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第二章
11.交友関係
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僕は理性の防波堤を超える悲しみに思考が押し流され、何も考えられなくなっていた。
しかし、発作的な感情の洪水はまるで浴槽に溜まったお湯が排水口から抜けていくようなあっけなさで静まっていき、5分後には平静を取り戻していた。
ベッドから体を起こし、ボンヤリと窓の外を見つめる。
静かな心を確かめるように思考を巡らせ、大きく息を吐く。冷静に考えれば、こういう事態は十分に想定できたのだ。
前世では僕と美鈴は同じ住宅街に住んでいた。住んでいたのは建売りの一戸建てだから僕の両親が引っ越して来なかったらその家は空き家ということになる。
そこに智樹の両親である中田夫妻が引っ越してきた。
中田夫妻は智樹という息子に恵まれ、日口夫妻のところには前世と同じように美鈴が産まれた。
そして、二人は家族ぐるみで付き合いのある幼馴染となったというわけだ。
ところが、同じ美鈴の幼馴染でも智樹は、僕とは正反対ともいえる人物だった。
女性に人気のダンスグループのメンバーにいそうなワイルド系の爽やかイケメン。社交的で初対面の相手にも好感を持たせる魅力的な人柄だ。
見たところ、美鈴との関係は友達以上恋人未満。
しかし、二人の関係は、前世の僕と美鈴よりも何倍も親しい間柄であることがうかがえた。
幼少期から続く強固な絆を成長しても維持している。彼らの関係は正に僕がずっと思い描いていた理想だった。
それを目の当たりにした僕は嫉妬や後悔といった負の感情が溢れ出し、自分を抑えられなくなったというわけだ。
気持ちの整理を終えると、客観的に見た自分がひどく器の小さい男に感じ、もっと成長しなくてはと猛省する。
そして、ふと思う。以前の僕ならこんなふうに簡単に気持ちの整理ができなかったと。少なくとも3日は鬱屈を引きずっていただろう。
この世界の春刻はどうだったのだろうか。
「監視者」によると、僕の魂はこの世界に元々いた飛島春刻の魂と融合しているという。
要するに、今ここにいる僕は二人の春刻の「融合体」なのだ。
僕自身にはあまり自覚がないが、もう一人の春刻は僕の中に確実に存在している。僕にとっては初対面のはずの相手でも躊躇なく喋れる気がするのは彼のおかげだろう。
それならば、少なからず彼の影響を受けて僕の内面が変化していても不思議ではない。
改めて考えると、僕という人間がひどく曖昧で、不安定な存在であることを思い知らされる。
「結局、僕はこの世界では異邦人ってことだよな……」
頭に浮かんだ言葉を諦め混じりにつぶやく。部屋で悶々としているうちに八時五分前。そろそろ登校する時間だ。
そう思い、ベッドから体を起こしたとき、唐突にスマホから短い電子音が鳴った。
無料通話アプリの通知音のようだった。アプリを開いてみると次々とメッセージが連投されていく。
春くぅん、起きてるぅ
まさか約束忘れちゃってるわけじゃないよね
ボク、文芸部の部室でずっと待ってるんだけど
もう待ちくたびれちゃったよぉ
昨日、お悩みを聞いてくれるって言ったこと忘れちゃったの?
ひょっとして春くんったらボクのこと嫌いなの?
ボク、かなしいにゃ。
【黄色い猫が泣いているスタンプ】
「これ、男……じゃないよな」
男だったら相当気持ちが悪い。直感的に女子と判断した僕はやけに親しげなメッセージに驚愕していた。
この世界の飛島春刻は女子にモテるタイプだと感じなかったが、これは完全に女子とのリア充的なやりとりだ。
若干の敗北感や嫉妬心を感じつつも、今はこの相手にどう対応するかを考える。
文芸部に僕と気さくに話すような女子はいなかった。智樹のようにこの世界にしかいない学園生なのだろう。
メッセージを確認すると、送信した人物の表示名は「まなにゃん」、通話グループ名は「まなにゃんと話そう」となっている。
アプリには他にも何人か友達登録されているが、「まなにゃん」が一番上になっていた。
ちなみに加入済みのグループは、他にも文芸部の事務連絡用と男のオタク友達との情報交換用のグループがあり、春刻の交友関係を示す痕跡が残っていたが、こちらは後で確認しておくことにする。
とにかくこの「まなにゃん」が何者なのかを調べるのが先決だ。
しかし、「まなにゃん」との通話グループは最近作成されたもののようで、メッセージ履歴を遡っても、最近読んだ本や視聴したアニメの話題など他愛のない会話しかなかった。
この世界の春刻もSNSをあまり使わないタイプなのだろう。
最新式のスマホを使ってるのにアプリは最小限しか入っておらず、SNSはほとんど使用していない。
前世の僕も似たようなものだったが、この世界の春刻には強いこだわりのようなものを感じた。
ふと思い出し、こめかみに指先を当てて春刻の記憶を「検索」してみたが、何も浮かんでは来なかった。
この検索機能は相手の容姿と本名を知っていることが条件になっているようだ。
ネット検索のように情報を引き出すには明確なキーワードが必要なのだろう。
自分の記憶のはずなのに外部からアクセスしているようなもどかしさを感じるが、今の僕にはどうしようもないことだ。
僕はまなにゃんの記憶を検索するのを中止し、とりあえず無難な返信をすることにする。
ごめん
【土下座する人のスタンプ】
今朝は少し体調が悪くて早く起きられなかった
この埋め合わせは後で絶対するから今日のところは勘弁してください
【もう一回土下座する人のスタンプ】
言い訳をしつつ、約束を破ったことを謝罪する。
少し文面が固かったかもしれないが、相手との距離感が掴めないうちはなれなれしくするべきではないと思う。
なかなか返信が来ないので不安になったが、しばらくの沈黙の後、矢継ぎ早に返信届く。
春クン、体調、大丈夫?
わたしのことは気にしなくていいからゆっくり休んでね、にゃん。
【黄色い猫が寝ているスタンプ】
先ほどとは打って変わって真面目なメッセージ。最初の不思議ちゃんのようなノリとの落差に拍子抜けしたものの、気遣いのできる女の子だとわかり安堵する。
控えめにつけられた語尾のにゃんは照れ隠しなのだろうか。猫の可愛いスタンプも微笑ましい。孤独感に打ちひしがれていた僕は、早くも彼女に好感を持ち始めていた。
心配してくれてありがとう
今は体調も回復したから登校はできそう
放課後なら相談に乗ってあげられそうだけど、いい?
返信してすぐに黄色い猫が親指を立てているスタンプが届き、1分後にメッセージが届く。
放課後かぁ……
実はね、ボク、ちょっと大変なことになってるの。
【黄色い猫が泣いているスタンプ】
今日はこのまま授業サボるかも……
「まなにゃん」のメッセージはどこか深刻さがうかがえる内容だった。大変なこととはなんだろうか。僕は彼女のことが心配になり、待ち合わせ場所に向かうことにした。
しかし、発作的な感情の洪水はまるで浴槽に溜まったお湯が排水口から抜けていくようなあっけなさで静まっていき、5分後には平静を取り戻していた。
ベッドから体を起こし、ボンヤリと窓の外を見つめる。
静かな心を確かめるように思考を巡らせ、大きく息を吐く。冷静に考えれば、こういう事態は十分に想定できたのだ。
前世では僕と美鈴は同じ住宅街に住んでいた。住んでいたのは建売りの一戸建てだから僕の両親が引っ越して来なかったらその家は空き家ということになる。
そこに智樹の両親である中田夫妻が引っ越してきた。
中田夫妻は智樹という息子に恵まれ、日口夫妻のところには前世と同じように美鈴が産まれた。
そして、二人は家族ぐるみで付き合いのある幼馴染となったというわけだ。
ところが、同じ美鈴の幼馴染でも智樹は、僕とは正反対ともいえる人物だった。
女性に人気のダンスグループのメンバーにいそうなワイルド系の爽やかイケメン。社交的で初対面の相手にも好感を持たせる魅力的な人柄だ。
見たところ、美鈴との関係は友達以上恋人未満。
しかし、二人の関係は、前世の僕と美鈴よりも何倍も親しい間柄であることがうかがえた。
幼少期から続く強固な絆を成長しても維持している。彼らの関係は正に僕がずっと思い描いていた理想だった。
それを目の当たりにした僕は嫉妬や後悔といった負の感情が溢れ出し、自分を抑えられなくなったというわけだ。
気持ちの整理を終えると、客観的に見た自分がひどく器の小さい男に感じ、もっと成長しなくてはと猛省する。
そして、ふと思う。以前の僕ならこんなふうに簡単に気持ちの整理ができなかったと。少なくとも3日は鬱屈を引きずっていただろう。
この世界の春刻はどうだったのだろうか。
「監視者」によると、僕の魂はこの世界に元々いた飛島春刻の魂と融合しているという。
要するに、今ここにいる僕は二人の春刻の「融合体」なのだ。
僕自身にはあまり自覚がないが、もう一人の春刻は僕の中に確実に存在している。僕にとっては初対面のはずの相手でも躊躇なく喋れる気がするのは彼のおかげだろう。
それならば、少なからず彼の影響を受けて僕の内面が変化していても不思議ではない。
改めて考えると、僕という人間がひどく曖昧で、不安定な存在であることを思い知らされる。
「結局、僕はこの世界では異邦人ってことだよな……」
頭に浮かんだ言葉を諦め混じりにつぶやく。部屋で悶々としているうちに八時五分前。そろそろ登校する時間だ。
そう思い、ベッドから体を起こしたとき、唐突にスマホから短い電子音が鳴った。
無料通話アプリの通知音のようだった。アプリを開いてみると次々とメッセージが連投されていく。
春くぅん、起きてるぅ
まさか約束忘れちゃってるわけじゃないよね
ボク、文芸部の部室でずっと待ってるんだけど
もう待ちくたびれちゃったよぉ
昨日、お悩みを聞いてくれるって言ったこと忘れちゃったの?
