どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ- リメイク!!

すずめさん

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-第一章-スプリングフィールド王国-

-第一章二十一節 クラスアップと特殊職業-

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ギルドで将軍とハイドリヒと合流する中、クエストボード前から召集の声が掛かる。

クエストボード前にはそれぞれの町で活躍した冒険者が集められ、今から作戦の

内容がマサツグ達に伝えられようとしていた。


「今回の作戦に置いて指揮をする、ギルドマスターの

「フリード・バスクード」と言う。よろしく頼む!

今回君達冒険者達に捕まえてもらった信者を尋問した結果、このカルト教団の

潜伏場所が分かった!

巻物スクロールにも書いておいたが場所はクランベルズより北にある廃墟、

「旧・スプリング大聖堂」である!

彼らはそこに隠れ、誘拐した人達を使い、怪しい儀式をしているらしい!

今回、君たちにはその誘拐された人達の解放とカルト教団壊滅の当たって欲しい!!

なお、クエストで一番に功績を稼いだ者には特別恩賞も出す!!

集合場所は大聖堂より少し離れた場所にギルドの隠密を着かせている。準備が

出来たものは随時向かって欲しい!!

皆、力を貸してくれ!!以上だ!!」


クエストが伝えられるとマスターオーダーを受けた冒険者が一斉にギルドを出て、

大聖堂に向かうがマサツグとモツはギルドに残る。他の冒険者達と一緒に行こうと

将軍が動くがギルドを出ないマサツグ達を見て足を止める。


「ッ!?

如何したのだ?冒険者殿?

貴君たちは行かんのか?」


「あッ!いや、その前に報告しておきたい事があるから。

先に行っといてくれ。」


「…?

そうか、じゃあ先に行かせて貰う!!」


そう言うと慌しくギルドを出て行くがハイドリヒは何故か残ってマサツグを凝視

していた。その視線を感じながらもマサツグとモツが水晶に手を当て記憶水晶を

作るとクラリスを呼んで、クラスアップのクエストの報告をし始める。


「クラリス!!

これがクエストで要求された実と今回の記憶水晶。

これで如何?」


マサツグとモツがリンデの実と記憶水晶を提出するとクラリスが記憶水晶を額に

当て、確認をし始める。その間、クラリスの表情がコロコロと変わるが次第に

顔色が悪くなり始める。それを見てマサツグが心配していると確認が終わる。

確認が終わるとクラリスの顔色が青くなり嘔吐きそうになる。


「ちょっ!!そんなに辛い作業なの!?

無理にしない方が!!」


マサツグが慌ててカウンターにうな垂れるクラリスの背中を摩るとクラリスが

首を横に振り否定し、説明を始める。


「い…いえ、違うんです…

記憶の確認に負担は全くないのですが、記憶の中身に抵抗が…」


クラリスの説明を聞いてマサツグとモツが記憶を辿りだす。そこには色々な人の

遺体に動物の剥製一歩手前の物、更に動く死体とスプラッター祭り。

プレイヤーのマサツグ達には全年齢対策の視聴保護があるがNPCにはないらしい。

うな垂れながらもクラリスが懸命に義務を果たそうとしているとそこへ、

ハイドリヒがやって来るとクラリスに状態異常回復魔法を唱える。


「光よ!

この者の苦痛を取り除け!!

リカバリー!!!」


淡い緑の光がクラリスを包むとクラリスの顔色がみるみる良くなり始める。

すると、先ほどまでうな垂れていたクラリスが体を起こし、まだフラフラと

するもののハイドリヒにお礼を言う。


「あぁ…ありがとう御座います…

王女様…」


「やめて、今は騎士・ハイドリヒだから他の冒険者と同じ様に接して。

それにその方がこっちも楽だし。」


「わ…わかりました。

ハイドリヒさん…」


ハイドリヒが人を労りながら話しているのを見てマサツグが驚いているとモツが

マサツグに如何したかと尋ねる。


「…ん?

如何したんだ?マサツグ。」


「いや、ハイドリヒもあぁ言う人助けも出来るんだなって…」


「…?

そうか。」


そうして話しているとクラリスがクラスアップの手続きをしようとするがそこへ

ギルドマスターがこちらに向かってくるとクラリスに休むように伝える。


「クラリス、君は少し休みたまえ後の事は私がやっておくから。」


「え!?

