どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章二十二節 ウェディングマジックと色違いのハクとやっぱり親子-

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さて改めて今度はハクとのウェディング体験を始めて行くと、

先程と同じ様にケーキ入刀から始めて行き!…

この時またふと改めてハクの姿にチラッと視線を向けて行くと、

そこにはリーナとは違いまた別のデザインのウェディングドレスを身に纏う!…

少し大人びたハクの姿がそこにあった!…

その際ドレスは一見リーナと同じプリンセスラインの物に似たデザインなのだが、

スカート丈が若干短くベルラインと言うモノで!…

足が薄っすらと白いタイツに包まれ露出しており!…

そしてスタッフさんに化粧も軽くして貰った様で、

口には紅を差して頬にチーク!…

するとそこにハクの白い肌と合わさって艶美なコントラストが生まれ!…

マサツグもそんなハクの初めての姿に思わず何故かドキッ!と…

意識する様なそんな感覚を覚えてしまうと、動揺!…

慌てる様なそんな反応を見せてしまう!…


__…チラッ……ッ!……ッ…


{…こ、これも一種のウェディングマジックと言う奴なのであろうか?…

普段なら何とも思わないのに今日はハクが色っぽく見えると言うか!…

…ていうか普段から大人しい分なんか大人びて見えると言うか!…}


勿論マサツグにそんな趣味は一切ない!…

だがこの時だけはハクが一人の女性の様に見えると、

マサツグもこれが魔法なのか!?と更に戸惑い!…

何ならハクが頬を染め何か憂う様な表情を見せると、もう破壊力抜群!…

庇護欲が掻き立てられる様なモノを感じて行き!…

思わずジッとハクを見詰めるそんな様子を見せてしまうと、

ハクもそんなマサツグの視線に気が付いた様子でピクッ!と…

次には首を傾げて如何した?とばかりに言葉を漏らす!…


「……ッ!…ッ?…先生ぇ?…」


「ッ!?…え!?…」


それはよもや自身に見惚れている?とは思っても居ない様子でキョトンと言葉を!…

この時既に二人でケーキナイフを握っており!…

後は斬るだけと言った状況では有るのだが、やはり視線が気になった様子で!…

となるとマサツグも我に返る様にしてハッ!と…

何なら自身がハクを凝視していた事にも気付いていない具合に!…

今ハクに呼ばれて気が付いた様なそんな反応を露わにすると、更にハクは言葉を!…

もう一度如何した?と問い掛け始める!…


「…ハクをジッと見詰めて如何したのですか?…」


「ッ!?…ふぇ!?…あっ…あ、あぁ!…

ベ、別に?…な、何でも…ない……ッ…」


「……ッ?…」


この時知ってか知らずかハクは今のマサツグの感情が分かっていない様子で、

目を合わせて如何した?と問い…

と、場合によってはその質問はマサツグの反応を楽しむ様にも聞こえる一方!…

その表情はまるでポーカーフェイスとばかりに!…表立って感情が見えない!…

まさに単純に疑問を感じている風に見えてしまうと、

マサツグもその追及の言葉にタジタジ!…珍しくハクに弱い所を露わにする!…

そして誤魔化す様になんでも無い事を口にすると、

更に逃げるよう一度ハクから視線を逸らし!…

となるとそんなマサツグの反応でハクが更に疑問を持ち!…

一方でそれを外野で見ているシロとフィロ!…


__……イライライライライライライライラ!!!…


「…おい白いのその壱!…お主の妹は何か企てておるのかや?…

なにやら見ていてイライラすると同時に!…

ソワソワとするモノも感じるのじゃが?…」


「…シロも!…シロも分かりませんけど何かイライラするのです!!…」


当然とばかりにそのマサツグの落ち着かない様子を見てイライラし出し!…

と言うのも二人からすればマサツグがハクに意識しているのは一目瞭然、

となると全然面白くなく!…その際その様子にフィロがシロに質問をし始め!…

アレは素なのかそれでも戦略なのか?…とにかく見ていて不愉快!と…

