつまらんものでな。小さな爆発が起こっただけで終わりよった。何よりも呆れたのは、それを仕掛けた相手が、我が無事でいたことに心底驚いておったことよ。一体どんな小物と思われていたのか――)
まあ俺の心の中では、相変わらずげんなりしそうなほどレイズが語りかけてきているわけだが。どうやらレイズの武勇伝倉庫にはまだまだストックがあるようだ。
(なあレイズ、あの子、エリーゼの家について何か知ってるんだろ? 教えてくれないか?)
(む? 我の知っていることなど、もう何百年も昔のことだと言ったではないか)
(それでもいいからさ。頼むよ)
俺は部屋のすみに座って黙々と本を読む、まるで人形みたいな女の子に目を移す。金髪、碧眼、無表情。そして何より、血が通っていないんじゃないかとさえ思えるような白い肌。うん、本当に人形みたいだ。本のページをめくるとき以外ほとんど動かないし、こちらを見ようともしない。俺が自分の身長よりも高く積み木を積み上げた時も、それを元の状態に片した時も、ずっと本と向かい合っていた。すごい集中力だ。
それはいいんだけど、お世話役の候補として来たのに、ずっと本を読んでばかりなのは不自然だ。何か理由があるのかもしれない。そう思っての質問だった。
(ウィントクロス家は寒冷地を治める名門だ。同じように、寒さの厳しい領地を持つ貴族たちのまとめ役といったところだな)
(貴族のまとめ役か……)
なるほど。やっぱりエリーゼも大貴族の娘みたいだ。
(そこの当主は中々骨があってな。打ち倒すのに少しばかり手間取ったものだ)
(打ち倒した!?)
話が突然殺伐としたものになる。嫌な予感がしてきた。
(ん? ああ。といっても、我が大魔王になる前のことよ。当時寒冷地全体で飢饉が起きて、こちらの食糧を寄越せと言ってきたのでな。その時点で叩きのしてやってもよかったのだが、我の寛大な心で、そちらが我に降るなら考えてやろうと提案したのだ。するといきなり宣戦布告してきおった。全く、乱心する者は扱いに困る)
(……それで?)
(打ち倒した。そう言っただろう)
(…………殺したのか?)
(いいや。何度か我の実力を見せてやったら投降したのでな。少しつまらなかったが、約束どおり食糧を分けてやった)
(そうか……)
俺は心の底から安堵の息をつく。
(今の話に安堵する要素はあったか?)
(いや、レイズがその相手を処刑したりすることがなくて良かったなって)
(我としてはどちらでも良かったのだがな。しかし折角得られた新たな領土を有効に使うには、その土地に詳しく求心力もある存在が必要だった。ならば殺めるよりも、そのまま据え置いた方が面倒が少ないだろうと考えたのだ)
(やっぱりレイズって、いいやつだな)
傲岸不遜なところはあるけれど、悪逆非道、冷酷無比な魔王じゃなくて本当に良かった。
(……お主は変わっておるな。我は合理的な判断をしただけだというのに)
(普通はそう簡単に割り切れないんだよ。その点、レイズは器が大きいと思う)
(ほう、そういう見方もできるのか。賞賛されたのも何百年ぶりだが、くく、中々に良い気分だ。もっと誉め称えるが良い!)
どうやら調子に乗らせてしまったらしい。何て言うかホント、大魔王らしくない大魔王だよな。何百年も生きている割には、精神年齢が幼いというか。
(む? なんだか馬鹿にされておる気がするぞ)
(気のせいじゃないか? それよりもエリーゼのことだ)
もしかしたら、かつてのレイズに親族がひどい目に遭わされたりしていて、そのせいで大魔王に対していい感情を抱いてないからあんな態度をとっているのかもしれないと思ったけれど、そんなこともなさそうだ。まあ、もしそうだったらそもそも側近候補なんかになりはしないか。
だとしたら一体――
「…………なに?」
不意に、本を読み終わったエリーゼと目が合った。その顔は無表情のままだ。なんかちょっとこわい。
「ほん、すき?」
とは言え、折角向こうから話しかけてくれたんだ。この機を逃す手はない。俺は不自然にならない程度に、短い言葉で質問する。
「…………うん」
「………………」
「………………」
終わりかい! 続かないのかい!
ならばと続けて質問する。
「なんの、ほん?」
「カーネルさまには分からない本」
分かるわ! 多分……。
うう、取りつく島もない感じだ。けど確かに絵本とは違ってちゃんとした本みたいに見えるし、普通の一歳児には説明されても分からないのが当たり前か。五歳らしいエリーゼに分かるかどうかも怪しいけれど。
まあ理解力があることがバレてもまずいし、これ以上は踏み込まないでおこう。
「………………」
「………………」
そして静寂が再来する。なんか気まずいなぁ、と思っている間に、エリーゼは読書に戻ってしまった。一度読んだ本を読み返しているみたいだ。
(初めから思っておったが、こやつ世話役になる気などないのではないか?)
(うーん。でも実際、五歳児なんてこんなもんじゃないか?)
読書なりなんなり、自分のやりたいことに正直であって当然だ。それなのに突然、こんな見ず知らずの一歳児のお世話役になれなんて言われても、乗り気になんてなれないだろう。
まあ俺自身も大魔王になるつもりなんてないし、エリーゼが何かを抱えているというわけではないのなら、この現状も特に問題ないか。好きにさせたほうが機嫌を損ねないだろうし。
(うむ、そうだな。では話の続きを始めるぞ。さてどこまで話したか……)
レイズのマシンガントークが本格化する前に、俺は本棚の前へと移動する。さあてどれを読もうかなっと。
「あ」
本棚の中に、新しい本が混ざっていた。ウィンさんが買ってきてくれたんだろうか。俺はウィンさんに感謝しながらその本を引っ張り出す。
結構分厚いな。これは読みごたえがありそうだぞ。
俺はレイズの自慢話をBGMに、わくわくしながら新しい物語の扉を開いた。
「…………ふう」
読み終えた絵本を閉じる。それは病に冒されて地上に降り立った神様に、主人公が病を治すためのお宝を集める冒険譚で、描写も多く、話の密度が濃かった。今まではさらっと終わる本ばかりだったけど、こういう絵本もあるんだな。どう考えても一歳児用じゃないけど。
「ねえ」
「わっ!」
反射的に声のした方に向くと、いつの間にかエリーゼがそばにいて、俺のことを見下ろしていた。いつから見られてたんだろう? 本に集中していたから全く気づかなかった。今も続いているレイズの武勇伝がうるさかったという理由もあるだろうけど。
「よめるの?」
「う、うん。あ……」
しまったぁあ! ついうっかり読めると答えてしまったぁあ! どう考えても一歳児用じゃないのにぃい!
後悔するももう遅い。エリーゼは驚いたように目を丸くしていた。
「すごい……。さすが、カーネルさま……」
「あ、あはは……」
その後エリーゼは、最初とはうってかわって、俺の一挙手一投足をつぶさに観察してきた。俺は訳もわからず、落ち着かない時間を過ごすことになったのだった。
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