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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章二十節 荒れる花嫁達・後編とハクの倫理観?と平等のキス-
しおりを挟むそれこそ自分だけ無視をされている事に対してハクは不服!と言わんばかりに…
と、勿論マサツグ達としても別にそんな意図はないのだが!…
ハクは膨れるとその話に飛び入り参戦、何なら自分もそれ位!と言った具合に…
いとも簡単にマサツグの唇をフィロやリーナの目の前で奪って見せると、
また二人も酷い動揺を露わにする事に!…
目を見開いてはギョッとする困惑具合をこれまた見せる!…
宛らそれは今目の前で自身の恋人、或いは旦那を奪われた様な!…
何かそれは大切なモノを失った消失感と言う…
同時に奪われた!と言う怒りも込み上げ!…が、一方でハクは御構い無し!…
そのマサツグの争奪戦に名乗りを上げる様に!…
自身もマサツグの事が好きである事を口にし!…
「…ハクの事を忘れないでください!…
…ハクだって……ハクだって!…先生の事が大好きなんですから!…」
「ッ!?…い、いや大好きって言われても!!…」
それは軽く口付けをした後で膨れっ面のまま文句を口にする様に!…
と、そこでハクもハクで頬を赤く染めて見せ!…
マサツグが大好きである事を堂々面と向かって話し出すと、
マサツグもそんなハクの直球振りに思わず戸惑い!…動揺の言葉を漏らす!…
その際フィロとリーナはワナワナとした様子でジッと二人の事を凝視するが、
ショックの方が大きいのか未だ動けず!…
その間にもハクが更にマサツグへ迫り!…
「…言った筈ですよ?…あの時、先生をお婿さんにするって!…
アレは嘘じゃなかったんですよ?…」
「ッ!?…い、いや今は!!…
嘘云々よりこの状況を何とかして欲しい様な!…」
この時話し出したのはあのシロと一騎打ちをした時の事であろうか!…
闘技場にてシロを挑発する為に用いた言葉と思っていたが、
ハクはあれは嘘でも何でも無い!と…
それこそ紛れもなくハクの心からの本心であった事を頬を膨らませながら!…
かつ照れる様にしてマサツグに伝えると、上目遣いでジッ!と…
マサツグに視線を向けて見せる!…と、ハクも恋する乙女となって!…
今マサツグに自身の思いを伝えて行った訳なのだが、
しかしマサツグからすればそれ所ではなく!…と言うのもマサツグの視界には、
そのハクのドアップの表情だけでなく戸惑うフィロにリーナの姿!と…
何なら今は見えないがシロの方からも異様な気配が!…
それは怒っていると言うより同じくヤキモチ!…
となるとそんな四面楚歌にマサツグも慌て!…
思わずハクに対して如何にかして欲しい事を口にすると、
ここでシロも行動開始!…やはり黙っては居られなくなる!…
__…スゥ~…ガッシ!!…よじぃ!!…
「ッ!?…ちょ!?…シ、シロさん!?…」
__よじぃ!!…よじぃ!!…よじぃ!!…よじぃ!!……ッ…グルンッ!…
宛ら群雄割拠?と言った様子にシロも参戦を決意すると、
次にはしがみ付いていた手を放して別の所へ手を伸ばし!…
と、それは言わずもがなやろうとしている事はマサツグ登りで!…
その際マサツグの正面にはハクが居り!…
そのまま登れない事から回り込み!…
背中から果敢にマサツグをゲインして行くと、
一方でそんなシロの様にマサツグも戸惑い!…待った!を掛ける様に声を掛ける!…
しかしそれでシロが止まる筈もなく、直ぐに慣れたモノで登頂完了!…
すると形としては肩車をして貰う様にシロはマサツグへしがみ付き!…
そこからは頭に覆い被さるよう更に動き!…
ハクもそれに気が付いた様子でスッと顔を避けて行くと、
今度はシロがアクロバティックに決める!…
負けない!とばかり見せ付けて行く!…
__ッ!!…ッ!?……んちゅ♥……ッ!?…どよぉ!?…
{ッ!?…な、何!?…何この状況!?…