しかし見ていない事には何かし出した時に!…

現場を押さえられない様なそんなヤキモキ感を露わにすると、

シロもシロでそれに対して返事を!…分からない!と答えて見せる!…

しかしこの時シロもそんなハクに対して何かイライラとはしている様で、

嫉妬の炎を燃やしており!…


「……ッ…はい!…では準備が整いましたのでケーキ入刀に入って行きます!…

引き続き音頭は私が取らせて頂きますので、よろしくお願いいたします!…

…ンンッ!!…では参ります!!…ケ~キ、入刀!!」


__…スッ…ズズズズッ!……


一方でそんな二人の事など御構い無し!…嫉妬の炎が燃えている陰で!…

スタッフが二人の準備が整った事を確認してから!…

カメラ担当の方にも確認を取ると、

カメラ担当からも大丈夫!と言った様子で確認が取れ!…

となると次には音頭を取り!…

早速始める様に本番宛らの進行振りをここぞ!とばかりに発揮すると、

咳払いをしてからケーキ入刀と宣言!…

するとマサツグとハクもそのダミーのケーキにナイフをスッと落として行く!…

またその斬った感触に思わずマサツグが驚いていると、

ハクも同じ事を思った様子で軽くパッと目を見開き!…


「ッ!…おおぉぉ~!!…ほ、本物みたいなのです!…

…これ本当に偽物なんですか?…」


次にはダミーのケーキを斬った際の感想を口に!…

それはハクからしても本物の様に感じられたらしく、

本当に偽物なのか?と疑い始め…

何ならそのダミーのケーキに向かいスッと手を伸ばして突こうとするよう!…

が、マサツグに手を握られている為それが出来ず!…

代わりに今度は顔を近付けるよう!と…

しかし顔も近付けられない!と言った具合に!…

何とも子供らしい四苦八苦?する様子を露わにすると、

一方でマサツグも真偽は分かっていないものの返事を口に!…


「あぁ、そうらしい!……ッ!…ほらハク?…写真写真!…」


「ッ!…え?…ッ!…ッ~~~…」


と言うのもマサツグも分からない様子で恐らく!と…

それこそダミーのケーキを気にするハクが微笑ましい!と言った様子で!…

笑みを浮かべて見せるのだが、一方で確とハクを放さないよう手を握り続け!…

何故ならこれも不慮の事故を未然に防ぐ為で!…

確かに自分もそのダミーのケーキが気になるところでは有るのだが!…

それでもやはりもしもの事故が怖くて安全の方を最優先にして行くと、

ここでマサツグの視界に手を振る写真担当のスタッフの姿が目に映り!…

となると次にはハクの注意を逸らす様に声を掛け出し!…

今から写真を撮る!と言うよう…

カメラが設置されてある方へ振り向くよう言葉を続けて行くと、

ハクもそれに気が付いた様子でピクッ!と…

するとハクも気恥ずかしそうに頬染めながら笑みをフッと浮かべて見せる!…

と、そんな素敵な笑顔を見せるハクにスタッフも!…

次にはちゃんとそのタイミングでシャッターを切り!…

一瞬眩しいフラッシュを炊かれ!…


__ッ!…カシュンッ!!…ッ~~~~……


「…はい、これにてケーキ入刀は終わりです!…

続きまして花嫁の交代をお願いします!…」


宛ら某・一狩り行こうぜのゲームに出て来る毒怪鳥の如く!…

まぁ決してピヨりはしないのだが!…

それでも思わず怯みそうな位の光量にビクッと戸惑いそうになって居ると、

次にはスタッフがケーキ入刀はこれで終わり!と…

続けて次の花嫁と交代するようお願いをする!…

そしてこの段取りで進む事をマサツグも静かに…

かつ漸く理解した様子で納得すると、

一方でその隣ではハクがシュンと寂しそうにして見せており!…


「…ッ…んん~…もう終わり…ですか…」


「ッ!…ハク…」


この時ハクからすれば呆気なく終わった様に感じられ、

故にもう終わりか?と呟く様に言葉を零し…

となるとそんな寂しげな反応を見せるハクにマサツグも思わずピクッ!と反応…

それこそハクの願いを叶えてやりたい気持ちになるのだが、

さすがにずっとと言う訳には勿論行かず!…

と、マサツグもそんなハクを見て思わず悲しげな表情を浮かべてしまい!…