しかし…」


「大丈夫。

それにこのマサツグ君にも少し話したいことがあるし。」


ギルドマスターがマサツグを見てクラリスを言い聞かせる。ギルドマスターは

白髪のロングヘアーに白い髭を生やしたナイスミドル。そしていか

にも歴戦の風格を醸し出し渋いダンディーな声でマサツグと会話を始める。


「紹介はさっきしたけどもう一度…

初めまして、私はこの国のギルドを管理するギルドマスターの

「フリード・バスクード」と言う。

よろしく頼む。」


フリードは自己紹介をすると一例をする。それを見てマサツグとモツも慌てて

フリードに一例をし自己紹介をする。


「ど…どうも、マサツグです。」


「ど…どうも。

モツです。」


二人が挨拶をし終えるとフリードは軽く笑い二人をクラスアップする為、

ギルド二階にある蒼い扉へと案内をし始めると同時に世間話をし始める。


「君たちの名前はよく聞いているよ。

御前試合で騎士団長に打ち勝った駆け出し冒険者のマサツグ君にクランベルズ

開放作戦時、修羅と呼ばれていたモツ君。」


モツの二つ名を聞いてマサツグがモツの方を向くとモツは目を反らす。

それを見てマサツグが今までのお返しとばかりに凝視する。

その間、モツが何とも言えない顔をするがマサツグはニヤニヤと笑っていた。

そうしてモツを弄っていると目的の部屋に到着する。部屋の中に案内されると

そこには記憶水晶を作り出す水晶の球に良く似た赤い色違いの物が部屋の中心に

設置されてあり、フリードがその水晶に手を置く様に指示する。


「さぁこの水晶に手を置いてみてくれ。

そうすれば、君たちのジョブランクが更新され、能力ボーナスも付くだろう!」


フリードの指示に従いマサツグとモツが水晶に手を置いた途端、まぶしい光に

襲われ、咄嗟に目を閉じてしまう。


「うおッ!まぶし!!」


「うわッ!!」


数秒間目を閉じ、状況が収まるのを待つが一向に変化が見られない…

辺りを確認する為にマサツグが目を開けるとそこには真っ白な世界が写っていた。


「……え?

なにこれ?…」


マサツグが困惑しながらも辺りを見渡すが誰もいない。先ほどまで一緒にいたモツ

や案内してくれたフリードの姿も無い。ただこの真っ白な世界でマサツグ一人だけ

が立っていた。


「お~い!!

モツ!!フリードさ~ん!!!」


試しにマサツグが辺りに響く様にモツとフリードの名前を呼ぶが返事は無く、

マサツグの声が響くだけ。この状況に困惑していると突如目の前に黒い靄が

現れる。


「うおあっと!!

な…何だ!?」


突然目の前に現れた黒い靄に慌てて身構えるマサツグであったが、黒い靄は

これと言って何かをすると言う訳でなくただそこに存在していた。マサツグが

恐る恐る近づき、靄の手を伸ばすと靄の中から光が溢れ始める。その光はまた

辺りを包むように光るとマサツグの目が眩む。


「またこれか!?

このゲーム毎回何かと光ってないか!?」


マサツグが目を閉じ、また状況が収まるのを待つと今度は何処からか声が聞えてくる。

その声は徐々に大きくなりやがてはっきりとマサツグの名前を呼ぶ声が聞えるように

なった時に自ずとマサツグが目を開けるとそこには心配そうにマサツグの顔を

覗き込むモツとフリードの顔が飛び込む。


「おい!

マサツグ!!無事か!!」


「マサツグくん!!

私の声が聞えるかい!?」


「あ…あぁ、大丈夫。」


心配する二人にマサツグが困惑しながらも二人に返事をすると二人は安堵の表情を

見せ事情を説明し始める。その内容にマサツグがただ驚くばかりであった。


「ったく!!

焦ったぞ!!急に隣で立っていた筈のヤブが消えて更新が終わったと思ったら、

今度は床に倒れてリスポーンするし!!

バグかって焦ったぞ!!」


「私も幾度と無くクラスアップに立ち会ってきたが今回みたいな現象は

初めてだ!…

マサツグくん自身は本当に何も無いのかね!?…」


「え…えぇ、何とも無いです…」


マサツグは何が起こったのか聞かされて困惑しながらもステータス画面を開く、

そこにはクラスアップした自分のステータスが表示される。

 ----------------------------------------------------------------------

「マサツグ」

「不義の騎士を破りし者」

 Lv.25    「剣豪」

 HP 2850  TP 550             装備 

 ATK 255+90   DEF 235+80        武器 ライモンド卿の残傷の大剣   

 MATK 95   MDEF 115+10                 頭装 無し

 SPD 200   LUC 999          体装 無し

 MS [剣術Lv.7]              足装 無し

 SS [鑑定LV.5]    [採取術Lv.3]           装飾 春王蜥蜴の腕輪

        [技術向上]    [超幸運]                  武器2 春風刀 壱式

        [中級剣術皆伝] [刹那Lv.5]    ATK 345→330  DEF 315→285

        [感知Lv.2]            MDEF 125→115  SPD 200→230

  [術技]

