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3章
6話 〝未来〟
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「――〝未来〟」
自分で呟いたその声に漣は目を覚ます。まず目に映ったのは白い天井と、周囲を包むベージュ色のカーテン。あ、ここ医務室だと気付いた矢先、漣のすぐ間近で、すう、すうと穏やかな寝息が聞こえた。
そういえば、布団越しに人の温もりと重みを感じる。刺激を与えないよう、そっと身を起こすと、嶋野が、ベッド脇の椅子に腰を下ろしたまま、漣の身体に頭と腕を預けるように眠っていた。心なしかその顔には深い疲労が滲んでいて、目元はうっすらと赤く腫れている。なまじ地肌が白いだけに、その赤はやけに鮮やかに見えた。
布団から腕を抜き、そっと目尻を撫でる。少し湿り気のある睫毛が指先に触れ、ひょっとして、泣いていたのかな、と漣は思う。そういえば漣が気を失う間際、泣きそうな顔で嶋野は「いやだ」と繰り返していた。あんなに余裕のない顔もするんだ、この人。そんなことをぼんやりと思い出しながら、なおも目元は頬を撫でていると、さすがに起こしてしまったのだろう、薄い瞼がゆっくりと開く。
「んぅ……え?」
余程驚いたのだろう、一気に覚醒したその顔が、弾かれたように漣を見上げる。やや色の薄い鳶色の瞳がじっと漣を見つめ、しばらくじっくり眺めたあと、不意にぐらりと揺らいだ――かと思えば次の瞬間にはもう、コンタクトが剥がれたのかと思うほど大粒の涙が、ぼろり、ぼろりと頬を伝い、布団を濡らしてゆく。
「よ、かった」
そう呟くなり漣に飛びついてくると、嶋野は、漣の肩に腕を回したまま子供のようにわんわんと泣く。その反応の大きさが、そのまま嶋野にかけた心配の大きさを物語っているようで、漣は胸の底がつんと痛んだ。まるで、最初にこの人と出会った日の鏡写しだ。そしてあの日、漣が嶋野の肩をどうしようもなく必要としたように、今、この人には自分が必要なのだと思い知る。
不意にベッド脇のカーテンがさっと開き、慌てて振り返ると、なぜか仁王立ちの三原が立っていた。その、今となっては見慣れた仏頂面がこちらを振り向き、げえっ、とあからさまに嫌そうな顔をする。
「てか何で嶋野がガチ泣きしとんねん、きもっ!」
「あ、いや、これにはまぁ、いろいろと事情が――」
そう言い訳を試みようとして、そういえば今、方言だったよなこの人、と今更のように漣は気づく。そして、よく見るとその目元にはうっすらと隈が浮かんでいるのだ。まさか……あれから一睡もせずに近くで見守ってくれたのか? そういえばさっきも、嶋野が泣き出すとすぐにこの人は現れた。
その三原は、漣の顔をしげしげと眺めると、やがて、ふん、と鼻を鳴らす。
「なんや、心配して損したわ」
「え、三原さん、俺を心配して、」
「うっさいな! とりあえずお医者さん呼んでくるわ」
そして三原はふたたびカーテンを閉める。そのあと聞こえた足音は明らかに駆け足のそれで、ややこしい人だな、と呆れながら、でも、根は悪くないんだよなと改めて思う。そういえば、瑠香のことを最後まで気にかけていたのも彼女だった。
やがて、ようやく落ち着いた嶋野が漣から離れ、照れくさそうな上目を向けてくる。……改めて、この人の泣き顔はやばいなと漣は思う。濡れた瞳や赤く腫れた目元は、見つめていると変な気分に陥りそうだ。なので、さりげなく目を伏せ、点滴のチューブが繋がる痛々しい手元を見下ろす。
「す、すみません、つい……でも、その、本当に、死んでしまったのかと、思って……」
「え、ええ……俺も、あの時はもう駄目だなって……」
事実、不破の絵を目にしたことで、漣は命の危険すら感じるほどの頭痛に襲われた。が、今にして思えば、あれは、ただの頭痛ではなかったように思う。
渡良瀬は言った。ギフトの正体とは、高度に圧縮された情報だと。ギフトによって生じるさまざまな効果は、あくまでも副作用にすぎず、その本質はあくまでも、ギフトによって与えられる高密度かつ膨大な情報にある、と。その意味では、あの頭痛は不破の絵を通じて流れ込んだ超高密度な情報を、脳が処理しようとして起きた一種のオーバーヒートだったとも考えられる。それに耐えられない人間は死に、耐えられた人間だけが生き延びるという話なら、やはり、そのギフトは厳密には〝死〟とは違う。