するとハクもマサツグの様子に気が付いた様で、次にはハッと気持ちを持ち直し!…


「…でもまだ!…この後色々とあるんですよね?…

ならそれまで我慢するのです!……また後でです、先生!!…」


その持ち直す理由にまだ他にも体験が残っている事を口にすると、

それを楽しみに我慢をする!と…

それこそまさに聞き分けの良い子を演じる様にハクが言葉を口にし!…

しかしその本音はやはり寂しく!…

マサツグへ無理に笑みを作って微笑んで見せると、

マサツグもそれを見て思わずパッ!と手を離してしまい…

勿論名残惜しそうにと言う意味で手を離し!…

と、ハクも手を放された事で踏み台を下り!…

やはり寂しさを隠せないそんな背中を露わにすると、

寂しそうな背中を視線で追って!…

何か思う様なそんな様子を取って見せる!…

そしてマサツグが色々と思う様に感じていると、

次にはその踏み台に色違いのハクが!…


__トテテテテテッ!!…コッ…コッ…コッ…コッ……


「んしょっと!……次はシロ!!…シロの番です!!!」


「ッ!?…あ、あぁ!…そうだな!…」


この時言わずもがなその色違いのハクと言うのはシロの事で!…

その際まるで双子ファッションか?と思う程に何から何まで一緒であり、

では何が違うのか?と言うと二人が着ているドレスの色がそれぞれ違い!…

ハクが着ているドレスは薄い水色に見える一方、

シロの着ているドレスは薄いピンク色に見えるモノで!…

と言うのもこれもオリハなりの拘りなのか、それとも別の狙いがあるのか?…

とにかく若干の違いがそれぞれ見られ!…


一方でシロは踏み台を飛んで上るよう駆け上がり!…

てっぺんに立った所で満面の笑みをマサツグへぺカッ!と浮かべて行くと、

次は自分の番!と上機嫌!…更に尻尾を振って見せる!…

と、シロの顔がドアップ!…と言う程でも無いのだが、

視界に飛び込んで来た事でマサツグもハッと我に返って見せ!…

すると今度は気を取り直す様にしてシロに笑みを!…

勿論ハクの事を気にしていない訳では無いが、

当然ちゃんとシロにも平等に!…相手をするようスッとハクと同様!…

色々と注意をしながら準備に入ると、

シロはシロでそんな様子と言うかマサツグに緊張!…

いつもと違う!と戸惑ってしまう!…


__…スッ…ギュッ!!……ッ…


「ッ!…ッ~~~…え、えへへ♪…な、なんだか緊張するのです!…」


それはギュッと手を放さない!とばかりにナイフごと両手を包まれると、

今までにない体験で思わずシロはドキッとしてしまい!…

と、次にはその両手から伝わるマサツグの熱にこれまた更にドキドキとし出し!…

それこそいつもマサツグの腹の上で大の字で寝ている事から比べれば、

これ位全然だと思うのだが!…これはこれで何かシロからすると違うらしく!…

思わず照れる様にしてポッと頬を赤く染めると、

次には気恥ずかしそうにマサツグへはにかむ!…

素直に緊張している事を口にする!…

するとまたそのシロの表情でマサツグもドキッ!と言う訳では無いのだが、

何かやはり思う事が有った様子で!…


__ッ!!…ッ…ッ~~~……


{…ご主人様!…ここまで育ててくれてありがとうございました!!…

シロは!!…シロはこの人と!!…幸せな家庭を築きます!!!…}


__…ッ…ダバアアァ!!!……ッ!?…どよぉ!?…


その際思う事!…と言うか思った事はシロが成長して行く姿で!…

と言うのもゆくゆくはシロも素敵な女性に!…

と、それも次にはかなり飛躍して場面が変わり!…

シロが何処ぞの誰かのお嫁に行く場面を想像すると、

マサツグの脳内ではフルボイスの感謝の言葉を口にし出し!…

そして自身の元を離れるシロの姿をこれまた続けて想像してしまい!…

となるとそんな様子を想像したマサツグは途端にダバッ!と…

声を上げる事無く滝の様に涙を流し始め!…

シロを嫁に出したくない!と言った感情がボロボロと目から流れ落ちると、

それそこ何かに苛まれる様に!…悲観の表情を浮かべて見せる!…

すると一方で突如泣き出したマサツグにスタッフ一同は勿論の事、

同じくその様子を見守っていたオリハまで何事!?とばかりに慌て始め!…


「ッ!?…ちょ!?…ハ、ハァ!?…な、何で急に泣き出して!?…」


当然ただシロとウェディング体験をするだけで突如泣き出す兄を理解が出来ず!…

それこそそんな様子を見せるマサツグにみっともない!と…

オリハも思わず慌てて何で!?と戸惑いの言葉を漏らして行くと、

勿論ウェディング体験は一時騒然!…とにかく混乱の渦に飲まれてしまう!…

一方でそんなマサツグの様子に気が付いているのかいないのか、

シロは未だ照れた様子でモジモジとして見せ!…

と、この時やはりハクと双子であるからか非常に似た反応を露わにしており!…

が、これも細かい所を言うとハクは大人しく恥ずかしそうにしていた一方!…

シロはその場を楽しむ様に!…

フフフ!と笑みを零しながらの偶に艶のある?笑みを浮かべて見せ!…

しかしそんな様子は今のマサツグには見えておらず!…

ただ何故か独りでに泣いて居り!…

スタッフも進めるかどうかで悩んでいると、オリハがマサツグに喝を入れ!…


「あ、兄さん!!…しっかりしろ!!!!…

何を考えているかは知らんが!!!…今はに集中しないと!!!」


「ッ!…た、体験?……ッ!!…」


それはマサツグの状態に気付いてか!…

会場全体にその声がハッキリと聞こえる勢いで、

とにかくそのみっともない姿にオリハは言葉を!…

それこそ今はウェディング体験に集中するよう注意を口に!…

するとそのオリハの言葉にマサツグもピクッ!と反応をして見せ…

と言うのも現実に引き戻されたよう!…

ハッとした具合にマサツグが途端に正気を取り戻すと、

ピタッと泣き止む様子を見せる!…

一方でそんな事を言うオリハにシロも何事?とばかりに、

これまた反応を示して行く!…


「ッ!…ご主人様ぁ?…」


「ッ!…な、何でもない!!…何でも無いんだ、シロ!!…」


「……ッ?…」


この時反応を示すと言ってもオリハにではなく、

オリハに注意をされているマサツグに向けてであり!…

その際マサツグの様子を確かめる様にチラッと視線を…

何ならマサツグの事も呼んで見せ!…

それこそ何か心配をする様なそんな素振りを見せるのだが、

マサツグはそんなシロの呼び掛けに対して機敏に反応!…

思わず顔を見られなようにそっぽを向く!…

そして急ぎ涙を拭うそんな様子も見せて居ると、

シロからそのマサツグの様子と言うのはとても不可思議に見えるモノで!…

が、これと言ってそこから更に言及する事は全然無く!…

ただ首を傾げて不思議そうに!…

ジッとマサツグを見詰めるそんな様子を露わにすると、

スタッフの方からも確認!…大丈夫かどうかと問い掛け始める!…


「…あ、あのぉ~?…こ、このまま進めても大丈夫で御座いましょうか?…」


「ッ!…あっ…は、はい!!…スイマセン!!…続けて下さい!!…」


__…ッ!…チラッ?……


それこそ当然困惑している様子でマサツグに声を!…

するとマサツグもハッとしては途端に謝り続けてくれ!と…

その際涙を拭い終えてふとある事に気が付き!…

と言うのもシロが顔を覗き込もうとしている様子で!…

一瞬?だが泣いていたせいか、マサツグが自身の事を何も考えず!…

チラッとそのシロの視線に気が付いた様子で振り向くと、

次にはシロもそのマサツグの顔を見て途端にビクッ!と…

マサツグに心配の言葉を口にして行く!…


「ッ!?…ご、ご主人様?…泣いてるですか?…」


「ッ!…ふぇ!?…あ、あぁ…気にしないでくれ!!…」


「……ッ??……ッ…」


当然そんなマサツグの泣いた後の顔にシロは驚き、

何故泣いているのか?と疑問の言葉を!…

と、ここでマサツグもハッ!と今の自分の顔の状態に

気が付いた様子で!…次には慌てて何でも無い!と…

それこそシロを安心させるよう!…

笑顔で誤魔化し冷静になる事を意識すると、

シロもそんなマサツグの慌て様を見て更に疑問を!…

何なら色々と考えるそんな様子を露わにする!…

それは何か嫌な事でもあったのか?と言った事から連想すると、

原因はシロにあるのか?と考え…

が、思い当たる節は一切何処にもなく!…故に余計に不安になり!…

今度はシロの表情が徐々に暗くなって行くと、

またスタッフがそれに気が付いた様子でオロオロ!…

再び待ったが掛かってしまう!…


「ッ!…あ、あのぉ?…」


「ッ!…へ?…ッ…ッ!!…シ、シロ?…」


それはマサツグへ本当に進めて良いのか?とばかりに声を掛けると、

暗くなっているシロの方へスッと手を差し出し!…

するとマサツグもそんなスタッフの様子にへっ?と気が付き言葉を!…

と、次にはチラッとシロに視線を向けて行き!…

そこでつい先程まで元気な様子を見せて居た筈なのに!…

スタッフと同じく暗い表情を浮かべているシロの表情を目にしてしまうと、

今度はそれを見て勿論困惑!…

急に如何した!?とばかりにシロを呼ぶ!…

するとシロもマサツグに呼ばれた事でピクッと反応をして見せると、

今度はマサツグへ急に謝り始め!…


「…ごめんなさい…」


「ッ!…ふぇ?………え?…えぇ~?……」


本当に一言簡単に何の脈絡もなくシロはマサツグへ謝罪を口に!…

となると突如謝られた事でマサツグは戸惑い!…

これには何!?とばかりに理解が出来ていない様子も露わにすると、

そんなシロを前にして慌て!…一体何が起きたのか?を頭の中で考え始める!…

それこそシロが踏み台を登って来た所から思い出すと、

何か思い当たる節があったか?を一から辿り出し!…

が、幾ら考えた所で何も分からず!…

ドンドン暗くなって行くシロを目の前に!…

マサツグが更に戸惑う反応を見せて居ると、

一方でシロは更に言葉を続けて行く!…

と、ウェディング体験もまたここで足止めとなってしまう!…


「シロ…何かしちゃいましたか?…ッ…シロは何をしたのか分からないけど…

何かしちゃったのなら…ごめんなさい!……ッ~~~!!…」


その際シロはやはりマサツグが泣いている事を気にして居り、

その原因は自分にある!と誤解をし続け…

が、同時に何も分からないが故に質問もこれまた口にして行き!…

何か悲しませる事をしたのか?と…

もし何かをしていたのならごめんなさい!と、目に涙を溜めて!…

もう一度マサツグに謝罪の気持ちを露わにすると、

マサツグもそれを聞いて漸く合点が行った様子!…

次には慌ててシロに誤解である事を口にする!…


「ッ!?…え?…あ、あぁ!!…ち、違う違う!!!…

シロは何も悪くない!!!…悪いのは俺って言うか何と言うか!!…

と、とにかくシロは何も悪くない!!!…安心しろ!?…」


改め直すとマサツグが泣いた原因は勝手な妄想、それもかなり重度なモノで!…

故にシロは関係無く!…いやある意味で言えばあると言えばあるのだろか?…

が、とにかくマサツグは誤解!と否定!…必死にシロは悪くない!と宥め出し!…

その際シロから手を放してワタワタと滑稽に身振り手振りを慌てて見せると、

自分が悪い事を口に!…シロは悪くない!と言葉を掛ける!…

するとその言葉を聞いてシロも半泣き状態でピクッと反応をして見せると、

次にはマサツグに確認をし出し!…


「ッ~~!!…グスッ!!…本当に?…」


「勿論だとも!!!…シロは何も悪くない!!…だから安心しろ?…」


この時目に涙を溜めたままマサツグの方へチラッ?と視線を…

するとそこには後もう少しばかりでダムが崩壊するシロの様子が!…

となるとそんな様子がシロの表情から見て取れると、

マサツグもこれまた必死に!…何度もシロは悪くない事を口にする!…

そして優しく微笑み徐々にシロ共々落ち着きを取り戻し始めると、

安心するよう言葉を掛け!…

が、今度はここでシロから手痛い?質問を受ける事になってしまい!…


「…じゃあ何で泣いて?…」


「ウグッ!?…そ、そこには触れて欲しくないと言うか…

と、とにかくほら!!…ギュウゥ!!…」


と言うのも当然の疑問であって!…

何故泣いていたのか?をシロが恐る恐る改めて質問をすると、

その質問をされた事でマサツグは痛い所を突かれた様に声を上げ!…

となると今度は誤魔化す様に言葉がしどろもどろになってしまい!…

が、そこはシロをこれ以上不安にさせない様に!…

かつ自身のしょうもない自尊心?を守る為!…

強硬手段に出るよう両腕を広げ!…

シロに抱っこをしてやる!とばかりの態度を取って見せると、

シロもピクッ!とそれに気が付いた様子で…

次には吸い込まれる様にハグをする!…

そして互いが抱き締め合う様にジッとすると、

シロも落ち着いて来た様子でマサツグに甘える!…

と言うか元気が出て来た様子で尻尾を振り!…


__ッ!…ギュウウウゥゥ!!!……ッ…パタタタタッ!!…


「…どうだ?…落ち着いたか?…」


「…はいです……本当に?…本当にシロが悪いんじゃ?…」


するとマサツグもそれを目視してから言葉を口に!…

シロに落ち着いたか?を優しく尋ね、更にギュッとシロの体を抱き締め!…

と、それに対してシロもマサツグの胸に顔を埋めながら返事をして行き!…

この時ムイッ!と首を上げ…返事をすると同時にやはり心配なのか?…

再び本当に自分のせいではないかどうか?を尋ねて行くと、

マサツグはそんなシロに笑った声で無い!と…こちらも再び否定をする!…


「無いない!!…全然無い!!…だから気にするな!!…

…さぁ!…続きをやるぞ!!……最高の思い出にしないとな?…」


「ッ!……はいです!…」


そしてもう気にしない様にこれまた言って聞かせるよう言葉を掛けると、

今を楽しまなきゃ損!とばかりに…

ウェディング体験の続きをする事を口にして行き!…

その際スッとシロを放して向き合う様に距離を取ると、

シロに笑みを浮かべてもう自分が泣いていない事をアピールして見せ!…

最高の思い出を作ろう!と続けて言葉を掛けて行く!…

するとそんなマサツグの言葉にシロもハッと若干目を見開いて見せると、

次には同じく笑顔で応えるようマサツグにニコッと笑い始め!…

と、同時にいつもの様に返事をして行き!…これには周りのスタッフもホッ!と…

何事もなく体験の続きを始められそうな事で安堵すると、

改めて進めて良いか?の確認を…マサツグに言葉を掛けて行く!…


「…ッ…では続きをやろうと思うのですが、大丈夫で御座いましょうか?」


「「ッ!…はいはいです!!」」×2


まるで自分達もこれで落ち着けた様なそんな反応を露わにすると、

マサツグ達に準備をして欲しい感じで言葉を掛け!…

と、その言葉を受けてマサツグとシロもピクッと反応!…

それこそ二人揃って返事をして行き!…またシロがナイフを握って!…

マサツグがそのシロの手を包み込む様に同じくナイフを握って行くと、

直ぐに準備を整える!…

となるとそんな二人の様子にスタッフも大丈夫!と確認をする!…

そしてハクの時と同様!…同じ人が音頭を取ると、

そのまま先程の流れと一緒でケーキにナイフを落として行き!…


「…では先程と同じ様に進めて行きます!…

引き続き音頭は私が取らせて頂きますので、よろしくお願いいたします!…

…ンンッ!!…では参ります!!……ケ~キ、入刀!!」


__…スッ…ズズズズッ!……


「ッ!…ッ!…おおぉぉ~!!…本当です!!…

本当にケーキを切って!!……って、んん?…

あれ、これはケーキじゃ?…」


全く何もかも一緒の様でスタッフが案内!…またマサツグ達に挨拶をして行き!…

お辞儀をしてからンンッ!と咳払いも一つして声の調子を整えると、

ケーキ入刀の音頭を!…

するとマサツグとシロもそのダミーのケーキにナイフを落とす!…

これで三度目となるマサツグはもう驚かないが、

シロは勿論違う様子でそのナイフの入り具合!…

手応えにハクと同様の驚き様を露わにし!…

それこそ思わず混乱する様なそんな反応も見せており!…

となるとそんなシロの様子にマサツグが思わず笑ってしまい!…


「ッ!…シロ?…これは食べられないケーキ!…偽物!…」


「それでは写真も撮りますねぇ?…はぁい、こっちを向いてくださぁい!」


それこそ改めて目の前のケーキが偽物である事を教える様に!…

そして和気藹々とした様子を露わにして行き!…

その様子を見て更にスタッフ達もホッコリとする様な!…

そんな反応を取って見せると、次にはそれに乗じてと言うか!…

写真担当のスタッフがマサツグ達に声を掛け出す!…

と言うのもハクの時と同様!…

思い出作りの写真を撮るよう視線の指示を口にすると、

マサツグとシロも途端にピクッと反応をして見せ!…


__ッ!…ッ…ニコッ!…カシュンッ!!…ッ~~~~……


その際二人がその方向に視線を向けると、

そこには気付いて欲しそうに手を振るスタッフの姿が有り!…

となるとそんなスタッフの様子を二人で見て一度互いに顔を見合わせ!…

次には互いにニコッ!と笑い…

その表情をそのままでスッとカメラの方へ向き直すと、

この表情で撮ってくれ!とばかりに意思を露わに!…

するとスタッフもその意志を汲み取った様にシャッターを切る!…

そしてまた某・一狩り行こうぜのゲームに出て来る毒怪鳥の如く!…

そのフラッシュに一度怯みそうになっていると、

一方でスタッフが更に進行をして行き!…


「…はい、これにてこの方のケーキ入刀も終わりです~!…

また続きまして花嫁の交代をお願いしま~す!…」


と、写真を撮った所でシロも一旦ここまで!と…

そして最後にフィロと交代するようお願いをして行き!…

その言葉を聞いてシロもフッと若干不服そうにすると、

それでもその指示には従う様子で踏み台を降り!…

一方でフィロは待ってました!とばかりに軽くアップをし始め!…

それこそ何故体を動かす必要があるのか些か疑問では有るのだが、

とにかくフィロはこの瞬間を待っていた!と…

次にはゆっくりマサツグの方へ向かい尻尾を振りながら!…

心待ちにして居た様子で歩いて行くと、思わず不敵な笑みを浮かべる!…

その際これまた一方でハクは!…

もう現像がされたのか写真を受け取っては、

目をキラキラと輝かせているのであった!…

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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜

大好き丸
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異世界「エデンズガーデン」。 広大な大地、広く深い海、突き抜ける空。草木が茂り、様々な生き物が跋扈する剣と魔法の世界。 ダンジョンに巣食う魔物と冒険者たちが日夜戦うこの世界で、ある冒険者チームから1人の男が追放された。 彼の名はレッド=カーマイン。 最強で最弱の男が織り成す冒険活劇が今始まる。 ※この作品は「小説になろう、カクヨム」にも掲載しています。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活

怠惰怠man
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異世界転移した花田梅。 スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。 何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。

ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた

ひまなひと
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主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~

仮実谷 望
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とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。

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