どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章六十一節 知らない間・後編と黒い彗星?と怒りの権化!-

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さてモツがバルディアナに破壊神と称されながら壁をブチ破り飛んで行った一方!…

グレイスは未だ悍ましい化け物と対峙しており、それは勿論自身の娘をその化け物の

脅威から守る為であって!…しかしその内心と言うのは若干怯えた様子で有り!…

と言うのも相手は自分位に大きく、そしてその容姿もとても不気味である事から

受け入れ難く!…それこそ今まで間違いなく見た事がない生物で有り!…

オマケに攻撃をしても通っているのかいないのか?…イマイチ効果が有るのかが

分かり難く!…このまま責めて良いものか?と…とにかく警戒をするに越した事は

ない!とばかりにグレイスも攻めあぐねるそんな様子を見せて居ると、更に一方では

また慌しい様子が!…本陣跡や化け物周辺から聞こえて来る!…


「…まだじゃ!!!…まだ終わっとらん!!!!…

急いで立て直すんじゃああぁ!!!!」


「ッ!!…皆さん交戦を!!!…団体様がお越しですよおおぉぉ!!!!」


本陣の方では確かに人名は守られたが、迫撃砲と言った設備までは守れず!…

が、完全に使い物にならなくなった訳では無い様で!…ドワーフ達は直ぐに

修理に掛かり!…少しでも戦況を有利に!…自分達にしか出来ない戦い方を

使用すると、また一方ではハンドレットが!…自分達に向かいあの異形の

モンスター達が向かって来ている事を口にする!…それこそここで倒れては

いけない!とばかり注意喚起をして行くと、そのハンドレットの注意喚起に

面々もハッと我に返り!…


「ッ!?…そ、そうだ!!…俺達はまだ負けてない!!!…」


「てかこんな訳の分からん化け物にやられっぱなしとか!!!…

悔やんでも悔み切れねぇだろうが!!!」


「たかが化け物の一体や二体!!!…俺達で押し返してやる!!!!」


それこそまだ完全に敗北してしまった訳じゃない!と…改めて何も終わって

いない事を確認して行き!…この戦いもまだこうして続いている事を体感すると、

面々の内に眠る不屈の闘志が!…今になって再燃した様にやる気を出させる!…

それは負けられない!と言った言葉となって出て来ると、そのハンドレットが

指差す方へ向かい各々は吠えながらに突貫して行き!…この時その様子と言うのは

まるで溶岩流の様に敵を殲滅する光景となって映り!…


__ウオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!…


その際一人一人の表情はさもスパルタ兵の様な鬼気迫る様子を露わにし!…

ある者は歯を食い縛り懸命に剣を振るい!…またある者は吠えながらに向かって

来るモンスター達を殴り蹴り!…と、その様子に魔術師達も黙って居られない

様子で加勢し始め!…勿論味方を巻き込まない様に!…かつ大胆に大魔法で一気に

一掃を図って行くと、化け物までの道を切り開こう!と…負けたくない!と言った

意思を大いに露わにする!…そしてそれらは戦場に響く勇士の雄叫びとなって

響いて行くと、更に後から来た者達を勇気付ける声となって行き!…するとそんな

雄叫びに気が付いた様子でくまさんが反応!…


「ッ!?…あ、あれは!?…」


「ッ!!…よ、よかった!!!…まだみんなの心は折れてない!!!!

