70 / 519
忍者部、戦力強化
第66話:捜査協力
しおりを挟む
「ノブさん、付き合わせてしまってすみません。シゲとプレッソも、悪かったな。」
警察署へ向かう道すがら、恒久がそんな言葉を口にする。
「ハッハッハ!気にすんな!」
「ノリさんにも言ったけど、捜査協力自体はおれの責任だからね。」
「ホントだよ。なんで恒久の罰ゲームにオイラまで付き合わなきゃいけないんだよ。」
それぞれが笑って恒久に返す。
「ありがとな。それにしても、まさかシゲが課題クリアするとは思ってなかったよ。」
「あのねぇ、みんなおれをバカにし過ぎなんだよ?これでも一応、勉強はそれなりにはできるんだから。」
「まぁでも、それでもバカは変わらないよな?」
「だな!」
重清の言葉に、恒吉がプレッソに向かってそう言うと、プレッソも同意する。
「お前らなぁ!」
「ハッハッハ!俺が言うのもなんだが、勉強できるからってそれに胡座かいてたら、すぐ置いていかれるからな!」
「そういえば、ノブさんたちの時にも、おれらみたいな課題ってあったんですか?」
ノブの言葉に、恒久が返す。
「あぁ、行事の度に、色んな課題出してくるぞ?」
「ちなみに、ノブさんは実力試験のときの結果、どうだったんですか?」
重清の言葉に、ノブはニヤリと笑う。
「もちろん全科目」
ゴクリ、という音が、恒久から聞こえる。
「80点に届いていない!!」
「いや、全科目かよっ!あっ、素でつっこんじゃった。」
何故か自信満々で言い切るノブに、恒久は思わず敬語を忘れてつっこむ。
「構わん!つっこみに敬語使ってたら面倒だろ?お前は大事な戦力なんだ!敬語なんか気にせず、どんどんつっこめ!」
「いや、褒められた気になりましたけど、今の確実に、つっこみとしての戦力って意味ですよね!?」
そうこう無駄話をしているうちに、3人とプレッソは警察署へと到着する。
警察署の門の前では、小野田学が待ち構えていた。
「ん?ノリさんからは1人来ると聞いていたが、2人・・・と1匹増えてんな。」
話している途中でプレッソが猫史上初の咳払いをするのに気付いて、小野田が付け加えながらそう言って、重清達に目を向ける。
「はじめまして。2年の森坂信宏といいます。当初はこのツネだけが来る予定でしたが・・・色々あってこうなりました!」
「後半思いっきり端折られたみたいだが、わかった!とりあえず、ノリさんから聞いてるかもしれねーが、表向きは社会科見学ってことになってるから、そこんとこよろしくな!じゃぁ、早速、出発だ!」
そう言ってあるき出す小野田に、一同はついて行く。
「とりあえずこれからの説明だ。」
そう言って小野田は、話し出す。
「しばらくは一緒に行動するが、あとはそれぞれ別れて見回りだ。これまでの被害状況から考えて、今日新たな被害が出る可能性が高い。」
「もし現場に居合わせた場合は、どうすれば?」
恒久が手を挙げる。
「その場合、捕まえようとはせず、ただ追いかけろ。ただし、なるべく相手に気取られないようにな。」
「捕まえちゃ、ダメなんですか?」
重清が、首を傾げる。
「あぁ。相手は一般人だから、お前らなら対応はできると思っているが、万が一ってのがある。あくまでも、捕まえるのは俺の役目だ。お前ら、スマホ出しな。」
突然の小野田の言葉に、3人は不思議に思いながらもそれぞれがスマホを取り出す。
そして、小野田が指定する無料通話アプリを起動する。
「これで位置情報送れるから、もしも犯人見つけたら、俺に送るんだ。お前らの気配は覚えたから、俺はその情報を元に、お前らを探す。余裕があったら、犯人を追いかけながら何度か位置情報を送ってくれ。」
小野田の言葉に、3人が頷く。
「オイラが連絡役やってもいいんだせ?」
プレッソが、小声で小野田に告げるも、
「いや、そこまでしなくていい。それに、お前まだ、特定の相手にだけ話したりはできないんだろ?」
プレッソがうなずくと、
「だろ。だったら、俺に情報を伝えるのに話す必要があるんだ。今回は、そのリスクを負うほどの事件でもない。」
「なぁ。」
プレッソが、返事の代わりに鳴くのを聞いた小野田が、
「おし、じゃぁそろそろ、っと。」
そう言って、前方に目を向ける。
「先輩、おつかれさまです。」
一同がその声のした方に目を向けると、以前重清達を警察署まで連れて行ってくれた、森本が敬礼をして立っていた、