ひょっとして春くんったらボクのこと嫌いなの?
ボク、かなしいにゃ。
【黄色い猫が泣いているスタンプ】
「これ、男……じゃないよな」
男だったら相当気持ちが悪い。直感的に女子と判断した僕はやけに親しげなメッセージに驚愕していた。
この世界の飛島春刻は女子にモテるタイプだと感じなかったが、これは完全に女子とのリア充的なやりとりだ。
若干の敗北感や嫉妬心を感じつつも、今はこの相手にどう対応するかを考える。
文芸部に僕と気さくに話すような女子はいなかった。智樹のようにこの世界にしかいない学園生なのだろう。
メッセージを確認すると、送信した人物の表示名は「まなにゃん」、通話グループ名は「まなにゃんと話そう」となっている。
アプリには他にも何人か友達登録されているが、「まなにゃん」が一番上になっていた。
ちなみに加入済みのグループは、他にも文芸部の事務連絡用と男のオタク友達との情報交換用のグループがあり、春刻の交友関係を示す痕跡が残っていたが、こちらは後で確認しておくことにする。
とにかくこの「まなにゃん」が何者なのかを調べるのが先決だ。
しかし、「まなにゃん」との通話グループは最近作成されたもののようで、メッセージ履歴を遡っても、最近読んだ本や視聴したアニメの話題など他愛のない会話しかなかった。
この世界の春刻もSNSをあまり使わないタイプなのだろう。
最新式のスマホを使ってるのにアプリは最小限しか入っておらず、SNSはほとんど使用していない。
前世の僕も似たようなものだったが、この世界の春刻には強いこだわりのようなものを感じた。
ふと思い出し、こめかみに指先を当てて春刻の記憶を「検索」してみたが、何も浮かんでは来なかった。
この検索機能は相手の容姿と本名を知っていることが条件になっているようだ。
ネット検索のように情報を引き出すには明確なキーワードが必要なのだろう。
自分の記憶のはずなのに外部からアクセスしているようなもどかしさを感じるが、今の僕にはどうしようもないことだ。
僕はまなにゃんの記憶を検索するのを中止し、とりあえず無難な返信をすることにする。
ごめん
【土下座する人のスタンプ】
今朝は少し体調が悪くて早く起きられなかった
この埋め合わせは後で絶対するから今日のところは勘弁してください
【もう一回土下座する人のスタンプ】
言い訳をしつつ、約束を破ったことを謝罪する。
少し文面が固かったかもしれないが、相手との距離感が掴めないうちはなれなれしくするべきではないと思う。
なかなか返信が来ないので不安になったが、しばらくの沈黙の後、矢継ぎ早に返信届く。
春クン、体調、大丈夫?
わたしのことは気にしなくていいからゆっくり休んでね、にゃん。
【黄色い猫が寝ているスタンプ】
先ほどとは打って変わって真面目なメッセージ。最初の不思議ちゃんのようなノリとの落差に拍子抜けしたものの、気遣いのできる女の子だとわかり安堵する。
控えめにつけられた語尾のにゃんは照れ隠しなのだろうか。猫の可愛いスタンプも微笑ましい。孤独感に打ちひしがれていた僕は、早くも彼女に好感を持ち始めていた。
心配してくれてありがとう
今は体調も回復したから登校はできそう
放課後なら相談に乗ってあげられそうだけど、いい?
返信してすぐに黄色い猫が親指を立てているスタンプが届き、1分後にメッセージが届く。
放課後かぁ……
実はね、ボク、ちょっと大変なことになってるの。
【黄色い猫が泣いているスタンプ】
今日はこのまま授業サボるかも……
「まなにゃん」のメッセージはどこか深刻さがうかがえる内容だった。大変なこととはなんだろうか。僕は彼女のことが心配になり、待ち合わせ場所に向かうことにした。
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