てか皆固まってしまったし!!…スタッフさん達にもガン見されてるし!?…
フィロとリーナもトンデモナイ!!…って言うか名状し難い形相になってるし!!…
…てかハクはハクで何でそんな興味深そうにしてられるの!?…
先生今君の心が一番読めない!!!…てか何で如何してこうなった!?…}
絶対に負けられない戦い故、シロに一切の迷いは無く!…
と、される方もされる方で三度戸惑い!…一体何が如何なって!?と…
何故この状態になったのか!…
口は塞がれながらも心の中で如何してこうなった!?と考え出すと、
そのシロの熱烈な接吻をハクはジッと凝視!…
それは実に興味深そうに目を輝かせる!…
そして周りも周りで当然動揺と言うかどよめきが走って行くと、
もう何も言えずに固まり!…
__…………ッ…
と、シロもマサツグと口付けをした事でフィロとリーナは石化!…
フィロはただ目を見開いてその様子を見ている事しか出来なくなり!…
リーナはリーナでまるで自身が上書き、
いやこの場合はシロとハクと間接キス?をされた事にこれまた違う!…
動揺の色を露わにすると、思わず自身の唇に手を!…
ゆっくりと撫でては頬を染める!…勿論リーナにそんな気は一切ない!…
だが少し多感と言うかそう言う事を気にする様で!…
と、とにかくこの一瞬の様な出来事に誰もが動けず仕舞い!…
が、次にはここである変化が!…
と言うのもフィロに異変がボフン!と起きてしまい…
__…ボフンッ!!…ッ!?……ダボォ!…
「ッ!?…し、しまった!!…余りの出来事ゆえ集中力が!?…」
それは宛ら変身が解けるよう突如煙を纏い出し!…
と、次には直ぐにその煙も晴れて行き!…
そこでサイズの合わないチャイナ服を着ている!…
いつものチンチクリンのフィロの姿が見つけられると、
その当本人も変身が解けてしまった事で勿論動揺!…
何ならその原因に他三人のせいである事を口にする!…
そしてあられもない姿で一人ワタワタとしていると、
少ししてフィロに就いていたスタッフがハッと我に返るよう反応をし!…
「…ッ!?…フィ、フィロ様!!…今すぐに別の衣装を!!…」
__ババッ!!…ヴァサァ!!…グルンッ!!…ガッ!!…ダダダダダ!!!…
それこそまずは直ぐに別の着替えを用意する事を話し出すと、
誰にもその裸の姿を見られない様に!と近くにあったシーツを手に取り…
するとそこからバッと広げてフィロの体を包み隠し!…
そこから更にまるでフィロを誘拐をするよう!…急ぎ抱えて更衣室に!…
フィロのお色直し?に入って行くと、ただひたすらに慌しい様子を露わに!…
となるとその様子に他のスタッフ達も戸惑って見せる!…
さてこうして一時的にフィロが撤退してしまった様に見えてしまう?と、
今度はリーナが慌てた様子でシロとハクに注意を!…
「……ッ!!…コ、コラ!!…シロにハク!!…
そ、その様にそんな!…か、かかか簡単に!…
く、くくくく!…く、口付けをするモノでは!!…」
その際ハッと我に返るそんな反応を露わにすると、
次には言い聞かせる様に注意の言葉を口にして行き!…
と言うのもまるではしたない!と言った具合に…
まだ小さな女の子であるが!…いや故に!と言った所で…
そんな無暗に口付けはするモノでは無い事を二人に話すと、
このリーナの言葉にハクがピクッと反応!…今度は
リーナの方へとゆっくり振り向く!…
この時何か疑問と言うかジトッとした表情を浮かべて見せると、
そのリーナの言葉に対してこう返事をして行き!…
「ッ!……如何してですか?…」
「ッ!?…なっ!?…」
と言うのも直球に疑問を口に!…
別に注意をされたからムッとなり対抗とか、
或いは猫を被っているとかそう言うモノでは全然なく!…
ただ純粋にそのリーナの言葉に対して疑問を持ち!…
故に如何してか?と尋ねて真っ直ぐ見詰め!…
その言葉の真意についてジッと返事を求め出すと、
リーナもリーナでまさかの返事で思わず戸惑ってしまう事に!…
何なら言葉でも戸惑い様を露わにする!…
そしてハクに狼狽え様を見せてしまうと、
更にハクの質問?…いや言葉は続きを見せ!…
「ハク達は先生が好きだからキスをしたのです!…
この気持ちは誰にも負けない!…譲る気も無いのです!…
…それに…それにお姉さんもしっかり先生にキスをしていたのです!…
ハク達は駄目で…お姉さんは良い?……如何してですか?…
如何してキスをしちゃダメなのですか?…」
それは自分達もリーナと同じでマサツグが好きである事を口にすると、
キスは一つの感情表現であるよう話しをし!…
と、更に改めてマサツグが好きであるが故に!と…
その思いは人一倍強く!…
誰にも渡したくない!と言った本音も更にリーナへ続けて行くと、
ここでスッと牙を剥く!…リーナに意地悪な質問をする!…
と言うのも確かにリーナもフィロに挑発をされたからとは言え、
自身の愛を証明する為にマサツグへキスをした訳であり!…
となるとそのキスと自分達のキスとで何か違いが有るか?と…
それこそさも正当な主張である様に!…
戸惑うリーナに向けて如何して?とその答えを再び求めると、
その質問にリーナもこれまたたじろぐ!…が、それでも何とか返事?をする!…
「ッ!?!?…そ、それはぁ!……ッ!!…
ッ…ッ~~~!!……キ、キスをすると!…そのぉ…
こ、子供が出来てしまうからで!……ッ…」
この時動揺の余り言葉に詰まる様子を見せると、
その答えにもこれまた悩んでしまい!…
が、次には思い付いた様子でハッ!として見せ…
苦し紛れに誤魔化す為の嘘をハクに返して行くと、
その際自身で言っておいて想像をしたのか?…
思わず頬を染めて照れる様子を露わにする!…
そしてまた乙女と化してハクの目の前でモジモジとすると、
一方でそんなリーナの答えに対してハクはこれまた疑問を持ち!…
となるとやはりもう一度質問をする事に!…
「……ッ?…如何して出来ちゃダメなのですか?…」
「ッ!?…はぁ!?…な!!!…」
それこそそれの何処が不味い?と言った様子で今度は首まで傾げ出すと、
まんま疑問の言葉を口に!…
となるとまた剛速球のカウンターが飛んで来た事で、
リーナはこれまた戸惑いを露わに!…何ならこれは本気で言っているのか?と…
或いは試されているのか?と言った具合にハクに対して疑心暗鬼になり!…
と、同時に本当に知らなかった時の為に!…
真実を教えるかで如何か?で思わず悩む反応を見せてしまうと、
言葉にならない声を漏らし続ける!…
一方でハクはこれまた問題無い!と言った事を続けて話す!…
「好きなら別に問題無いのです!…だって結婚をするのですから!…
三人でその子を育てれば良いのです!…何も問題有りません!!…」
この時宛ら愛が有れば問題無い!と言った様子で若干嬉々として見せると、
何ならもう結婚をしている体で話しをしていたのか!…
気になる事に三人で育てれば問題無い!と…
それこそ不安要素に関しては全く疑っていない様子で!…
寧ろ子育てに対して意欲的?…
いや何方かと言うと何か楽観的な所が見られ出すと、
リーナもそんなハクの話を聞いて戸惑いを感じ!…
次には倫理観は如何なっているのか?と疑問を持つ!…
そしてやはり戸惑う反応を見せるのだが、
同時にふとここでハクの言葉にまた違う疑問を持ち!…
「ッ!?…な、何と言う事だ!!…
一体今までどの様な教育を!?……って、ンン?…三人?…」
「ッ!…はいです!…先生に~ハクに~お姉様!…三人!!」
その際リーナがハクの言葉で引っ掛かった所と言うのは[三人]と言う言葉であり!…
それはマサツグとハクは勿論の事!…
しかしそこにまだ一人誰か居る様なそんな風に聞こえてしまうと、
ハクの言う[三人]の言葉に改めて疑問を!…
それこそ意味を尋ねる様に復唱をする!…
となるとそんなリーナの復唱に対してハクもピクッと反応をすると、
次には一体誰の事なのか?を話し始め!…
と、それこそ順にマサツグ・自身と口に出しながら指を差し!…
そしてその最後の人物をシロ!と…
これで三人!と言ってご機嫌の様子をリーナに見せると、
さも当然!とばかりに言うハクの様子にリーナは更に戸惑い!…
次には否定の言葉を口にする!…
「ッ!?…い、いやいやいやいやいやいやいやいや!!…
ハ、ハクよ!?…何を言って!?…」
何なら戸惑いの余り思わずいやいや!と言葉が長くなってしまうと、
次にはまるで正気か!?とばかりに言葉を更に続けて行き!…
と、未だ理解が出来ない様子でハクをジッと凝視して見せ!…
その際困惑の様子も見せるのだが、
ハクはそんなリーナの様子を見ても何とも!…
寧ろ何をそんなに慌てている?と言った表情を浮かべて見せると、
また首を傾げて行く!…逆に理解が出来ないそんな反応を露わにする!…
すると一方で今度はフィロの入って行った控室の方から!…
突如慌しい音が聞こえ出すと、誰も彼もがその物音にビクッと反応を示し!…
__バアアァァン!!!…ッ!?…
「そうじゃぞハクよ!!…そこにわっちが足らぬではないか!!!」
「そう言う問題じゃないのだが!?…」
それは突如蹴破られた様にして音が響き!…
となると誰もが振り向き驚きを露わにし出し!…
一体何事!?と言った様子でその要因の確認をし始めると、
そこにはもう先程の妖艶な姿ではなく!…
普通にチンチクリンの姿となったフィロの姿を目撃する!…
何ならそれでもウェディング体験は諦めないのか、
今度はシロやリーナ達と同じく洋式のウェディングドレスに着替えて居り!…
と、次にはハクの主張をしっかり聞いて居た様で!…
異議あり!とばかりに声を上げ!…
その子育ての話に自身が居ない事を不服とすると、
リーナもそのフィロの話を聞いて当然ツッコミ!…
そこじゃない!と慌てて見せる!…
一方でマサツグも漸く唇に食い付く?シロにスッと手を伸ばして行くと、
引き剥がしに掛かり始め!…
__…ッ……ガッ!!…ちゅ~…ぽん♥…
この時シロの肩辺りに手をやり持ち上げる様にして!…
グッと拘束を外そうとすると、
シロもそれに対して抵抗するようスッとマサツグに吸い付き!…
しかしただ吸い付くだけでは無力で有り!…
それは宛ら何か吸盤が外れる様に!…
ポン!と軽く音を立ててシロが元の肩車の状態に戻されて行くと、
一方でマサツグはシロを落っことさないよう!…両腕でずっと捕まえ続ける!…
それこそシロを安定させるよう自身の頭に寄り掛からせる様にしていると、
一方で引き剥がされたシロはここでムッ!と…
と言うのも引き剥がされた事に対して、
不服そうな表情を浮かべそうなモノでは有るのだが!…
「……ムフゥ~……ッ♥…」
「…はあぁ~…そもそもとして!…
まずここへはただ体験をしに来ただけの筈だが?…」
シロはこの時ムフゥ~ッとさも満足げな様子で蕩ける表情を浮かべており!…
それはもはや何も言う事無くただされるがままで!…
マサツグの頭にグデン!ともたれ掛かる様子を見せると、
一方でそれを傍から見て居る者達は落ちそう!と言った不安を覚え!…
が、マサツグはそれよりも!と言った様子でツッコミの言葉を口に!…
と言うのもまだ体験の序盤も序盤で有り!…告白合戦は後にし!…
未だこのイベント?を進めたい様なそんな様子を露わにすると、
若干不機嫌な様子を!…すると他の面々もビクッとする!…
「ッ!!…し、しかし!!…今我々からすれば断固として!!…」
「ここに居るスタッフさん達に迷惑を掛けてでもやる事か?…」
しかしここで押されては勿論話は有耶無耶に!…
勿論最初からこの話になった時点で分かっていた事なのだが、
リーナがここで終わらせる訳には行かない!とばかりに…
勇気をもってマサツグに反論をするのだが、
しかしマサツグの方が上手で有り!…
ここに来た最初の目的を思い出させるよう!…
何なら現在進行形で周りに迷惑を掛けている事を口にすると、
さも辺りを見回すようチラッと視線を外に!…
するとそれに釣られてリーナもチラッと視線を外す!…
と、そこにはずっと!…
この状況を如何しようか?と言った視線を向けるスタッフ達が立って居り、
中にはふと違う様子を見せて居る者も居るのだが!…
とにかくそんな者達を目にしてリーナもハッ!と…
徐々に落ち着きを取り戻し!…
「ッ!?…そ、それは!!……ッ…」
「…とにかく!!…ウェディング体験には付き合ってやるから!!…
今はその話を無しにしろ!!…でなきゃいつ終わるか分かりゃしねぇ!…」
その際まだ反論をしたい様子で言葉を口に!…
だがそれでも周りの様子が一度でも目に入ると、
さすがのリーナも折れてしまい!…
と、マサツグが怖いからフィロは最初から沈黙しており!…
そして漸く静かになった所でマサツグも更に言葉を!…
とにかくイベントには付き合う!と…
だからいい加減話を進めさせろ!とそれこそ…
ウンザリした様子で話しをすると、また辺りはシンと…
まるで嵐の前の静けさの様に静まり返る!…
そしてその話を聞いてリーナもグッと拳を握ると、
さも悔しそうな様子を見せ!…
「ッ!!…ッ…ッ~~~……」
下唇を若干噛んではグッと堪え!…と、その様子にまた思わず静まり返り!…
これは本当に大丈夫なのか?と…
スタッフ達がその様子を見てこれまた色々と心配を感じてしまっていると、
マサツグもそんなリーナの様子には気が付いている様子で!…
チラッと見ては若干呆れもしてしまう!…
そしてそろそろ話を進める上でしがみ付くハクと肩車のシロを床に降ろすと、
ここでフィロに何を思ったか声を掛け出し!…
「…で、それはそうとして……フィロ?…」
「ッ!?…な、何じゃ?…」
それは意味有り気な様子でフィロを呼び!…
となるとフィロも突如マサツグに呼ばれた事でビクッと反応!…
それこそ怒られるのでは!?と警戒をし始め…
思わず呼んで来たマサツグに対してスッと身構える!…
いや逃走を図る様な逃げ腰の姿勢を取ってしまうと、
マサツグはそんなフィロに対して呆れた様な!…
しかし目を疑う行動を取って見せる!…
するとその行動を見た面々は戸惑いを露わに!…
特に戸惑って見せるのはまさに話し掛けられたフィロで有り!…
「…こんな事を言うのも自分でもどうかしてるとは思うけど…
お前だけ無しって言うのは不公平だよな?……ん…」
「ッ!…ふぇ?…」
と言うのも如何やら呆れているのは自分に対して!…自身で頭を抱え出し!…
徐に不公平と何かについて話をすると、スッと徐に体を屈める様な!…
そしてフィロに向かいスッと口を窄め始める!…
となると急にそんな行動を取って見せるマサツグにフィロもこれまた困惑すると、
理解が出来ない様子で固まってしまい!…
何なら気の抜けた様子で言葉をへっ?と漏らす始末!…
そうしてフィロがさもフリーズした様に戸惑って居ると、
マサツグはん?と疑問を感じた様子で言葉を口に!…
「なんだしないのか?……キス?…
てっきりお前の事だからめちゃめちゃ気にしてると思ったんだが?…」
何でもそのマサツグの奇行はフィロの事を思ってのモノで、
と言うのもフィロだけキスしていない!と…
その際勿論の事ながら別に疾しい気持ちは一切なく!…
ただ何かここでしておかねば色々と後で揉めそう!と…
そう感じての行動でフィロにしないのか?と更に声を掛けると、
フィロもそれを言われて漸くハッ!と…
理解出来た様子で途端に目を見開き始める!…
そしてこの千載一遇のチャンスにフィロは更に幼児化すると、
両手を広げてマサツグの方へと駆けて行き!…
「ッ!!…す、すりゅ!!…わっちも!!…わっちもマサツグと接吻!!!」
__ッ!?…どよ!?…ざわざわ!…ざわざわ!…
何なら言葉まで喃語化し始める始末で有り!…
この時フィロは嬉々とした様子で必死の表情!…
それこそ若干目に涙を浮かべ出す程であり、
その様子に先程までの妖艶さは何処へやら?と…
スタッフ達もそのフィロの変わり様に思わず困惑の様子を見せてしまうと、
ただその様子を見ている事しか出来ず!…
いや元より見ている事しか出来ないのだが、それでもやはり改めて戸惑いの様子を…
この状況を作り出す?…
マサツグに一体何者!?と言った疑問を持つと、何か末恐ろしいモノを!…
とにかくこの様な事は初めて!とばかりに戸惑い続ける!…
一方でフィロはマサツグに向かい駆けて行く、
次にはマサツグへ飛び付く様にして唇を重ね!…
__トタタタタッ!!!…ガバァ!!…んちゅうぅ~~~♥……
{…嗚呼!…この時が永遠ならば!…この愛が本物であるなら!!…
わっちはもうこれ以上何も望まぬ!!…いや、もっとそれ以上を求めたく!!…}
この時他の面々がやった時と同じ?様に!…熱烈かつフレンチに接吻!…
しかしその感触をしっかり堪能するよう!…
じっくりマサツグと唇を交わし続けて行くと、心の中で歓喜する!…
それこそこの時間が永遠ならどれ程嬉しい事か!と涙も流す!…
と、仕舞いには更に段階を踏みたい!と言った願望まで…
やはり何所かしらで自身の欲が強く表に出そうになると、
ここでマサツグがそれを察知したよう言葉を口に!…
「…ふぃ~ふぉ~?…ふぃふぁんばふぁふはふふぉ~?…」
フィロと唇を重ねならが注意するよう!…
この後も閊えている!とばかりに口を動かし、
フィロもそのマサツグの口の動きを感じ取って!…
何なら音が漏れる様にして聞こえて来るマサツグの声に反応を示すると、
フィロもハッと我に返る!…
そして今までコレで失敗をした事をふと思い出しもし始める!…
そしてこれ以上は墓穴を掘る訳には行かない!とばかりに慌てて見せ!…
名残惜しそうにしながらも一旦離れる事を考えると、
慌てる必要な無い!と自身に言い聞かせ!…
{ッ!!…ハッ!!…イ、イカンイカン!!…
いつもこうして早急に事を求めて!!…失敗をして来ておるじゃろうに!!…
…ッ…少々歯痒い所ではあるが!…とりあえずここは一旦これで良しとし!!…
また隙を見てマサツグに仕掛けるチャンスを!!…}
__くふ♪…くふふふ♪…くふふふふふ♪……ッ…
{…まぁた何か変な事を企んでるなぁ~?…}
と、この時自覚しているのかフィロはフッと悪い笑みを!…
となるとそれをこれ程までにない位にド至近距離で!…
マサツグも当然ジッと凝視するよう確認をすると、
心の中でフィロが良からぬ事を!と…
しかし次にはこれと言ってお咎めも無しに唇を離す!…
尚フィロはこの後もその余韻を堪能するよう怪しく吐息を漏らし出すと、
頬を染めながら呆けて見せ!…
が、マサツグはそんなフィロをそのまま放置!…
それこそ最初にスタッフさんの言っていた提案通りに!…
この花嫁達の中で真っ先に動けそうなリーナの腰にスッと手を伸ばすと、
そのまま連れて行こうと始め!…
__……スッ…ッ!?…
「な、何を!?…」
となるとこの突然のマサツグの動きにリーナは戸惑い!…
別に抵抗の意志は見せないのだが、先程まで落ち込んでいた!…
いや悔しさを感じていた手前!…
急に女性扱いをされた事でさも不意を突かれた様に慌てて見せると、
ワタワタとしながら言葉を口に!…それこそ何!?とマサツグに問う!…
するとマサツグもそんな慌てるリーナからの質問に対して!…
ん?と疑問の表情を見せると、次にはリーナにこう返事をし始め!…
「ッ?…何をって…おま、変な事を言うなぁ?…」
「ッ!…へ?…」
「…やるんだろ?…ウェディング体験!…
だからそれっぽくエスコートをしようと思ったんだが?…」
それは何を言っている?とばかり…さもリーナが可笑しい様に言葉を漏らし!…
リーナもその言葉を受けて当然ヘっ?と更に戸惑い様を露わにすると、
その間にもマサツグはリーナをドナドナ!…会場の奥へと連れて行く!…
因みにその奥の方には新郎新婦用のテーブルが既にセッティングされて有り、
オマケでダミーのケーキも準備完了!と…
と、そんな完璧に用意されて有るテーブルの方へと歩きながら!…
次にはマサツグが楽しそうに!…
フフフ!と笑いつつウェディング体験を続ける事を口にすると、
今はリーナをエスコートしている!と…慣れない様子で返事をする!…
となるとそれを言われてリーナもハッと我に返る反応を!…
と、今度は顔を赤くし始め!…
「ッ!!…あっ…ッ…ッ~~~!!!…」
それこそ言われて漸くハッ!と理解をして行き、
同時に気付いた事で途端にカッとマサツグを意識!…
何ならつい先程まで悔しがる様子を見せて居たが!…
しかしこの行為を受けて途端にまた乙女になってしまい!…
リーナはされるがままと言った具合に顔を赤くしながらそのまま連行?…
とにかく用意されて有るテーブルの方へと連れて来られると、
またその間モジモジとして見せる!…
とことん落ち着かない様子を露わにする!…
さてそうしてウェディング体験をする上で指定の位置?までやって来ると、
スタッフもそれに気が付いた様子でまずはマサツグとリーナでサービスを始め!…
「ッ!…で、ではこれより簡略化版では御座いますが!…
ウェディング体験の程を始めさせて頂こうと思います!…
…まずはケーキ入刀!…夫婦の初めての作業となるモノで!…」
この時用意されて有る席に座る事は無いのだが、
リーナを連れて来るなりスタッフの案内のもと!…
用意されて有るテーブルの反対側へと案内され!…
すると次には二人がそのテーブルの反対側にやって来た所で包丁?を一本…
それを二人に握るようジェスチャーを交えながらスタッフが指導!…
となるとその指示に従いマサツグはリーナと…
互いに手を重ね合う様にしてスッと包丁?を握って行くと、
一方で誰に対して説明をしているのか?…
スタッフがウェディング体験を始める事を口にする!…
そしてまず最初としてお約束のケーキ入刀から始めて行くと、
そのスタッフの言葉にこれまたリーナが機敏に反応!…
「ッ!?…ふ、ふふふふ夫婦!?…マ、マサツグと!…私が!!…
…ッ…ふ、ふふふ!…えへへへ!…」
と言うのも夫婦と言われて慌てて見せ!…
勿論ごっこでは有るのだが、それでも改めてそう言われた事で!…
そう実感をするかのようボソボソと言葉を零し出すと、
次には思わず笑みを!…
まるで妄想に浸るよう我慢が出来なかった様子で声も漏らす!…
が、だからと言ってそれが何か意地汚く聞こえると言った様子はなく、
まんまそこには乙女が居り!…
と、幸せそうにするリーナにマサツグも思わず笑み!…
と、体験は滞りなく進んで行き!…時間にして約数十分!…
とにかくリーナの体験が終わって行くと、リーナはこの世の終わりの様な!…
ショックの表情を見せるのであった!…
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テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
おばさん冒険者、職場復帰する
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剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
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「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜
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元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
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今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
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とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。
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