極道の密にされる健気少年

安達

文字の大きさ
上 下
601 / 611
松下康二の過去

しおりを挟む
*康二視点




「……っ、ぅ、ふっ、んっ、や…っ、やめ…っ!」

「ほらぁ、康二くん頑張ってよ。借金返したいんでしょ?お母さん助けたいんじゃないの?だったら泣かないで。」



ケツの穴をいじられて指も増やされて…。気持ち悪いし逃げたい。だけど逃げれない。俺は逃げれないんだ。力で勝てないのもそうだけど俺が逃げたらお母さんに危害が及ぶ。俺もバカだってわかってる…。そんなことしたところで何も変わんねぇのに…。



「鬼畜だなお前も。慰めながら10歳のガキ相手にこんなことしてんだから。」

「いやいや兄貴も人の事言えないですからね。」

「はは、確かに。」

「でしょー?それに俺はまだ優しい方だと思いますけどね。すぐに挿れずにこうしてほぐしてあげてるんですから。」

「それはそうだ。俺もお前が居なかったらすぐ挿れてただろうし。」

「最低ですね。」

「お前が言うな。」

「はは、言えてます。」



こいつら…。許さない…。俺に力があればこんなことされない。親の借金もきっと無くなる…。でも俺はまだ10歳だからなにか行動しようにも何も出来ない。無力なんだ。でも時間が経てばそれは変わる。今だけ言いなりになっていつかこいつらを倒してやる…っ!



「そろそろいいかなぁ。」

「お、準備出来たか。」

「はい。兄貴からやっていいですよ。」

「さすが俺の一番部下。」

「でしょ。んじゃ康二くん、仰向けになろうか。」

「…っ、や、め…っ、いやだ!」

「嫌じゃないでしょ。ほら早く。」



俺は一生懸命抵抗をした。けどそんなの何の意味もなくて俺はされるがままになる。こんなの…嫌だ。くそ…!



「やめろっ!!」

「口の利き方がなってねぇな。」

「まぁまぁ落ち着いてくだい兄貴。こういうところも躾けていけばいいじゃないですか。」

「そうだな。とりあえず挿れるからちゃんと抑えてろ。多分こいつ暴れる。」

「ですね。初めてのことですし。兄貴も優しくしてあげてくださいよ。」

「やめっ、ふざけるな離せよ…っ!!!」



男のうち1人がズボンに手をかけてちんこを出した。嘘だろ…もう嫌だ…っ。なんでだよ!!なんで俺ばっかりこんな目に遭わされなきゃいけねぇんだ!!



「あー多分な。多分優しくする。」

「全く、できるだけ優しくしなきゃ俺途中で止めますから。」

「分かった分かった。優しくすりゃいいんだろ。任せろ。」

「信用なりませんけど、どうぞ。」

「…頼む…から…やめてくれ…っ。頼むから…っ。」

「駄目だよ。やめないから暴れないでね。」



俺を押えている男はそう言いながら笑ってた。こいつら狂ってる…。おかしい。子供相手にこんなこと…普通じゃない。この野郎…!クソ野郎…!!



「兄貴、暴れてないうちに挿れちゃってください。」

「やめ゛っ、頼むからっ!!頼むからやめてくれ!!これ以外なら何でもするから!!」

「俺たちはこれがしたいんだよ。つーことで挿れるからな。」

「いや!!嫌だ!!やめろ!!」

「はっ、やめねぇよ。」



男が俺のケツの穴にちんこをつけてきた…。俺…男なのに…。こんなの…こんなの嫌だ…っ。くそ…っ。くそくそ…っ。誰助けてくれ…っ。誰でもいいから…っ。頼むよ…っ。なんでこの世界はこんなに不平等なんだよ………っ。



「頼む…………。やめて………っ。」

「あーその顔そそる。ゆっくり挿れるから安心しろ、な?」

「いや…っ、やめっ、抜け!!!」



ゆっくりではあった。けどそういう問題じゃないんだ。こいつの汚いちんこが俺のケツに入ってきてんだ…。嫌だ。嫌だ嫌だ…!!!やめてくれ!!



「やっぱり暴れますね。兄貴、ちゃっちゃと挿れた方がいいかもですよ。」

「そうだな。んじゃ康二くん、一気に挿れるから耐えろよ。」

「待てっ、まっ…!!!」



全部…入った。嫌だ…。早く終わって欲しい…。でも痛くはなかった。けどそれが逆に辛い。痛くない。ただ気持ち悪い。ただただ怖い。それが俺にとって本当に地獄だった。



「おっと、康二くんー?大丈夫か?」

「兄貴、切れたりしてませんよね。穴。」

「んー触った感じ大丈夫そうだけど。」

「ならいいです。痛がるのは嫌なんですよね。こいつは痛みの方がマシそうだし。せっかくなら絶望だけを与えたいですから。」

「はは、お前のそういう狂ったこと好きだぜ俺は。」

「どうも。」

「康二くん、大丈夫そう?俺限界だから動くからな。」

「いや゛っ、やめろ゛っ!!」

「やめねぇよ。これからなんだからな。」
しおりを挟む
感想 200

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

ヤクザと捨て子

幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子 ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。 ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

兄たちが弟を可愛がりすぎです~こんなに大きくなりました~

クロユキ
BL
ベルスタ王国に第五王子として転生した坂田春人は第五ウィル王子として城での生活をしていた。 いつものようにメイドのマリアに足のマッサージをして貰い、いつものように寝たはずなのに……目が覚めたら大きく成っていた。 本編の兄たちのお話しが違いますが、短編集として読んで下さい。 誤字に脱字が多い作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

処理中です...