    兜割り      TP 10   ダッシュ斬り TP 15   火炎斬り  TP 20

  氷結斬り   TP 20   雷撃刃    TP 25   天昇剣  TP 30

  絶・天翔剣  TP 60 

  [術技2]

  居合い剣・疾風の型 TP 55

 -----------------------------------------------------------------------

ステータスは無事更新され、あの称号も少し中二病臭い物に変わってはいたが

これと言って変わって点は見られない。それよりも今はクラスアップした

ステータスを見て、今の状況がどうでも良くなり達成感が込み上げてくる。

倒れた体を起こし、立ち上がる。急に体を起こしたマサツグを見て、二人が

心配するものの次の瞬間その心配が不要のものと知る。


「………」


「ま…マサツグ君…

やっぱりまだやす…」


「いよっしゃあああああああ!!!!」


マサツグはその場で両腕を上に伸ばし、ガッツポーズをすると同時に雄叫びを

上げる。ギルド内にマサツグの歓喜の雄たけびが響き渡ると心配していた、

フリードが呆気に取られる。モツはと言うとそれを見て頭を押さえながら

呆れていた。


「そうだな…

お前はそう言う奴だったな。自分が倒れようが何だろうが目的を達成したら

セルフ全回復するような奴だったな…」


モツがこぼしているのを尻目にマサツグはクラスアップの部屋にある姿見の前に

立つと自分の容姿を確認する。そこには腰に刀を差し、背中に大剣を背負っている

自分の姿が写る。それを見てマサツグが更に喜ぶ。


「うおおおおお!!

見てくれよ!!本つぁん!!!

武器ちゃんと刀と大剣を装備してるぞ!!!俺!!!」


「わ…わかったから落ち着いてくれ…」


自分の姿をモツに見せて喜ぶマサツグにフリードが遂に笑い出す。

その表情はまるで過去に同じ様な者を見て思い出し笑っているようであった。


「プッ!!

フフフ…

アハハハハハハハ!!!…」


突然笑い出したフリードにマサツグ達が振り向くとフリード笑うのを止めようと

堪えるが堪え切れず吹き出してしまう。それを見てマサツグが何処かおかしいのか

と自分の身の回りを確認し始める。


「フフフ!!…

失敬…フフ!…

マサツグ君が…ッ!かつての仲間と同じ事をやっていたから…

つい…」


それを聞き、マサツグがホッとしているとモツが自分のステータス画面を

開き、何かを確認していた。


「やっぱりか…」


モツがそう零したのを聞いてマサツグが覗き込むとそこには…

 ---------------------------------------------------------------------

「モツ」

「忠義の騎士を継ぎし者」

 Lv.25    「万能冒険者オールラウンダー

 HP 2750   TP 630                            装備
 
 ATK 245+75   DEF 240+150      武器 エイブレント卿の白銀剣

 MATK 140+10   MDEF 150+30       頭装 守りのバンダナ

 SPD 195   LUC 85            体装 ラメラレザーアーマー

 MS  [剣術Lv.7]             足装 ラメラレザーレギンス

 SS  [鑑定Lv.6]    [適正能力抜群]       装飾 無し

       [特務兵]    [採取術Lv.4]

       [中級剣術皆伝]    [刹那Lv.4]

       [感知Lv.2]

  [術技]

   兜割り  TP 10   ダッシュ斬り TP 15   火炎斬り TP 20

   氷結斬り TP 20   雷撃刃    TP 25   天昇剣  TP 30

 疾風穿  TP 40

 ---------------------------------------------------------------------

…言葉に詰まる。

それでも何か言わないとと思い必死に言葉を探すが中々出てこない。


「あ~っと…

なんか…ゴメン…」


やっとの思いで出て来た言葉は謝罪だった。しかし、モツはその謝罪を

聞いた途端、モツが首を傾げマサツグの謝罪の理由を聞きだす。


「……?

何を謝っているんだ?

これは分かりきった事なのに?」


…へ?


「実験感覚で受けてみたけどやっぱりクラスアップみたいなのはないか…」


「…それは、モツ君のジョブが特殊ジョブだからだよ。」



モツの一言を聞き、マサツグが困惑しているとようやく落ち着いたかフリードが

モツのジョブについての説明に入る。


「モツ君の「万能冒険者オールラウンダー」と言うジョブは上位職が無い

代わりにあらゆる武器をデメリット無しで使えると言うのは知っているね?」


フリードの問い掛けにマサツグとモツが静かに頷くと、フリードは説明を続ける。


「「万能冒険者オールラウンダー」は確かにそう言うジョブなんだが、

それだけじゃないんだよ。その他にも魔法も制限なしに習得可能、今回の様に

クラスアップ試験のような特殊クエストクリアで習得できる術技制限開放と

冒険者としての可能性が非常に高い職業なんだがそれになるのも中々に難しい

職業なんだ。」


要は、装備の種類に制限が無く魔法も覚え放題というぶっ壊れ職業と言う事で

良いんだな?…


マサツグが勝手に自己解釈をしているとモツからマサツグのスキルの質問が

飛んでくる。


「なぁ、この{超幸運}って如何いうスキルなんだ?」


「えぇ~…

見せ合った時に気付いていたと思ったんだが…」


「いや、あの時はあの「妖精たらし」が印象に残って…」


「忘れろ!!!」


それを言われてマサツグがモツに襲い掛ろうとするとフリードが

二人に招集をかける。


「さぁ、そろそろ大聖堂に向かわないと現場放棄と見なされる。

急ごうか!」


フリードに言われてマサツグ達が部屋を出て、一階ロビーに向かうとそこには

顔色が回復したクラリスとマサツグ達を待っていたのかハイドリヒが待っていた。


「遅いぞ!!

何時まで待たせる!!」


「えぇ~…

先に行けば良いのに…」


マサツグが文句を言うハイドリヒがマサツグを睨みながら更に文句を言う。


「これはお母様…ッ!!王妃様の命令なんだ!!

命令には逆らえない!!」


「えっ?

でも、王妃様はここにいないしバレないんじゃ…」


モツがハイドリヒにそう伝えるとハイドリヒの顔色が一気に真っ青になる。

そして両腕を抱えるとその場でガタガタと震え始める。その光景は言うまでも

無く異様。すると、ハイドリヒが首を横に振りながらモツの言葉を

否定し始める。


「お…恐ろしい事を言うな!!

あの人は確かにこの場にいないが!!」


その言葉を聞いてマサツグとモツが疑問を持つが次の一言にマサツグは有無を

言わさず納得させられる。


「あの方は、何処にいても見えているのだ…

覚えているか?…

私とお前が一騎打ちをするきっかけを作ったトカゲの事を!」


「え?

あ…あぁ…

覚えているが?」


「あの人はあの時お前に言った言葉を私の前で

復唱したのだ!!それも…私の物真似をしながらな!!」


それを聞いたマサツグがショックを受ける!!何故なら思い当たる節が多々ある

からである。王妃様は確か…元冒険者。そしてあの時のハイドリヒの任務は、

コイツの初めての隊を連れての任務、母親としては心配。見つからない様に

隠密?…考えられなくも無い…

何せ…

メイドの格好をして城の中を歩き回る王妃様だし!!

マサツグがショックを受けているとフリードが集まる様にマサツグ達を呼び寄せる。


「皆、準備はいいかい?

…何やら二人だけ様子がおかしいが…」


「あっ!

大丈夫です!!

気にしないでください!!」


「そ…そうか…」


考え込んでいるマサツグとカタカタと震えているハイドリヒを尻目にモツが

返事をする。フリードが困惑しながらも魔法を唱え始める。

そして、フリードの足元から魔法陣が現れると徐々に大きくなり、次の瞬間

フリードが呪文を唱え終えると目の前には見た事の無い中々に規模のデカイ

廃墟が目の前に現れる。


「ワープルズ!!!」


「ッ!?

ここは?…」


「ここが旧スプリング大聖堂…

今はカルト教団のアジトだがね…」


目の前の廃墟からは既に戦闘が始まっているのか剣撃の音、衝撃音が響き、

悲鳴らしき声も聞えてくる。どうやら相当な乱戦のようだ。マサツグが

大きく息を吸い込むとモツに声を掛け、武器を抜く。


「…さぁ!

お仕事の時間ですよ!

モツさん!!」


「いっちょ…やりますか!!」


マサツグ達が武器を構える中、ハイドリヒも新しく新調した剣を抜くと

マサツグに着いて行こうとする。


「か…勘違いするなよな!…

おかあ…王妃様の命令でお前に着いて行くだけだからな!!」


「…もう、お好きなように…」


そう言うとマサツグ達は廃墟の中へと向かっていくのであった。

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