662 / 944
-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章七十二節 所長室とNPC?…と資料の山!…-
しおりを挟む一番奥の怪しい部屋までほぼ一本道!…その際ガードロイド等の邪魔は無く!…
実質ルシェッティがこの研究所の最後の砦であった様に感じられると、モツ達は
恐る恐るその怪しい部屋の扉を開けて中に!…と、そこで不可解なモノを目に
して行く!…それはまるでシャボン玉の様に透明な膜で出来た球体状の物が
浮遊していると、その中にはあのルシェッティが動き出したきっかけとなる黒い
チラ付きが入っており!…
__ゴオオォォォ!!…チカチカッ…チカチカッ…
「ッ!?……他に何も…って、それっぽいのはこれだけで…
違う意味で気になるのが多数ってか?…」
「…ここって多分一番偉い人がいる部屋とかだったんでしょうね?…
…えっと…所長?…みたいな…」
何ならそれは更にあるモノを包む様にチカチカとしており、運営が言っていた
バグの原因はこれであろう!と…そしてやはりバグの正体がルシェッティでは
なかった事をそれ見て同時に確信して行き!…更には一応他にも怪しいモノが
ないかどうか?と…辺りを見回し気になる物が無いかを見て回ると、そこには
何かの資料らしき物が大量に積まれている!…恐らく所長の机らしき物を
見つけて行く!…と言ってもその机自体まず直ぐに目に付く位置に配置されて
有るので見つけると言う程でも無いのだが、如何にも存在感が希薄で…
と、それらを見てモツが気になると言葉を零し!…オリハも部屋全体を見回し
ここが如何言う部屋なのか?を漏らしていると、一方でシロとハクが興味を
持った様子でそのシャボン玉の様な何かに近付く!…と、慌ててフェルが
止めに入る!…
__…ぽぉ~~……トテトテッ…トテトテッ…
「ッ!?…あぁ、危ないよ!!…勝手に行っちゃ駄目!!」
この時まるでそのチラ付く何かに見惚れる様な感じで、吸い寄せられる様に
シロとハクが近付いて行き!…するとフェルもそんな二人を見てとにかく
慌てて止めに入り!…シロとハクに何かしらのバグが伝染するのでは?と…
警戒をした様子で手を伸ばし!…二人もフェルに呼び止められた事でハッ!と
我に返るそんな反応を露わにすると、二人揃って呼ばれた方へ振り向く!…
そこで当然慌てて止めに入るフェルの姿を見つけて行く!…が、ここでまた
問題が!…と言うのもシロとハクを止めに入ったのがフェルであると言うのが
難点で有り!…
「ッ!?…え?……ッ!!…」
__ババッ!!…ビタッ!!…ッ!!…ッ…ッ~~…
と言うのもまだあの発狂していた様子から警戒をされている様であり、これまた
シロとハクは途端に怯えた様子でビクッと固まり!…それは勿論敵ではない!と
言う事を頭で分かって居ながらも!…如何にも本能的に警戒をしてしまう様な
そんな反応を露わに!…となるとフェルも二人の様子に気が付くなりハッ!と…
その止めようと伸ばしていた手を引っ込める躊躇いの様子を見せて行くと、
三人は揃って気まずい雰囲気に…如何にも距離を感じて行く!…さてその一方で
モツがそのバグの元凶と思われるモノに目を向けると、徐に銃を構え始め!…
__…スッ…カシュッ…カチャンッ…チャキッ!…
「…確か話ではこれを破壊すれば良いんだっけか?…」
腰のホルスターから拳銃を抜き!…そして徐にマガジンリリースボタンを
押して弾倉を一度引き抜くと、その弾倉にまだ弾丸が残っている事を確認!…
するとまた弾倉を拳銃に戻して行く!…そこから更に手動で弾を送るよう
スライドを引っ張って元に戻すと、そのシャボン玉に対して拳銃を構え!…
その際狙いをチラ付きに合わせたまま!…オリハに件の目標を破壊するだけで
