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-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-
-第六章四十五節 お約束の厄介事と作戦会議と無法のルール-
しおりを挟む「…フッ!…さすがですマサツグ殿!…お察しの通り!…
私は参加条件にマサツグ殿達の参加を認めさせて来たのです!…」
「…やっぱりか…」
マサツグからの質問に対してラグナスはフッ!と…
さすがの御慧眼!と言った具合に不敵な笑みを浮かべて見せると、
その闘技大会に付けて来た条件について話を続ける!…
と言うのもその内容とはその大会にマサツグ達も参加をすると言うモノで、
それを聞かされたマサツグも分かって居た具合に次には脱力…
と、同時に何か呆れた反応も取って見せ…
もはや巻き込まれる事にとにかく慣れた素振りを露わにすると、
更にラグナスは説明を!…今度はマサツグに苦笑いをしながら続けて話す!…
「えぇ!…恐らくマグダラスが何らかの行動に出る事が有るとするなら…
この時しか!!…そして大会を利用してシロ様!…
或いはハティビィエール様に何かをするとしか考えられないのです!!…
…それに案の定これを提案した時のマグダラスの表情と言うのは!!…
まるで苦虫を噛んだ様な表情を浮かべて居ましたし!!…
間違いなく裏で何かを企んでいた表情と言うのが見て取れました!!…
…ですのでマサツグ殿達には大会参加組と警備組に別れて頂き!…
シロ様の護衛の程をお願いしたいのです!!…
…勿論我々の方も女王様とハティビィエール様をお守りするので…
マグダラスが動いた時に挟撃出来る様に身構えて欲しいのです!!…」
この時ラグナスはこの大会で何かが起きる事を予見して居るのか?…
不穏な事を口にして行き!…
何ならその話を着ける際のマグダラスの表情についても話しを続け!…
まるで余計な邪魔が入った!と言った表情を浮かべていた事をこれまた話すと、
それで確信が持てた事をマサツグに語る!…
そして参加する上で改めてマサツグ達にお願いをしたい事を話して行くと、
同時にここで決着を着ける気で居るのか?…
とにかくマグダラスの動きに注意を払い!…
動きを見せた時にとっ捕まえるよう協力の算段を口にすると、
それを聞いたマサツグは如何にも…何故か悩む表情を浮かべて見せる!…
「……うぅ~ん…」
「ッ!?…如何したと言うのですか!?…
…ッ!?…ま、まさか協力出来ないと!?…」
「…いや、協力はしたいんだけど如何にもこっちの戦力がなぁ?…
俺達の方で戦力を分けるとすると中々に極端になるから如何したものかな?と…
…それにこの協力を聞くにしてもまずは他の奴ら全員の話しを聞かないと…」
マサツグは腕を組むと若干俯く様にして目を閉じ、
そしてラグナスの目の間で唸り出し!…
と、二つ返事で了承の意見を貰えなかった事にラグナスも戸惑い!…
まさか!?と言った具合に更には慌てる反応を見せると、
マサツグもそんなラグナスに対してやんわり否定…
しかし一度は考える様子で言葉を続ける!…
何でも個人的にはその策に大いに賛成して参加をしたい所ではあるのだが、
それはあくまでも個人的な話で!…
細かい話になるとそこから問題点も出て来る訳で!…
他の面々にもこの事を話さん限りは難しい!と…
自分一人で話しを進める訳には行かない事を話して行くと、
ラグナスもその答えに更に戸惑った様子!…
マサツグと一緒に悩む素振りを露わにするのだが…
__……ギイイィィィ~~!!…
「…一応話は聞かせて貰ったぞ?…」
「ッ!…モツ!…話って!…」
「こう言う話をする時にドアを開けっ放しにするのは得策では無いと思うがな?…」
__ッ!…あっ…×2
まるでタイミングを見計らっていた様に突如部屋の扉が開き出すと、
そこからモツ達が話を聞いて居た具合にゾロゾロと姿を現し!…
と、その際モツが面白そうな話をして居る!と言わんばかりの表情を
浮かべて見せ!…そこから話しに参加をするよう部屋に入って来るなり!…
マサツグ達の方へと近付いて行くと、
マサツグもマサツグで驚きを露わにして見せる!…
そして先程の話を何処まで聞いていたのか?について尋ねようとすると、
モツはチラッとその入って来た扉を指差すなり注意の言葉を口にし!…
と、それをツッコまれてマサツグとラグナスも[あっ]と…
二人揃ってしまった!と言わんばかりの表情を浮かべて居ると、
一方でモツが確認を取る!…
「…じゃあまずは協力に参加するかどうかだが…反対は居るか?」
__シ~ン…
「…この通りだヤブ!…全員やる気みたいだぞ?…
となると後は戦力の二等分だが…
恐らくヤブが考えている様な心配は無いと思うぞ?…」
「……え?…」
目の前で驚き戸惑う二人を余所に!…
モツが参加の有無について反対の意見を求めて行くと、
全員はまるでやる気を見せる様に沈黙!…
誰一人として反対の意見を零そうとしない!…
それは勿論強制されているとかそう言うモノでは当然無く!…
全員がシロの為、仲間の為に!と団結しており!…
と、そんな様子にモツもこれまた不敵に笑い!…
何も問題無い!とばかりにマサツグに声を掛けて行くと、
更にはその先の事も既に考えて居たのか!…戦力の事にも触れて行く!…
となるとトントン拍子で進んで行く話にマサツグも
更に戸惑った様子で呆けて見せると、気の抜ける言葉をポロッと漏らし!…
が、モツは決して止まる様子を見せる事無く!…
マサツグの思考を読んだ様に話しを進めると、その解決案も口にする!…
「ヤブの考えは恐らくこうだ!…この作戦をするに当たって、
駆け出しの親父さんとくまさんも参加させるとなると…
守らないといけなくなる人数が二人増える!…って!…
…まぁ確かにレベル的にも厳しいモノが有るとは思うが…
それに関してはフィロとパルシィの二人が居れば解決する!!…
それぞれ別ける様に配置すれば特段問題は出て来ないと思うぞ?…」
「ッ!…え?…え?…」
「何せこの姿になっても、あくまでも魔王クラスな訳なんだからな!…
それに本当の本気になった姿って言うのもまだ見た事が無い事だし?…
ポテンシャルは十分だと思うぞ?…何ならお釣りが出て来ると思うし!…
シロちゃんだってずぶの素人って訳じゃない!…
マサツグ仕込みの根性も持ってる!…」
ここでネックになるであろうマサキとくまさんの事に触れて行くと、
正直モツも厳しい!と申し訳なさそうに話をして行くのだが!…
それでも策は有る様にモツは話しを続けて行き!…
その際フィロとパルシィの二人を話にネタに引っ張り出すと、
万事解決!と言って見せる!…
しかしその一方で今だ戸惑いっぱなしのマサツグが情けなく言葉を
漏らして居ると、モツは御構い無しに更に話を!…
と言うのも二人が魔王である事に触れて行くと、十分ポテンシャルは有る!と…
それ所かそれ以上の期待も寄せて居り!…
シロの事についても伊達じゃない!と言わんばかりに励まして大丈夫!と
語って居ると、一方でパルシィが戸惑いの言葉を…
「…ッ!…す、少し待ってくれ!…」
__ッ!……チラッ?…
「確かに五~六人位なら指一本触れさせる事無く守り切る事位は容易に出来るが!…
それは本来の力を取り戻せたらの話で!……」
__ッ!……プッ!…
そのモツの期待に戸惑った様子で反応をすると、慌てて待った!を掛け出し…
と、そんなパルシィの反応に一同も何事?と言った様子!…
視線を一斉にパルシィへ向けて行き…
話を聞くようジッと見詰めるそんな様子を露わにすると、
パルシィは先程の話に訂正を!…それこそ本調子であれば!と口にする!…
別にこの作戦に対して否定的と言う訳では無いのだが、
あくまでも買い被り過ぎは良くない!と言う意味で注意を口にしたのだが…
それを聞いてフィロがピクッと反応をして見せ!…
次にはお約束とばかりに何か意味有り気にプッ!と噴いて見せると、
やはり不穏な空気へと!…
「ッ!……何が可笑しい玉藻の前?…
言いたい事が有るのならハッキリと!…」
「じゃあわっちも遠慮なく言わせて貰おうかのぉ?…
何をそんな貧弱な事を言って居るのじゃ?…パルシィディアナ?…
それとも本調子を言い訳に?…ここから逃げようとして居るのかや?…
はたまたわっちに関節技を決められたせいで…まだ傷が痛むとでも?…
…まぁ何方にせよ…それでわっちと対等などと!…
片腹痛くて情けない限りよのぉ?…パルシィディアナァ?…」
フィロの噴き出した様子にこれまたパルシィも機敏に反応!…
ピクッと一度痙攣をする様に身動ぎし!…
次にはチラッとその噴き出したフィロの方へと視線を向けて行くと、
今度は当然の様に文句の言葉を口に!…
その際やはり怒って居る様子でフィロを睨み!…
文句が有るなら!と更にフィロに食って掛かろうとして行くと、
フィロもフィロで喧嘩を買った様子!…
となると最後まで言葉を言わせる事無く!…
被せる様に煽りの言葉を口にすると、パルシィへ不敵に笑って見せる!…
それこそいつものフィロの様に!…
コロコロと平安雅ぃ~な感じで笑って居ると、
そんなフィロの態度で更にカチン!と…
__カチン!!…ッ~~~~!!!…
「……いいだろう!!…
そこまで言われては私も引き下がれまい!!…
貴様の安い挑発に乗ってやろうではないか!!!…
但し!!!…私は貴様とは違い安っぽい魔術や体術に頼らず!!!…
この眼光だけで凌ぎ切って見せよう!!!…
…まぁ貴様の様な駄狐には出来る筈も無いだろうがなぁ!?」
__カチン!!…ッ~~~~!!!…
その悦に浸る様な表情にパルシィは我慢がならず!…
まんまとフィロの挑発に乗って行ってしまうと、
その護衛の役を引き受け!…
何なら自ら縛りを入れる様なそんな事も!…
それを踏まえてフィロには決して出来ない!と
言葉を大にして宣言すると、パルシィもパルシィで駄狐!と…
フィロの事を煽って行く!…
するとそんな様子にマサツグやモツ達も戸惑い出すと、
心配した様子で止めようか?と…
が、そんな考えて居る暇などこれまた無く!…
フィロもその言葉で闘志に火が点いたよう怒り出すと、
買い言葉に売り言葉!…幼女がキャンキャンと吠えて見せる!…
「何じゃとお主!!!…
お主程度が出来る事にこのわっちが出来ないじゃとぉ~!?…ぬかせぇ!!!…
ならば同じ様にわっちも威嚇のみでお義父様とお義母様を!!…
如何なる輩からも守り切ってくれるわぁ!!…
…お主とわっちとでは天と地ほどの実力の差がある事を!!…
その場にて証明をしてやるのじゃ~~!!!!」
「ッ!!…上等だ!!!…その言葉忘れるでないぞ!!!…
私が勝った暁には頭を地面に着けて土下座をして貰うからな!!!」
__ギギギギギギギギ!!!!…
これまた易い挑発に乗っては大言壮語!…
同じ条件下で戦う!と言ってはフィロはパルシィと睨み合い!…
と、睨み返して来た事でパルシィも更にヒートアップ!…
忘れない!とばかりに言葉を返し!…
その際出来なかった方が出来た方に謝る事を更に条件として
付け足して行くと、徐々にリアルファイトに発展しそうな…
とにかく不穏な空気が漂い出す!…
となるとそんな二人の様子にマサツグも呆れた具合で動こうとすると、
次にはモツがそんなマサツグに静止を…
「…はあぁ~……やれやれ…どっこい…」
__…ッ!…パシッ!…
「ッ!…え?…モツ?…」
マサツグはベッドから降りると二人の方へ!…
そして自身の手を二人の間に入れてその喧嘩を止めようとするのだが、
何故かモツがそのマサツグの手を掴んで静止に入り!…
となると当然マサツグもハッと驚き戸惑い!…
次にはモツに視線を向けて何故?とばかりに名前を呼ぶと、
モツはモツで二人の事を凝視!…まるで機会を窺う様に何かを見る!…
するとその一方ではフィロとパルシィが話しに決着を付けて来ると、
遂にはやはり子供らしく!…