…ッ…だったら私も!!…こんな所で戸惑っている場合じゃない!!!…」


別に何か可笑しい!と言う訳でもなくその勢いに驚いた様子で言葉を零し!…

となるとそのくまさんの言葉にミサカもピクッと反応をすると、そこで懸命に

戦う面々の様子を同じく目にし!…と、その様子を見てハッとまだ士気が

死んでいない事に安堵して行き!…と言うのも一番恐ろしいのは[萎え落ち]であり…

まだ戦っている面々の様子を見て!…恐らくそれは無い!と言った確信を得た事で

ミサカも徐々に勇気と平常心を取り戻して行くと、改めて戦場に目を向ける!…

ミサカもミサカで自身の出来る事に取り掛かる!…その際自分も動き出すよう

用意していた騎士の傀儡を動かし出すと、化け物に向けて全力の守備の構えを

展開して行き!…


__…ヒュンッ!!…ッ!…ビコオォォン!!!…ダッダッダッダッダッダッ!!…


ミサカはスッと騎士の傀儡に向けて手を振ると、一斉にその騎士の傀儡達の目に

光が灯り!…それは氷の瓦礫に潰されていようが何のその!…とにかく這い出て

命令は絶対!とばかりに…急ぎ隊列を組んで本陣跡の防御を固めて行くと、

案の定色々な混乱に紛れて本陣跡へ向かいモンスターの群れが!…しかし騎士の

傀儡達が侵入を拒む!…それは大盾タワーシールドを前に突き出してシールドバッシュで

往なしてしまうと、次には容赦なく剣で一太刀にモンスターを叩き斬り!…


__ヴァアアアァァァァ……ッ!!…ガイィンッ!!!…ッ…ズバアァンッ!!!…


「ッ!?…エグッ!!…一太刀て!!…」


それは全く淀みのない動きで淡々と処理!…漏れなく向かって来るモノは

皆斬られ!…まるで何かそう言った裁断工場の一作業現場の様に見えてしまうと、

オリハがその光景に思わずたじろぐ!…そして一太刀で終わらせている事にも

これまた驚く!…何故なら頭から足の爪先に掛けての唐竹割りで、絶好調の

オリハでも出来るかどうか?と言った所で…無論マサツグやモツなら簡単に

やって見せるであろうが…例に挙げた二人は生身で有り、こっちは傀儡!…

ましてや一体ではなく何百体!と…それらがブレる事無く作業する様子は

とてもとても!…とにかくジッと処理されて行く様子を見て居ると、一方で

更にマギーの部隊からの援護も始まり!…


「ッ!!…行けえええぇぇ!!!…

我らが自由を取り戻さんが為にいいぃぃ!!!!」


__オオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!…


勿論相手が生身の人間や動物でない事から抵抗はあるが!…それでも勝ち取りたい

モノがあるが故に!…自身の心を奮い立たせ!…一人が意を決した様子で魔王軍の

戦いに参戦すると、それに続く様次々吠える!…そしてまた一団体が雪崩れ込む!…

その際ロナウドに教えて貰った通りに戦闘をしているのか、意外と戦える様子で

善戦しており!…と、これにより増えたモンスターの数も若干減少!…

だがこの減少はとても大きく!…各々を更にやる気にさせるよう奮起のきっかけに

繋がって行くと、もう一つオマケとばかりにまた援軍がやって来て!…


「…よし!…よしよし!!…こ、これなら押し返せ!!……って、えぇ!?…」


__バシュンッ!!…ギュンッ!!…ゴオオオオオオォォォォォォォ!!!!…


「ッ!?…な、何アレ何アレ何アレ何アレ!?!?…」


戦況は徐々にではあるが好転し出し、ミサカも傀儡を操りながらその状況を

良し!と…が、全体を見ている時に偶然それが視界に入り!…と言うのも

それは建物の屋根から屋根を伝い!…しかも物凄い脚力をしているのか?…

踏み込んだ際その屋根の一部を踏み壊すと、黒い炎を燻ぶらせる!…

何ならその飛んで来たモノもその身に黒い炎を纏って見せる!…

宛らその飛んで来る様子と言うのはまるで黒い隕石の様で、そんなモノが

飛んで来た事でミサカはまた戸惑い出し!…それこそ見た事がない様子で

対処に悩み!…一方でその黒い隕石は真っ直ぐ!…魔王軍の本陣跡!…

ではなく、化け物に向かって飛んで行くと、次には魔王軍の面々を

驚かせる姿を露わに!…


__こぉ~のぉ~クゥ~ソォ~ボォ~ケェ~ナァ~スゥ~ガアアァァァ!!!!…


《…ッ…何ッ…》


__ギュンッ!!…ドゴオオォォォォォ!!!!…ッ!?!?!?…


真っ直ぐ向かって来たその黒い隕石は言葉を発し!…何なら聞いた事のある

声で有り!…戦っている面々達の中でも思わずえっ?と戸惑うそんな反応を

露わにすると、一方でその声にピクッと反応をしたのか…化け物がその声の

聞こえる方を振り向こうとする!…それこそ目の前で身構えているグレイスを

余所にする位で、しかしその姿を捉え切る前に謎の隕石から一撃を貰い!…

となるとそれは辺りに生々しい音を響かせて行き!…さてそうなって来ると

今度はそんな光景を目にした者達がギョッ!とし出し…理解が出来ない様子で

目を真ん丸に!…口をポカンと開けて声にならない声を!…絶句した様子で

とにかくジッと見詰めて居ると、さすがに吹っ飛びまではしないが仰け反る!…

恐らく頭と思われる部分に凹みが出来る!…


「……ッ!?…な!?……ッ…え?…」


「……お、おい!!…今何が起きたんだ!?……え?…」


「ば、化け物が!!…あの巨体が仰け反って!?…」


ある者はハッと我に返るなり戸惑いの声を!…しかしそれは言葉にはならない様子で

ただ口から漏れ出て!…と、またある者も現実が受け入れられない様子で

何が起きた!?と…そして宙に浮かぶ黒い炎を見詰め続け!…その黒い炎に対しても

何!?とばかりに困惑すると、更にある者も戸惑いの言葉を!…今度は威力に驚いた

様子で言葉を零す!…と言うのもその一撃を貰った化け物と言うのは、

未だ仰け反ったままの状態で固まっており!…


__ゴゴゴゴゴゴッ!!!………ッ…ッ!?…


「た、倒れてくるかもしれません!!!…

今すぐ倒れて来そうな方から撤退!!!…

そしてあの黒い炎に関しては警戒を!!!!…」


その時その化け物の様子と言うのはまるで倒れまい!と踏ん張る様子そのもの!…

それだけ先程の一撃が重かった事を物語っており!…その様子を見て各々は呆然…

我に返るまでに約2~3分を要する絶句具合を見せて居ると、次にはハンドレットが

ハッ!と…慌てて周りに注意をし出す!…それはあの巨体が倒れてきた場合の事を

考えると、まずは避難を口に!…と、同時に黒い炎に関してももう一つ注意!…

何故なら現時点で敵かどうか分からず!…敵だった場合直ぐに動ける様に!と…

これまた被害を最小限に抑えられるよう言葉にすると、そのハンドレットの

呼び掛けに各々ハッ!と…目が覚めた様に我に返る!…そして現場指揮の言葉を

受けて慌てて面々がその黒い炎に対して警戒を露わにして行くと、また別の方から

戸惑いの言葉が!…


「ッ!!……ッ!?…ちょ、ちょっと待ってくれ!!!」


「ッ!?…こ、今度は!?…ッ!?…」


と言うのもその声を上げた者と言うのはリーナで有り!…リーナはその黒い炎の

中に人が居る事に気が付き出すと、その正体がモツであると言う事にもハッ!と

気付き!…となると次には黒い炎が味方である事を訴えよう!と…

現場監督のハンドレット!…いや全体に待った!を掛けるよう慌てて声を上げて

行くと、その声を受けてハンドレットや他の面々も!…一体何事!?とばかりに

振り返り始める!…するとその振り返った面々の中には今までリーナが戦闘に

参加していた事を知らなかった者も居た様で、リーナが居る事に途端に驚き!…


「ッ!?…な!?…な、ななななな!!…

何で…何でこんな所に春野原の姫様が!?…」


「…そんな事は今如何でも良い!!…あ、あれは!…

アレはひょっとしなくても!!…モツなんじゃ!?…」


