どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章七十五節 神の戦い方と凶王の道徳と本当の最終決戦・後編-

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※ 諸事情によりこの話のタイトルを他のモノと替えさせて頂いております!…

  ですが内容に関しては全く問題無くお読みいただけるようになっている為、

  あくまでも参考程度に捉えて頂けると有難い!と言いますか…

  ぶっちゃけ気にしなくても大丈夫ですが、一応ここにご報告させて頂きます!…


 ---------------------------------------------------------------------------------


神か悪魔かその者は…ゆっくりと向かって来るディマオスに対して!…

さも慌てて居ない様子でスッと抜いた刀をまるで殺陣の様に一度振るうと、

次には当然ディマイオスに攻撃をするのだが!…先程までとは違う様子を

露わにする!…と言うのもここまではやはりまるで神事の様に…

ゆったりと余裕のある動きを見せるのだが、次に瞬間まるで我慢の限界!と

ばかりに激しさを見せ!…


__……スゥ…シュパパパパパパパパパ!!!!…


マサツグは徐に向かって来るディマイオスに対して片手正眼の構え!…

そして何処かで見覚えのある技を叩き込む様に!…真正面からその突っ込んで来る

ディマイオスにぶつかって行くようクッと腰を落とし踏み込んで行くと、

音だけを置き去りに!…その向かって行った筈のディマオスと重なる事無く

すれ違う!…その際それは傍から見て居る者達からはすると一瞬出来事、

当然何が起きたのか全く分からず!…しかし一方で徐々にではあるが

変化が見られ!…言わずもがなその変化と言うのはディマイオスの事で!…

槍を構えていた様子から徐々に変わり!…何か悶絶する様な苦しむ反応を

見せ始めると、宛らそれは某・奇妙な冒険に出て来るスタ○ド攻撃を受けた様な!…

本当に奇妙な様子を露わにする!…


「…鋭い痛みをゆっくり…テメェの罪の分しっかり味わえ!!…」


__フォンッ!!…スゥ…キンッ!!……ぐにゃああぁぁぁ!!……


この時やった本人もそれらしい事を口にすると、まずはスッと自分だけ普通に

動いて血糊を払う様に刀を一振り!…そして納刀までのルーティンを慣れた様子で

熟して行き!…一方で斬られたであろうディマイオスは!…

未だゆっくりとした動きを見せており!…前のめりに槍を徐々に手放し!…

まるで転けたかの様にディマイオス自身も徐々に倒れる様子を露わにすると、

その顔を歪に歪ませ!…体のあちこちから出血をさせる!…

その際その出血すらも宛らディマイオスの状態に釣られてゆっくりと勢い良く?…

とにかく噴き出す様子を露わにすると、その様子を下で見ている面々が

また驚く様にして見詰めて居り!…

となると一方でこの状態に対してディマイオスもこの時!…


{グッ!?…い、痛い!!!…な、何なんだ!?…これは!?…

確か私はあの愚か者と!!…目の前で消えたかと思えば次には!!…

い、一体!!…一体何が起きて!?…ッ~~~~!!!!…}


今現在進行形で受けているこの奇怪な状況に!…とにかく理解が追い付かず!…

神となってもままならないこの状態に何か底知れぬ恐怖の様なモノを感じて

行くと、更に堪らず狼狽える!…そしてその倒れるまでの間の痛みを必死に

堪え続ける!…それはまさに生き地獄と言った様子でマサツグに斬られた個所が

ゆっくり!と…直に生々しく裂けて行く感覚を覚えてしまうと、それに比例して

痛みが倍になったよう全身を駆け巡り!…と、本来鋭い刃物で切られた場合は

痛みでなく痒みを感じる筈だが!…そこはマサツグの鬼の斬撃!…

ワザと歯切れ悪く斬る事で痛みを生み出し!…それをまるで地獄の痛みと

思い知らせる様に工夫?を!…ただ淡々と冷静に罰を与えると、その痛みが

ずっとディマイオスを苛む!…だが永くは続かない様子で終わりを迎える!…


__……ッ…ドサアァァァ!!!…ギュンッ!!…


「ッ!?…ッ~~~~~!!!!…

グワアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!」


それは宙に浮いている為、地面など当然在る筈も無いのだが!…

しかし不可思議な事にディマイオスはさもそこに地面があるよう倒れて行き!…

となると次には更なる異変が、と言うのもディマイオスのスロー時間が

終わった?のか…途端に時間が正常に戻った事で感じる痛みもまた等倍に!…

それがディマイオスの体を再度駆け巡り!…その激痛にディマイオスも堪らず

今度は獣の様な叫び声を上げてしまうと、藻掻く様にして宙を転がる!…

一方でマサツグは慌てず騒がず振り返り始める!…その際やはり冷徹な視線で

藻掻くディマイオスへ視線を向けると、構える様子もなくディマイオスが

藻掻く方へ歩き出し!…


__……コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!?…


「グアアアァァァ!!!!…アアアァァァァァ!!!!…

ッ!!…ッ~~~~!!!!…

く、来るな!!!…くるなああぁぁぁぁぁ!!!!…」


宛らそのマサツグの足音はまるで死神の足音の様で!…

と言うか空中に浮いて居ながら足音が聞こえると言うのも可笑しな話なのだが!…

とにかく藻掻き苦しみながらも体を起こし!…その体の作り?…

或いは機能のお陰か!…マサツグにやられた傷を徐々に塞ぎ!…

癒して何とか自力で立て直そうとして行くと、足音が聞こえ始めた途端に恐怖!…

狼狽えながら来るな!と叫ぶ…しかし叫んだ所でマサツグの足が止まる事は

決してなく、寧ろ起き上がった事を好都合!とばかりに…


「…まだお仕置きは始まったばかりだ……何故…

何故俺が今のでトドメとしなかったか……分かるか?…」


__ッ!?…フゥ~~!!!…フゥ~~~!!!!…ッ~~~~!!!!…


マサツグはまだまだこれから!と冷静に殺気を込めながら言葉を口に!…

まさに冷酷な拷問官の様に!…先程の一太刀?についても何故トドメを

刺さなかったのか?と話して行くと、その答えをディマイオスに求め!…

一方でディマイオスは自身で自分を抱き抱える!…それは体を抑える事で

痛みに堪えるそんな様子を露わにすると、呼吸ももはや獣の様になって行き!…

そして返事に関してはその痛みのせいで返事が出来ず!…するとマサツグも

御構い無し!…ただ淡々と刑罰を続ける様に!…その理由を自ら話して行く!…


「…お前には今からトコトン苦しんで貰う!!…

それこそ死んでしまいたいと思う程の苦痛をテメェに与える!!…

…さっきのは言わば…まぁ前菜程度だと思ってくれ…

それにお前の身体は斬っても直ぐに再生するみたいだからな?…

尚の事丁度良い…」


と言うのもマサツグの言い分はこうである、要は簡単に殺しはしない!と…

そしてマサツグ曰くこんな事になったのは、全てディマイオスのせいである!と…

その事を冷徹な視線でも告げる様に!…改めて罰を与える事も堂々と見下しながら

言葉にすると、先程のはまるで挨拶!とばかりに…何ならそれがフルコースで

続くよう更に続ける!…その際その再生する体を見て尚都合が良い事も容赦の無い

具合に漏らして行くと、スッと刀に手を掛けようとして見せ!…

となると次にはディマイオスもただそうやってやられているだけでもない様で!…


「ッ!!!…フザケルナ!!!…フザケルナアアアァァァ!!!!」


__バッ!!!…チャキンッ!!!…


今度は此方の番!とばかりに当然抵抗の意志を露わに!…

吠えるなりマサツグへ飛び掛かり!…その際右手にまだ握っていた剣でマサツグを

一突きにしようとすると、マサツグもそれを見てピクッと反応!…

だが慌てる事無く対処する!…と言うのもマサツグはまた辻斬りが如く通り過ぎ様に

ディマイオスを斬った様子を様子を露わにすると、その場で残心して居り!…

と、一方で斬られたディマオスはと言うとまた前のめりに倒れて行き!…


「ッ!!!…アアアァァ…アアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!…」


「…フゥ~……御代りは美味しかったか?…」


その際先程まで有った筈のディマイオスの右腕は何処にも無く!…

と、その様子はディマイオス本人の目にも映っているのか!…

次にはまた獣の様な声を上げ出し!…痛みと言うより恐怖と

腕を失った事に対しての絶望感でパニックになると、

一方でマサツグはゆっくりと呼吸を漏らす!…そして皮肉を口にする!…

するとまたディマイオスが地面に倒れるようまた宙に転がって行くと、

二度目となる藻掻き様を露わに!…が、やはりマサツグは何とも

思っても居ない様子でクルッと振り向き!…また血糊を払う様にして

刀を一振り!…しかし今度は納刀せず!…そのまま手に握り警戒もする

様子を見せないで歩いて行くと、またディマイオスが発狂!…

その声を恐怖で一杯にする!…


「ッ~~~!!!!…ナ、何故ダアアァァ!!!…

ワ、私ハ!!!…唯一ニシテ絶対ノオォ!!!…」


もう何度目となるか分からない程に自身が神である筈!と嘆いて見せると、

斬られた右腕を左手で押さえ!…そしてまた砂浴びをする犬が如く藻掻き苦しみ!…

その際後になって痛覚を感じて来たのか!…そのジワジワと来る痛みにこれから

どうなってしまうのか!?と言った恐怖心も感じて行くと、マサツグはそんな

ディマイオスに対して呆れた様子を!…うんざり!とばかりに言葉を漏らす!…


「…もういい加減その言葉も聞き飽きた…

少しは違う事を口にしたらどうだ?…

…まるでそうプログラミングされたモブキャラみたいだ…」


「ッ!!!…ヌカセエエェェ!!!!…私ハ!!!…

ワタシハアアアァァァ!!!!…」


それこそまさにそこら辺に居る雑魚と変わらない様に話しをすると、

惨めだ!とばかりに呆れて見せ!…と、一方でそのマサツグの言葉で

またディマイオスがピクッ!と反応…もはや感情が昂り切って声は濁声!…

そしてその興奮からかグッと力み!…また再生能力を活性化させて

今度は斬られた腕を丸々一本生やす様にして再生させると、

また無策に飛び出す!…冷静さを失い暴走する!…


__ギュンッ!!!…ボゴボゴボゴボゴッ!!!…ンバッ!!!…


「コノ世界ヲ統治スル絶対的存在ナノダアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」


__…ッ……ッ…バラバラバラバラ!!……


それはもう本当に獣と成り果てた様に!…とにかくマサツグへ向かい三度飛び出して

行くと、もう武器を握ると言った事もせず殴り掛かり!…が、マサツグからすれば

やはりやる事は同じで有り!…勝手に向かって来るディマイオスに対し、マサツグも

その場で脚を止め!…そして自分の間合いにディマイオスが入って来た事を感覚的に

悟って行くと、次の瞬間やはり音も無くディマイオスを両断!…さも体にバツ印を

描く様に二太刀入れる!…となると頭・右腕・左腕・下半身とバラバラになって

マサツグの後ろへ転がるのだが、それでもまだディマイオスは生きている様子で!…


「ッ!?…ナ!?…」


__ブシャアアアアアァァァァァァ!!!!……ッ!?…ッ!?!?…


「…ここまで来ると本当に化け物だな?…

その状態になってもまだ生きているのか?…」


この時間違いなくR‐18指定に入りそうなグロ展開が予想されるのだが!…

しかしそのディマイオスの中身と言うのはまるでウレタン人形の様で、

臓器類と言ったモノが飛び出す事は一切なく!…何ならそれらしい物の

姿形も一切なく!…言うなれば闇が詰まっている様な!…

とにかく説明し辛い内部構造が映っていると、ノーモザイク!…

だが血?だけは辺りに飛び散っており!…それが雨となるよう下に居る者達に

降り掛かって行くと、当然各々は気味悪がる!…一方でディマイオスは

バラバラになっても驚いた様子を露わにする!…そしてマサツグもまだ

生きている事で顔には出さないが戸惑う様なそんな言葉を口にすると、

またゆっくりと振り向き!…


「…さすがにもうこんな状態になったら動けないだろ?…

…一応…今まで苦汁を舐めさせられて来た分を返したつもりなんだが…

まだお前が負わないといけない罪の数ってのは沢山ある…」


改めて自身がやったその光景を自分の目で徐に確認!…するとそこにはまだ

平然?として居るディマイオスが転がっており、見上げる様にしてマサツグを

睨んでいる様な!…それこそ首だけになろうとも今にも噛み付かん具合で

威嚇をして居り!…のっぺらぼうながらに怒りを露わに!…するとマサツグも

そんな様子を見て尚も呆れ!…ディマイオスにもう動けないであろう事を口に

すると、今までの恨み!とまた言葉を!…しかしまだ請求が残っている事を

更に話す!…するとそんなマサツグの恍けっぷり?にディマイオスも更に

ヒートアップし出すと、自身の状態など御構い無しに吠えて見せ!…


「ッ!!!…ホザケエエェェェ!!!…

対価ヲ得ヨウトシテソノ犠牲ヲ支払ッタ!!!…ソレノ何ガ悪イ!!!…」


__…ッ……コッ…コッ…コッ…コッ…


勿論納得がいかない様子で言葉を口に!…さも正当な主張であるよう声を荒げ!…

かつ開き直る様にして自分は何も悪くない!と…それが普通であるかのよう

搾取した事を未だバラバラのままで返事をすると、一方でマサツグは開き直る

ディマイオスへ近付くよう再度歩き始める!…更に呆れた表情を露わにする!…

それはもうコイツは如何しようも無い!と言った冷徹な視線を更に送ると、

これまた一方でディマイオスが更に猛反論とばかりに妄言を口に!…


「私ハコノ世界ヲ統治スル為ニ生ヲ受ケタノダ!!!!…

絶対ナルコノ私ガ何ヲシヨウト!!!…

マタソノ代償ニ何ヲ支払ウ事ニナロウトモ!!!…

ソンナモノハドレモ取ルニ足ラナイ!!!…矮小デ些細ナ事!!!…

私ニトッテ気ニスルニ値シナイ!!!…タダ当然ノ消費ナノダ!!!!…」


__コッ…コッ…コッ…コッ……チャキッ!!…


それは本当に呆れた事に未だ諦めていない様子で統治する事を話して行き!…

そしてやはり自身自身を崇める様に!…その自分が何をしよう!と…

目的を達成する上で全く気にする必要のない!…些細な代償である事を

口にすると、当然そこに全くと言っても良い程に反省の色など無く!…

ただ消費と言う言葉で終わらせてしまう!…と、そんなもう人としても

終わっている発言をするディマイオスに対してマサツグも無視する様に

歩き続けると、その威圧感を放って来るディマイオスの目の前に立ち!…

と、次にはディマイオスに対して刀を突き付け始める一方!…

ディマイオスは更にマサツグ達の事を異端者扱いし始め!…


「…ソレトモ貴様達愚カ者ハ!!!…食事ヲスルノニ一々!!!…

ソノ料理ガ出テ来ル事ニ何ガ起キタノカヲ考エ!!!…

ソレニ贖罪スルトデモ言ウノカ!?…

…ソンナ事!!!…可笑シクテ可笑シクテ仕方ガナイ!!!…

私ニハソッチノ方ガ到底理解ナド出来ヌ!!!…」


と言うのもディマイオスは未だ興奮した様子でマサツグ達の事を馬鹿にしつつ、

徐に食事の話を持ち出し!…何故ならそれに準えてさも料理を殺人か何かに

例え始め!…そして更にそれを食す事で隠蔽?を図り…そんな毎日に対して

罪を感じながら生きているのか!?と…そんな煩わしい毎日を送っているのか!?と

自分には到底理解が出来ないよう更に声を荒げて行くと、一方でその話を聞いた

マサツグもピクッ!と…何か引っ掛かった様子で反応をする!…

そしてゆっくり刀を突き付けたまま口を開き始めると、ディマイオスにその事で

また質問をし始め!…


「…ほう?…ではお前にとってその自国の民を苦しめる事…

他に迷惑を掛けて、それぞれに不幸な思いをさせる事も食事って言うのか?…」


__ッ!……ッ~~~~!!!…


この時マサツグが言いたい事と言うのは他でもないその例え話についてであり!…

逆にその料理の話にディマイオスがやって来た事を簡単に準え!…それも全て

ディマイオスの言う食事と一緒なのか?について尋ねて行くと、ディマイオスも

そんな問われ方をした事でグッと力む様な反応を!…もしここに顔が有れば恐らく

歯を食い縛っている様なそんな様子を露わにする!…そして何も言わずグッと

硬直し続ける様なそんな素振りを見せて居ると、一方でマサツグもその例え話が

悪かったのか!…ディマイオスに対して怒りをメラメラと燃やして行き!…


「…ましては自分の子供にこんな事をさせるきっかけを与え!!…

シロ達からは親子団欒だんらんの時間を奪い!!…

挙句の果て姉妹で仲違いをさせた事もそうだって言うのか!?…

…更にはその親の命まで奪おうとした!!!…いや、父親は奪われた!!!…

…ッ…それが!!!…それがテメェの言う食事だと言うのか!?!?…

それこそ全く理解が出来ねぇ!!!!…ふざけるじゃあねェ!!!!!」


その際更に引っ張り出したのは今日に至るまでの話であり!…

ゼファーの凶行にシロの誘拐、更には再会してからの姉妹同士の仲違い!と…

全ての機転がディマイオス!とばかりに!…マサツグが怒気を強めて行くと、

まだまだ止まらない!…宛ら親の仇を見つけたかの様に怒りをぶつける!…

それこそ更にグレイスの命がそのダグレスの手によって奪われ掛けた事についても

触れて行くと、旦那であるロードレクもやはりディマイオスのせいで!…

そしてそれがさも食事と一緒!と言われた様に感じ、いやそう言っていた事に!…

もはや神などそんな事など如何でも良く!…マサツグはもはや仕置き人として!…

先程の話が理解出来ない!…寧ろそんな口が叩けるディマイオスが許せない!と

ばかりに更に怒気を強めて行くと、ここで感情的に!…ディマイオスの鼻っ面へ

刀を更に突き付ける!…この時ギリギリのところでまだトドメを刺さない様に

グッと耐えるそんな様子を露わにすると、ディマイオスも刀を突き付けられた事で

若干怯み!…


「ッ!?…グッ!!…」


「…ッ…ッ~~~!!!…

マ、マサツグ様!!……ウ、ウゥ!!…」


身動きが取れない分更に恐怖と言った所か!…その身は当然の様に強張り!…

何か生存本能が働いているディマイオスの様子が伺えると、一方ではその一連の

マサツグの怒り様を見て聞いていたのか!…グレイスがポロポロと涙を流す!…

そしてそれは直ぐに一筋の線となって流れて行くと、グレイスは途端に自身の

顔を隠す様にして泣き出し!…それは自分達の代わりに無念を晴らそうとしている

マサツグの様子に!…或いはそこまで自分達を思っている事に感謝をする様に!…

とにかく言い表せられない感情に胸が溢れ!…灘マサツグの名前を呼ぶ事しか

出来ない様子を露わにすると、同じくその話を聞いて各々もハッと理解した様子で

反応!…次にはマサツグ?…いやシロ達の方へと視線を向ける!…

となると更にまた何かを察した様子で信者が増え始め!…


__…ッ……ッ~~~~……


{{…ご主人様先生…}}×2


それはまるで目に見える様にして反応が見られ!…祈る者達の頭から何か

光の様なモノが立ち昇り!…そしてその光が導かれるようシロ達の居る方に

向かい伸びて行くと、それを一つの線に!…幾重にも合わさり太くなる!…

そしてそこから更にその線がシロ達の元へ届いて行くと、シロとハクの

そよ風は更に爽やかなモノへと変わり!…その心地よさは今が戦時中で

ある事を忘れさせる程であり!…恐怖に陥って居た者達も途端にハッ!と…

憑き物が無くなった様に我に返り!…傷を負った者達もそよ風を浴びる事で!…

もはや奇跡の様な傷の治り具合を感じて行くと、これまた更に仰天!…

思わず自身の体を見回し始める!…そして更に祈るモノが増えた事で

マサツグの身にも変化が!…正確にはその纏って居るモノが強くなり!…


__パアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!…ッ!?…ッ!?!?…


「ナ、何ダ!?…コノ光ハ!?…一体何ガ起キテ!?…」


マサツグの頭の後ろと言った所か、後光が更に強くなって神々しく!…

となると目の前で敵対して居た者が神々しくなった事でディマイオスも戸惑い!…

その表情は相変わらずだが、何故が酷く動揺している様子が伺え!…

と、次には理解出来ない様子で言葉を零し!…それは何故自分ではないのか?と…

この状況全てに対して!…とにかく理解出来ない!…いや、したくない!…

駄々を捏ねる子供の様な!…醜い反応を見せて居ると、マサツグの様子に変化が…

言葉遣いが仰々しくなる!…


「…もう一度聞こう、稀代の愚王!!…

…汝、神とするのなら…汝を崇拝する者は居るのか?…」


「ッ!?…グッ!!!…」


それはまるで成り切る様に、刀を突き付けたまま質問をし始め!…

その際マサツグは稀代の愚王!と…改めてディマイオスが神でも

何でも無い事を口にして行き!…そしてそれでも!と言って!…

誰か自分と同じ様に信者仲間が居るのか?について質問をすると、

ディマイオスはその質問に戸惑ってしまい!…次には言葉に詰まる様な

吐息を漏らしてしまう!…勿論信者が居るかどうかで神が如何こう言う

訳では無いのだが、この時マサツグが言いたいのはそんな自分でも

付いて来てくれる者達が居るか!と言う事で…と、当然そんな者が

居る訳無いのでディマイオスは沈黙!…となると返事が返って来ない事で

異様な沈黙となってしまい!…しかしマサツグは一切容赦をしない!…

更に言葉をぶつけて行く!…


「汝を信仰する者は居るか?…汝を正義とする者は居るか?…

……見たところ…汝にその様な者達が居る様には全く見えぬ!…

…よって、汝は神に在らず!!…ただ蒙昧で救い様の無い愚者よ…

…今…この時をもって、我が審判を下す!!…」


この時マサツグの言っている事を分かり易く言うとするなら、

お前に親友は居るか?…或いは友達は居るか?と言った言葉に近く!…

それはボッチであるディマイオスからすればある意味で更に追い込む

言葉をとなって行き!…しかしマサツグは周りからそんな返事も反応も無い!と…

更に追い打ちをかける様にディマイオスがボッチである事を口にすると、

もう一度改めて神では無い!と否定…ただの勘違いしている大馬鹿野郎!と

言って退ける!…そしてこれ以上悪戯に時間を引き延ばすのも行けない!と

言った様子で審判の言葉を口にすると、徐にスッと刀を振り上げ!…


__チャキッ!!…スウゥゥ……ッ!?…


「…滅せよ…稀代の愚王!!!…」


それはゆっくりとフェイタリティモーションに入る様で!…

片手で刀を振り上げて行き!…真っ直ぐブレる事無く唐竹割りに!…

一刀両断始末するようピン!と腕を伸ばして見せると、ジッと冷徹な

視線をその首だけのディマイオスに向けて行く!…

と、その瞬間ディマイオスも更に恐怖から強張ってしまう!…

と言ってももう何か出来る訳でもないので、ただ斬られるしか出来ず!…

その際マサツグは別れの言葉?…いや、トドメの言葉を口に!…

となると後は刀を振り下ろすだけとなってしまい!…

これでこの戦いに漸く終止符が打たれる!と誰もが思う所ではあるのだが、

そうは問屋が卸さない!…最後の最後であの[unknown]が余計な事を

仕出かす!…


〈…グッ!!…こんなの聞いてないぞ!?…

まさかここまで私に対抗出来るプログラマーが居るなんて!!!…

…こうなったら!!…最後の手段!!!…〉


__カタカタカタカタッ!!…タンッ!!…


と言うのも恐らくアンジュにこれでもか!と言わんばかりにボコボコに

されているのか、この事態を大誤算!と言って[unknown]は嘆き苦しみ!…

何ならその様子はボイスチャット越しでも予想外の敵!と聞こえて来る

始末であり!…そして未だ慌てている様子を感じさせる一方、次には

最終手段!と言って何かタイピング音を!…そして最後に恐らくエンターを

押したであろう音をまたチャット越しに響かせると、マサツグがまさに

ディマイオスを始末しようとした途端!…突如ディマイオスに異変が見られる!…


__ドクンッ!!!…ズアアアアァァァァァァ!!!!…


「ッ!?…な、何だ何だぁ!?…」


マサツグが刀を振り下ろそうとするコンマ数秒前!…突如ディマイオスの

頭からチラッとだが黒い瘴気の様なモノが出て来ると、マサツグも直ぐに反応!…

それこそ飛び退く様にして後ろへ下がる!…そしてこの突然の出来事に対して

当然戸惑い様も露わにすると、同時にこれまた勿論警戒をし!…と、一方で今度は

何処からともなく声が聞こえ!…その声の主は[unknown]であり!…

何か様子が可笑しいと言うか?…開き直る様なそんなそんな声色が聞こえて来ると、

こんな事を口に!…


〈……フフフ!!…そんな楽には捕まらないよ?…

…こんな私にでも意地はあるんだ!!…だから最後にとっておきを!!!…

皆を道連れにしてあげる事にしたよ!!!…もし今度会う事が有るとするなら…

それは恐らく地獄だろうねぇ!?…アッハハハハハハハハ!!!〉


「ッ!?…はぁ!?…何が如何なって!?…

ア、アンジュさん!?…」


それは宛ら死なば諸共!…一体何処にプライドを持っているのか!…

自分にとっても不本意!とばかりに満ちズレにする事を口にすると、

自分はこの舞台から退場をする様な!…その際もやはり不穏な事を口に!…

となるとそんな声が聞こえて来て余計に戸惑い!…マサツグがこの会話を

聞いているであろうアンジュに直接意味を聞くと、アンジュもチャット越しに

慌てる様子を!…何なら更に驚くべき行動にも出て見せる!…


〈…クッ!!…本当に最後の最後で面倒な事をしてくれましたねぇ!!!…

…良いですか、皆さん!!!…今から絶対に死なないようお願いします!!!…〉


「ッ?!…こ、この声は?!…」


「え!?…な、何で?…何処から念話?…」


この時アンジュは[unknown]に対して恨み言を零す様に返事をすると、次にはもう

隠す事を止めたのか!…と言うのもこのボイスチャットを他のプレイヤー達にも

聞ける様に!…オープン設定にして突如死なない様にと物騒なお願いを口にすると、

当然そんな事を言われた事で面々は戸惑い!…何ならこの忠告が聞こえて来た事にも

戸惑って見せる!…その際その声の主が直ぐにアンジュだと言う事がバレて行くと、

何でこんな忠告が出て来るのか?と悩み始め…が、そんな事を言っている場合では

勿論無く!…面々が混乱をしている一方!…

マサツグの目の前では未だディマイオスが瘴気を放ち!…遂にはその姿を隠して

しまう程に至って行くと、更に異変が!…ここからが本当の最終決戦!と言った

雰囲気が伺えるのであった!…

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【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

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主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。 祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。 試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。 拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。 さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが…… 暫くするとこの世界には異変が起きていた。 謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。 謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。 そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。 その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。 その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。 様々な登場人物が織りなす群像劇です。 主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。 その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。 ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。 タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。 その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

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