どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

文字の大きさ
454 / 944
-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-

-第五章五十八節 コロッグの冒険・後編と進撃のノーム達と大合唱?…-

しおりを挟む



コロッグが一人立ち尽くしまさか!と考えて居ると、その穴の先からは嫌な

気配が!…それは徐々にこちらへ向かい近付いて来ている様子でカサカサ!と…

何かが這って来て居る音を耳にすると、自ずとコロッグも警戒をする!…

その際持っていた松明を洞窟の壁際に向かって投げて行くと、剣を抜いては

前方を注視!…幸い一通のため他を見ると言った事を気にしなくてもよく!…

とにかくその徐々に近づいて来る音に何なのか!?と戸惑いを覚えて居ると、

遂にその音の正体が姿を現す!…


「ッ!?…何だこの音は?…何か居る?…

いや、近づいて来てる!!…」


__ブン!!…カランカラン!!……カサカサ!!カサカサ!!…


「ッ~~~!!!……ッ!?…コ、コイツは!?…」


__ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


剣を構えるコロッグの目の前に現れたのは巨大なムカデ!…と言ってもノームから

見て巨大と言う事であり!…だがそのムカデの体長はゆうに50cm越えており!…

ノームからすれば十分脅威!…何なら相手のムカデもさも獲物を見つけた様にさも

体を捩って吠える様な素振りを見せて行くと、顎の鋏を動かして見せる!…

感覚的にはBOSS戦か、コロッグは緊張した様子で剣を握り!…そして幸か不幸か

その今立って居る場所は若干開けた場所で有り!…何とか戦える位のスペースを

確保!…とにかく目の前で威嚇をして来るムカデに対してコロッグも戸惑った

様子で言葉を零す!…


「ッ!?…ゲッ!!…一つ目ムカデ!?…

居ても可笑しくないけど!!…何で忙しい時に!!……

……ッ!!…あの頭の傷…まだ新しいな……」


そのムカデの登場にコロッグも不味い!と零す一方…ふとそのムカデの頭に

目を向けるとそこである物を!…と言うのもその頭の部分には何故かヒビが

入っており!…何か鋭い一撃を入れれば壊れそうな様子が見て取れると、

更にある事に気が付いて行く!…この時その頭の傷を更に注視して行くと、

何やら若干血液の様な物が垂れている様な?…とにかくその傷がまだ最近の

物だと言う事が良く分かり!…


__ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


「……ッ!…折れた鶴嘴……あの頭の傷……ッ!!!…まさか!!!……」


一方でムカデも何か怒り狂う様に更に身を捩る様な動きを見せると、次には

蛇の様に体を起こす!…そして目の前で立って居るコロッグに対して威嚇を

すると、ムカデは更に足をわしゃわしゃ!…気持ちの悪いモノを見せては

更にコロッグをドン引かせ!…しかしその一方でやはりその頭の傷が気に

なった様子でそのムカデの頭を注視し続けて居ると、ふと頭の中で嫌な事を

考えてしまう!…と言うのもそのムカデの頭にある傷は如何にも鋭利なモノで

ガツンと行かれた様に見え、折れた鶴嘴が近くに落ちて居た!と…となると

自ずと答えが出て来た様なモノであり!…コロッグは更に慌てる様な如何にも

胸騒ぎが落ち着かない様子を見せて居ると、次にはムカデの方が動き出す!…


__ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


「……ッ!?…うわぁ!!!」


__ヒョイッ!…ガスッ!!!……ズズウウゥゥゥン!!!…


頭の中で構築される嫌な物語にコロッグは動けず!…その一方でムカデは