漣のギフトは、副作用として〝死〟を与えるもの。だが不破のそれは、〝死〟は副作用ですらない。膨大すぎる情報の流入によって起こる一種の事故。それが、外見上は〝死〟のギフトに見えていただけ。
しかし、不破の本来のギフトは――
「〝未来〟、だったんです」
「未来?」
「あ、いえ、俺が勝手に名付けたんですけど……でも、彼女のギフトはそうとしか表現できません。少なくとも、俺にとっては……」
「つまり……君は、彼女のギフトを通じて未来を視た?」
嶋野の問いに、漣はこく、と頷く。
彼女のギフトを喝破した直後、それは突如、頭の奥に流れ込んできた。向こう数十年、数百年の世界に生きる人々。その、今とは大きく違う暮らしぶりや常識に驚きながら、それでも漣にはわかったことがある。それは、どの時代のどんな世界にも、純粋にアートを楽しむ人間がいる、ということ。何かを無から生み出すことに、心からの喜びを覚える人間が存在すること。
――だから私は独りじゃない。
そう、今ならわかる。あれは強がりなどではなく、本心から出た言葉だったのだ。彼女は心から世界を、未来を信じていた。これからも連綿と続く世界のどこかに、彼女と喜びを共有する魂が必ずいる。だから彼女は独りではないし、誰にも表現が届かないことを恐れる必要もない。――といったことをかいつまんで話すと、嶋野は考え込むように俯き、唸る。
「……そう、ですか。では渡良瀬さんも、不破さんのアートを通じて同じビジョンを目にした可能性が高いですね。そうか、だからこそ今の社会の在り方に、強いもどかしさを感じていたわけです。あの人には、すでにゴールが見えていた。あとは、そこに至るために時計の針を速めるだけだったんですね」
「ええ……未来では確かに、ギフテッドと非ギフテッドとが共存する、そんな社会も実現しているんです。ですがそれは、科学技術や社会システムの発展と切り離しては実現できない。ギフテッドの扱いだけを無理に変革すれば、とてもいびつなことになる。むしろ……かえって予後が悪くなる可能性だってあります。現状では、もどかしいですが渡良瀬の思惑を止めるしかないんです」
「そこは、僕も同意見です。問題は……どうやってあの人の思惑を潰すか、ですね」
「それについても、俺に考えがあります。――あの、高階さんは?」
すると嶋野は、驚いたように長い睫毛をしばたたかせる。
「えっ……ええと、隣のベッドで療養中です。さいわい命に別状はなかったんですが、今はまだ麻酔が効いているみたいで……ところで、その考え、というのは?」
「あ、いえ、できれば彼女も交えて話したいので……ところで、昨日はありがとうございました。あの、どうしてあいつ……カーペンターが下にいるってわかったんです?」
「ああ……その件は三原さんの功績ですよ」
軽く肩をすくめると、嶋野は困ったように苦笑する。
「なんでも彼女、前々からカーペンター氏が東雲さんに執拗にコンタクトを取っていることを不審に思っていたそうです。最初はナンパかと思ったが、どうやらそうではないと。で、そうこうするうちに東雲さんは協会を裏切った。いよいよ氏が怪しいと疑いをかけた矢先、氏がエレベーターに乗り込み、地下二階で降りた。ご存じのように、地下二階へはキュレーターのIDを持つ者でなければ降りることはできません。おそらく氏は、あらかじめ偽造したキュレーター用のIDを使って高階さんを追跡したのでしょう。彼女が地下二階に降りたということは、当然、倉庫の扉は開かれる……あの後、氏に尋問したところ、やはり不破さんの作品群を運び出すよう渡良瀬さんに指示を受けていたようですね」
「なるほど、それで、嶋野さんと一緒に降りてきた、と」
あのカーペンターの似顔絵は、おそらく、地下二階に降りるエレベーターの中で描いたのだろう。
「ええ。本来、キュレーターでない人間を地下二階に下ろすのは禁止されているんですが、事態の深刻さに比べるなら、その程度のペナルティはむしろ可愛いものですよ」
やがて三原が、慌てた様子の医者を引き連れて戻ってくる。その三原に「昨日はありがとうございます」と礼を言うと、三原はゆで卵を喉に詰まらせたような顔をし、やがて思い出したように顔をしかめ、「やかましいわ」と吐き捨てた。