良いのか?と解決策を確認すると、オリハはその質問に戸惑う!…と言うのも
忘れた様子で返事をする!…
「ッ!…え!?…えぇ~っと?…如何でしたっけ?…」
「ッ!…あぁ!!…えぇ~っと…違う違う!!…
確かこの街を管理するAIを討伐!…だからNPCを倒せばいいって話!!…」
それは本当に忘れた様子でモツに苦笑いをしながら首を傾げて見せると、悩んだ
具合に如何だったか?と言葉を漏らし!…と、そんな二人の会話にフェルが
ハッ!とした様子で参加をし始め!…この時二人の方へと振り向いて行き!…
モツの質問に違う!と…自身が覚えているその解決方法を慌てながらに話して
行くと、次にはその話に引っ掛かりを覚える!…と言うのもそのAIが居ない事に
戸惑って見せる!…
「ッ!…え?…じゃあそれらしいNPCって…やっぱ…」
__……サァ~~!!……ッ…ッ!?…
その際ここまでの道中それっぽいモノが居たかどうか?と言った話になって
行くと、思い当たるのはあの逃げたルシェッティしか思い当たらず!…
となると次第に三人は慌て!…これは不味いのでは!?と無言で青褪める
そんな表情を浮かべて居ると、一方でその部屋の窓からは町全体が煌々と光る!…
奇妙な様子を目撃する!…それは言わずもがなタイムリミットが迫っている
光景で、ここで初めてその町の様子に気が付き!…
「な、何だよ!!…これ!?…」
「…ッ!?…ま、まさかこれがその爆発の前兆とか!?…」
各々その窓の外の様子に気が付くなり窓の方へと駆け寄り、そして改めて
外の様子を確認し!…となると次にはオリハが慌てた様子で言葉を口に!…
それはもう間近に迫っているのでは!?と…もう本当に時間がない事を
示唆して話すと、それに釣られてモツも慌てる!…そして標的は何処!?と
困惑し出す!…しかし幾ら慌てた所で如何にもならず、また時間だけが
迫って行き!…
「ッ!?…ほ、本当にヤベェじゃねぇか!!…でもどうしたら!!…」
__…ッ!…チラッ?…ッ…ジィ~~~!……ッ…コクリッ!!…
こうなるととにかく大人三人は慌てに慌てて纏まりが取れず、しかし一方で
ここでふとシロとハクは何かにピクッと反応を露わに!…この時その二人の
視線はシャボン玉にへと向けられており!…二人揃って振り返る様に!…
ジッとそのシャボン玉を見詰めて何か気配を感じ取った様な怪しむ表情を
浮かべて見せると、次には何を思ったのか?…今度は互いに顔を見合わせ
頷いて行く!…するとそこからその奇妙なシャボン玉にへと再度向き合い
始めると、何やら大きく息を吸い!…
__…ッ…スゥ~~~!!!…
「ッ!!…シ、シロ様?…ハク様も何故急に?…」
それは思い立った様に急にであり!…シロとハクが並んでそのシャボン玉に対して
とにかく息を吸って行くと、そんな二人に気が付いたシルビィが途端にえっ?と…
勿論この事で何をしている?と戸惑った様子で声を掛け出す!…その際二人に
触れる事は無いのだが、恐る恐る二人に向けて戸惑いの手を伸ばし!…だが一方で
二人は息を吸い続ける事を一向に止めず!…結果肺と口一杯に空気を思いっきり
詰め込んだ様なそんな表情を!…そして今度はその奇妙なシャボン玉へと向き直り…
若干勢いを付ける様なクッと反っくり返る様なそんな挙動をチラッと見せると、
次にはその奇妙なシャボン玉に向けてアイスブレス!…カチンコチンに凍らせようと
頑張り始める!…
__ッ~~~…ブフウウウウゥゥゥゥ~~~~~!!!!…
となると当然そんな勢い良く吐かれるアイスブレスにシルビィもギョッ!として
見せると、勿論の如く慌てた様子でシロとハクにまた声を!…だがシロとハクは
また一向に声を掛けられた所で一切止めず!…延々とブレスを吐き続けるよう!…
凍て付く息を部屋に充満させるが如く!…とにかくその奇妙なシャボン玉をずっと
冷やし続ける奇行を続けて見せると、シルビィも更に戸惑う!…オロオロとして
無理矢理でも止めるかどうかで悩み出す!…
「ッ!?…シ、シロ様!?…ハク様!?…え、えぇ~っと!?…」
「ッ!?…ちょ!?…な!?…」
__ブフウウウウゥゥゥゥ~~!!!…ッ~~~!!!…ゲホゴホガホ!!…
さて当然ではあるが恐らくシロとハクの二人も無計画にやっている訳では無い
のだろうが、不可解過ぎて判断に困り!…と、シルビィが困っている一方で
漸くモツ達もハッとし出し!…同じくその光景を目にして!…先程のシルビィと
これまた同じ様にギョッ!とした表情を浮かべて見せると、次第にその勢いは
徐々に落ち着き…遂にはシロとハクが息を切らす!…するとそこにカチコチに
固まったシャボン玉が有るのだが、浮力を失うと次にはそのまま床に落ち!…
__……ガシャアアァァァン!!!…ゴロンッ!!…ッ!?!?…
「…な、何…これ?…」
「…わ、分からない!…分からない、けど…
…な、何かの機械の様な?…」
凍ったシャボン玉は落下の衝撃で床に砕け!…そしてバラバラの残骸となって
辺りに散らばりそのまま液体?にへと姿を変えると、一方でそのシャボン玉の
中身と思われるモノも床に転がり!…異様な姿を露わにする!…それはまるで
棘の付いた鉄球の様に見えるのだが、何かメカメカしくも見え!…だがシロと
ハクのブレスによってその機能を停止!…恐らく色々と電気が付くであろう
ランプは暗く!…一向にウンともスンとも言わない!…まるで壊れたかの様な
そんな様子に見えて居ると、その機械にはまだあの黒いチラ付きが!…
__ジジジッ!…ジジッ!…ジジジジジジッ!!…
「「ハァ!…ハァ!…ハァ!…ハァ!…」」×2
それはまるでモツ達を威嚇する様に黒くチラチラと点滅?を繰り返し、その異様な
様子にやはり誰も機械に近付こうとは一切せず!…と、一方でシロとハクは未だ
息を切らして膝に手を突き屈んで居り!…まず何故こんな事をやったのか?…当然
疑問が色々とある所では有るのだが、未だ喋れる様な状態では勿論無く!…一方で
そんなシロとハクに対してシルビィもオロオロとし続けて居り!…だがまずはそんな
二人を労わる様に!…二人の背中を摩りながらとにかく回復を図って行くと、自身も
一旦落ち着こうと深呼吸!…冷静さを取り戻そうとして見せる!…
__スゥ~…ハァ~…スゥ~…ハァ~……ッ…
まずは落ち着く事が先決!と言ったシルビィらしい様子が部屋の中央で見られると、
一方で先程まで慌てていた大人達は!…モツはその転がって居る機械を冷静に
見詰めて何かを考える様子を露わに!…その際オリハとフェルも同じくその機械を
見詰めて居るが…そのチラ付きの方が気になるのか…不気味そうな表情を浮かべて
嫌煙する様なそんな反応を見せて行くと、勿論触れると言った事はしない!…
しかし一方でモツがふとある事を口にし出す!…それはまるで推論を立てた様に疑
問を持った表情を浮かべて見せると、次にはオリハとフェルに有る事を問い掛け!…
「…なぁ?…念の為これ壊しても良いかな?」
「「ッ!?…え!?…」」×2
何でもモツ曰くその機械に怪しい何かを感じたのか?…床に転がる機械を指差し、
モツにしては珍しく破壊を考えている事を口に!…と、突然の破壊の提案に二人も
当然戸惑い始め!…オリハはモツがそんな事を言い出した事に珍しい!と驚き!…
フェルはそんな事を大丈夫なのか!?と…心配をする戸惑いの様子を露わにすると、
次には二人揃って戸惑いの言葉をハモる!…一方でそんな二人に対してモツも
ちゃんと理由を語る!…
「え、いやだって……ッ…