「おつかれさん。」
そう言って敬礼を返す小野田に笑顔を返す森本は、周りにいる重清達に視線を送る。
「君達は、あの時の。また捕まったのかい?」
そう言って笑う森本に対して恒久が、
「いや、社会科見学で、小野田さんに色々とご指導してもらってるんですよ!」
と、言い返す。
「それは失礼。先輩、最近ひったくりが多発してるようなので、お気をつけ下さい。」
「誰に言ってんだよ、誰に。」
「またまた失礼。君達、さっき言ったように、最近ひったくりが増えている。くれぐれも気をつけてね。ちゃんと小野田さんの言うことをよく聞くんだよ。」
そう言って、森本は小野田に一礼してその場を去っていく。
「森本さん、いい人ですね。」
立ち去っていく森本の背を見ながら、重清が呟く。
「だろ?あいつ、あのあとお前らの事心配してたんだぞ?今度、派出所に遊びに行ってやれ。」
「「はい!」」
重清と恒久が声を揃えるのを聞いた小野田は、
「よし、じゃぁそろそろ分かれるぞ。いつでも位置情報は送れるように準備しておけ。ただし!」
そう言って、3人に厳しい目を向ける。
「歩きスマホは禁止だ。」
にっと笑う小野田に、
「この人、怖いのかどうかわからんな。」
と、ノブが呟く。
「ガクさん、前もおれたちと会ったときも、『冷たい警官役』やってて・・・」
「無駄話はあとだ。とりあえず、解散!」
小野田が、重清の脱線を遮る。
そしてそれぞれが、思い思いの方向へと歩き出す。
得意の脱線を遮られた重清だけは、少し不満そうにしており、それを重清の頭上でプレッソが、小さく笑うのであった。
「いゃぁ、今日も街は平和だなぁ。」
(バカな事言ってないで、ちゃんと見回れよ。)
小野田達と別れてしばらく歩いた後に発した重清の独り言に、プレッソがつっこむ。
(へいへい、わかってますよ。)
心の中ででそう返して重清が歩いていると、横断歩道で老婆の手を引いて歩く男がいた。
(おっ、おばあちゃんが横断歩道渡るの手伝ってるんだ。最近の若者も、捨てたもんじゃないねぇ。)
(いや、どう見たってお前より10歳は年上じゃねーか!)
プレッソのつっこみを聞き流しながら、その2人を追い抜いて重清達が歩いていると、
「キャァーーーっ!!」
背後から悲鳴が聞こえた。
警察署へ向かう道すがら、恒久がそんな言葉を口にする。
「ハッハッハ!気にすんな!」
「ノリさんにも言ったけど、捜査協力自体はおれの責任だからね。」
「ホントだよ。なんで恒久の罰ゲームにオイラまで付き合わなきゃいけないんだよ。」
それぞれが笑って恒久に返す。
「ありがとな。それにしても、まさかシゲが課題クリアするとは思ってなかったよ。」
「あのねぇ、みんなおれをバカにし過ぎなんだよ?これでも一応、勉強はそれなりにはできるんだから。」
「まぁでも、それでもバカは変わらないよな?」
「だな!」
重清の言葉に、恒吉がプレッソに向かってそう言うと、プレッソも同意する。
「お前らなぁ!」
「ハッハッハ!俺が言うのもなんだが、勉強できるからってそれに胡座かいてたら、すぐ置いていかれるからな!」
「そういえば、ノブさんたちの時にも、おれらみたいな課題ってあったんですか?」
ノブの言葉に、恒久が返す。
「あぁ、行事の度に、色んな課題出してくるぞ?」
「ちなみに、ノブさんは実力試験のときの結果、どうだったんですか?」
重清の言葉に、ノブはニヤリと笑う。
「もちろん全科目」
ゴクリ、という音が、恒久から聞こえる。
「80点に届いていない!!」
「いや、全科目かよっ!あっ、素でつっこんじゃった。」
何故か自信満々で言い切るノブに、恒久は思わず敬語を忘れてつっこむ。
「構わん!つっこみに敬語使ってたら面倒だろ?お前は大事な戦力なんだ!敬語なんか気にせず、どんどんつっこめ!」
「いや、褒められた気になりましたけど、今の確実に、つっこみとしての戦力って意味ですよね!?」
そうこう無駄話をしているうちに、3人とプレッソは警察署へと到着する。
警察署の門の前では、小野田学が待ち構えていた。
「ん?ノリさんからは1人来ると聞いていたが、2人・・・と1匹増えてんな。」
話している途中でプレッソが猫史上初の咳払いをするのに気付いて、小野田が付け加えながらそう言って、重清達に目を向ける。