自分で呟いたその声に漣は目を覚ます。まず目に映ったのは白い天井と、周囲を包むベージュ色のカーテン。あ、ここ医務室だと気付いた矢先、漣のすぐ間近で、すう、すうと穏やかな寝息が聞こえた。
そういえば、布団越しに人の温もりと重みを感じる。刺激を与えないよう、そっと身を起こすと、嶋野が、ベッド脇の椅子に腰を下ろしたまま、漣の身体に頭と腕を預けるように眠っていた。心なしかその顔には深い疲労が滲んでいて、目元はうっすらと赤く腫れている。なまじ地肌が白いだけに、その赤はやけに鮮やかに見えた。
布団から腕を抜き、そっと目尻を撫でる。少し湿り気のある睫毛が指先に触れ、ひょっとして、泣いていたのかな、と漣は思う。そういえば漣が気を失う間際、泣きそうな顔で嶋野は「いやだ」と繰り返していた。あんなに余裕のない顔もするんだ、この人。そんなことをぼんやりと思い出しながら、なおも目元は頬を撫でていると、さすがに起こしてしまったのだろう、薄い瞼がゆっくりと開く。
「んぅ……え?」
余程驚いたのだろう、一気に覚醒したその顔が、弾かれたように漣を見上げる。やや色の薄い鳶色の瞳がじっと漣を見つめ、しばらくじっくり眺めたあと、不意にぐらりと揺らいだ――かと思えば次の瞬間にはもう、コンタクトが剥がれたのかと思うほど大粒の涙が、ぼろり、ぼろりと頬を伝い、布団を濡らしてゆく。
「よ、かった」
そう呟くなり漣に飛びついてくると、嶋野は、漣の肩に腕を回したまま子供のようにわんわんと泣く。その反応の大きさが、そのまま嶋野にかけた心配の大きさを物語っているようで、漣は胸の底がつんと痛んだ。まるで、最初にこの人と出会った日の鏡写しだ。そしてあの日、漣が嶋野の肩をどうしようもなく必要としたように、今、この人には自分が必要なのだと思い知る。
不意にベッド脇のカーテンがさっと開き、慌てて振り返ると、なぜか仁王立ちの三原が立っていた。その、今となっては見慣れた仏頂面がこちらを振り向き、げえっ、とあからさまに嫌そうな顔をする。
「てか何で嶋野がガチ泣きしとんねん、きもっ!」
「あ、いや、これにはまぁ、いろいろと事情が――」
そう言い訳を試みようとして、そういえば今、方言だったよなこの人、と今更のように漣は気づく。そして、よく見るとその目元にはうっすらと隈が浮かんでいるのだ。まさか……あれから一睡もせずに近くで見守ってくれたのか? そういえばさっきも、嶋野が泣き出すとすぐにこの人は現れた。
その三原は、漣の顔をしげしげと眺めると、やがて、ふん、と鼻を鳴らす。
「なんや、心配して損したわ」
「え、三原さん、俺を心配して、」
「うっさいな! とりあえずお医者さん呼んでくるわ」
そして三原はふたたびカーテンを閉める。そのあと聞こえた足音は明らかに駆け足のそれで、ややこしい人だな、と呆れながら、でも、根は悪くないんだよなと改めて思う。そういえば、瑠香のことを最後まで気にかけていたのも彼女だった。
やがて、ようやく落ち着いた嶋野が漣から離れ、照れくさそうな上目を向けてくる。……改めて、この人の泣き顔はやばいなと漣は思う。濡れた瞳や赤く腫れた目元は、見つめていると変な気分に陥りそうだ。なので、さりげなく目を伏せ、点滴のチューブが繋がる痛々しい手元を見下ろす。
「す、すみません、つい……でも、その、本当に、死んでしまったのかと、思って……」
「え、ええ……俺も、あの時はもう駄目だなって……」
事実、不破の絵を目にしたことで、漣は命の危険すら感じるほどの頭痛に襲われた。が、今にして思えば、あれは、ただの頭痛ではなかったように思う。
渡良瀬は言った。ギフトの正体とは、高度に圧縮された情報だと。ギフトによって生じるさまざまな効果は、あくまでも副作用にすぎず、その本質はあくまでも、ギフトによって与えられる高密度かつ膨大な情報にある、と。その意味では、あの頭痛は不破の絵を通じて流れ込んだ超高密度な情報を、脳が処理しようとして起きた一種のオーバーヒートだったとも考えられる。それに耐えられない人間は死に、耐えられた人間だけが生き延びるという話なら、やはり、そのギフトは厳密には〝死〟とは違う。
漣のギフトは、副作用として〝死〟を与えるもの。だが不破のそれは、〝死〟は副作用ですらない。膨大すぎる情報の流入によって起こる一種の事故。それが、外見上は〝死〟のギフトに見えていただけ。
しかし、不破の本来のギフトは――
「〝未来〟、だったんです」
「未来?」
「あ、いえ、俺が勝手に名付けたんですけど……でも、彼女のギフトはそうとしか表現できません。少なくとも、俺にとっては……」
「つまり……君は、彼女のギフトを通じて未来を視た?」
嶋野の問いに、漣はこく、と頷く。
彼女のギフトを喝破した直後、それは突如、頭の奥に流れ込んできた。向こう数十年、数百年の世界に生きる人々。その、今とは大きく違う暮らしぶりや常識に驚きながら、それでも漣にはわかったことがある。それは、どの時代のどんな世界にも、純粋にアートを楽しむ人間がいる、ということ。何かを無から生み出すことに、心からの喜びを覚える人間が存在すること。
――だから私は独りじゃない。
そう、今ならわかる。あれは強がりなどではなく、本心から出た言葉だったのだ。彼女は心から世界を、未来を信じていた。これからも連綿と続く世界のどこかに、彼女と喜びを共有する魂が必ずいる。だから彼女は独りではないし、誰にも表現が届かないことを恐れる必要もない。――といったことをかいつまんで話すと、嶋野は考え込むように俯き、唸る。
「……そう、ですか。では渡良瀬さんも、不破さんのアートを通じて同じビジョンを目にした可能性が高いですね。そうか、だからこそ今の社会の在り方に、強いもどかしさを感じていたわけです。あの人には、すでにゴールが見えていた。あとは、そこに至るために時計の針を速めるだけだったんですね」
「ええ……未来では確かに、ギフテッドと非ギフテッドとが共存する、そんな社会も実現しているんです。ですがそれは、科学技術や社会システムの発展と切り離しては実現できない。ギフテッドの扱いだけを無理に変革すれば、とてもいびつなことになる。むしろ……かえって予後が悪くなる可能性だってあります。現状では、もどかしいですが渡良瀬の思惑を止めるしかないんです」
「そこは、僕も同意見です。問題は……どうやってあの人の思惑を潰すか、ですね」
「それについても、俺に考えがあります。――あの、高階さんは?」
すると嶋野は、驚いたように長い睫毛をしばたたかせる。
「えっ……ええと、隣のベッドで療養中です。さいわい命に別状はなかったんですが、今はまだ麻酔が効いているみたいで……ところで、その考え、というのは?」
「あ、いえ、できれば彼女も交えて話したいので……ところで、昨日はありがとうございました。あの、どうしてあいつ……カーペンターが下にいるってわかったんです?」
「ああ……その件は三原さんの功績ですよ」
軽く肩をすくめると、嶋野は困ったように苦笑する。
「なんでも彼女、前々からカーペンター氏が東雲さんに執拗にコンタクトを取っていることを不審に思っていたそうです。最初はナンパかと思ったが、どうやらそうではないと。で、そうこうするうちに東雲さんは協会を裏切った。いよいよ氏が怪しいと疑いをかけた矢先、氏がエレベーターに乗り込み、地下二階で降りた。ご存じのように、地下二階へはキュレーターのIDを持つ者でなければ降りることはできません。おそらく氏は、あらかじめ偽造したキュレーター用のIDを使って高階さんを追跡したのでしょう。彼女が地下二階に降りたということは、当然、倉庫の扉は開かれる……あの後、氏に尋問したところ、やはり不破さんの作品群を運び出すよう渡良瀬さんに指示を受けていたようですね」
「なるほど、それで、嶋野さんと一緒に降りてきた、と」
あのカーペンターの似顔絵は、おそらく、地下二階に降りるエレベーターの中で描いたのだろう。
「ええ。本来、キュレーターでない人間を地下二階に下ろすのは禁止されているんですが、事態の深刻さに比べるなら、その程度のペナルティはむしろ可愛いものですよ」
やがて三原が、慌てた様子の医者を引き連れて戻ってくる。その三原に「昨日はありがとうございます」と礼を言うと、三原はゆで卵を喉に詰まらせたような顔をし、やがて思い出したように顔をしかめ、「やかましいわ」と吐き捨てた。
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