狼に囚われてしまった

和羽VS永瀬昇

若に報告してから次の日　和羽は　黒いスーツを着て　若頭専用部屋に入って報告した。

若、今から永瀬家族全員　捕まえ、処理をしてきます。

ああ。和羽、気をつけて行け。こちらは　マンションをやる。

はい。若、そちらもよろしくお願いします。

皐月、樹さんに連絡もよろしくお願いします。

ああ。わかった。


和羽は立ち上がり、戸を開き　向かった。

和羽は組員を１０人引き連れ　車で永瀬の住むマンションに向かった。

マンションに着き、和羽と若宮は車から降り、組員を連れ　中に入った。


そして永瀬と書いてある名前を確認し　ドアの鍵をピッキングし開けた。


和羽が先頭に上がり、話した。


よう？永瀬ぇ？


昇は和羽を見て青ざめた。


和羽は話した。


お前ら全員、地下にご招待だ。

そう言いながら永瀬の両親、兄、昇を　和羽自ら手套で気絶させた。


若宮。こいつらを縛らせろ

若宮は組員に顎で指示した。

若宮は直ぐ皐月に連絡していた。

和羽は　縛られてく永瀬家族を見下していた。


組員が永瀬家族を担ぎ上げエレベーターで降りていった。

そして　紫龍と皐月が現れた。

若！御苦労様です！

ああ。和羽、ご苦労。ここは俺が引き継ぐ。

和羽、アレの処理をしてこい。

はい。わかりました。失礼します。


和羽は若宮と共にエレベーターで降り、向かった。


和羽、若宮は車に乗り込み　処理しに向かった。


和羽、初めての処理だな？

ん。上手く出来たら　俺に精を放ってね？

ああ。しっかりやれよ？俺は手出しせずに見てるからな？

本家に着き、車から降りた　和羽と若宮は地下に降りた。

そこには縛られてる永瀬家族が目を覚ましていた。


昇が和羽に聞いた。


お前　堅気じゃ？？

和羽は薄笑いしながら答えた。

俺は次期若頭だよ？裏組織のな？

昇は和羽の言葉に目を見開いていた。

お前　姓が違う筈だ！弟がいるだろ！

和羽はクックッ笑いながら　話した。

残念？若の弟はある人のモノだから、違う場所に住んでるよ？

死人に口無しだからばらしてやる。

若の弟は王龍高校　教師　天ヶ瀬一成のモノだよ？そして　俺は、後ろに控えてる補佐の若宮、若、若の補佐のモノなんで、次期若頭となった　澤村和羽です。


昇は呆気にとられていた。


和羽は後ろに手を差し入れ、握って　昇の目の前に銃を向けた。


昇　なんで俺を付け回した？吐け。


昇は真っ青になり吐いた。

ッッ　和羽を捕まえてッ　人売人に売り渡してッ金に変えて　借金返済するつもりだった！

和羽は昇の白状に　薄笑いしながら話した。

へぇ。その目標達成出来なくて残念だね？

で、お前らの処分をここで言ってやるよ。