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第七章、二人の一日

31.騒動

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 しばらく庭を歩いたセリューは、身なりを整えて城に戻った。

 ダンドを誘った時のことばかり思い出しそうになって、そのたびに、考えないようにと努める。

 今朝のダンドは確かに何かおかしかったが、それなら、夜に会ったときに、その理由を聞けばいいだけだ。それでも、どうしてもあの、歯切れの悪かったダンドのことを思い出してしまう。

 彼と酒を飲むことはよくあったし、今日は特に厨房の方も忙しい日ではないはず。それなのに、断られるとは思わなかった。もしかしたら、無理を言ってしまったのかもしれない。

(……仕事を早く片付けて、あいつに会いに行こう…………何か手伝えることがあるかもしれない……)

 自分に言い聞かせ、顔を上げた。

 しばらく城をあけていたのだから、留守を頼んだ者たちから報告を受けなくてはならない。
 留守中は案の定クラジュが騒ぎを起こしたようだし、今日は忙しい一日になりそうだ。

 廊下ですれ違う者たちに挨拶をしながら歩いていると、反対側からシーニュが歩いてきた。

「おはようございます、セリュー様。あ、これ……セリュー様がいない間に、足りなくなったもののリストです」
「ありがとうございます…………」

 それに目を通すと、大体予想していたものと、クラジュが騒ぎを起こした時に毎回不足する、窓ガラスや皿、壁などの項目が並んでいる。だいたいのものはオーフィザンの魔法で直るが、全てとはいかない。
 厨房の魔法の道具や、窓や壁に防犯のために取り付けられた鍵などは新しく調達しなくてはならない。

 それを見ただけで、多少体温が上がりそうだが、グッと堪えて、落ち着くために息を整える。

 すぐカッとなるところを直すと決めたのだ。

 何しろ、旅の間は頭に血が上ってダンドの友人にまで迷惑をかけてしまった。これからは、終始穏やかで冷静な自分になるのだ。

 セリューは、できる限り穏やかな声で言った。

「……ずいぶんと厨房のものが破壊されているようですが……クラジュが盗み食いでもしましたか?」
「あー……やっぱりわかります? ダンドがいなくて、クッキーもらえなくなったのがストレスだったみたいで…………厨房の奴らと追いかけっこになったんです」
「……ガラスがだいぶ割られているようですが……クラジュとペロケが喧嘩でもしましたか?」
「あー……それも分かります? クラジュが厨房から逃げる途中、庭のバラを踏みつけちゃって、ペロケが追い回して……」
「…………西の倉庫が根こそぎなくなっているようですが、クラジュが逃げ込んで爆発でも起こしましたか?」
「すごいですね! そんなことまで分かるんですか!?」
「……」

 最後のものだけは、かなり当てずっぽうで、むしろ当たらなければよかったのだが、こうして正解してしまい、怒りばかりが湧いてくる。

(クソ猫めっ……!! たまには大人しくできないのか!!)

 腹は立つが、セリューは堪えた。これからは怒鳴らないと決めたのだ。

「……この、いくつもなくなっている寝具はどういうことです? あの猫は普段、オーフィザン様が用意した特注の布団を使っているはずですが、なくなっているのは、クラジュ用でないシーツばかりです」
「ああ、さすがにそれは分からないですか……実は、セリュー様がいない間、クラジュが増えたんです」
「……クラジュが? ふ、増えた?」
「はい。大変でしたよー。クラジュがフィッイルと一緒にいたずらして、自分にそっくりな偽物作っちゃって……大騒ぎになったんです。掃除係のみんなは、クラジュがいたずらせずに寝てるだけだって言って腰抜かしちゃうし、ディフィクなんか、クラジュが落ちずに木に登ってるって、号泣しちゃって……」
「……一体どういう騒ぎだったんですか……」

 話しながらも、ふつふつと湧いてくる怒りを抑える。

 フィッイルは、狐妖狼の魔法使いで、過去にオーフィザンに魔法を封じられて以来、魔法がうまく使えないといって、療養のために城に来ている。封印はもうとっくに解かれていて、すでに療養など必要ないくらい元気なのだが、ここが気に入ったらしく、出ていこうとしない。そして、うまく使えない魔法で悪戯ばかりする男だ。
 彼とクラジュが組むと、ドジに魔法が加わって、毎回手に負えなくなる。

 シーニュもその時のことを思い出しているのか、苦笑いをして続けた。

「そこまではよかったんだけど、フィッイルとクラジュが、その偽物を捕まえようとして、あちこち破壊したんです。あいつら、偽物のクラジュ作って、オーフィザン様の部屋から猫じゃらしを盗み出すつもりだったらしいんですけど、作ったのがフィッイルだから、途中で暴走したみたいで……」
「そうですか……」

 穏やかに言ったつもりでも、怒りは隠しきれない。
 かっとなって指に力が入り、指が書類を突き破ってしまいそうだ。

(あのっ……! クソ猫ども!! またオーフィザン様のお部屋に無断でっ……!!)

 今すぐにクラジュの寝ている部屋まで走っていって吊るしてやりたい。だが、それではこれまでと変わらない。

 走って行きたいのを我慢して、自分にそう言い聞かせる。
 もうこれからは、怒鳴らない自分だ。
 何度もそう唱えると、なんとか理性が怒りを抑えてくれた。

 その間に、シーニュはなおも続けた。

「それで、どっちが本物のクラジュか分からなくなっちゃったところに、オーフィザン様が森から帰ってきてくれて、フィッイルの魔法を解いてくれたんです。オーフィザン様ってば、分かってるくせに、考えるフリしてクラジュをくすぐるんだから……」
「……あの馬鹿ね……クラジュはそんなことを……」

 苛々しながらも、セリューは怒りを抑えようと耐えていた。

(落ち着け……今日からはあのバカ猫にも、冷静に対処できるようになるんだ……もうあの猫に振り回されてばかりいたころの私ではないんだ……)

 じっと耐えていると、一緒に歩いていたシーニュが、おかしなものを見る目でセリューを見上げてくる。

「あの……セリュー様?」
「……はい……なんでしょう……?」
「……今日、なんか雰囲気違いますね」
「は?」
「なんていうか、丸くなったっていうか……クラジュのことも、クラジュ、なんて呼ぶし……何かあったんですか?」
「い、いえ……何もありません」

 そう言いながらも、セリューは心の中でほくそ笑んでいた。

 うまくいっている。理想の自分に近づいている。これこそが、理想の、冷静な自分だ。そう思ったら、怒りも収まってくる。

 ついに達成したのだ。もう、イライラしてばかりだった頃の自分じゃない。
 少し得意になってきた。悩んでいたのが嘘のようだ。
 つい、顔まで不自然なくらいに柔和にしてしまう。

「私はただ、クラジュとて、オーフィザン様がお選びになった男。それならば、それ相応の敬意を払うべきだと思っただけです」
「…………せ、セリューさま?」

 シーニュには、また気持ち悪そうな顔をされてしまう。
 しかし彼には、今一緒に歩いている男が、常に冷静沈着で有能な男に見えているに違いない。

 そう想像すると、ますます鼻が高くなってくる。

(こうすれば良かったのか……簡単じゃないか。いや、私なら、簡単にできることだったというだけだ)

 新しい自分になれた気がして、胸を張って歩いていると、普段警備を担当している精霊族のフェズントが廊下の向こうから飛んでくる。
 彼は、突然セリューを指差し、廊下に響き渡るような声で叫んだ。

「シーニュ!! そいつから離れろ!!」

 突然おかしなことを言われて、セリューは意味が分からなかった。もちろん彼にそんなことを言われる筋合いはない。

 フェズントはいつもは、門のところで警備をしていて、セリューが通りかかると、いつも気さくに挨拶をしてくれる、気のいい男だ。
 それなのに、今はまるで侵入者を見つけたかのような勢いで、セリューを指差してくる。

 突然豹変したように怒鳴る彼を前にして、シーニュも首を傾げた。

「離れろって……お前、何言ってるんだ? 少し顔見ないだけで忘れたのか? セリュー様だぞ」

 けれど、フェズントは何度も首を横に振る。

「違う! 違うんだ!! シーニュ!! そいつは……そいつはセリュー様の姿をした偽物だ!!」
「は!?」
「よく見てみろ!! そいつがセリュー様に見えるのか!? そいつはセリュー様なんかじゃないっ!!」
「な、何を言っているのです!?」

 声を上げたのはセリューだけ。

 シーニュは、明らかに疑うような顔をして、セリューから離れ、フェズントの隣に並んだ。

「や、やっぱりそうか!! クラジュをクラジュなんて呼ぶから……おかしいと思った!」
「はあ!? わ、私だって、普段からたまには呼びます!!」

 セリューが言い返しても、シーニュは全く態度を変えようとしない。それどころか、彼までセリューを指差してくる。

「嘘つけ! セリュー様がクラジュの名前呼ぶときにはそんな風に呼ばねえんだよ! もっとこう……怒りを込めて呼ぶんだ!!」
「そ、そんな呼び方してましたか……? 呼んだかもしれませんが……待ってください! 何を言っているのですか!! 私はただっ……!」

 弁明しようとしたセリューと、それを信じようとしないシーニュの間に、フェズントが入ってきて、シーニュを守るように立つ。

「お前……やっぱりか!! 覚悟しろ!!」

 彼が、犬の形の香炉を掲げると、それから出てきた光が、大きな犬になって次々廊下に降りてくる。それらは、昨日セリューがリゾーで見た犬と似ていた。

「な、なんだっ……! それはっ……!」
「これはなあ! セリュー様がいなくても、お前みたいな侵入者を捕まえるためにオーフィザン様が用意してくださったんだよ!」
「……オーフィザン様が…………?」

 また変なものができている。しかも自分がいない間に、それが城に浸透している。

 オーフィザンのことは、心から尊敬しているが、こういうものを次々に作りだすところだけなんとかして欲しい。

 そして、気付いて欲しい。そもそも、こんなものがなければ、セリューの負担はだいぶ減る。

 警備の男は、生まれた犬たちに向かってセリューを指差して叫んだ。

「行けっ!! そいつはセリュー様を脅かす偽物だ!!」
「ち、ちょっ……!」

 襲ってくる犬たちを、セリューは槍で弾き飛ばす。

「いい加減にしろ! 私が偽物のはずがないだろう!!」
「いいや! 今のではっきりしたぞ!! これは人族は襲わないんだ!! 襲うのは魔力持ってる奴だけだ! 本物のセリュー様は人族! 魔力なんて持っていない!!」
「は!? あ…………そ、それは……治療のためにオーフィザン様が……」

 セリューの体に、普段はない魔力があるのは、リゾーで触れてしまった猫じゃらしの効果を抑えるため、オーフィザンに魔力で体を包んでもらったからだろう。すでにオーフィザンからは薬をもらい、魔力はいずれ抜けていくだろうと言われている。

 しかし、そんなことは知らないフェズントは、セリューを指差して言った。

「誤魔化そうとしても無駄だ! 行け!! 犬ども!! そこにいる偽物を捕まえろっ!!」

 犬の大群がセリューに向かってくる。あまり乱暴なことをするわけにもいかないし、こういうときに限って、オーフィザンは城をあけている。

 セリューは仕方なくその場を逃げ出した。







(くそっ……! 一体どういうつもりだ!!)

 苛立ちながら、セリューは走った。朝からこんなトラブルが起こるとは。これでは、早く仕事を終えてダンドに会いにいくことができなくなってしまう。

 単に疑われているだけだ。自分は偽物ではないし、ただの彼の勘違いだ。

 魔力はしばらくしたら体から抜けるのだから、少し待っていれば、あの犬たちがセリューを襲うことはなくなるだろう。
 しかし、それがいつになるかは分からない。やはり、あの犬だけは止めてしまったほうがいい。

 先程はとりあえず逃げ出したが、オーフィザンから授かった槍で結界を作ってしまえば、追ってくる犬たちを抑え込むこともできるだろう。
 一度に城全体を結界で包んでしまいたいが、闇雲に結界を張ると、城の中で術を使って仕事をしている者たちの邪魔をすることになるし、城にある魔力で動いている物にも影響が出る。
 結界を張るなら、犬たちが向かってきた時に、犬だけを狙って、できるだけ範囲の狭いものを張る方がいい。

 考えながら歩いていると、庭から犬の吠える声がした。そして、人の悲鳴や、揉み合うような音も。また何か騒ぎが起こったらしい。

 声が聞こえた方に走ると、フィッイルがあの犬たちに襲われている。
 ダンドと同じ、狼の耳と狐の尻尾を持つ狐妖狼の小柄な男で、いつもは魔法でおかしな悪戯をしてばかりだが、今は犬たちに飛び掛かられて逃げている。

 セリューは槍を掲げて、犬とフィッイルを囲む結界を作り出した。
 すると犬たちは光に戻って消えていき、フィッイルは頭をかきながら起き上がる。

「いったー……なんだよ。あいつら…………性格悪い執事にそっくりーー」

 わざわざこっちに振り向いて嫌みたらしく言うところを見ると、怪我はないらしい。

 フィッイルは、セリューから飛び退いて、そばの木に飛び乗った。

「……暴力執事……もう戻ってきたんだー」
「誰が暴力執事ですか……私とて、あなたが大人しくしているのなら、何もしません。あなたに聞きたいことがあります」
「僕に? いいよー。僕の大好物のクッキーいっぱい持ってきてくれたら、教えてあげるー」
「……私の偽物がいると噂になっているようですが、何か知りませんか?」
「あー、もうバレちゃった?」
「……やはり貴様のしわざかっ!!」
「えー、なにキレてんのー。こっわー」

 馬鹿にするように笑うフィッイルを見ると、今すぐにでも撃ち落としてやりたくなる。しかし、冷静でいると決めたばかりだ。
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