コロッグに向かって素早く頭突きを!…それこそ体をバネの様に反動を付け!…

勢い良くコロッグに向かって突貫を敢行して行くのだが、コロッグも寸での

所でハッ!と…我に返って目の前の光景に慌てて見せると、次には逃げる様に

隣へ転がって回避をする!…すると避けられたムカデの頭突きはそのまま

地面に向かって突き刺さり!…コロッグの耳には何とも鈍い音が!…しかし

それを耳にした所で同情をする事など勿論なく!…寧ろチャンス!と受け

取った様子でコロッグが果敢に剣を構えて向かって行くと、その怯んで居る

ムカデに剣を振り下ろすのだが!…


「ッ!!…チャンス!!…おりゃあああああ!!!」


__ブン!!!…ギイイィィン!!!…


「ッ!?…な!?…弾かれた!?」


__ギギギギギギィ……ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


この時コロッグが斬り掛かったのはムカデの胴体!…その際継ぎ目など全く

気にする事無く真っ向から勝負をして見せ!…が、振り下ろした剣は一切

刃が通る事無く弾かれてしまい!…コロッグ自身も自慢の剣が弾かれた事に

驚きを隠せないで居ると、徐々にムカデが体を起こす!…勿論先程の攻撃も

蚊程に効いていない様子で身震いしており!…振り向くなりコロッグを

見つけて威嚇!…となるとコロッグもそんなムカデの様子に慌てて戸惑い!…

真面にダメージを与える方法は無いのか!?と…とにかくあの殻が厄介!と

言った事を考えて居ると、ムカデは更に威嚇をする!…


__ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


「ッ~~~!!!……クッ!!…

…さっきは何とか躱す事が出来たけど!…今度もそう簡単に行くかどうか!!…

…もう弱点もあの頭の傷以外に思い付かない!!…

けどあの頭の傷に攻撃が届かない!!…どうすれば!…」


__ギャアアアアアアス!!!…ぐぐぐぐぐ!!!…


もはや怒りに身を任せるようガンガン威嚇!…コロッグもそれに怯んだ様子で!…

しかしこのままやられっぱなしと言う訳では無い様で悩んで言葉を口に!…とにかく

弱点は分かって居る!と…しかしその攻撃手段が無い事を考えて居ると、その間にも

ムカデはまた突撃の体勢を!…また身をバネの様に折り畳んでは狙いを付け!…

コロッグも緊張した様子でひたすらに回避出来るか!?と言った不安だけ覚えて居る

と、次には何処からともなく声が!!…


__ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


「クッ!!!…」


「…コロッグ、右に避けろ!!!」


__ピクッ!!…ンバ!!!……ガスッ!!!……ズズウウゥゥゥン!!!…


その声が聞こえたのは寸での所!…それこそ発射体勢を整えたムカデがコロッグに

向かって突貫し!…この時コロッグは咄嗟の判断が出来ずに固まり続けて困惑して

おり!…このままでは危うしと言った所!…が、その声が聞こえた事でコロッグは

ビクッと反応して見せ!…その謎の声の指示に従うよう右へ転がる様にしてムカデの

攻撃を回避すると、ムカデは最初の時同様!…その場で怯んだ様子を見せて行く!…

そして今度は勢いを付け過ぎた様子でピクピクと痙攣して居ると、コロッグも

ハッ!と…


「……ッ!?…い、今の声は?…」


「早く!!…頭の傷に止めを刺すんだ!!!…

また立ち上がると面倒だぞ!!!」


「ッ!!…お、おう!!…」


とにかく声に反応して動いた様で、自分でも回避出来た事に驚いた反応を!…

と、その一方ではムカデも地面に突き刺さったままの状態でピクピクと痙攣し

続けており!…それを見て驚きを露わに!…改めて先程の声は何だったのか?

悩んで居ると、更にその声は続いて聞こえて来る!…それはまるで天からの

声の様に天井から聞こえて来ると、ムカデに止めを刺すよう声を!…すると

コロッグもその言葉にハッとして見せ!…考えるのは後!と…とにかくその

地面に刺さったムカデの頭に向かって移動をすると、ムカデに止めを刺して

行く!…


__タッ…タッ…タッ…タッ……チャキッ!!…


「……ッ!!…はあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


__ドシュウゥ!!!…ッ!?…ギャアアアアアアス!!!…(ノームの脳内音声)


「ッ!?…うわあぁあぁああぁぁ!!!」


動けないムカデの頭元に行くと両手で剣を握って行き!…そしてムカデの頭にある

傷に向かって剣を突き立て!…すると先に殻が割れていたお陰か剣はグッサリと

突き刺さり!…さもまるで伝説の剣を封印する様なそんな止めの刺し方になって

行くと、次にはムカデが大いに暴れる!…それこそ苦しむ様に藻掻き身を捩って

暴れて回ると、コロッグも簡単に吹き飛ばされ!…しかし剣は頭に突き刺さった

ままで全く抜けず!…徐々にムカデの動きも落ち着き出し!…そして遂には地面に

崩れるようピクピクと痙攣しながら弱々しくなると、そのまま絶命してしまう!…


__ギギギギギギィィ……ドサァッ!!…


「…ッ~~~!!!…イタタタタ!!……ッ!……倒したのか?……ふぅ…

…それにしてもこんな大きなムカデと遭遇するとは!…それにあの鶴嘴…

…多分他の仲間はもう……ッ~~~!!!…」


「…おい!!…勝手に殺すんじゃない!!!…全く!!!…」


「ッ!?…え!?…」


この時吹き飛ばされたコロッグも地面を転がり、頭を打った様子で痛がる反応を

露わに!…が、それも徐々に治まって来た様子でチラッとムカデを確認!…そこで

絶命して居るムカデを見つけ!…無事ムカデを倒せた事にホッと胸を撫で下ろして

行くと、次には地面に手を着きながら立ち上がって見せる!…そして自分でも

驚いた表情を浮かべて行くと、あの声について再度思考をし始め!…と言うのも

アレは仲間の声では無かったのか?と…しかしさももう居ない!と考えた様子で

言葉をポロッと口にすると、そのコロッグの声はちゃんと仲間に聞こえて居た

のか?…次には何処からともなく文句が!…と言うより天井より声が聞こえ!…

コロッグもそんな返事が返って来た事に更に驚き様を見せて居ると、更にその声は

気軽なモノへと変わって行く!…


「お~い!!!…コロッグの助けが来たぞぉ~!!!…

もう出て来て大丈夫だぁ~!!!」


「ッ!?…こ!…この声はまさか!!…」


__……ドドドドドドドドドド!!…ッ!?…


まるで仲間が助けに来てくれた事を話す様に!…その天の声は大声でコロッグが

来た!と…となるとその叫ぶ声にコロッグも何やら聞き覚えが有る様子でハッと

して見せ!…次にはまさか!?と言葉を零して天井を見ると、同時にその洞窟の

奥より雑踏を耳に!…それは何かが大群で押し寄せて来る音を耳にし!…すると

その雑踏にコロッグも更にハッ!と…当然その雑踏の聞こえる方に目を向け出し!…

一体何が近付いて来て居るのか?と戸惑って居ると、次には大量の灯りが!…


__ドドドドドドドドドド!!!……コロッグゥ~~~!!!…


「ッ!?…み、皆!!…生きて!!…」


__コロッグゥ~~~!!!…ドドドドドドドドドド!!!!…


その洞窟の奥より何やら大量の灯りが見え出し、同時にその駆け寄って来る

者達の正体も明らかに!…と言っても既にその正体は分かって居る様なモノ

であり、先程の叫び声を聞いたのか?…コロッグの名前を叫びながら両手を

上げて走って来る様子を見せて来ると、コロッグもそれを見て目を輝かせる!…

それは見間違える筈もない仲間達の姿であり!…感涙するよう目に涙を!…

その一方で今だノーム達は全力疾走!…それこそ助けに来たコロッグを飲み

込まん勢いを見せて行くと、遂には本当に飲み込んでしまう!…


__わあぁ~~~~!!!!…ドドドドドドドドドド!!!!…ッ!?…


「ッ!?…あぁ!?…お、おい!!…皆止まれ!!…

コログを大群で飲み込むな!!!…

折角の助けを不意にするつもりか!?」


「ッ!?……え?…ッ!!…コ、コロッグ!!…」


助けて貰った歓喜のあまりにコロッグを飲み込み!…狭い通路をバタバタ!と…

するとその様子は天井からも見えて居るのか?…天井からの声も一旦落ち着く

様に慌てた感じで声を掛けると、全員がピタッと落ち着き出す!…そして戸惑った

具合に全員がキョロキョロと見回し出すと、そこでもみくちゃにされたコロッグを

見つけ!…当然そんな姿で見つかったコロッグに一同困惑!…コロッグも地面に

突っ伏してはピクピク痙攣して見せ!…先程と打って変わって自身がピンチに

なって行くと、今度はその天の声を姿を現す!…


__…ンバッ!!…カラカラカラカラ!!……ギッ…ギッ…ギッ…ギッ…


「だ、大丈夫かぁ~コロッグゥ!!!…」


「…ッ!…う、うぅ…あたたたた…な、何とか…

…って、やっぱりお前の声だったんだな?……ドンドン!…」


「ッ!…そうだよ!…俺っちがこんな所でくたばるかよぉ!!…」


天の声はやはり穴の天井裏に潜んで居たのか、次には何か投げる様な音を…

と言ってもその投げたモノの正体も直ぐに分かり!…縄梯子が天井から垂れ

下がる様にふと目の前に落ちて来ると、今度は軋む音が聞こえて来る!…

と、同時に痙攣して居るコロッグに対して心配の声を!…大丈夫か!?と

声を掛け!…するとその声に対してコロッグも反応!…何とか自力で起き

上がれるのかフラフラと…痛かった様子で頭を抱えながら立ち上がって

見せると、そこで天の声の正体を確認する!…と言うのもその天の声の

正体はやはりコロッグの仲間であり、名を[ドンドン]!と…するとそう

呼ばれたノームも当たり前!と口に…こんな所で死ねる訳が無い事を

言葉にすると、全員の前に姿を現す!…


__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……


「…ふぅ!…いやぁ!…助かったぜぇ!!…

俺っちがこのトンネルを掘って!!…

他の仲間達が捕まっても逃げ込める様にしたんだが…

まさかあの一つ目大ムカデに住処にされちまってよ~!!

俺っちの自慢の鶴嘴で頭をガッて殴ったら柄が折れちまってよ~!!

如何したものか?と悩んでいたらお前が来てくれて!!…

あぁ~とにかく助かったぜぇ!!…」


この時コロッグの前に姿を現したドンドンと言う者の格好は、簡単に言うならば

土木作業員の様な恰好をして居り…と言うのも頭に[安全第一]と書かれた黄色い

ヘルメットを被っていて、腹部には腹巻!…更にはニッカポッカを吐いて居る等

とにかく典型的な格好をして見せると、改めてコロッグに礼を言う!…その際

次には事の経緯を簡単に笑いながら話し出すと、あのムカデの頭の傷は自分!と…

が、結局倒せなかった様子で逃げたと言い…とにかく助かったと再度お礼の言葉を

口にすると、コロッグもその話を聞いて戸惑って見せる!…


「ッ!?…つ、鶴嘴で殴ったって!?…お前!!…

…い、いや…それ所じゃないんだ!!…

早速で悪いんだが皆力を貸してくれ!!…洞窟が大変な事に!…」


「ッ!!…だと思ったぜぇ!…お前がここに来たって事はぁ…

外に居るあの悪い人間共は何処かへ行ったんだな?…

…となると急いで洞窟の修復をしないと……

もうアダマンタイマイの出産予定日だって間近だ!!!…

このままだと卵が詰まってこのアダマンタイマイまで死んじまう!!!…」


勿論そんな無茶をした事に驚きを隠せず、ドンドンに呆れた様子を…しかし

そんな事をしている場合では当然無く!…直ぐにコロッグが如何でも良い!

とばかりに!…改めて急いでいる様子を露わにすると、助けたノーム達に

協力を求める!…その際洞窟が滅茶苦茶になっている事を口にすると、

ドンドンも分かって居る!と言った具合に言葉を!…何ならコロッグがここに

来た時点で察しており!…改めて急がねば!とアダマンタイマイの心配を

口にして行くと、コロッグもその反応にホッとする!…が、次には直ぐに

戸惑った様子で言葉を!…


「ッ!…あ、あぁそうなんだが…

…いや、洞窟に戻ってから続きを話す!!…

とにかく着いて来てくれ!!!」


「おう!!!…皆行くぞ!!!」


何でもコロッグはマサツグ達の事を如何説明しようか?と、あの兵士達と同じ

人間であり!…出会った瞬間色々と面倒な事になるのでは?と考えるのだが…

それでも詳しい説明を後回しに!…何なら移動しながら説明をする!と

ドンドンに急いでいる様子で話しをすると、ドンドンも急ぐ様に返事をする!…

そして次には周りにいる仲間達に声を掛けると、掘った穴を後にするよう

駆け出し!…と、同時に魔法を詠唱すると穴の奥の方を埋めて行き!…

元の壁に戻すよう!…あくまでも不要な穴であった事には変わりない!と

言った様子で消して行くと、一同はただひたすらに出口に向かって駆けて見せる!…

さてそうして徐々に徐々にと出口に向かって行く一方で、説明をしようと

するのだが…


__タッタッタッタッタッタッタ!!!…


「…そう言えば?…どうやってあの人間達から逃げ出したんだ?…

捕まっていたドワーフの話を聞いてみれば…

ドンドン達はあのオオカミに何処かへ連れて行かれたって聞いていたが?…」


「ん?…あぁ…その話か……

いや…それは俺っち達にも分からないんだ…」


「え?…」


先に疑問が勝った様子でコロッグが質問、ドンドンに如何やって逃げたのか?と…

最初の事の経緯についてふと疑問を持った様子で言葉を掛け!…ドンドンも質問を

された事でピクッと振り返って反応すると、次には不思議そうな表情を浮かべ

ながら分からない!と言う…となるとそんな返事が返って来た事に当然戸惑って

見せると、コロッグはえ?言葉を漏らし!…するとドンドンも話の続きを口にし

始め!…やはりあの狼が事の発端!と…とにかく自身の身に起きた事を話して行く

と、更にコロッグを戸惑わせる!…


「…俺っちも捕まった時にその狼の餌にされそうになったんだが?…

何でかその狼は俺っちを食べないで…

この穴の入り口の所まで俺っちを運んで来たんだ…

そして俺っちを放して自分の体で俺っちの事を隠すと…

この穴を掘らせ始めて……あっ!…

掘らせたって言っても、狼がそう喋ったんじゃないぜ?…

あの狼の目を見たらそんな事を言っている様に見えて…

とにかく俺っちも逃げなきゃ!って思ったら掘って居て!…

気が付いたらこの穴が完成してたんだ!…」


「ッ!!……そんな事が……」


何でも狼がノームに穴を掘らせたのが事のきっかけらしく!…やはりドンドン

自身も分からない!と…この時自身が食べられなかった事!…何故穴を掘ら

されたのか?と…やはりその狼に対して疑問を色々と持っているらしく!…

とにかく不思議で仕方が無かった様子で話しをすると、コロッグもその話に

驚いて見せる!…その際その狼も今ではマサツグに完全服従して居ると更に

疑問を覚えて居ると、徐々に出口が見えて来て!…と言うのもこの穴自体然程

深くはなかった様で!…遠方より出口の光が漏れている光景を目にすると、

ノーム達はラストスパートを掛ける!…


__タッタッタッタッタッタッタ!!!……パアアアァァァァ!…ッ!!…


「ッ!…もう直ぐ出口だぞ!!」


「ッ!!…よし皆!!!…

穴の外に出たら早速洞窟の修復に掛かる!!!…

ちゃんと付いて来てくれよぉ!!!」


__オオオオオオォォォ!!…


「………。」


出口の光が見えて来た事でノーム達の表情も明るくなり!…コロッグも更に

励ます様に改めて出口が見えて来た!と…するとそれに続くようドンドンも

号令の言葉を口にして行き!…早速出たら修復作業に出る事を続けて口に

すると、ノーム達の心は一つになる!…それこそ全員が腕を振り上げて更に

声を上げて行くと、コロッグもこれで!とばかりに安堵するのだが!…

徐々に出口へ近付くに連れふと何か忘れて居る様な?…そんな不安を覚え

つつ!…とにかく出口に向かって走り続けて見せて居ると、その出口寸前の

所でハッ!と…


__タッタッタッタッタッタッタ!!!……ッ!!…


「あっ!…そうだ!!…洞窟の外の話なんだが!…」


「出口だぞ~!!…皆俺っちに続けぇ~!!!」


__オオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!…


「あっちょっとま!!……」


本当にギリギリのタイミングで漸くハッ!と…コロッグがマサツグ達の事を

思い出すと、慌てて外の話をしようとするのだが!…当然気が競っている

ノーム達は話を聞かず!…ドンドンを先頭に突撃して行くよう出口へ向かって

走って行くと、ドンドンもノリに乗った様子で声を上げる!…するとノーム達も

テンションが上がった様子で声を張り上げ!…その様子にコロッグも更に

慌てて見せ!…が、当然時既にお寿司の状態で有る訳で!…ノーム達全員が

遂に穴の外へと飛び出して行くと、全員がやっと外に出れた!とばかりに良い

顔をする!…


__ダダダダダダダダダダ!!!……ンバッ!!!…


「やっほぉぉ~~~~~!!!…漸くシャバに!!……」


__どっこいしょっと!!…ガコォッ!!……


「……ふぅ!…これでここいらの岩は粗方撤去出来たな!!…

ってアレ?…またちんまいのがゴロゴロと出て来たな?…」


__ッ!?!?!?…ビタッ!!!……


久しぶりの外に歓喜する一同!…全員が意気揚々と穴の外へと飛び出して行く

のだが、そこは運が良いのか悪いのか?…丁度岩を撤去して居るマサツグの

姿を目にして行き!…その様子を目にした途端ノーム達の表情から喜びが消え!…

目のハイライトが消えた絶望の表情へと変わって行くと、マサツグもふと気が

付いた様子で振り向き出す!…そしてゴロゴロと穴からノーム達が飛び出して

来る様子を目にすると、面白い!とばかりにマサツグは見詰め!…すると

マサツグに見つかった事でノーム達は委縮し始め…何やら小刻みにプルプルと

体を震えて見せると、最後にコロッグが姿を現す!…


「ま、待てって!!…話が!!…ッ!!…あぁ~…」


「ッ!…おっ!…コロッグおかえり~!…

無事に仲間を見つけられたみたいだなぁ!!…いやぁ良かった良かった!!!…

…これで本格的に動き出せる!……ッ!…そうだ!…

あいつ等にも教えないと!……お~い!!皆~!!……」


__プルプルプルプル!!……


「コログが他の仲間を見つけて来たぞぉ~!!!…

これで漸く……」


コロッグは慌てた様子で飛び出して来ると、次にはその目の前の光景に

しまった!と…頭に手をやっては項垂れ始め!…遅かった!とばかりに

その場でしゃがみ込んでしまうと、その一方ではマサツグが喜びを

露わにして見せる!…それこそノーム達の気も知らない様子でコロッグに

声を!…仲間達が無事だった事を我が身の様に良かった!と…その際これで

動き出せる!と言った言葉を口にして見せ!…当然ノーム達の様子など

露知らず!…終いには他の仲間達にもノーム達が生存して居た事を話そうと

すると、次には何処かで見覚えの有る光景をノーム達が見せる!…


__バッ!!!…ッ!…チラッ?…ッ!?!?…


「「「た!…食べ!!…

食べないでくださ~~~い!!!!…  ×?

うわぁ~~~~~~んん!!!!」」」


「ッ!?…うぇえぇ!?…」


それは完全降伏する様に両手を上げ!…最初チネットと出会った時みたく!…

するとそんな小さな動きにマサツグもピクと反応して見せ!…一体何をして

居るのか?と言わんばかりにチラッと横目で振り向いて行くと、そこで滝泣き

し始めるノーム達の姿を!…何なら合唱するよう声を揃えて命乞いをする

ノーム達の姿を目にすると、当然の事ながら戸惑って見せる!…その際の台詞も

やはりチネットの時と同じであり!…某・カ○ンちゃんの様に助けてくれ!と…

と、そうしてノーム達がマサツグに命乞いをし始めて居る一方で、マサツグの

呼ぶ声に反応したのか…


「…お~い!!…如何したマサツグ?…

コロッグが仲間を連れて来たって聞こえたが?……ッ!…」


「ッ!?…う、うわぁ~~~~~~!!!!…

もう一人増えた~~~~!!!!…

食べないでくださ~~~い!!!!」


「うえぇぇ!?」


モツが聞き付けた様子で現場に登場をして見せ、マサツグに如何言う事か?と…

と同時にマサツグの目の前に立って居る?…或いは並んでいる?…とにかく

ノーム達の姿を見つけて行き!…本当に居たんだ!と言った好機の目でノーム達に

視線を向けて行くと、更に命乞いが激化する!…と言うのもまた背丈のデカい

人間が出て来た!と慌てて見せて行くと、勿論命乞いの言葉は食べないでくれ!と…

となるとそんな事を言われてマサツグ同様モツも戸惑い!…更にそこへアヤも

釣られて寄って来た様に姿を現して見せると、もはや無限ループと化して行く!…


「さっきから何の騒ぎ?……って、あら?…ッ!…

コログ!…貴方他の仲間を見つける事が出来たのね!?…」


「ッ!?…ヒィッ!!!…また増えた!?…

うわぁ~~~~~~!!!!」


__食べないでくださ~~~い!!!!…うわぁ~~~~~~んん!!!!…


「ッ!?…ちょ、ちょっとぉ!!…私は食べないって!!…

って言うか一体何がどうなって!?…コロッグ!?…貴方説明は!!…」


「……スマン…説明するつもりだったんだが…忘れてて…

ギリギリになって思い出したんだが…この通り…」


もはや一種のパンデミック!…トラウマにトラウマが重ねられた様な反応をして

見せ!…因みにアヤを見ても食べられる!とノーム達は誤解をして行き!…三人へ

必死に両手を上げ!…泣きながらにやはり命乞いをして行くと、マサツグとモツは

戸惑い!…アヤもこれを見た事が有る!と言った具合に戸惑い出す!…となると

近くに居るコロッグにアヤがハッと気付くと、戸惑いながらも質問を口にし!…

するとコロッグもアヤの質問に対して徐に頭を下げて謝り始め!…説明が遅れた

事を素直に続けて話して行くと、三人は納得した様子で反応する!…


__ッ!…あぁ~……


「…す、すまない!…」


三人もさも経験がある様子であぁ~…っと察し、コロッグもそんな三人の反応に

再度謝り…と、とにかく現場は大混乱の様子を見せ!…ドンドン率いるノーム達の

命乞い合戦が目の前で繰り広げられて居ると、そこへ更に人がやって来る!…

と言うのも今度はオリハがヒョコっと姿を現し、その肩にチネットを乗せて騒ぎを

聞きつけた様子で!…と、ここで漸く事態は好転!…チネットがその様子を見て

戸惑い出し!…そこでドンドン達を見つけた具合に如何した!?と声を掛けて行く

と、真面に話しが出来る状態にへと発展するのであった!…

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

俺の召喚獣だけレベルアップする

摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

そう
ファンタジー
ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

処理中です...