何にも無ければこれにチラ付きが…そもそも付く筈が無い!って…思うから…」
「ッ!…そうか!…それもそうか!…」
モツが更に言うにはこうらしく、そもそもとしてこの機械自体が怪しい!と…
何なら場所が場所だけに更に怪しくも思えた様で!…それを伝える様に部屋
全体をスッと見回し!…そして一番の要因としてやはりこの黒いチラ付きが
付いて居る事を口にすると、二人もそれを聞いて納得!…次にはなるほど!と
言葉を零す!…その際オリハだけは某・不良高校生のスタ○ド使いを
思い浮かべた様子で、その境地に至ったのか?と…
「…私はてっきり…もう考えるのがメンドクセェ!!…ってなったのかと…」
「んな訳無いだろうが!!……さて!…」
__チャキッ!!…ッ…パアァン、パアァン、パアァン、パアアァァァン!!!…
だが当然モツは違う!と言った様子で呆れて見せ、次にはスッと未だ床に転がる
その機械に向けて銃を構え!…そのまま無言で引き金に指を掛けて行き!…
そこからは何の躊躇いも無く引き金を何度も引いて見せると、部屋の中に銃声が
何度も響く!…と、同時に機械から黒煙が上がり始める!…すると如何だろう…
不思議な事に今度はそのチラ付きもスッと消えると、部屋の窓からもある異変が
見られ!…
__カンッキュンッ!!…シュゥ~~……
「…ッ!!…あっ!!…」
その異変に気が付いたのはまずオリハ!…オリハは先程から見えていた窓の外の
光がフッと見えなくなった事に気が付くと、徐にチラッと振り返って改めて窓の
外の様子を確認し!…するとそこには先程まで煌々と光っていた筈の魔法陣が
何処にも無く!…ただ誰もいない!…騒がしくも寂しい町の様子だけが目に映ると、
無事爆発を阻止できた事を言葉にするよう!…思わずポロッと漏らしてしまう!…
すると慌てた様子でモツもハッ!と振り向くと、同じくその光景を目にし!…
「ッ!?…な、何如何し!?…ッ!!…」
__……はあぁ~…
この時モツの目にも何も異変が起きていない窓の外の様子が目に映り!…と言う事は
モツの判断に間違いはなかった!と…次には全員が安堵して一息吐きながらその場に
へたり込んで行ってしまうと、生きた心地が酷く疲れた様子で息も漏らす!…
その様子から生きた心地がしなかった様を露わにする!…そして何とか無事この場を
乗り切った事でモツが更に言葉を漏らすと、とにかく疲れた!と言って更にその場で
倒れてしまい!…
「…な、何とかなったみたいだな…あぁ~疲れた!!…」
「ふぅ~……そ、それにしても…
よくこれがそのAIだって気が付いたモノですよね?……一体何で?…」
勿論倒れたと言ってもダメージ的な意味合いでは無く!…まるで一休みするよう
床に転がり!…暫くは動きたくない様なそんな態度を露わにすると、一方で
改めて安堵する様にオリハが息を零す!…そしてシロとハクに感心をし出す!…
それはあの奇妙なシャボン玉がよく件のAIである事が分かったな?と言う話で、
次には疑問を持った様子でチラッとシロとハクに視線を向け!…と、一方で
シロとハクも呼吸が漸く落ち着いて来たのか?…若干咽ながらもその視線に
気付き!…チラッと振り返ってニコッと笑みを浮かべて見せると、その質問に
答えるよう!…返事に言葉を口にする!…
__ハァ!…ハァ!…ッ…ケホッケホッ!…ッ…ニコッ…
「…こ、声が聞こえたんです!…」
「ッ!…こ、声?…」
それはこれまたとてもオカルトチックな奇妙な話であり、この時シロはオリハに
声が聞こえた!と話し…となるとそんな返事が帰って来た事で更にもう一つ
戸惑う事に!…その際疑問を漏らしつつ…徐に後ろを振り返ってモツやフェルに
そんな声が聞こえたかどうか?を視線だけで尋ねて行くと、モツは聞こえていない
様子で不思議そうに首を傾げて見せる!…一方で耳が良い筈のフェルも聞こえて
居ない!とばかりに首を振る!…それは言わずもなが左右に振って見せるもので、
フェル自身もとても戸惑った表情を浮かべ!…
__…チラッ?…ッ!……クイッ?…フルフルフルフル…
「……え?…」
__ッ!……チラッ?…チラッ?………ッ?…
と、自分だけが聞こえて居なかっただけなのか?と思いつつも二人もしっかり
聞こえて居ない!と…となると余計に不可解である!と感じられ!…オリハも
その二人の反応を見てもう一度戸惑いの言葉を漏らしてしまうと、シルビィも
初耳!とばかりにピクッと反応!…その際軽く辺りを見回し始める!…しかし
幾ら見回した所で目に付くのは今絶賛黒煙を上げている鉄球の様な機械だけで、
他に至って怪しいモノは何処にもなく!…となるとシロとハクの二人は一体
誰の声を聞いたのか?と更に疑問が!…何なら壊すに至った理由についても
更に悩み!…一方でその話をしたシロとその隣に居るハクは!…揃ってえっ?と
ばかりに不思議そうに首を傾げて見せると、キョトンとした表情を!…寧ろ
オリハ達に疑問を持つ!…さてそうして色々と疑問を感じながらもとにかく
研究所を攻略する事に成功すると、次にはモツがそこに放置されて有る資料に
興味を持ち出し!…
「……ッ!…よっと!…」
「ッ!…モツさん?…」
倒れていたモツは徐にスッと足を上げ出し!…そこからグッと振り子の勢い宜しく
一気に体を起こして見せると、その場でダンッ!と音を立てて立ち上がり!…
と、突如そんな事をするモツに当然一同は戸惑い始め!…その際オリハやシロ達が
モツを凝視!…何ならオリハがモツに如何した?と…声を掛けるよう戸惑い気味に
モツの名前を呼んで行くと、モツもそんなオリハの呼ぶ声に対して苦笑いをしながら
返事!…すると次にはその所長の机に積まれて有る資料にスッと手を伸ばす!…
「ッ!…あぁ~いやいや!…何でも無い!…
ただちょっとどんな事がされて居たのかなぁ~?って…
…っと、どれどれ?……ッ…ッ!!…うわぁ…」
「ッ!…え、何?…今度は何ですか?…」
「…いや…予想していた通りの事が書かれて有ってな?…ドン引いただけだ!…」
それはただ好奇心を刺激された様子で心配は要らない!と言葉にすると、徐に
その資料に書かれて有る内容を確認し出し!…と、次には若干読み進めた所で
顔を嫌悪に染めて見せ!…となると引いた様子で言葉を漏らし!…そんなモツの
反応にこれまたオリハが二度目となる問い掛けを口にすると、戸惑いを露わに!…
一方でモツは何でも無い!と言って見せる!…それはその資料を手に自身が
ドン引いた事を話して行くと、他の資料にも手を伸ばし!…
__ペラッ……ペラッ……ペラッ……ペラッ……
「…モ、モツさん?…」
「………。」
何ならまるで火が付いた様に次々黙読!…そして決して言葉を発する事無く!…
何かに憑りつかれた様なそんな風にも見えてしまうと、更にオリハが心配!…
モツに三度声を掛ける!…しかしモツは返事をする事無くその机の上に積まれて
有る資料を纏め出すと、一人悩む様なそんな反応を露わに!…となるとそこまで
何か興味深いモノが在ったのか?と…徐々にモツの見ている物に興味を感じ!…
遂にはオリハも釣られてスッと立ち上がって見せると、モツの隣に並ぶ!…
そしてそのモツがまとめた資料に目を向ける!…するとそこには!…
__……ガタッ…コッ…コッ…コッ…コッ…
「…一体何を?……ッ!……ッ!?…」
オリハが目にした資料には写真も一緒に添付されて有るのが見れるのだが、
そこには酷い光景が映っており!…と言うのもそこに映っていたのは全面
モザイク加工がされた様なブラックアウトの写真ばかりで!…となると
その写真が物語る事はただ一つ!…R-18指定がされてある光景が映って
いると言う事に他ならず!…そんなものが映って居ると言う事はどれだけ
非人道的な行為がされていたのか?…それが容易に窺い知れ!…オリハも
それを見て思わずえっ?とばかりに戸惑って見せると、暫くしてからハッ!と
理解!…途端に慌て様を露わにする!…そしてそれらを見回してモツが
言葉を口にし出すと、この写真と資料を作った者を異常者!と…
「…なぁ?…これって本当に…
NPCが勝手にここまでやった事なのか?…
…俺には…俺には如何にも…
裏でクソ野郎が糸を引いている様に見えるんだが?…」
勿論真面な精神をして居ない!と一刀両断!…そしてその犯人も分かっている
様子で更に続け!…すると次には写真が邪魔なのかクリップから外し!…
その資料に書かれて有る内容にまた目を通し始めて行くと、オリハもそんな
モツの様子に戸惑いを隠せない!…思わず後ろに一歩下がる!…それはモツも
その異常者として見ている訳では無いのだが、余りにもそのモツの様子が
冷静過ぎて!…動揺が隠せず驚き戸惑い!…一方でモツは淡々と処理!…
読んだ物は纏めて燃やし!…今後人の目に触れないよう肺に返してしまうと、
一方で徐々にモツ達の居る所長室に人が!…他の仲間達も到達する!…
そしてそこから見える異変が治まった様子を目にして安堵すると、同時に
シロとハクが出迎えてくれた事で感涙し!…
__お疲れ様でぇ~す!!!…ッ!!!…(´;ω;`)ブワッ!!…
「…こうしてこの天使達に出迎えられる日が来ようとは!!!…」
「…我が生涯に!!!…一片の悔いなし!!!!…」
感激のあまりその場でカメラを起動してはスクショ祭り!…もはや異変など
如何でも良く!…ただ目の前に居る自分達を迎えてくれた可愛いモノに没頭すると、
ある者達に至っては尊死する始末に!…とにかく[可愛いもの愛護協会]の面々は
混沌と化す!…勿論その中にはフェルも混じってスクショを連写する姿があり、
もはやアイドルの追っかけと化しており!…と、一方で[nightmare]の面々達も
その場に辿り着いてはその状況に当然困惑!…そしてまたある者達に至っては
悔しがり!…自分達が一番でなかった事に反省をする様なそんな姿を見せて居ると、
漸く念話が繋がる様に!…ミサカから解決した事が報告させる!…
〈…こえる?…聞こえる!?…〉
「ッ!…この声は…ミサカ?…」
〈…ふぅ~…やっと繋がる様になったぁ~!!…
…皆、お疲れ様!!…無事何とか出来たみたい!!…
今さっき運営から解除のメールも届いた!…
だから焦って戻る必要も無いから!…ゆっくりして行ってね!…〉
この時接続が不安定な感じに!…しかし徐々にハッキリとし出し、その場に居る
全員がピクッとその声に気が付いた様子で反応をすると、そこでその念話の主が
ミサカである事にふと気が付く!…と、モツもその声がミサカであるかどうかを
確認する!…するとそのモツの言葉に返事をするようミサカもつながった事に
安堵すると、次には全員に労わるよう言葉を掛け!…そして異変が収束した事も
話して行き!…その証拠として運営からメールも来た事を明かして行くと、
焦らなくてもいい!と…ゆっくり戻って来るよう言葉を掛ける!…さてそれを
聞いてモツ達他の面々も騒動が終わった事を改めて実感して行くと、ドッと
その体に疲労感を覚え!…
__…ッ…ハアアァァァ~~~~~!!………
「…てな事らしいから…俺達も戻んべ?…」
「…何か今日だけで三日間寝ずに働いた気分なんだが?…」
となると今度はまるで全員の心が一つとなったよう大きく溜息を吐いて行き!…
それは更に自身の体に重く圧し掛かる様な…何とも言えない気だるさが全身を