「それはこっちのセリフじゃ!!!…
絶対にお主を泣きっ面にしてやるから!!…覚悟して居れ!!!」
__フン!!!…×2
フィロが絶対に泣かすと宣言!…
そして互いにまたギラッと睨み合い最後には同じタイミングで
そっぽを向き合う!…そんな反応を取って見せると、
互いに頬を膨らませる!…それはまるっきり子供の様に見えてしまうと、
何だかんだ言いながら実は仲良しなのでは?と感じてしまい!…
と、そんな様子に面々もホッと…
慌しくならなかった事に安堵する様子を見せて居ると、
一方で疑問が残った様子を…と言うのも仲裁を止められたマサツグで有り!…
モツを見詰めて如何して?とばかりに戸惑って居ると、
そんなマサツグの事など御構い無し!…モツはモツでラグナスに話しを!…
その協力体制に快く承諾する返事をして行くと、思わずラグナスを戸惑わせる!…
「…とにかくこっちも全員把握したから!…
そっちはそっちで進めてくれ!…
こっちも直ぐに動けるよう準備するから!…」
「ッ!…は、はぁ…ありがとう御座います……ッ?…
…あッ!…そうだ危ない忘れてた!…
闘技大会の日程をまだ伝えてはいませんでしたね?…
…日程なのですが…今日より三日後の事で…」
「ッ!!…それって!…」
「…そうです…偶然なのか意図的なのか?…
あの約束の期日の日となっていますので…
より注意の方をよろしくお願いします!…」
それはさも何事も無い様にサラッと返事!…
その際連携を取れる様にお願いの言葉も口にすると、
ラグナスは戸惑いながらもお礼を…
と、次にはハッとした様子で目を見開き!…
そして肝心の大会の日程についてこれまたさも意味有り気にマサツグ達へ
話しをして行くと、それを聞いた一同はこれまたビクッ!と…
何かに気が付いた具合に反応をする!…
と言うのもその大会が行われる日程と言うのは女王との約束の最終日で、
マサツグが驚いた様子で言葉を!…
するとラグナスも当然気が付いて居る様子で話しの続きを!…
それは改めてお願いをする様に!…
同時に注意を強める言葉も一緒に口にして行くと、
一同は沈黙しながらも同意!…ラグナスもそんな一同を見て安堵する!…
さてその後はラグナスが部屋を後にして行くと、
仲間内での相談タイムに入って行き!…
「…とにかくシロちゃんが出るって事はヤブはもう確定で参加だろ?…
となると後は誰を参加させるかだな?…
因みに俺は大会の外からマグダラスを監視して…
いざと言う時に動ける様に構えていたい!…まぁ中に居ても良いんだが…
周りを囲まれた時に直ぐ突破出来るかが難しいからな?…
警戒の意味も込めて大会の外側にいる事を希望しようと思う!…」
「ッ!…あっ!…だったら私がモツさんの代わりに大会に参加します!…
…一応これでも戦闘には自信が有りますし…
何より兵士達の態度が未だに気に喰わないので!…
合法でぶっ飛ばせると言うのなら喜んで参加しますよ?…」
「ッ!?…相変わらずのバーサーカーぶりだな…まぁ、お好きにどうぞ?…
で?…後どれ位の人数が大会に出ないといけないんだ?…
俺とオリハ…まだ二人しか決まってない訳だが?…」
まず誰が大会に出るか?で話し出すと、
シロが参加をすると言う事でマサツグも当然参加の方向へ!…
そして次点のモツは何か考えて居る具合に言葉を続け!…
外からの監視を自ら引き受けたい様に話しをすると、
その穴埋めにオリハが!…
自分が代わりに大会へ参加をする旨を話して行く!…
その際まだ兵士達の態度が気に食わない事を口にすると、
不敵な笑みを浮かべては好戦的な態度も露わに!…
と、そんなオリハの様子に一同は若干戸惑って見せ!…
マサツグがツッコミを入れる様にオリハへ言葉を口にすると、
ふとここでマサキが気が付いた様子である事を!…
「…ッ!…ん?…そう言や、さっき誰か参加制限みたいな話聞いたか?…
…俺の記憶が正しければ一回として聞いた覚えがないんやけど?…」
「ッ!…あっ…」
「そう言えば確かに参加人数を聞いていなかったな…
…どうする?…これで参加するのが全員だった場合?…」
「…いや、恐らく大丈夫だろうけど…考えたくないな…
それに実は参加出来るのが一人だけ…なんて事も考えられるし…
それを聞こうにもラグナスもう帰っちゃったし…聞くに聞けないよな?…」
この時マサキが気が付いた事と言うのはその大会の参加人数について!…
そしてそれを他の面々に確認するよう言葉を口に!…
誰か聞いて居たか?と若干戸惑った具合に質問をすると、
それを聞いたマサツグとモツはハッ!と…
何なら他の面々も戸惑った具合に反応をする!…
するとそこからリーナも会話に参加をするよう如何する?と言葉を漏らして行くと、
更には自分なりの憶測も口に!…が、それに対してモツもすかさず返事を返し!…
恐らく大丈夫である事を口にすると、
やはり想像をしてしまったのか嫌そうな顔を!…
そして聞かなかった事を後悔する!…
そして誰もがラグナスを追い駆けるか?と言った具合に考えて居ると、
ここでシルビィも会話に参加を!…
「…あの?…少し宜しいでしょうか?…」
「ッ!…ん?…どした、シルビィ?…」
「いえ、恐らくなのですが…今回のこの大会…
参加人数は無制限かと思われます…」
__ッ!…え?…
シルビィは如何にもオドオドとした具合でスッと手を上げ…
そこから意見が有る様に言葉を口にして行くと、
マサツグも気が付いた様子で反応を!…
シルビィに声を掛けて行く!…
するとその他の面々もそのシルビィの反応に気が付いたのか、
視線をシルビィの方に向け!…
と、シルビィも若干緊張した反応でふとある事を…
と言うのもその大会の事を知って居る具合に先程の疑問を!…
恐らく参加が無制限である事を話して行くと、
その話を聞いた各々はえ?っと…若干戸惑った具合に反応を示す!…
そしてそんな戸惑う面々を前にシルビィも知って居る事を話し出すと、
やはり経験が有るのか?…
「この闘技大会に関しましては過去にも開かれておりまして…
その度に参加人数はランダムで無制限…だった様な気が致します!…
確か私が参加した時は…数百人規模のバトルロワイヤルが五回に分けて行われ…
その内勝ち残った数十名でトーナメント…と言う風に進行されて居た気が?…
因みにその大会にルール等と言うモノは存在せず…
協力体制を取る者も居れば…それを逆手に取り裏切りを働く者も居る…
そんな苛烈で無法の大会だったと言う風に記憶しています…」
「……うわぁ…」
シルビィは過去にもこの大会が有った様にマサツグ達へ話しを!…
その際仕様が変わって居なければ!と言った具合に仕様とルールの説明をして行き、
そしてそれを聞いた各々も頭の中でその大会の様子を想像したのか?…
さも地獄絵図の様な光景が出来上がって若干引いた様なそんな反応を見せて居ると、
一方で闘争心丸出し者も二名居り!…
それぞれやる気を滲ませると片手で握り拳を作って行き!…
__…スゥ…パン!……グッ!…
{ッ!……一方でやる気満々じゃねえか!!……}
ある者はその握った拳をもう片方の手にぶつけて行くと、
パン!と音を立てて闘志を燃やし!…
またある者はグッとガッツポーズを取る様な!…
やはり闘争心を押さえられないそんな反応を露わにすると、
マサツグが気が付いた様子で反応を…心の中でツッコミを入れる!…
そしてそんな二人の反応と言うのは他の面々の目にも当然止まるモノで…
モツが呆れた具合に溜息を吐くと、次には各自の判断に任せ!…
「…はあぁ~……そう言う事なら恐らくそうなんだろう…
じゃあ、各自自由参加って事で宜しくな?…やれやれだぜ…」
「…申し訳有りません……」
「ッ!…え?……ッ!?…あ、あぁ!!…ち、違!!…」
各々の自主性に問い掛けるよう言葉を零し…
まるで某・奇妙な冒険に出て来る不良高校生の様に呆れて見せると、
次にはそんなモツの反応にシルビィがシュンと…
と、同時にモツに対して謝罪をし始め…
同時に頭を下げるそんな様子も露わにすると、
モツは突如謝られた事に当然戸惑い!…更には慌てた具合に言葉を零す!…
と言うのもやはりまだ前に喧嘩をした事を引っ張って居るのか、
モツは何でも無い!と声を掛けようとするのだが!…
「あの馬鹿弟子の説明が足りずにモツ様達を困惑させてしまい…
…今度会った時、あの馬鹿には山の麓から頂上までの
[地獄の千本ダッシュ]をさせますのでどうかご容赦を…」
「…いやそこまでしなくて良いから!!…
ラグナスが死んじゃうから!!…」
シルビィは頭を上げる事無くラグナスの説明不足を代わりに謝罪!…
そして少しクッと顔を上げるそんな素振りを取って見せると、
次には鬼の様な発言も口にし!…
その際そこからチラッと見えるシルビィの表情と言うのは冷酷なモノで…
感情が無くては目に光も宿って居らず…
まるで生気を失った人の様な不気味さを露わにすると、
モツが慌てて待った!を掛けて行く!…
この時さすがにやり過ぎ!と言った具合に言葉を掛けると、
別に気にして居ない様に苦笑いをして見せ!…
と、そんなモツの反応にシルビィもピクッと…
頭を上げて改めてモツの反応を見て行くと、次には何故か残念そうに…
「……そうですか…」
「何故残念そうにする?…」×2
「ッ!……ッ?…」
__ッ!?……
この時シルビィはまたシュンとして見せ、耳と尻尾の元気をなくし…
と、明らかにガッカリとした反応を見せた事でマサツグも戸惑い!…
モツと一緒になってそのシルビィの反応にツッコミを入れると、
シルビィはそのツッコミにピクッと反応…そして不思議そうに首を傾げる…
それはまるで何故ツッコまれて居るのか本当に理解出来ていない様子で
反応をすると、そのシルビィの徹底した鬼教官振りにマサツグ達も
動揺をして見せ!…
それはある種の純粋さ?の様にも感じられるモノが何処かあり!…
一体どんな事をすればこうなるのか?と言った疑問を感じて居ると、
ここでマサツグがふと…
「っ!…って、そう言えば…モツ?…
何でフィロとパルシィが喧嘩し始めた時に俺の腕を掴んだんだ?…
俺はただ二人の喧嘩を…」
「ッ!…あぁ!…いや、止め様としていたのは分かって居た!…
けどヤブが止め様とした時にちょっとある事を思いついてさ?…」
「ッ!…え?…」
マサツグが思い出した事と言うのもあのモツが喧嘩の仲裁を止めに入った事であり…
今になって漸くその真意について不思議そうに尋ねて行くと、
モツはピクッと反応をするなり振り向き…
そしてあの時の止めに入った理由について話して行く!…
何でもあの瞬間ふと思いついた事が有るらしく、
モツはそれを笑いながらに話し!…
と、マサツグもそんなモツの話を聞いてやはり戸惑い!…
一体如何言う事?とばかりにポロッと言葉を漏らして居ると、
モツもモツでその話を!…モツの考えを説明して行く!…
「いやここで鬱憤を溜めて大会中にフィロとパルシィがいがみ合えば!…
それで十分な牽制になると思ってな?…だから敢えてそのままにして見た!…」
「ッ!?…ちょ!?…ほ、本ちゃん正気か!?…」
と言うのもモツは二人の喧嘩を咄嗟的に利用出来ないか?と考えたらしく、
敢えてワザと止めようとしたマサツグを止めた!と話し…
何ならそう話す上でこれと言って悪びれると言った反応を見せる事も無いままで!…
そんな笑うモツの様子にマサツグも戸惑った具合に言葉を口に!…
当然その後の事について慌てた反応も露わにすると、モツは更に笑って話す!…
因みに件の二人はと言うと、
モツの望み通りに未だ現在進行形でいがみ合って居り!…
__ッ~~~~!!!…フン!!!…×2
「…考えてもみ?…
魔王二人が大会の最中ずっと殺気を出し続けて居るんだぞ?…
間違い無く周りの連中は二人に警戒して迂闊に動けなくなってしまう!…
何ならマグダラス本人も怯んでくれれば万々歳!!…
妨害工作もこれでし難くなるって考えた訳だ!!…
