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雑賀家お家騒動
第204話:雑賀重清 対 雑賀美影 その5
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「重清、集中しなさい!」
智乃から、重清へとげきが飛んだ。
「あぁ、さっきプレッソからも言われた!」
ゴロウからの攻撃を受けたプレッソを心配し、集中力が切れて美影からの攻撃を受けた重清は、痛む腹を押さえながら智乃へとそう返していると、
「いい加減降参しなさい、末席!!」
美影がそう叫びながら2丁の拳銃を重清へと構え、いくつもの弾を連射した。
「百発百中の術!!」
美影の術を受けたいくつもの弾が、重清を四方から襲い掛かった。しかし―――
「私を忘れないでちょうだいね!」
全ての弾をサイフォンから放った弾丸で撃ち落とした智乃が、妖艶な笑みを浮かべて美影へと微笑みかけた。
「くっ!具現獣のくせに!!あんたといいゴロウといい、いい加減、具現獣にはイライラしてくるわ!!」
美影は、怒りを隠すことなく智乃を睨みつけていた。
「あのー」
美影の言葉に、重清が反応して声をかけた。
「なんなんですか、具現獣のくせにって。聞いててさすがに、ちょっとムカつくんですけど」
重清なりに頑張って敬語は使っていたものの、その言葉には敬意など一切含まれず、ただ自身の想いが込めて重清は美影へと目を向けた。
そんな重清の態度に、さらにイライラを募らせた美影は、
「黙れっ!!」
そう言ってその怒りぶつけるかのように重清に拳銃を投げつけた。
「おっと。いや、流石に銃を投げるのは―――」
ひょいと拳銃を避けて重清が言っていると、
「重清っ!」
智乃はそう叫んで2度、サイフォンを撃つ。
重清の背後から、投げつけられるままに回転していた拳銃と、そこから放たれた弾を撃ち落として智乃は、重清を見つめていた。
それはもう、急に道路に飛び出した息子を叱るような目で。
「ごめん、今のは完全に油断してた。なるほど、ああいう使い方もあるのか・・・ありがとな、智乃」
「まったく、もっとしっかりさなさいよね!」
笑って謝る重清に、智乃が頬を膨らませて怒っていた。
そんな姿も、妹みたいで可愛いなと思っていた重清に、
「なに私を放っておいてイチャイチャしてんのよ、このロリコン末席が!!」
美影が容赦ない言葉を浴びせた。
「ロリコ・・・ちょ、智乃のせいで余計な疑いかけられたじゃんか!!」
「はぁ!?なんで私のせいなのよ!」
そんな言い合いをする2人に、美影がキレた。
「黙れ黙れ黙れ黙れぇーーっ!!いい加減にしろよ末席がぁ!!」
叫びながら投げつけていた拳銃を再び具現化し、美影が重清に向けて乱射した。
「やべぇ、キレた!!」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」
重清の言葉に、智乃は怒鳴り返しながら美影から飛んでくる弾に向かってサイフォンを向け、弾丸を放つ。
美影の放った弾は、サイフォンに撃ち落とされ―――
「うわぁっ!!」
撃ち落とされることなく、その全てを避け、そのまま重清へと着弾した。
「そ、そんな!?この短時間で、百発百中の術の練度が上がったというの!?」
「い、いや、それより今はおれを心配するところじゃないの?」
全身に美影の弾を受けて満身創痍の重清が、ふらふらになりながら立ち上がりながら智乃を恨めしそうに見つめていた。
「あらごめんなさい、さすがにちょっとびっくりしちゃって。いいわね、若いって」
幼女状態の智乃は、そう言って美影に目を向けた。
「重清、もう今の私ではあの子の百発百中の術を防ぐことは出来ないわ。見たところ威力は変わっていないみたいだから、あとはあなたの力で撃ち落としなさい」
「いやこれ、十分痛いからね?もうボロボロだからね?」
「あら、だったら私が手伝う?」
「・・・いや、いいですー。自分でやりますぅーーー」
重清は、不貞腐れたように智乃へと返し、美影を見る。
「すぅーーー、はぁーーー」
美影は、深呼吸をして自身の手にある拳銃に目を向けた。
「今までよりも、当てられる!これで、あの末席をズタボロにできる!!」
「あの人、なんかめちゃくちゃ物騒なこと言ってるんですけど、師匠」
「だからそう呼ばないでって言ってるでしょ?あとは1人で頑張ってみなさい。私は、あなたの中に戻るわね」
そう言って、智乃は光となり、そのまま重清の中へと入っていった。
「とりあえず、忍力は戻ってきた、か。さて、あれ痛そうだからなぁ、雷纏の術で大丈夫かなぁ?」
重清はまだ痛む体を意識しながら、そう呟いた。
そしてその視線の先にいる美影をじっと見て、ふと考えた。
「あ。さっきのあれ、もう1回やってみるか」
重清は、そのまま雷纏の術で全身に雷を纏いながら、同時に金の忍力をその身に纏い始めた。
青い雷の周りに、白い忍力が渦を巻くように重清を包み込んだ。
重清は腕を上げ、念じた。
すると腕の周りの忍力が金属へと姿を変え、重清の腕を覆っていた。
「よし、これならスピードで避けつつ攻撃できるし、いざとなったら金の忍力でガードすれば痛くもない!はず!!」
そう叫んで、重清は美影へと向き合った。
「準備はできたようね、末席」
「あ、待っててくれてたんですね」
「どうせなら、全力のあんたをズタボロにしたいのよ」
「うわぁ~、可愛い顔して相変わらずいうことがえげつない」
「もう黙ってろ末席!行くわよ!!」
「おぅ!かかってこい、本家!!」
そして重清は、美影へ向かって走り出した。
智乃から、重清へとげきが飛んだ。
「あぁ、さっきプレッソからも言われた!」
ゴロウからの攻撃を受けたプレッソを心配し、集中力が切れて美影からの攻撃を受けた重清は、痛む腹を押さえながら智乃へとそう返していると、
「いい加減降参しなさい、末席!!」
美影がそう叫びながら2丁の拳銃を重清へと構え、いくつもの弾を連射した。
「百発百中の術!!」
美影の術を受けたいくつもの弾が、重清を四方から襲い掛かった。しかし―――
「私を忘れないでちょうだいね!」
全ての弾をサイフォンから放った弾丸で撃ち落とした智乃が、妖艶な笑みを浮かべて美影へと微笑みかけた。
「くっ!具現獣のくせに!!あんたといいゴロウといい、いい加減、具現獣にはイライラしてくるわ!!」
美影は、怒りを隠すことなく智乃を睨みつけていた。
「あのー」
美影の言葉に、重清が反応して声をかけた。
「なんなんですか、具現獣のくせにって。聞いててさすがに、ちょっとムカつくんですけど」
重清なりに頑張って敬語は使っていたものの、その言葉には敬意など一切含まれず、ただ自身の想いが込めて重清は美影へと目を向けた。
そんな重清の態度に、さらにイライラを募らせた美影は、
「黙れっ!!」
そう言ってその怒りぶつけるかのように重清に拳銃を投げつけた。
「おっと。いや、流石に銃を投げるのは―――」
ひょいと拳銃を避けて重清が言っていると、
「重清っ!」
智乃はそう叫んで2度、サイフォンを撃つ。
重清の背後から、投げつけられるままに回転していた拳銃と、そこから放たれた弾を撃ち落として智乃は、重清を見つめていた。
それはもう、急に道路に飛び出した息子を叱るような目で。
「ごめん、今のは完全に油断してた。なるほど、ああいう使い方もあるのか・・・ありがとな、智乃」
「まったく、もっとしっかりさなさいよね!」
笑って謝る重清に、智乃が頬を膨らませて怒っていた。
そんな姿も、妹みたいで可愛いなと思っていた重清に、
「なに私を放っておいてイチャイチャしてんのよ、このロリコン末席が!!」
美影が容赦ない言葉を浴びせた。
「ロリコ・・・ちょ、智乃のせいで余計な疑いかけられたじゃんか!!」
「はぁ!?なんで私のせいなのよ!」
そんな言い合いをする2人に、美影がキレた。
「黙れ黙れ黙れ黙れぇーーっ!!いい加減にしろよ末席がぁ!!」
叫びながら投げつけていた拳銃を再び具現化し、美影が重清に向けて乱射した。
「やべぇ、キレた!!」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」
重清の言葉に、智乃は怒鳴り返しながら美影から飛んでくる弾に向かってサイフォンを向け、弾丸を放つ。
美影の放った弾は、サイフォンに撃ち落とされ―――
「うわぁっ!!」
撃ち落とされることなく、その全てを避け、そのまま重清へと着弾した。
「そ、そんな!?この短時間で、百発百中の術の練度が上がったというの!?」
「い、いや、それより今はおれを心配するところじゃないの?」
全身に美影の弾を受けて満身創痍の重清が、ふらふらになりながら立ち上がりながら智乃を恨めしそうに見つめていた。
「あらごめんなさい、さすがにちょっとびっくりしちゃって。いいわね、若いって」
幼女状態の智乃は、そう言って美影に目を向けた。
「重清、もう今の私ではあの子の百発百中の術を防ぐことは出来ないわ。見たところ威力は変わっていないみたいだから、あとはあなたの力で撃ち落としなさい」
「いやこれ、十分痛いからね?もうボロボロだからね?」
「あら、だったら私が手伝う?」
「・・・いや、いいですー。自分でやりますぅーーー」
重清は、不貞腐れたように智乃へと返し、美影を見る。
「すぅーーー、はぁーーー」
美影は、深呼吸をして自身の手にある拳銃に目を向けた。
「今までよりも、当てられる!これで、あの末席をズタボロにできる!!」
「あの人、なんかめちゃくちゃ物騒なこと言ってるんですけど、師匠」
「だからそう呼ばないでって言ってるでしょ?あとは1人で頑張ってみなさい。私は、あなたの中に戻るわね」
そう言って、智乃は光となり、そのまま重清の中へと入っていった。
「とりあえず、忍力は戻ってきた、か。さて、あれ痛そうだからなぁ、雷纏の術で大丈夫かなぁ?」
重清はまだ痛む体を意識しながら、そう呟いた。
そしてその視線の先にいる美影をじっと見て、ふと考えた。
「あ。さっきのあれ、もう1回やってみるか」
重清は、そのまま雷纏の術で全身に雷を纏いながら、同時に金の忍力をその身に纏い始めた。
青い雷の周りに、白い忍力が渦を巻くように重清を包み込んだ。
重清は腕を上げ、念じた。
すると腕の周りの忍力が金属へと姿を変え、重清の腕を覆っていた。
「よし、これならスピードで避けつつ攻撃できるし、いざとなったら金の忍力でガードすれば痛くもない!はず!!」
そう叫んで、重清は美影へと向き合った。
「準備はできたようね、末席」
「あ、待っててくれてたんですね」
「どうせなら、全力のあんたをズタボロにしたいのよ」
「うわぁ~、可愛い顔して相変わらずいうことがえげつない」
「もう黙ってろ末席!行くわよ!!」
「おぅ!かかってこい、本家!!」
そして重清は、美影へ向かって走り出した。
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