襲い!…思わず戻るのも何か億劫になるのを感じるのだが、ここである者が
戻る事を口に…するとそれをきっかけに各々が重い体に鞭を打し出す!…
それはここに残るのは勘弁!と言った様子で動き出すと、またある者も今日は
特に疲れた!とばかりに言葉を零し!…それでも徐々に徐々にとその場から
人が去って行き!…残るはもうモツ達だけと言いそうな所!…その面々の様子を
見てオリハも動きを見せて行くと、次には点呼を取り出す!…
__ゾロゾロ…ゾロゾロ……ふぅ~~……
「…じゃあ、私達も戻りますか!…
ちゃんと全員居るよね?…シロちゃんハクちゃあ~ん?…」
「「ッ!!…はいです!!…」」×2
改めて自分達も戻る事を口にすると、辺りを見回し全員が居るのを確認!…
何なら名前を呼んで確認する素振りも露わにして見せ!…まずはシロとハクの
名前を呼ぶ!…するとオリハに呼ばれた事で二人もピクッと反応をすると、
次には揃って手を上げて元気に返事!…自分達が居る事をアピールする!…
するとそれを見てオリハも頷き笑みを浮かべて見せると、どんどん点呼を
取って行き!…
「ッ!…うんうんヨシヨシ!…じゃあ、シルビィ!…」
「ッ!…シルビィはここに…」
「ッ!…うん!…フェルさぁ~ん!…」
それそこ続け様に次にはシルビィの事を呼んで見せると、シルビィもふと呼ばれた
事でピクッ!と耳を反応させ!…と、クルッとオリハの方へと振り向き出し!…
やはり畏まった様子で会釈をしながら返事をすると、オリハももうツッコむ気も
無い様子で!…それが平常運転!とばかりに頷き返事をして見せる!…すると更に
続けてドンドン名前を上げて行くと、今度はフェルに居るかどうか?と問い掛ける
のだが!…
「ッ!…あぁ~!!…はいはい何でしょうか!?…
出来れば今いい所なので後にして貰えれば!!…」
フェルは未だ絶賛シロとハクの追っかけの化身と化しており、未だスクショを
撮る手が止まらない様子!…仕舞いには今は忙しいとばかりに返事をして行き!…
移動ももうちょっと待って欲しい様な!…そんな事を更に続けて話して行くと、
オリハはそんなフェルに対して呆れて見せる!…何ならツッコミの言葉も
口にする!…さてそうしてフェルの確認も取れた所で、今度はモツの事を呼ぶ
のだが!…
「…あんまり過ぎると兄さんから接近禁止令が出ますよ?…
…モツさぁ~ん!……ッ?…モツさぁん?…」
モツはオリハに呼ばれた所で返事をする事は一切なく、オリハも返事が返って
来ない事にふと疑問を感じ!…と、そんな疑問を感じつつもう一度モツの名前を
呼んで行き!…その際今度はモツの居る方へと振り向き!…一体何をしている
のか?と言った気に掛ける様子も露わにすると、そこで未だ資料と睨めっこを
しているモツの姿を!…すると漸くモツも気が付いた様子で反応をする!…
それこそ突然の事で慌てる様なそんな素振りを露わにするが、次には何でも
無い!と言った様子で!…
「…ッ!…ん?…あ、あぁ!…そうだな…
先に行っててくれないか?…俺は後から合流するから!…」
「ッ!…え?…あっ…ハイ…」
何かその資料に気になる事が書いて有るのか、しかし深くは決して語ろうとは
せず!…とにかく先に帰るようオリハ達に指示を出し!…自身はもう少しここに
残る様な言葉を口にすると、後でちゃんと合流する!と…何か意味深な様子を
やはり見せる!…となると当然身内としても怪しむのだが、如何にもその様子に
尋ねる事が出来ず!…と言うのも自分達の知らないモツを見る様な!…
何かそんな恐怖を感じてしまうと、ただ素直に指示に従う事しか出来ない!…
オリハ達はモツを置いてその場を後にするのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる