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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章七十四節 後詰のドワーフ達とマサツグの帰還?と日常とは?…-
しおりを挟むさてこうしてマサツグの方でも異変が治まり!…如何しようか?と途方に暮れて
座って居ると、あのミサカからの念話が!…それは異変解決に尽力してくれた
面々に対しての労いの言葉で!…マサツグもそれを聞いた事で漸く異変が無事
落ち着いた事を理解すると、次には溜息!…そしてもう動きたくない!と言った
様子で倒れ込む!…それこそ道のど真ん中で大の字になり!…空を見ては青く
澄んでいるのを目にして行き!…
「…はあぁ~疲れたぁ~!…もう今日は動きたくねぇ~!…
…ったく!…こんだけドタバタしたってのに!…
空は何事も無かったかの様に雲一つない晴天!…はあぁ~…
青春ドラマ宜しく馬鹿野郎って叫びたいところだぜ!…」
__…キュラキュラキュラキュラッ!…
自身が疲れた事に対して空に向かい八つ当たりを口に!…宛ら青春ドラマの様な!…
何かやるせない気持ちになって色々と鬱憤を一人勝手に漏らして居ると、次には
何処からともなくキャタピラの音が!…まるで戦車が近付いて来ている様なそんな
音を耳にする!…となると当然マサツグも今度な何事か?と言った具合に一応は
ピクッと反応をするが、やはりやる気が無い様子で未だバテた様子を見せて居り…
「ッ!…今度はあんだぁ?…
コッチはもう疲れて動けねぇってのに……ッ!…アレは…」
それこそ寝転がったままにその音の聞こえる方へと視線を向け!…と、この時
それが敵だったら?等とはマサツグは全く考えておらず!…とにかくその音の
正体をチラッと見て!…そこで見覚えのある戦車がゆっくりと徐行速度で表通りを
進んで来る様子を目にして行くと、何なら向こうもマサツグが倒れているのを
見つけた様子!…次にはパカッ!と搭乗口のハッチが開く!…するとそのハッチから
ドワーフがモグラの様に顔を覗かせて見せると、その倒れているマサツグに
向かい声を!…
__ガチャンッ!!…キィッ!!…ヒョコッ!…
「おぉ~い、大丈夫かぁ~!!…」
{ッ!…あぁ~…返事するのもだるい!…けどちゃんと返事をしないとな!…}
それは勿論倒れているマサツグを心配する様に!…ハッチから顔を出した
ドワーフが響く勢いで声を掛け、まずは意識が有るかどうかを確認!…
するとそんなドワーフの問い掛けに対してマサツグもこれまたピクッと反応!…
その際返事をする事さえ面倒臭い!と感じる始末!…しかし勿論返事をしない
訳には当然行かず!…マサツグもやる気を出して倒れたままに叫んで見せると、
とにかく疲れた事を口に!…そして自身が無事である事を続けて話す!…
「スゥ…あぁ、何とかなぁ~!!!…
ただコッチは疲労困憊で体を動かすのも億劫ぅ~!!…
…多分目の前に訳の分からないのが転がってるだろぉ!?…
ずっとこれに追われててぇ~!!…」
「ッ!?…な、何なんじゃコレは!?…まるで窯の様な!?…」
自身が逃げ続けていた事を口にすると、その際腕を何とか動かして足元にあるで
あろう炊飯器を指差し!…と、続けてコレに追われていた!と…故にもう体力が
残っていない様なそんな事を口にすると、そのドワーフもそれに気が付いた様子で
驚きを口に!…遂にはハッチから身を乗り出して凝視をする!…それは表情で
驚いている様子を見せる反面!…何か面白そうなものを見つけた様に好奇心に
胸を躍らせ!…とにかくその転がる炊飯器に奇異の目を!…一方でマサツグも
ふとある事を思い出した様子でピクッと反応をして見せると、次には徐々に
近づいて来るドワーフに声を!…そして質問の言葉を口にする!…
「……ッ!…そう言えばあの玉座は如何なったんだぁ!?…
アレが邪魔でこっちには入って来れない様になっていたと思うんだがぁ~!?…」
この時マサツグが言う質問と言うのも、この町の玄関口であの空飛ぶ炊飯器の
タックルを受けて大破した玉座の事を指しており!…何ならアレを退かさない限り
戦車は入って来れない筈!と…その玉座が如何なったのか?…ハッチから顔を
覗かせているドワーフにまんま尋ねて行くと、そのドワーフも如何なっているか?
を知っている様子で反応!…次にはマサツグにその玉座について返事をする!…
「ッ!…あぁアレか!!…アレはまず最初に見つけた技術班に任せて!!…
今、丁寧に一個一個パーツを保護しながら解体をしておるぅ!!…
あの様子ではもう走行は出来そうに無かったからなぁ!!…
とりあえず使えそうな物とそうで無い物の選別!!…
それからアレを修理をしようと思っとってなぁ~!!!」
ドワーフは絶賛技術班に任せて解体中!と、やはり邪魔になるから撤去作業を
している事を口に!…何ならただ解体をするだけでなくまだ使えそうなら
再利用もするつもりで居るらしく!…解体した際のパーツを一つ一つ吟味!…
仕舞いにはここで資材も得よう!と…パワーアップを画策している感じで
丁寧な作業を今して居る事をマサツグに話すと、当然それを聞いたマサツグは
思わず戸惑う!…そして同時にさすが!と感じる!…
「ッ!?…まぁ、さすがと言うか何と言うか!…
とにかく今日の移動もここまでみたいだな……さて?…
じゃあどうやって向こうと合流するかな?…多分シロ達が居る場所は…」
言わなくてもアレが必要である事から自主的に修理をする姿勢、その察しの良さと
職人気質にマサツグは脱帽してしまい!…そして改めてミサカの念話で今日の
侵攻はここまで!と察し…となるといつまでもこのまま転がっている訳にも
当然行かず!…そろそろやる気を出して起きよう!と…その最後にシロ達!…
ミサカ達が居るであろう場所をチラッと確認すると、次には何処からともなく
今度は声が!…それもやはりマサツグを心配する様に聞こえて来る!…
「…ッ!?…マ、マサツグ殿ぉ!?…」
「ッ!…ん?…」
それは畏まった様子で聞こえて来ると、女の子の声で!…と、マサツグも
そんな声が聞こえて来た事で当然反応!…次にはその声の聞こえた方を
振り向き!…一体誰が声を掛けて来たのか?と確認をすると、そこには
黒鉄の鎧を身に纏う重装備騎士達が!…戦車と並ぶ様にして姿を現す!…
それは言わずもがなクリミア達で、特にクリミアが先頭に立って動揺を
露わに!…
「マ、マサツグ殿!!…ご無事で!?…」
「ッ!…その声は…クリミアか?…だ、大丈夫…ただ疲れただけ…」
この時辺りを見回す為か、クリミアだけは他の者達と違って鉄仮面を外しており!…
そしてマサツグの倒れている姿を見るなり慌て出し!…マサツグに無事であるか
どうか!?と…とにかく怪我をして居ないか!?を心配するよう言葉を続けると、
マサツグも苦笑いをしながら返事!…疲れただけ!と漏らして行く…
しかしクリミアは相変わらず慌て出すとそれしか目に入らない様子で、最後まで
話を聞かずに次には!…
__スゥ…ピピイイィィィ!!!!…
「ッ!?…え!?…な、何!?…何か今ホイッスルの音が?…」
クリミアは徐にその小さな口に笛の様なモノを銜え出すと、次には思いっきり
息を吹き込み!…となるとその笛の様なモノからはけたたましい音が聞こえ始め!…
それは宛らホイッスルの様な!…思わず驚く音を耳にしてマサツグもビクッ!と
戸惑うそんな反応を露わにすると、疑問の言葉を!…だがクリミアは御構い無しに
話しをどんどん進めて行く!…それこそその笛の音は当然マサツグに向けたモノ
ではなく、自身が引き連れている隊列に向けたモノで!…
「全隊!!!…マサツグ殿を回収した後!!!
指定された集合場所へと移動!!…駆け足!!…始め!!!」
「ッ!?…え?…え!?…」
__ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!……ガバァ!!…ッ!?…
宛ら人命救助とばかりに!…マサツグを回収して何処かへ向かう事を口にすると、
更に急かすよう言葉も続け!…となるとそんなクリミアの言葉にマサツグも当然
戸惑い始め!…理解が出来ずに某・カ○ナシの様に!…ただえっ?と言葉を
漏らして未だ動けずに固まって居ると、その間にも寝転がるマサツグにその黒鉄の
小さな騎士達が群がる!…そして次には某・ピク○ンの様に回収をして行く!…
するとそこからは本当にそのまま担がれ運ばれて行ってしまうと、この状態に
マサツグも余計に困惑し出し!…
「ちょ!?…ちょちょちょ!!…どわぁ!!!」
「危ないのでジッとしててください!!…大丈夫です!!…
決して落としたりはしないので!!!」
「いや自分で動けるから!!…ただ動くのが億劫だっただけぇ~!!…」
慌てて体を起こそうとしても不規則に揺れ!…思う様に態勢を整えられず!…
結果自ら危ない状態になって行き!…これまた落ちない様にするのでまたTPを
消費する羽目になってしまうと、一方でクリミアはマサツグの事など御構い無し!…
自身の善意を押して行く!…と言うよりは必死になり過ぎて周りが見えて居ない
だけなのかもしれないのだが、マサツグに落ち着くよう言葉を掛け!…と、そんな
クリミアの言葉に対してマサツグもツッコミ!…言うなれば自分が招いた結果
なのだが!…それでも何か腑に落ちない様なそんなモノを感じていると、そのまま
ドナドナ!…クリミアの言う場所へと連れて来られる!…するとそこには待って
居た!とばかりにミサカがスッと立って居り、マサツグも一緒に来た事でこれまた
戸惑い!…
__ザッ!…ザッ!…ザッ!…ザッ!…ピピイイィ!!!…ピッ!!…ビタッ!!…
「ッ!?…あ、あれ?…マサツグ君?…何で運ばれて?…」
「…本当に何でだろうね?…」
その際やはり何か行進の様に運ばれて行き!…クリミアの笛の音を合図に
全員がビタッ!と足を止めて見せると、その様子にミサカも戸惑いを露わに!…
何ならマサツグを連れて来た事にも驚いて見せる!…そしてその疑問を直接
マサツグに尋ねる事になるのだが、マサツグも戸惑った様子で分かった居ない
具合に返事を!…何なら本人が一番この状況に困っている様子で!…
__ザッ!…ザッ!…ピシッ!!…
「ドワーフファミリア重装騎士団・総合統括部隊!…
目的地に到着であります!!」
「ッ!?…あ、あぁ!!…ご苦労様!!…っで、マサツグ君は?…」
が、そんな本人の事などやはり御構い無し!とばかりに…マサツグを担ぐ隊列の
前に立ち、ミサカに背筋を伸ばして敬礼!…その際自身がこの隊の隊長である!
とばかりに堂々として見せて!…この時にミサカへ笑顔で合流出来た事を話して
行くと、ミサカは更にそんな天真爛漫なクリミアの様子に勿論戸惑う!…しかし
それでもちゃんと返事をする!…そして今感じている疑問についても質問をする
と、未だ担がれているマサツグをチラ見!…するとクリミアもそんなミサカの
反応に気が付いた様子で!…
「ッ!…あぁ~!!…何やら面妖なモノとの戦闘で疲労困憊のご様子!!…
故にこうして一致団結してお連れした次第であります!!」
この時クリミアは特に何も考える事無くマサツグと出会った時の事を口に!…
その際要介護と判断した事も話して行き!…今現在に至りマサツグを心配しての
行動である事を説明すると、その話を聞いたミサカは勿論更に戸惑う事に!…
そしてマサツグに疑念の目を向けて行く!…と言うのもマサツグであればあれ位の
エネミーを斬ってしまいそうなモノであり、これは何か仮病を使っているので?と
考えてしまい!…
「ッ!?…そ、そうなんだぁ~!……ッ…」
「ッ!?…い、いや!!…別に楽をしようとかそんなんじゃないからな!?…
む、寧ろこれには抵抗が有ると言うか!…」
と、そんな視線を感じてマサツグも途端にハッ!として見せ…それこそミサカの
考えを読んだ様に!…それは違う!と否定するよう言葉を口にして見せると、
逆にこの状況に対して恥ずかしい!と言った言葉を!…早く降ろして欲しい様子を
露わにする!…それは担がれる事自体慣れていない様子で、如何にも落ち着かない
様子でモジモジしており!…と、そんな様子に気付いてかクリミアもハッ!と
驚きの表情!…そしてここで漸くマサツグの話を聞き!…また自身が早合点を
してしまった事に気が付くと、慌てて見せる!…そして隊にマサツグを降ろすよう
命令を出す!…
「ッ!?…え!?……ッ!?…あっ!!…
ゴ、ゴゴゴゴごめんなさい!!!…全隊!!…マサツグ殿を降ろして!!!」
__ッ!!…スッ……ザッ…ザッ……パンパンッ…
それこそ慌てた様子のままでまずマサツグに謝って行くと、ワタワタとしながら
隊列に指示を!…と、そんなクリミアの反応を見て若干隊列も戸惑いを露わに!…
しかしそれでもマサツグの体を落とす事無く、そっと地面に降ろしてマサツグから
距離を取って見せると、マサツグが動き易い様に場所を開ける!…するとマサツグも
地面に手を着き起き上がり始める!…その際地面に転がっていたせいか自身に
付いた土埃を払って見せると、一方で最初マサツグが運ばれて来た様子に対して
ミサカが思った事を口に!…
「…何だかマサツグ君が原生生物の様に見えたよ…」
「ッ!…え?…」
それは徐にポソッと呟く様にしてミサカが言葉を口に!…それこそ思わず考えて
しまった感じでマサツグを見詰め!…マサツグもマサツグでそんなミサカの言葉を
聞き逃さなかった様子で返事をすると、一体如何言う事?と言った反応を表情と
共に露わにする!…すると更にミサカもマサツグの反応を見て言葉を続ける!…
と言うのも何か反応をされた事で若干言い辛そうなそんな様子を見せて行くが、
結局言い留まる事無く口に!…
「いや…何と言うか…ピク…」
「わしゃチャ○ピーか!!!」
と言うのもやはりマサツグが運ばれて来た様子と言うのは、某・ピク○ンを
連想させる様に見えたらしく!…何なら具体的な名前を口にしようと更に続け!…
となるとマサツグも最後まで言わせる事無く先に自分がツッコミを入れる様に
そのゲームに出て来るであろうキャラの名前をぶっこんで行くと、その二人の
会話に付いて行けないドワーフ達!…特にクリミアが戸惑って見せる!…
「ッ!?…え?…チャ、チ○ッピー?…」
「ッ!……そうだね、この話は私達にしか伝わらないかも…」
__ウィイイィィン!…ヒョコッ!…
何ならマサツグの言うキャラの名前を復唱して、一体如何言う事?とばかりに
戸惑って見せ!…と、次にはそのクリミアの反応にミサカもハッ!とした様子を!…
と言うのも付いて来れなくて当然!とばかりに…自分達プレイヤーにしか分からない
であろう事を言葉を漏らしていると、一方で表が騒がしい事に気が付いたのか!…
次には研究所からヒョコッとマサキとくまさんが顔を覗かせる!…そして無事でいる
マサツグを見つけてハッとすると、次にはゾロゾロと出て来て!…
「…何や騒がしいと思たら無事やったんかい!…
てか何に追われとったんや?…」
「ッ!…親父ぃ!…いや、それが未だに分からなくて…」
まずはマサキがマサツグに言葉を!…その際やはり表が騒がしくて出て来た様で!…
そこでマサツグが無事である事を確認すると、同時にあの時マサツグが追われて居た
様子を見ていたのか!…何に追われていたのか?をマサツグに尋ね!…と、次には
マサツグもそれに対してピクッと反応!…マサキの事を親父と呼び!…そしてあの
空飛ぶ炊飯器が未だ何なのか分かっていない事を素直にそのまま疑問で返すと、
今度はくまさんが言葉を口に!…
「とにかく無事で良かったわ!!…
シロちゃんとハクちゃんがまぁ~つぐ助ける!って言って張り切っとったさかい!…
死なれたらどう慰めようかて…」
「ッ!?…いや縁起でもない事言わないでくれ!?…」
それこそ最初はマサキと同じくマサツグが無事である事に喜ぶのだが、次には
気になる言葉を口に!…と言うのもマサツグが追われている間の事を話す様に!…
事件解決にシロとハクの二人が奮起していた事を徐に話すと、一方でマサツグが
死んでしまった際の言い訳を考えて居た事も続けて話し!…となるとそんな事を
考えられて居た事でマサツグは当然戸惑いを露わに!…何ならツッコミも口に
して行き!…そしてシロとハクが居ない事にもふと気が付いた様子で辺りを
見回して見せて行くと、徐々にその外の騒がしさを聞き付けたのか!…
__ウィイイィィン!…ザワザワッ!…ザワザワッ!…
「ッ!…おっ!…アンタ無事だったのか!!」
「…って、事はアレから逃げ切ったってのか!?…ッ…一体如何やって!?…」
まるでマサツグの生還を祝う様に!…マサツグの姿を見て無事である事に
各々が安堵の様子を見せると、同時にあの様なモノに追われていたと言うのに!…
如何やって逃げ延びたのか?と言った疑問も持たれる!…となるとそれは
ある意味で攻略方法が気になった様子でポロッと言葉を漏らして行くと、
ジッとマサツグの事を見詰め!…が、見詰めた所で当然何も分からず仕舞い!…
とにかく互いが無事である事に安堵し合い!…今後の予定についても色々と
話し合いが必要であろう!と言った雰囲気を見せて居ると、今度はそこに
シロとハクもあの所長室から戻って来た様子!…ヒョコッと顔を覗かせて
見せる!…
__ウィイイィィン!…ヒョコッ!……ッ!!!…
「…ッ!…おっ!…シロ!…ハク!…無事だ…」
それは辺りの様子を確かめる様に周りを見回し、そこでマサツグが無事である姿を
見つけ!…となると途端にその目はパァッと見開き!…次にはマサツグに釘付け!…
他に何も目に映らないそんな表情を浮かべて見せると、そんな視線に気が付いてか…
マサツグもハッ!と反応をする!…そしてその視線を感じる方へと振り向いて
行くと、そこでシロとハクの姿を見つけ!…となるとマサツグとしても何事も
無かったかの様に返事を口に!…とは行かず!…
__ギュン!!!…ドゴオオオォォォォ!!!!…ッ!?!?…
「……えっ?…」
次の瞬間マサツグの視界から二人が消え!…そして続け様にマサツグは自身の
胸部と腹部に強烈な衝撃を感じ!…と、気が付けばその体は宙に浮いている
状態となり!…体もくの字に折れ曲がっており!…周りも余りの一瞬の出来事に
何が起きたのか!…全く理解出来ないでとにかく瞬きしか出来ないで居ると、
次にその目に飛び込んできた光景を見てただただ戸惑う!…そしてミサカも
その宙に浮いているマサツグを見て言葉を零す!…それは幾らレベルを上げ様とも
付いて行けない!と言う事を物語っている様な、一方でマサツグは某・モビル
スーツの名前の様な吐血をして居り!…
「リッグ、ドムゥ!!!!…」
__オオオォォ!!……ドシャアアァァァァ!!!!…ゴロゴロゴロゴロ!!!…
宙に浮いた体は軽くドワーフ達の身長を飛び越え!…そのまま後方にへと吹き飛び
まるで某・竜玉集めの漫画宜しく!…そのままくの字に折れたまま落ちて行くと、
何かを庇う様にして今度は地面を転がる!…そして落ち着いた所でマサツグは
大の字となって倒れてしまう!…となるとそんな光景を目にした者達は当然絶句!…
と、同時にそんなマサツグの胸部と腹部に白いモノがくっ付いているのを目に!…
それは言わずもがな正体はシロとハクで!…姉妹揃ってマサツグに向かいミサイル
頭突き!…自身の感情を爆発させ!…マサツグを冥府へと誘おうとして見せると、
更にその光景に周りの者達を困惑させる!…何が如何なったのか!?と慌て
始める!…
「…え?…え??…」
「い、今…何が起きて?…」
勿論普通の日常生活を送って居ればこんな光景を見る筈も無い!…各々は必然と
理解と仕組みに大いに苦しみ!…そしてただ出て来る言葉も困惑ばかりと!…
思い思いにその光景に悩み続け!…一体何が起きたのか分からない!と言った!…
とにかく困惑の反応を見せて居ると、次には上空班の竜騎士一組が!…突如地面に
向かって降りて来る!…それは徐々に翼をはためかせる音を大きくすると、
ゆっくりホバリングしながら着地をし!…
__ヴワッサァ…ヴワッサァ!…ヴワッサァ!!…ズシャアァァン!!…バッ!!…
その際その風圧は当然マサツグやシロとハクを襲うのだが、三人は全く微動だに
せず!…強いて言うなら風圧が来る度に耳や髪が揺れる程度!…そして竜騎士の
ワイバーンが地面へと降り立ち!…そこから弓を背負っている女性が一人地面へと
降りて見せると、次には慌ててその倒れているマサツグの元へと駆け寄る!…
と、同時にその各々が戸惑っている光景に対して慣れている様子でツッコミを
入れる!…と言うのもそのツッコミを入れた人物と言うのは!…
「ちょ!!…ちょっとシロちゃん、ハクちゃん!!…やり過ぎよ!!…
マサツグが伸びちゃったじゃない!!」
空から降りて来たのはエルフの女性、そしてその正体はあのアヤで!…如何やら
一人だけ空から哨戒をしていたのか!…しかしいつもの展開になった事で慌てて
居りて来た様子でバッ!とワイバーンの背中から飛び降りて見せると、一直線に
三人の元へ!…そしてシロとハクにツッコミを入れる!…すると一方でアヤと
一緒に…いや元々そのワイバーンの操縦者だろうか竜騎士もヒョコッと背中から
顔を覗かせて行くと、勿論その様子が気になる模様で!…ただ掛けて行った
アヤの背中をジッと見守り!…何をするのか?と言った視線を向けて居ると、
そこで先程のアヤのツッコミが!…となるとそのツッコミにシロとハクも
反応をする!…
「「ッ!…ふぇ?…あぁ!!…」」×2
それこそアヤに言われて初めて気が付いた様子で!…シロとハクは耳をピクッと
反応させ!…そこからスッと顔を上げてマサツグの表情を確認すると、そこには
白目を剥いてヤバい表情を浮かべるマサツグの顔が!…となるとその表情を見て
シロとハクもハッ!とする!…そして二人揃って慌てる様子を浮かべて見せると、
アヤもアヤでその伸びているマサツグを見てあちゃ~っと言った表情を!…
「あぁ~!…完全に意識が飛んでる!…
…でも可笑しいわねぇ?…
いつもならこれ位堪えそうなモノなんだけど?…」
__ッ!?…どよぉ!?…ザワザワッ!…ザワザワッ!…
だが同時にふと疑問も持ち出し!…その時これが日常!と…さもこれ位普通で
ある様なそんな言葉を口にすると、それを聞いた面々は震撼!…当然困惑と動揺を
露わにする!…それは只でさえ自分達でも何が起きたのか分からなかった!と
言うにも関わらず、これが日常!?と…しかし同時にマサツグの異様なしぶとさ
にも何かある種の納得を感じ!…とにかく騒がずには居られない様子で!…
誰もがそこに近付かずにその様子だけを見守っていると、一方でシロとハクが
マサツグの治療をし始め!…
「ハ、ハティちゃん!!」
「お姉様!!!」
__んん~~~!!!……ぱあああぁぁぁぁぁ!!!…
この時やはりテンパり過ぎるとシロは思わずハティ呼びを!…しかし一方
それはハクも同じ様で!…シロにツッコミを入れずにそのまま流し!…
呼ばれた事に対してハクも同じく慌てた様子で返事をすると、次には揃って
マサツグにしがみ付きながら治癒の光を!…マサツグを包み込む様に
発して行く!…そうしてマサツグが吹っ飛んだ際のダメージはほぼセルフ
ケアでそのままなかった事になって行くと、更にその場にオリハとフェルも
やって来て!…
「…ちょっとスイマセンね通して下さぁ~い!!……って、あぁ~…」
その際オリハは人混みを掻き分けマサキ達とまずは合流!…するとそこでシロと
ハクにしがみ付かれているマサツグを見つけ!…直ぐに察した様子で思わず
戸惑いの言葉を口にすると、自身の身体で十字を切って冥福を祈る!…さも既に
救助を諦めたかの様な無情な態度を取って見せる!…すると後からフェルも
合流を果たして行くと、同じくその光景を目にし!…そして思わず戸惑いの様子を
露わにすると、次には心配ではなく本音を漏らし!…
「ッ!?…な!?…何アレ!?…裏山!!!…
じゃなくて!!!…一体何が!?…」
__…はあぁ~…ふるふる…ッ!…あ、あははは…
が、それも一種の気の迷いであった様に!…今度はちゃんと訂正をして行き!…
マサツグの心配を口にして見せるのだが、時既にお寿司!…ハンドレットが
呆れた様子でフェルを見る!…それこそ頭を片手で抱えてこの人は…とばかりに
首を左右に振って見せると、他の面々もそれを見て思わず苦笑いをし!…
と、周りで色々とそんな事をしている間にもマサツグが次には無事に起床!…
パチッと一度目を閉じて行き!…次には軽く痙攣をする様なそんな震える
素振りを露わにすると、ハッ!と目を覚ます!…そして戸惑いの表情を
浮かべて行く!…
「…ッ…ッ~~~~……ッ…ッ!!…え!?…な、何!?…
た、確かシロとハクが消えたかと思ったら次には俺の胸と腹に!!…
って、シロ?…ハク?…」
「「ッ!!…ッ~~~…ッ~~~!!!…ごめんなさあぁ~い!!!」」×2
それこそまるで某・奇妙な冒険に出て来る煙突へアーなフランス人宜しく
困惑すると、とにかく自身の身に起きた事を口に!…と、次にはハッ!とした
様子で自身の胸と腹に視線を向け出し!…するとそこには治癒の光を放つ
シロとハクの姿があり!…その二人に対してマサツグも何も分かっていない
様子で質問の言葉を口にすると、そのマサツグの言葉を聞いてシロとハクも
ピクッと反応!…そして涙目になって謝罪をする!…さてそうなるとさすがの
鈍いマサツグでも漸く理解出来た様子で、次にはハッとした表情を!…
と、ここまでがこの街で起きた異変の話の全容であり!…ここから先は
漸く本丸!…遂にデグレアントへ攻め入るに当たって!…入念な準備が
される話となるのであった!…
0
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SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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