…それにシロちゃんも既に二人の仲を知っている訳だから物怖じしないし…
女王様やあのハティビィエールって子も!…
多分殺気を感じてた所で動じない!…なんせフェンリルな訳なんだからな?…
それらを踏まえてこの二人の喧嘩を見守った訳!…
…それでもし本当に乱闘騒ぎになったらその時は!…」
いがみ合う二人を余所に!…
モツはまるでマサツグに想像をさせるよういがみ合う二人が良い塩梅になる筈!と
話して行くと、その表情をまるで悪だくみを考える様に!…
邪悪なモノへ変えて行く!…
それは相手が外道であるならこちらもそれ相応の手を!と言った様子で有り!…
マサツグもそんなモツの表情に当然戸惑い!…
と、その間モツは徹底的にマグダラスを嫌って居る様子で話しを続け!…
その際ちゃんとシロ達の事も考えて居た具合に!…
何の影響も無い筈である事を説明すると、上手く行った!と更に笑う!…
因みにここでもし失敗をしてしまった際の事についても触れて行くと、
マサツグもそのモツの言葉を復唱し…
「……なった時は?」
__ポンッ!…
「お互いに頑張ろう!…」
「ッ!?…ノープランじゃねぇか!!!」
呆れながらも戸惑った様子!…問い掛ける様にマサツグが言葉を復唱すると、
モツは笑顔で徐にそのマサツグの肩へ手を伸ばし…
それはまるで何か諭す様に意味有り気な様子で置いて見せ!…
そして次にはただ何も考えて居なかった事を!…
さも正直に話すよう頑張ろう!とだけ笑顔のままで話して行くと、
マサツグもそれを聞いて察したのか!…当然の如くツッコミを入れる!…
と言うのも用は行き当たりばったりで思い付き勝負!…一か八かと言う奴で!…
と、そんなマサツグのツッコミに対してモツも誤魔化し!…
マサツグに最悪の場合の話をすると、更にマサツグをツッコませる!…
いつもと逆の様子を見せるのであった!…
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青いウーパーと山椒魚
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加藤あいは高校2年生。
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皆さん勘違いしてません?
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本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
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主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
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バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
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【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
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ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
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【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
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