『〝価値〟あるもの何でも買い取ります!』~ある不思議な質屋のおはなし
売れっ子を目指す底辺漫画家の俺は、その日も担当編集にボロクソに原稿をこき下ろされていた。その帰路、見慣れない質屋を見かけ、吸い込まれるように暖簾をくぐる。
店には、明らかに売り物にならなそうなガラクタばかりが置いてある。何だこの店…と、怪訝に思う俺。こんなガラクタでも買い取ってくれるのか。ならば、と冗談半分でボツ原稿を査定に出すと、店番の爺さんから、あまりにも意外な査定額を提示される。
「こちらの原稿、一千万円でお預かりいたしましょう」
「いいい、いっせんまんえん!?!?!?」
店には、明らかに売り物にならなそうなガラクタばかりが置いてある。何だこの店…と、怪訝に思う俺。こんなガラクタでも買い取ってくれるのか。ならば、と冗談半分でボツ原稿を査定に出すと、店番の爺さんから、あまりにも意外な査定額を提示される。
「こちらの原稿、一千万円でお預かりいたしましょう」
「いいい、いっせんまんえん!?!?!?」
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