「はじめまして。2年の森坂信宏といいます。当初はこのツネだけが来る予定でしたが・・・色々あってこうなりました!」
「後半思いっきり端折られたみたいだが、わかった!とりあえず、ノリさんから聞いてるかもしれねーが、表向きは社会科見学ってことになってるから、そこんとこよろしくな!じゃぁ、早速、出発だ!」
そう言ってあるき出す小野田に、一同はついて行く。
「とりあえずこれからの説明だ。」
そう言って小野田は、話し出す。
「しばらくは一緒に行動するが、あとはそれぞれ別れて見回りだ。これまでの被害状況から考えて、今日新たな被害が出る可能性が高い。」
「もし現場に居合わせた場合は、どうすれば?」
恒久が手を挙げる。
「その場合、捕まえようとはせず、ただ追いかけろ。ただし、なるべく相手に気取られないようにな。」
「捕まえちゃ、ダメなんですか?」
重清が、首を傾げる。
「あぁ。相手は一般人だから、お前らなら対応はできると思っているが、万が一ってのがある。あくまでも、捕まえるのは俺の役目だ。お前ら、スマホ出しな。」
突然の小野田の言葉に、3人は不思議に思いながらもそれぞれがスマホを取り出す。
そして、小野田が指定する無料通話アプリを起動する。
「これで位置情報送れるから、もしも犯人見つけたら、俺に送るんだ。お前らの気配は覚えたから、俺はその情報を元に、お前らを探す。余裕があったら、犯人を追いかけながら何度か位置情報を送ってくれ。」
小野田の言葉に、3人が頷く。
「オイラが連絡役やってもいいんだせ?」
プレッソが、小声で小野田に告げるも、
「いや、そこまでしなくていい。それに、お前まだ、特定の相手にだけ話したりはできないんだろ?」
プレッソがうなずくと、
「だろ。だったら、俺に情報を伝えるのに話す必要があるんだ。今回は、そのリスクを負うほどの事件でもない。」
「なぁ。」
プレッソが、返事の代わりに鳴くのを聞いた小野田が、
「おし、じゃぁそろそろ、っと。」
そう言って、前方に目を向ける。
「先輩、おつかれさまです。」
一同がその声のした方に目を向けると、以前重清達を警察署まで連れて行ってくれた、森本が敬礼をして立っていた、
「おつかれさん。」
そう言って敬礼を返す小野田に笑顔を返す森本は、周りにいる重清達に視線を送る。
「君達は、あの時の。また捕まったのかい?」
そう言って笑う森本に対して恒久が、
「いや、社会科見学で、小野田さんに色々とご指導してもらってるんですよ!」
と、言い返す。
「それは失礼。先輩、最近ひったくりが多発してるようなので、お気をつけ下さい。」
「誰に言ってんだよ、誰に。」
「またまた失礼。君達、さっき言ったように、最近ひったくりが増えている。くれぐれも気をつけてね。ちゃんと小野田さんの言うことをよく聞くんだよ。」
そう言って、森本は小野田に一礼してその場を去っていく。
「森本さん、いい人ですね。」
立ち去っていく森本の背を見ながら、重清が呟く。
「だろ?あいつ、あのあとお前らの事心配してたんだぞ?今度、派出所に遊びに行ってやれ。」
「「はい!」」
重清と恒久が声を揃えるのを聞いた小野田は、
「よし、じゃぁそろそろ分かれるぞ。いつでも位置情報は送れるように準備しておけ。ただし!」
そう言って、3人に厳しい目を向ける。
「歩きスマホは禁止だ。」
にっと笑う小野田に、
「この人、怖いのかどうかわからんな。」
と、ノブが呟く。
「ガクさん、前もおれたちと会ったときも、『冷たい警官役』やってて・・・」
「無駄話はあとだ。とりあえず、解散!」
小野田が、重清の脱線を遮る。
そしてそれぞれが、思い思いの方向へと歩き出す。
得意の脱線を遮られた重清だけは、少し不満そうにしており、それを重清の頭上でプレッソが、小さく笑うのであった。
「いゃぁ、今日も街は平和だなぁ。」
(バカな事言ってないで、ちゃんと見回れよ。)
小野田達と別れてしばらく歩いた後に発した重清の独り言に、プレッソがつっこむ。
(へいへい、わかってますよ。)
心の中ででそう返して重清が歩いていると、横断歩道で老婆の手を引いて歩く男がいた。
(おっ、おばあちゃんが横断歩道渡るの手伝ってるんだ。最近の若者も、捨てたもんじゃないねぇ。)
(いや、どう見たってお前より10歳は年上じゃねーか!)
プレッソのつっこみを聞き流しながら、その2人を追い抜いて重清達が歩いていると、
「キャァーーーっ!!」
背後から悲鳴が聞こえた。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

オタクな母娘が異世界転生しちゃいました
yanako
ファンタジー
中学生のオタクな娘とアラフィフオタク母が異世界転生しちゃいました。
二人合わせて読んだ異世界転生小説は一体何冊なのか!転生しちゃった世界は一体どの話なのか!
ごく普通の一般日本人が転生したら、どうなる?どうする?
EX級アーティファクト化した介護用ガイノイドと行く未来異星世界遺跡探索~君と添い遂げるために~
青空顎門
SF
病で余命宣告を受けた主人公。彼は介護用に購入した最愛のガイノイド(女性型アンドロイド)の腕の中で息絶えた……はずだったが、気づくと彼女と共に見知らぬ場所にいた。そこは遥か未来――時空間転移技術が暴走して崩壊した後の時代、宇宙の遥か彼方の辺境惑星だった。男はファンタジーの如く高度な技術の名残が散見される世界で、今度こそ彼女と添い遂げるために未来の超文明の遺跡を巡っていく。
※小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも掲載しております。

アリシアの恋は終わったのです【完結】
ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)

農業機器無双! ~農業機器は世界を救う!~
あきさけ
ファンタジー
異世界の地に大型農作機械降臨!
世界樹の枝がある森を舞台に、農業機械を生み出すスキルを授かった少年『バオア』とその仲間が繰り広げるスローライフ誕生!
十歳になると誰もが神の祝福『スキル』を授かる世界。
その世界で『農業機器』というスキルを授かった少年バオア。
彼は地方貴族の三男だったがこれをきっかけに家から追放され、『闇の樹海』と呼ばれる森へ置き去りにされてしまう。
しかし、そこにいたのはケットシー族の賢者ホーフーン。
彼との出会いで『農業機器』のスキルに目覚めたバオアは、人の世界で『闇の樹海』と呼ばれていた地で農業無双を開始する!
芝刈り機と耕運機から始まる農業ファンタジー、ここに開幕!
たどり着くは巨大トラクターで畑を耕し、ドローンで農薬をまき、大型コンバインで麦を刈り、水耕栽培で野菜を栽培する大農園だ!
米 この作品はカクヨム様でも連載しております。その他のサイトでは掲載しておりません。

パーティーを追放された落ちこぼれ死霊術士だけど、五百年前に死んだ最強の女勇者(18)に憑依されて最強になった件
九葉ユーキ
ファンタジー
クラウス・アイゼンシュタイン、二十五歳、C級冒険者。滅んだとされる死霊術士の末裔だ。
勇者パーティーに「荷物持ち」として雇われていた彼は、突然パーティーを追放されてしまう。
S級モンスターがうろつく危険な場所に取り残され、途方に暮れるクラウス。
そんな彼に救いの手を差しのべたのは、五百年前の勇者親子の霊魂だった。
五百年前に不慮の死を遂げたという勇者親子の霊は、その地で自分たちの意志を継いでくれる死霊術士を待ち続けていたのだった。
魔王討伐を手伝うという条件で、クラウスは最強の女勇者リリスをその身に憑依させることになる。
S級モンスターを瞬殺できるほどの強さを手に入れたクラウスはどうなってしまうのか!?
「凄いのは俺じゃなくて、リリスなんだけどなぁ」
落ちこぼれ死霊術士と最強の美少女勇者(幽霊)のコンビが織りなす「死霊術」ファンタジー、開幕!

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる