どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ- リメイク!!

すずめさん

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-第一章-スプリングフィールド王国-

-第一章十四節 のどかな農村と恐怖の森-

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ブルーベルズに向かう道中、モンスターに襲われながらも突き進むマサツグとモツ。

何かと色々ありながらも片道2時間の道を歩き、ようやくブルーベルズに辿り着く。


「はぁ…

ようやく着いたな!」


「あぁ、本当にな。

全く疲れたぞ!!」


そう言いながらもマサツグとモツが村のゲートを潜ると目の前にはのどかな農村が

広がっていた。村の人が畑を耕し、水をやる。いたって普通の農村であったが、

マサツグとモツには新鮮に見える。洋風の田舎の村で村全体は木の柵で

囲まれているだけで壁は無い。さすがに王都やクランベルズみたいな城壁と

までは行かないが、壁が無い事に新鮮味を感じ、更に農村らしく畑の一角では

小麦が育っており、黄金の海のように穂を揺らしていた。

その他にも野菜が植わっていたり、畑を耕すのに牛に農具を取り付け、引かせたり

と中々の風景が目の前に広がる。


「……のどかだなぁ…」


「本当にな…」


地味に長い道のりを歩いてきた二人は謎の満足感に満たされる。

そうして村の玄関前で二人が黄昏ていると村の中心から何かがやって来る。

しかし、そんな事を気にせず二人が農村の風景を眺めているとマサツグの右足に

何かがぶつかった衝撃が来る。


「うおあッ!!」


「え!?

如何したんだ!?」


マサツグが驚き、モツがマサツグを心配する。そしてマサツグが自分の足に

ぶつかった物を確認するとそこにはヒューマンのちっちゃい女の子が

マサツグの足に張り付いている。年齢にして小学校一年生位だろうか、

普通の洋風田舎服を着て、ツインおさげの髪をしている。

モツもそれを確認するとマサツグの顔を見るとマサツグが困惑している。

モツがその小さい女の子の目線の高さになるように腰を落とすとその女の子に

恐る恐る話しかける。


「お嬢ちゃん。

何処から来たんだい?」


「あっち!!」


そう言うと女の子は村の中心を指差す。それを見てマサツグとモツが女の子の

指差す村の中心を見ると誰かがこちらに手を振っていた。思わず二人が顔を

見合わせ、互いに指を指し合い、手を顔の前でパタパタと振る。そうして、

マサツグとモツが困惑していると女の子がマサツグの手を取り、村の中心に

連れて行く。マサツグは強制的に中腰になりこけそうになりながらも連れて

行かれる。それを見てモツもマサツグの後を追うように村の中心に向かう。

村の中心に着くと女の子が先ほど手を振っていた人の前にマサツグを

連れてくる。その後からモツと合流すると女の子がその手を振っていた人と

会話を始める。


「ね!!

お母さん!!

お客さんだよ!!」


「あらあら…

困った子ねぇ…」


ここでマサツグがようやく顔を上げれるようになり顔を上げるとそこには

確かにマサツグを引っ張っていった女の子に似ている女性が困った顔をして

顔に手を添えていた。


「どうも、すいませんねぇ。

うちは宿屋をやっている者で、この子が窓からお客さんが来たって

飛び出してちゃって…

ほら、リコもちゃんと謝りなさい!」


「えぇ~!!

何で!!宿屋はうちだけって言ってたじゃない!!

だから、お客さんを案内したのに!!」


「だからって無理やりは駄目でしょう!!

そんな悪い子にはおやつはあげませんよ!」


「うえぇ!!

お母さんのケチ!!」


目の前で軽い親子喧嘩を見せられ、マサツグとモツがおかしくて

笑いそうになる。そうして喧嘩をしていると女のこの方が折れてか

マサツグに謝罪をする。


「うぅ~…

さっきは無理やり連れてきてゴメンなさい…」


ちゃんと謝った事にマサツグが感心すると腰を下ろして同じ目線を取る。

そして、女の子の頭を撫でながら謝った事を褒める。


「ちゃんと謝れて偉いぞ!!

それに今日の宿屋にも案内をしてくれてありがとうな!」


マサツグが頭を撫でると女の子は恥ずかしそうに笑いながら返事をする。


「えへへ…

うん!!」


マサツグがモツのいる後ろを向くとモツは頷き、女の子のお母さんに宿屋に

止まるように伝える。


「女将さん、今日一泊だけ出来ますか?」


「え?

出来ますが宜しいのですか?」


「今日はもうクタクタですし、それに丁度良いタイミングで

かわいい看板娘さんが案内してくれましたし。

お願いします。」


「はぁ、分かりました。

本当に申し訳ありません…」


女将さんは申し訳なさそうにしながらも一礼すると宿屋に案内を始める。

村の中心は本当に中心でそこを軸に十字に道が伸びており、畑や民家のと

別れている。そして村を入って真っ直ぐの道に宿屋や道具屋といった店が

立ち並びんでいる様である。宿屋に案内されるとそこはロッジ風の建物に

案内される。中は意外と広く、一階はダイニングになっており、二階が

宿泊する部屋になっているようだ。宿屋に着いた頃には日は落ち、夜に

なっていた。幸いにもリアルの方では明日は土、日と休みらしく後日出発

という形を執り、用意された部屋に入り休む事にする。

そしてその日の冒険はひとまず終わりを向かえ、ログアウトする。



そして次の日、連休の到来!!マサツグがゲームを起動してログインする。

再会地点は昨日泊まった宿屋のベッドの上で目を覚ます。

画面に移っている自分のHP、TPを確認すると部屋を出て一階のダイニング

に向かう。ダイニングに下りるとモツが先に席に付き、朝食を食べていた。


「おう、マサツグ。

おはよう。」


「…うん、おはよう。

このゲームで朝食って意味あるのかね?」


マサツグがゲーム内での食事について疑問を持つとモツが朝食を頬張りながら

このゲームのある仕様を教えてくれる。それを聞いてマサツグが納得する。


「一応、有るぞ。

このゲームの食って言うのは言うなら能力上げみたいなもんだからな。

食べ物によっては一時的、永続的両方あるし、何より聞いた話では

このゲームの中に有名店の料理が再現させている物も有るらしいぞ。

それに託けてゲーム内で美食屋を気取っているプレイヤーとかも

いるらしいし、まぁとりあえず食っといた方がお得ってことだな!」


「そういうもんか…」


マサツグも寝ぼけながらも椅子に座ると女将さんが料理を持ってマサツグの前に

並べる。そこにはよくあるベーコンエッグにサラダ、後オレンジジュースが

置かれる。すると女将さんが机中央に置かれたパン籠から良く見る短めの

バタールを取り出し切り分けるとマサツグに手渡す。マサツグがそれを受け取り、

一口かじると口に中に香ばしいパンの香りが口に中に広がる。


うまい…。


実際には食べている訳ではないのだが物の味が実際に食べている様に感じる。

そんな不思議経験を再び感じながら朝食を食べる。サラダは瑞々しくシャキシャキ

とし、ベーコンエッグはベーコンはカリカリ、卵は半熟と実に美味しかった。

そうしてマサツグが朝食を堪能しながら食べているとモツがマサツグに質問をする。


「そういや、何でさっきあんな事聞いてきたんだ?」


「え?」


「いや、食い物の話。

聞き方が何か食べるのを嫌っている様に聞えたから。」


「あぁ、それな。

いや只単にゲームの中では味がするのに現実は何も食べて無いじゃん?

ログアウトすると物凄い勢いで腹が減るんだよな…」


「あぁ…なるほど。

それ結構あるみたいだぞ。

それで体重が増えたって嘆いてる人もいるみたいだし。

対策としては予めにしっかり食べておけってさ。

それ以外に対策ないってさ。」


「ほぉ…」


モツの話を聞きながら朝食を食べ終えると二人は準備を整える為に道具屋に

向かう事にする。宿屋を出て直ぐ隣に道具屋が有り、道具屋に入ろうとする

モツをマサツグが肩を掴まえて止める。


「ちょっと待った!」


「うおッ!

ど、どうした!?」


「……よし!

じゃあ、行こうか。」


「…?」


モツが驚いているとマサツグは道具屋の看板を確認する。そしてある物を

確認するとニヤリと笑い、モツと一緒に道具屋に入って行く。道具屋に入ると

レジにおっちゃんが気だるそうに挨拶をする。明らかに態度が悪い。


「…いらっしゃい…」


「…態度悪いな…」


モツがおっちゃんの態度が悪い事にいささか不満を持つがマサツグがある物を

取り出し、店主にそれを見せる。


「すいませ~ん!!

これ使えますか!?」


マサツグが悪い顔をしながらマルコに貰ったカードを店主に見せると態度が

急変する。それを見たモツもマサツグに対して態度が変わった事に驚く。


「そ…そのカードは!!

という事は…」


「マルコさんとは良くして頂いた者です。」


「も…申し訳ありません!!」


マサツグがニヤリと笑いながら店主に話しかけると慌てて態度を改める。

そして店主がカウンター棚の下を弄ると店内にあった商品が補充されると

同時に商品のラインナップが更新される。

商品にのラインナップまで変わった事にモツが驚き、マサツグに何を

見せたのかを尋ねる。


「マ…マサツグさん?

貴方一体何をしたのですか?…」


「いえいえ…

只この道具屋の系列店に強いだけですよ…」


そう言いながらマサツグはモツにゴールドカードを見せ、再び悪い顔をする。

商品のラインナップが増えたお陰で普通では見ないアイテムも買える様になる。

それを見てマサツグとモツが試しに幾つかのアイテムについて質問をする。


「おっちゃん!!

この蒼いポーションは?」


「それはマナポーションです。

マナポーション類、回復ポーション類もそうなんですが

色が濃いほど効果が高いです。

勿論その分お値段も高くなりますが…」


「じゃあ、この筒状の手榴弾は?」


モツが何処から持ってきたのか分からないが物騒なのを手に店主に尋ねる。

すると、店主が怯えようにモツが手にしているアイテムについて答えると

同時に、何処に置いてあったかを尋ねる。


「そ…それは…

閃光弾!!

モンスターから逃げたい時などに使うアイテムなのですがそれを使って

万引きをするなどの悪質な冒険者が出た為、販売中止になったアイテム!!

何処に置いてありましたか!?

早く処分しないとオーナーに怒られてしまいます!!」


店主がそう答えるとモツが店主に有る事を提案する。


「じゃあ、これ有るだけ下さい。」


「へ?」


「逃げる時だけじゃなくて違う時にも使えそうだし、

俺に売ってくれないか?」


「た…たしかにうちとしては処分できる上に利益が出ますが…

お客様…その商品は所持数制限のあるアイテムです…」


そう言うとモツは閃光弾の所持数を調べる。すると閃光弾の所持数は10個で

残りの閃光弾は20個であった。在庫処分するにしても10個余る上にモツが

それを使って悪さをしないという保障もない。店主が渋っているとマサツグが

更に条件を追加する。


「じゃあ、残りの10個は俺が買って誓約書を書くっていうのはどうだ?」


「誓約書…でございますか?」


「そう、もし閃光弾を使った事件が起きた場合、誰が買ったか分かる上に

制約違反をしたらこのゴールドカードは剥奪!!

及び、迷惑料として違反金を払うってのはどうだ?」


店主がマサツグの条件を聞いて、顎に手を当て少し悩むが決心した様に

大きく頷き、了承する。


「……分かりました!!

その条件でならお売りしましょう!」


店主が了承するとカウンターから一枚の紙と羽ペン、インクを持ってくる。

店主に用意された紙に二人が誓約書を書くと店主は内容を確認し頷く。


 --------------------------------------------------------------------------------

               「誓約書」

   我々はこの道具屋で閃光弾20個を購入し悪用しない事をここに誓う。

   ○×/△□  マサツグ   モツ

 --------------------------------------------------------------------------------


こうして二人は閃光弾を20個購入する。その他にも回復ポーション類と

気付け薬、マナポーション(小)を少々を購入する。そうしてアイテムの

補充を終え、道具屋を出ようとすると店主がマサツグ達に何処に行くかを

尋ねてくる。


「そういやお客さん。

これからどこかに行くのかい?

そんなにアイテムを買い込むなんて。

まるで隣の森にでも行くような…」


「いや、その森に行くんだよ。

これから。」


マサツグが振り返り、店主に答えると店主の顔色が変わる。

店主の顔は真っ青になりガタガタと震えだす。すると店主が慌ててマサツグ達の

所に来るとマサツグ達を止めようとする。


「お…お客さん達!!

悪い事は言わない、止めといた方が良い!!」


「ど…如何したんだよ?

おっちゃん!」


「お客さんが行こうとしているのは狩人狩りの森だろ!?」


店主がマサツグの行き先を当てた事に驚く。何故なら森に行くとは言ったが

狩人狩りの森に行くとは言っていないからである。

この農村の近くには森が二箇所あるがどちらとも名前を挙げていないからで

あった。マサツグ達が驚いていると店主が引き続きマサツグ達を止めようと

説得を続ける。


「今あの森には化け物がウヨウヨといるらしい!!

何でも上半身人で下半身は牛なんて化け物がいるらしい!!

その他にも頭が人間のオオカミなんてのも居るらしい!!」


店主が必死に説明する中、モツがある疑問を持ち、店主に質問をする。


「…?

なぁ、店主。

何でさっきから不確かなんだ?

まるで誰も確認をしていない様な口ぶりだが?…」


モツの指摘を受けてマサツグもようやく気が付く。そういえばさっきから

店主は「…らしい!!」としか言っていない。まるで誰かがでっち上げた

嘘の様にも聞える。マサツグが困惑し始めると店主が落ち着きを

取り戻し始め、説明を始める。


「……それはですね…

誰も確認できないんです…」


その一言を聞いた途端二人が更に困惑する。しかし、店主の説明はまだ続く。


「森の異変に気が付いたのはつい最近です…

あの森から瘴気が出て来る様になって村のもんも近づかなくなっていたんですが、

何処から始まったか、狩人狩りの森には光る樹が生えていてその近くにはお宝がある

何て噂がたったのです。

それを確かめようと冒険者が引っ切り無しにあの森に入って行くもの

誰も帰ってこない。帰って来ない所か森の瘴気が濃くなって行く!

しまいには村のもんが化物を見たと言うので誰も確認できないのです。

これはもう何かの祟りではないかと…」


店主の話を聞く限りでは誰も確認していない、でもそれらしい影を見た。

と言った所か…


マサツグが悩んでいるとモツが店主に事情をし始める。

この状況で店主に事情説明しても無駄だろうと思いつつもモツに任せる。


「店主、悪いけど俺たちはその森を調査するのが目的なんだ。

止められても行かないといけない。」


……あれ?


「し…しかし!!」


「大丈夫。

危なくなったらさっき買った閃光弾で逃げてきますよ。」


そう言うと店主が俯きながら黙ってしまう。そして数分の沈黙が続くと

店主がマサツグ達を心配しながらも送り出してくれる。


「…分かったけど…

危なくなったら引き返すんですよ!!

死んでしまったら意味無いんですから!!」


「えぇ、分かっていますよ。

それじゃあ。」


そう言うとモツはマサツグを連れて道具屋を出る。そしてある程度道具屋から

離れた所でモツに先ほどの問答について質問をする。


「モツさんや。

いつ、俺たちのクエストが調なったんだ?

確か俺たちにクエストは…」


「光る木になる実を採取…だろ?

あのままだと何時まで経っても離して貰えそうに無かったからな。

それに真面目に答えても良い事はあんまりないし、あれでいいんだよ。」


モツの言い分にマサツグが納得してしまうと村を出て、狩人狩りの森に向かう。

その道中は何も無く森の前に辿り着くが森からは木々の間から瘴気が漏れ出すほど

充満しているのが見て分かる。


「ここだけどかなりやばそうだな…」


「瘴気が駄々漏れ…

なるほどこんなんじゃ誰も確認しようとは思わんわな。」



迷いの森の時とは違い、嫌な予感が森全体から

漂っているのを感じながらもマサツグとモツは意を決して森の中に入っていく。

 ----------------------------------------------------------------------------

             「狩人狩りの森」

        ブルーベルズの目と鼻の先にある森。

       熟練の狩人ですら警戒をする鬱蒼とした森。

       生半可な気持ちで入ると生きては帰れない…

 ----------------------------------------------------------------------------


……説明文どおり嫌な雰囲気バリバリの森だな…

見通しも悪いし、瘴気も濃い…


森に入って数分歩いただけで樹の陰に隠れるように何かが樹にもたれ掛っている。

二人が近づき確認をすると人と思わしき遺体を見つける。


「モツさん、この人…」


「うん。

この格好は狩人だな。」


森を熟知しているはずの狩人が無残な姿で見つかる。


狩人狩りの森…名前負けしない所だな…

やはり、この森は普通とは違う…


マサツグモツが警戒をしながら先に進んでいく。

時々草むらから動物が飛び出すが普通の動物にしては目付きがおかしい…

こちらを赤い目でジロジロとみると何処かへ消える。まるで品定めを

している様な不気味さがある。


「なんかこの雰囲気…バイオなハザードみたいだな。」


マサツグがボケてみるとモツもつられて返す。


「なんかそれ、ウイルスに感染しそうだな。」


場を和ませようとするがやっぱり不気味さが勝る。

森の中は外から見たとおり瘴気が霧みたくなっており先が見通せない。二人が

辺りを警戒しながら歩いていると何かが倒れているのを見つける。マサツグが

地面に膝を立てしゃがみ確認をすると店主が話していた冒険者だろうか人の

遺体を見つける。しかし、その遺体は不自然な状態で見つける。

その遺体は上半身だけで下半身は無い。断面は規制が入らないように黒く

されており、グロテスク表現はされていないのだが遺体が転がっているのは

穏やかではない。更にその遺体の顔は恐怖の中死んだのだろうか恐怖と苦痛に

まみれた顔をして死んでいる。それを見たモツが辺りを警戒する。


「こりゃ…

本格的に警戒しないと不味いな…」


マサツグとモツは森の不気味さと異様な光景に困惑しながらも先へと

進んで行くのであった。

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