__ッ!?…えぇ!?…バババッ!!………ッ…


その驚きを露わにする者の中にはハンドレットも如何やら含まれており!…

となると戸惑いの言葉を勿論漏らし!…思わず指を差して有名人に

出会っちゃった時の様な狼狽え様も露わにすると、それよりも!とリーナが

話を進める!…それこそあの黒い炎がモツである事を口にする!…

その際見間違いなどではなく自信をもって戸惑いながらもモツである事を

話したもので、その言葉を聞いた面々は途端に慌てて振り返り確認を!…

したらば如何やら同じ様に確認出来た者がチラホラ出て来て!…


「……ッ!?…ほ、本当だ!!…あれモツさん!?…」


「な、何なんだアレはぁ!?……てかアレ大丈夫なのか!?」


「…ッ!…ア、アレ?…でも何で…今さっき向こうから?…」


確認出来た者は当然これまた驚き戸惑い!…何故モツが今火達磨になって

浮いているのか?に疑問を持つと、その火達磨の状態である事にまた違う

疑問を感じ!…更には何でモツが飛んで来たのか?と言った疑問まで

持ち出す始末!…何故なら本陣で構えて居た筈!と…やはり一部にしか

その理由が伝わっていない様子で!…またある意味で混乱の元になりそうな

雰囲気を見せて居ると、遂にはそんな事など如何でも良い!と…

化け物が動きを露わにする!…


__……ゴゴッ…ゴゴゴゴゴゴッ!!!…ッ!?!?…


《…ッ…い、今のは?…それにこの炎は…ッ!!…》


それは元の体勢に戻ろうとするよう徐々に頭を戻して行くと、ここまでの

一撃をたかが人間から貰った事でこれまた驚き!…と、その一方で動きを

見せる化け物の様子にこれまた面々もふと気を取られ!…

が、そんな面々の事など知ったこっちゃない!…化け物はそれよりもモツが

炎を纏っている事に気が付き!…ここで初めて動揺を!…何か不味い!と

言った様子で思わず言葉を漏らして見せると、一方でモツも言葉を!…

化け物に対して宣戦布告をして見せる!…


「…元ヲ正セバ全部テメェノセイダ!!…

テメェハ王ニナンカナルベキジャアナカッタ!!…

タダ歪ンダ欲望ノ為ニ!!…ヒタスラ馬鹿ヲシタ結果ガ今ノ[コレ]ダ!!!…

…ヨォ?…分カッテンノカ?…

ダカラ俺ハコレカラオ前ニソノ[ツケ]ヲ払ワセル!!…

…優シク取リ立テテ貰エルナンテ思ウナヨ?…

コッチハモウ如何ニモナラナイ位ニ!!!…

頭ニ来チマッテンダカラヨオオオォォォ!!!」


__バシュンッ!!!…ゴワアアアアァァァァ!!!!…ッ!?!?…


恐らくディマイオスに対しての言葉であろう!…聞こえているかどうか等は

二の次の様で、その代償を払わせる!とばかりにただ怒り燃やし!…

それこそ遠慮の欠片も持たない様子で言葉を続け!…その怒りの言葉と一緒に

身に纏う黒い炎も逆巻かせ!…徐々にその勢いを小さな竜巻にして更にモツの

姿を隠して行くと、モツは更に怒りのボルテージを上げて行く!…

そして頭に来た事をもう一度話す!…その際それを最後の言葉として

突如身に纏っていた黒い炎を弾けさせると、まるで後光を背負った様な

容姿を露わにし!…正確には黒い炎の輪っかがモツの背後で燃えており、

更には羽衣の様な物もモツの首周りに浮遊して!…もう一つオマケに

やはり黒い外套の様なモノがたなびき!…それは更に闇落ちして帰って来た様な

そんな姿を露わにすると、それを目にした面々はナニコレ!?とばかりに驚き!…

口をポカ~ンと開けて見せる!…


「な!?…ッ…ッ!?…」


「…な、何…これ!?……こ、こんなの!…こんなの見た事がない!!!…」


その姿にやはりまた言葉にならない言葉を漏らす者達が現れる!…

そしてガチ勢クランと言ってもいい!…ミサカも初めて見る形態変化であるよう

言葉をポロッと漏らし出すと、ただただそのモツの姿を見詰め!…ある意味で

畏怖の念を向けて行く!…が、そんな周りの様子など御構い無しにモツはジッと

ただ化け物の様子だけを見詰めて行くと、その手に黒いバスターソードを握り!…

