489 / 579
誘拐
*
しおりを挟む
*松下視点
俺以外には見せない…か。俺も言ってみてぇなそのセリフ。そんでそのセリフを俺が言うことで喜ぶ駿里を見てみたい。そんなこと叶うはずもねぇがな。分かってる。だが分かってるからこそ俺は悔しくなっちまう。だからちょっとぐらいやけくそになってもいいよな。
「なら隙を見て駿里の顔見ますね。それぐらい良いですよね組長。」
「好きにしろ。」
いつもだったら許されないことだろうけど今は駿里がトラウマを克服するかしないかと大事な時。だから当然組長はその俺の願いを許してくれた。
「ありがとうございます組長。」
「まっ、ぁ、こうじさっ、こうじさんっ、ま、ってっ!」
可愛いやつ…。組長と話してる時も俺は当たり前に駿里の後孔に指を挿れてた。しかもその指をどんどん奥へと侵入させていった。だが嬉しいことに駿里はそれでもパニックを起こさなかった。それどころか快楽を拾っていたんだ。
「待たねぇって。ほら、指も増やすぞ。」
「やっ、ぁ、だめっ、やだっ、まって、まってってばっ!」
「駿里。大丈夫大丈夫。気持ちいいだけだろ?」
と、志方が言うと駿里は顔を横に振った。どうやら気持ちいいのが嫌らしい。いや違うな。気持ちよすぎるのが嫌なんだな。分かってる。だが悪いが今はやめねぇよ。最後までやるぞ。
「きもちっ、ぃ、のっ、いらなっ、ぃ!」
なんだよそれ。可愛いな。
「いらない?寂しいこと言うなよ駿里。お前は俺に抱かれたくねぇのか?」
と、組長が言うと駿里は固まった。組長に抱かれなくないわけがねぇよな。けど気持ちよすぎるのも嫌なんだよな。
「うぁっ、ぁ、ちがっ、ぅ、ちがうっ!」
「違う?なら続けていいな。」
組長も容赦ねぇな。俺が言うのもあれだけどよ。
「それもっ、ぅあっ、あぁっ、ぁ、ちがっ、ぁ!」
「そういうなって駿里。キスしてやるから。」
って組長は言いながら駿里の顔を鷲掴みにした。駿里がキスを拒もうと顔を背けようとしたからな。
「んん゛っ、ん゛っ、ふぅっ、ん゛っ、んん゛っ、ん゛っ!!」
「良かったな駿里。組長にキスされてよ。そのままリラックスしてろよ。」
「おい康二。俺も指挿れていいか?」
「は?なんて?」
「だから俺も指挿れていいかって聞いたんだ。」
何言ってんだこいつ。馬鹿なのか?今俺がどれだけ慎重にやってるのか分かってんのか?駿里の顔みてみろよ。お前が変なこと言うからくそ焦ってんぞ。
「いや志方、ちょっと待てよ。それなら俺が指抜くから。」
「そうしたら意味ねぇだろ。」
志方は何がしたいんだ?俺には分かんねぇ。慎重にいくに越したことはねぇだろ。けどその意味分かんねぇことを言う志方に組長は何も言わない。てことは組長は志方に賛成してんのか?それなら仕方ねぇか…。
「んん゛っ、ん゛っ、んんん゛っ!!!」
俺達が変な会話してっから駿里は焦ったように声を荒らげていた。まぁその声もくぐもった声だけどな。組長にキスされてっからよ。
「分かった。好きにしろ志方。だがゆっくりやれよ。お前は理性無くしやすいんだから。」
「お前に言われずとも分かってる。康二、お前こそ羽目を外すなよ。」
「お前だけには言われたくねぇ。」
って言った俺の事を無視して志方が駿里の後孔に手を伸ばしてきた。それを察したんだろうな。駿里の体がまた硬直した。そりゃそうだろ。怖いに決まってんだろ。
「ふっ、ぅ、ん゛っ、んん゛っ、んんん゛っ!!」
「駿里。ほら、俺の指に集中してろ。志方の指なんか無視しろ。」
「おいおい康二。聞き捨てならねぇこと言うじゃねぇか。駿里、お前もそう思うだろ?まぁ安心しろ。俺の指を無視出来ねぇぐらいに気持ちよくしてやるから。」
そう言いながらも志方は本当に慎重にしていた。まずは駿里のおしりを撫でてその間も駿里を抱きしめていた。もちろん乳首を触ったままな。器用なやつだぜほんとに。
「駿里。挿れるぞ。」