勿論本物のバスターソードと言う訳では無いのだが、更に色濃くなって

本物の様な!…分かり易く言うと純度が増した様に見え!…とにかくその異様な

出で立ちに誰もが戸惑い!…思わずどちら様?と何度も瞬きをする様なそんな反応を

見せて居ると、次には化け物が言葉を!…意味深な事を口にし出す!…


《…アァ…マタコノ世ニ…

コノ世ニカノ様ナ[権化]ガ生マレテシマッタト言ウノデスネ?…》


「ッ!……権化…ダト?…」


その際一体何処に頭が有るのか?は不明なのだが、モツの姿はその化け物の

目からも見えている様子で!…と、この時化け物はモツの事を[権化]と言い!…

さもモツの他に誰かそんな[権化]と呼ばれる者が居るのか?…

とにかく生まれてしまった!と悲しみ始め!…まるで自身が至らなかったせい!と

ばかりに言葉をポロポロと続けて行くと、モツもその言葉に機敏に反応!…

それこそ如何言う意味か?を尋ねる様に言葉を零す!…勿論その言葉を口に

する際も化け物に対して怒りを露わにして行くと、更に化け物は一人勝手に

話を進め!…


《…貴方ノ怒リモ私ガキット…受ケ止メテ見セマショウ…

…ソウ…コレハ試練…試練ナノデスネ…

…ナラバ受ケ止メネバ…正サナケレバ…》


「…訳ノ分カラン事ヲォ!!!…

ゴチャゴチャ抜カシテンジャアネェ!!!」


と言うのも自分がその怒りの受け皿になる!と…宙に浮くモツに対して触手を

蠢かし!…やはり話の通じないヤバい奴である事をその話しで更に露わにすると、

この一連の戦いを試練!と…全てが修行である様なそんな事を口にする!…

それこそ言い様によっては全て自分が正しい!と言っている様にも聞こえるもので、

そんな化け物の言葉に持つも更にカチン!と…やはりそう聞こえてしまった様子で

化け物に対して剣を振り被って見せて行くと、次にはそのバスターソードに

黒い炎を纏わせる!…化け物へ向かいまた強烈な一撃を見舞って行く!…


__ジャキンッシュゴオオオォォォ!!!!…


「ウオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!」


__ザシュンッ!!…ドゴオオオオォォォォォォォォ!!!!…


宛らまるで凶○りを放つ様に!…一切臆する事無く向かって行き!…自身に向かい

伸びて来る触手を躱しながら肉薄すると、自身の間合いに化け物を捉える!…

そして叫びながら渾身の力を込めて遠慮なしの一撃を与えて行く!…それは深々と

恐ろしい位に化け物の身を裂いてしまうと、次には黒い炎が化け物の身を焼くと

同時に爆発を起こし!…と、そんな爆発に周りの面々も戸惑う事態に!…

が、モツの攻撃はこれで終わらず!…更に二撃三撃!と…最終四撃にまで至る

斬撃を放って行くと、もはやその光景は爆破シーン!…とにかくハリウッド張りに

爆発する!…


__ドゴオオドゴオオドゴオオオオォォォォ!!!!!…ッ!?!?…


《ッ!?…グウゥ!!…》


「…マダダ!!…マダ支払イハ残ッテンゼ!!!…」


さすがに連続で強烈な斬撃!…及び爆撃を喰らって行くと、化け物は怯む様にして

後ろに仰け反り!…一方それを食らわせたモツの方は全く何ともない様子で!…

硝煙の中から出て来ても尚化け物の事を睨んでおり!…相手の怯む姿を見ても全く

喜ぶ事も無く!…まだ食らわせ足りない!と言った様子で更に言葉を口にすると、

もう一度畳み掛けるよう攻撃を!…しかしここで邪魔が入る!…

と言うのもその邪魔をして来た者と言うのは!…


__バシュンッ!!…ゴオオォォォォ!!!…ッ!?…シャキイイィィンン!!!…


「ッ!?…な!?…」


「な、何で!?…」


モツが怯む化け物に対して追撃を放とうと飛び出して行くと、次の瞬間モツの

目の前に氷の壁が現れ!…となるとモツも咄嗟に気が付くなり慌てて攻撃を

中断して行き!…と、その氷の壁を足場に!…バッと踏み込んで一旦氷の壁から

離れて見せると、一方でそんな邪魔が入った事に面々も戸惑いを!…

そして誰が犯人なのかにも直ぐに気が付く!…と言うのもその犯人は不自然に

地面に氷の剣を刺して行くと、ジッとモツの事を見詰めて居り!…


__シュンッ!!……ジャコンッ!!…


「……一体何ノツモリナンダ?…エェ?…女王様ヨォ?……ッ!…」


{…落ち着いて下さい!!!…これを倒す事は大いに結構ですが!!…

もっと周りを見て!!…危ない所だったのですよ!?…}


バックステップ?から体勢を立て直すと直ぐさま剣を構え直す!…と、同時に

その氷の壁で邪魔をして来た犯人に対して!…当然文句がある様子で言葉を

漏らすと、その相手はグレイス!と…一方でグレイスもそんなモツに対して

視線だけでコンタクトを取る!…と言うのも別にモツに危害を加えようとした

訳ではない事を弁明すると、化け物の攻撃を喰らいそうであった事を明かし!…

と、この話の後にその氷の壁の向こう側では突如地面から謎のモノが!…


__…ッ…ドゴオオォォ!!!…バグウゥ!!!…ッ!?!?…


「な、な、なあぁ!?…」


__モグモグモグモグ……ズズズズズ……


それはまるで何か生物の口であるよう!…突如隆起して来て姿を現し、ガバッと

口を左右に開き!…そして何も無い空をガブッと食べてそのまま地面に沈んで

見せると、以降は何事も無かったかの様に揺れも落ち着き!…その様子を見て

モツだけでなく他の面々も驚きを露わにして見せる!…それこそあのまま向かって

いれば食われていた可能性が非常に高かった訳であり!…それを察知出来た事に

さすが!と言って面々はグレイスを見詰め!…


__お、おおぉぉ~~~!!!……ッ…


「……ナルホド?…スマン、感謝スル!…

ダガモウ少シ何トカナラナカッタノカト言ッタ所デハアルガナ?…」


{ッ!…きゅ、急だったもので…つい…}


それこそ称賛する言葉も漏らす始末!…一方でもモツも納得出来た様子で謝罪と

感謝!…しかし止めようは如何にかならなかったのか?と…危うく化け物にではなく

グレイスに仕留められそうであった事を若干の文句として漏らして行くと、

グレイスもそのモツの言葉に対して慌てて返事!…他に時間と方法がなかった事を

話して行く!…そして一方で不意打ちに失敗をしてしまった事で化け物もさすがに

苛立ちを隠せない様なそんな様子を露わにすると、徐々に体勢を戻して行き!…


《…クッ!…怒リノ権化デアル者ナラト思ッタノデスガ…

…ッ…オノレェ!…余計ナ邪魔ヲ!……ナラバイッソ…》


__ゴゴゴゴゴゴッ!!!…スゥ……ッ!?…ヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!!…


《…先ニコノ大狼ヲ如何ニカシタ方ガ良イデスネ…

確カニ権化ヲソノママニスルノハ危険デスガ…

ココハ確実性ヲ高メテイキマショウ……ソウト決マレバ…》


この時モツは先程の不意打ちで簡単に終わらせれると考えて居た様で!…

が、邪魔をされた事で若干感情的になって見せ!…その際体勢を戻して行くと

その視線をグレイスに!…と、グレイスも直ぐにその視線気が付いた様子で

途端に警戒!…氷の剣を絶対に放さず!…口に銜えたままでギッ!と目付きを

鋭くすると、威圧を放つ!…が、それでも御構い無しに化け物はグレイスに

狙いを定める!…何ならモツを放置する危険性も重々理解をするのだが、

それでも確実性を選んだ様子で!…と、次にはグレイスに対して攻撃を仕掛け!…

と言うのも最初にやって見せた光の球を!…一気に複数個を作り出して狙いを

定めて見せて行くと、グレイスもハッ!と…全身に力を入れて行く!…


__…ッ…パアアアアアァァァァ!!!!……ッ!!…グググッ!!…


{アレは!!…[万年氷の水晶壁エルダーアイシクルウォール]をも突き破る魔法弾!!!…

…しかも一気に複数!!!…であれば即席で防御を固めても!!!…

躱し切るしか!!!…}


何故なら既に自身の力では防げない事を知って居る攻撃であるからで、

グレイスとしてもただ躱すしか他に方法がなく!…故に相手の攻撃に

対して身構えて見せる様子を露わに!…そしてこの時若干焦りを感じて居り!…

と言うのも一発で相当な威力が有ったモノを、今度は六個生成しており!…

が、さすがに威力は分散している様子でアレよりは小振りであるが!…

それでも警戒をするに越した事は当然であり!…今の身体で躱し切れるか!?…

グレイス自身も不安を覚えた様子でとにかく相手の動きに注意をすると、

次には化け物が動く!…グレイスへ向かってその件に光の球を射出する!…


《…サァ…モウ抵抗ヲ止メテ…我ガ審判ヲ受ケ!!…》


横一列にかつ両端から若干高さを付ける様にして整列させると、次にはグレイスに

言葉を口に!…それはまるでこの六撃で仕留める!とばかりに審判と言い…

その言葉を受けてグレイスも!…更に体を強張らせその瞬間に対して神経を

鋭くしながら集中すると、次には六発ともグレイス目掛けて発射!…しかしここで

今度はまた違う邪魔が入って行く!…それはグレイスに対してではなく化け物に

対して邪魔が入ると、その邪魔をしに入った者はまさに飛んで来る光の弾の前に

立ち!…


「サセルカァコノォ!!!…スカタン!!!」


__バシュンッ!!!…ッ!?!?…ジャコンッ!!!…


「…確カコウダッタヨナァ、ヤブ!!!…

ヤブノ技!!!…チョット借リルゾオォォ!!!」


言わずもがなその者とはモツの事で!…開幕罵倒から入って行くと、

モツはその飛んで来る光の弾に向かい剣を構え!…と、その際不可思議な事に

モツの握っているバスターソードは馬鹿みたいにデカく!…感覚で言えばまるで

アメコミのギャグシーンで使われそうな位にとにかくデカく!…

そんな剣を手にして突如モツが現れた事に!…グレイスを含む他面々達も驚き

戸惑う反応を露わにすると、モツはそれをさもバットの様に構える!…そして

何故かマサツグの事を口にする!…と言うのもそれはマサツグのお得意技で

ある様な!…許可を取る言葉を続けて行くと、今度は力一杯そのバスターソードを

フルスイングして見せ!…


__パアアアアアァァァァ!!!!…ッ!!…グオンッ!!!…


「ッ!!!…何ノコレシキイイィィ!!!……ッ~~~!!!…

グウウウゥゥレイトオオオォォォォォ!!!!」


__ブワッキャアアアアァァァァンンン!!!!…ッ!?!?!?…


当然形振り構わず振るのではなく、その六発とも全てのタイミングを計り!…

そして気分は宛らメジャーリーガー宜しく!…大きく踏み込み軸足に

力を入れながら!…腰を大きく捻って腕にも当然持っていかれないようグッと

思いっきり力を入れると、文字通り全身をバネに!…

六発とも全てバスターソードの芯で捉えて行く!…そしてやはりその威力から

うっかりバスターソードごと持って行かれそうになるのだが、そこはマサツグ

スピリットのド根性と言った所か!…絶対に負けない!と言う意思を露わに!…

声に出して力を振り絞り!…宛らマサツグが乗り移ったよう遂には本当に快音を

響かせ六発ともまんま化け物へと撃ち返してしまうと、その光景に誰もが度肝を

抜かれる!…それこそ助けられたグレイスも思わず口からポロッと剣を零して

しまうのであった!…

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【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

そう
ファンタジー
ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

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