と、言って志方はゆっくりと駿里の後孔に指を挿れた。さぁ、どうなるか…と俺は駿里を観察し続けた。
「んん゛っ、ん゛っ、ぅ、」
「いい子だな駿里。そのままゆっくり息してろ、な?」
志方はそう言いながらゆっくりと…本当にゆっくりと指を侵入させていった。その志方のおかげもあってか意外にも駿里はパニックを起こすことは無かった。
「久しぶりにお前のここに指入れたけど相変わらずゆるゆるだな。今すぐにぶち込みてぇ。」
「…志方。お前組長に殺されんぞ。今目の前にいんだから発言には気をつけろって。」
「本気で受け取るなよ康二。冗談だって。」
「ならいいけどよ。」
まぁ今の志方を見るにあの発言は冗談じゃねぇだろうけどな。だがとにかく良かった。駿里がパニックを起こさないでくれてよかった。
「駿里。お前の気持ちいいとこ、ここだよな?」
「んく゛っ、ぅ!!」
俺は直ぐに駿里の前立腺の場所に指を動かした。指を挿れることがクリアできたんなら次のステップにいかねぇとだからな。それは俺の役目だ。志方には譲らねぇ。
「気持ちいいなぁ駿里。お前ここ大好きだもんな。」
「んん゛っ、ぅ、ん゛っ、ん゛っーー!!」
お、イったか?まぁまだ止めねぇけどな、と俺が手を止めずにいると…。
「康二。一旦手を止めろ。やりすぎだ。」
と、組長に止められた。そんで駿里のことを見ると必死に呼吸をしていた。その駿里を見て俺は自分の理性が飛びかけていた事にやっと気づいた。
「しゅ、駿里。悪い。やりすぎだ。」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…っ、ぅ、こうじ、さんっ、ばかっ、ぁ、」
「悪かったって。ほら、息整えろ。」
俺以外には見せない…か。俺も言ってみてぇなそのセリフ。そんでそのセリフを俺が言うことで喜ぶ駿里を見てみたい。そんなこと叶うはずもねぇがな。分かってる。だが分かってるからこそ俺は悔しくなっちまう。だからちょっとぐらいやけくそになってもいいよな。
「なら隙を見て駿里の顔見ますね。それぐらい良いですよね組長。」
「好きにしろ。」
いつもだったら許されないことだろうけど今は駿里がトラウマを克服するかしないかと大事な時。だから当然組長はその俺の願いを許してくれた。
「ありがとうございます組長。」
「まっ、ぁ、こうじさっ、こうじさんっ、ま、ってっ!」
可愛いやつ…。組長と話してる時も俺は当たり前に駿里の後孔に指を挿れてた。しかもその指をどんどん奥へと侵入させていった。だが嬉しいことに駿里はそれでもパニックを起こさなかった。それどころか快楽を拾っていたんだ。
「待たねぇって。ほら、指も増やすぞ。」
「やっ、ぁ、だめっ、やだっ、まって、まってってばっ!」
「駿里。大丈夫大丈夫。気持ちいいだけだろ?」
と、志方が言うと駿里は顔を横に振った。どうやら気持ちいいのが嫌らしい。いや違うな。気持ちよすぎるのが嫌なんだな。分かってる。だが悪いが今はやめねぇよ。最後までやるぞ。
「きもちっ、ぃ、のっ、いらなっ、ぃ!」
なんだよそれ。可愛いな。
「いらない?寂しいこと言うなよ駿里。お前は俺に抱かれたくねぇのか?」
と、組長が言うと駿里は固まった。組長に抱かれなくないわけがねぇよな。けど気持ちよすぎるのも嫌なんだよな。
「うぁっ、ぁ、ちがっ、ぅ、ちがうっ!」
「違う?なら続けていいな。」
組長も容赦ねぇな。俺が言うのもあれだけどよ。
「それもっ、ぅあっ、あぁっ、ぁ、ちがっ、ぁ!」
「そういうなって駿里。キスしてやるから。」
って組長は言いながら駿里の顔を鷲掴みにした。駿里がキスを拒もうと顔を背けようとしたからな。
「んん゛っ、ん゛っ、ふぅっ、ん゛っ、んん゛っ、ん゛っ!!」
「良かったな駿里。組長にキスされてよ。そのままリラックスしてろよ。」
「おい康二。俺も指挿れていいか?」
「は?なんて?」
「だから俺も指挿れていいかって聞いたんだ。」
何言ってんだこいつ。馬鹿なのか?今俺がどれだけ慎重にやってるのか分かってんのか?駿里の顔みてみろよ。お前が変なこと言うからくそ焦ってんぞ。
「いや志方、ちょっと待てよ。それなら俺が指抜くから。」
「そうしたら意味ねぇだろ。」
志方は何がしたいんだ?俺には分かんねぇ。慎重にいくに越したことはねぇだろ。けどその意味分かんねぇことを言う志方に組長は何も言わない。てことは組長は志方に賛成してんのか?それなら仕方ねぇか…。
「んん゛っ、ん゛っ、んんん゛っ!!!」
俺達が変な会話してっから駿里は焦ったように声を荒らげていた。まぁその声もくぐもった声だけどな。組長にキスされてっからよ。
「分かった。好きにしろ志方。だがゆっくりやれよ。お前は理性無くしやすいんだから。」
「お前に言われずとも分かってる。康二、お前こそ羽目を外すなよ。」
「お前だけには言われたくねぇ。」
って言った俺の事を無視して志方が駿里の後孔に手を伸ばしてきた。それを察したんだろうな。駿里の体がまた硬直した。そりゃそうだろ。怖いに決まってんだろ。
「ふっ、ぅ、ん゛っ、んん゛っ、んんん゛っ!!」
「駿里。ほら、俺の指に集中してろ。志方の指なんか無視しろ。」
「おいおい康二。聞き捨てならねぇこと言うじゃねぇか。駿里、お前もそう思うだろ?まぁ安心しろ。俺の指を無視出来ねぇぐらいに気持ちよくしてやるから。」
そう言いながらも志方は本当に慎重にしていた。まずは駿里のおしりを撫でてその間も駿里を抱きしめていた。もちろん乳首を触ったままな。器用なやつだぜほんとに。
「駿里。挿れるぞ。」
と、言って志方はゆっくりと駿里の後孔に指を挿れた。さぁ、どうなるか…と俺は駿里を観察し続けた。
「んん゛っ、ん゛っ、ぅ、」
「いい子だな駿里。そのままゆっくり息してろ、な?」
志方はそう言いながらゆっくりと…本当にゆっくりと指を侵入させていった。その志方のおかげもあってか意外にも駿里はパニックを起こすことは無かった。
「久しぶりにお前のここに指入れたけど相変わらずゆるゆるだな。今すぐにぶち込みてぇ。」
「…志方。お前組長に殺されんぞ。今目の前にいんだから発言には気をつけろって。」
「本気で受け取るなよ康二。冗談だって。」
「ならいいけどよ。」
まぁ今の志方を見るにあの発言は冗談じゃねぇだろうけどな。だがとにかく良かった。駿里がパニックを起こさないでくれてよかった。
「駿里。お前の気持ちいいとこ、ここだよな?」
「んく゛っ、ぅ!!」
俺は直ぐに駿里の前立腺の場所に指を動かした。指を挿れることがクリアできたんなら次のステップにいかねぇとだからな。それは俺の役目だ。志方には譲らねぇ。
「気持ちいいなぁ駿里。お前ここ大好きだもんな。」
「んん゛っ、ぅ、ん゛っ、ん゛っーー!!」
お、イったか?まぁまだ止めねぇけどな、と俺が手を止めずにいると…。
「康二。一旦手を止めろ。やりすぎだ。」
と、組長に止められた。そんで駿里のことを見ると必死に呼吸をしていた。その駿里を見て俺は自分の理性が飛びかけていた事にやっと気づいた。
「しゅ、駿里。悪い。やりすぎだ。」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…っ、ぅ、こうじ、さんっ、ばかっ、ぁ、」
「悪かったって。ほら、息整えろ。」
65
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
アダルトショップでオナホになった俺
ミヒロ
BL
初めて同士の長年の交際をしていた彼氏と喧嘩別れした弘樹。
覚えてしまった快楽に負け、彼女へのプレゼントというていで、と自分を慰める為にアダルトショップに行ったものの。
バイブやローションの品定めしていた弘樹自身が客や後には店員にオナホになる話し。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる