極道の密にされる健気少年

安達

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誘拐

怒り *

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「あぁ゛っ!!!」



凪の地雷を踏んでしまった駿里は凪によって後孔に指を挿れられてしまう。そこに指を挿れられてしまえばこの後どうなるかなんて容易に想像できる。だから駿里は必死に暴れた。しかし凪の力に勝てるはずもなかった。



「お前の抵抗しねぇ理由がそれなんだ。走れなくなるから、ねぇ。へぇ、面白いやつだなお前は。どこまで俺を怒らせれば気が済むんだ?」

「やめれ゛っ、やめ゛っ!!」



凪はもしかしたら暉紘よりも容赦が無いかもしれない。後孔に指を挿れると駿里のいい所を一瞬にして見つけてそこを激しく擦り始めたのだから。



「助けに来てくれた時に走れないだって?よく分かってるじゃねぇか。お前は毎日これからずっと俺らに抱かれ続けるんだからそりゃ走れねぇよな。」

「あか゛っ、ぁ゛っ、い゛っ、たっ、いって゛っ、る゛っ!!」



駿里はあまりにも激しい快楽に即に達してしまっていた。しかし凪が手を止めてくれることは無い。止めるどころか凪はさらに激しく駿里に快楽をぶち込んできた。そのため駿里は達したばかりの敏感なところを擦られさらに悶え苦しむことになる。



「でもよぉ駿里。それは抵抗をしなくたって同じだぜ?お前を歩けないぐらいに抱き潰す予定なんだから。どの道お前は俺らからは逃げられねぇんだよ。いい加減現実見ろよ。いつまでも夢を見てんじゃねぇ。」



グチュグチュというローションの音が部屋中に響き渡る。凪はどれだけ駿里が達しようが一切慈悲をかけることなく駿里を攻めたてた。前立腺を擦り上げ徐々に指の本数すらも増やしていった。そのため駿里は達すれば達するほど苦しくなっていっていたのだ。



「ちか゛っ、ちか゛ぅっ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、うっ、ぁ゛っ!!」



駿里は苦しいながらも凪の話がちゃんと耳に届いていた。だから駿里は必死に否定をした。だって夢なんかじゃないから。寛也はきっと助けに来てくれる。絶対に助けに来てくれる。寛也が駿里を見捨てるはずがない…から。



「ふっ、ぅ゛っ、あ゛っ、ちがうっ、ちがうっ、ぁ゛っ!!」

「はは、馬鹿だなお前は本当に。何も違わねぇよ。旭川はお前の事を助けに来ねぇ。一生な。いつまでもそうやって妄想して楽しいか?お前も薄々分かってんだろ。旭川は俺らには適わないってことを。」

「あぅ゛っ、い゛っ、ちか゛っ、ぅ゛っ、ちがうちがう゛っ!!」

「往生際の悪いやつだ。でも嫌いじゃねぇよ。」



いつまでも寛也を信じ続けている駿里に腹が立つのと同時に凪は興奮していた。この強情な駿里もいつかは言うことを聞くようになる。調教されまくって凪や暉紘好みの体になる。その日のことを思うと凪は楽しみでたまらなかった。



「おら駿里。足を開け。」



凪はそう言って駿里の後孔から指を抜いた。そして凪は自身のズボンに手をかけると駿里の後孔に陰茎を当てた。その瞬間駿里は顔色が真っ青になる。嫌だ。それだけは絶対に嫌だから。



「いや゛っ、だっ!」



挿れられたくない。もうこれ以上体を汚されたくない。そうしないと寛也が助けに来てくれた時にガッカリさせてしまうから。他の男に抱かれた自分なんて嫌われてしまうから。だから駿里は必死に必死に暴れた。そんな駿里を凪は冷たい目で見下ろしていた。



「そうか。そんなに嫌か。それなら縛り付けるか。」

「…………っ。」



縛る…。凪がそう言ったのを聞いて駿里は思わず動きを止めた。縛られてしまえば完全に逃げ道がとだえてしまうから。



「そうだよな駿里。縛られるのは嫌だよな。ただでさえお前は俺らに適わないんだから。縛られでもしたらお前はもっと逃げられなくなるもんな。」

「………………。」



駿里は腹が立って仕方がなかった。でも凪が言ったことは事実だ。駿里は力が弱い。体力もない。だから走って逃げたところで直ぐに捕まるだろうしそこから凪らを振りほどいて逃げるなんてことは出来ないだろう。それはちゃんと分かっている。だが分かっているからこそ腹が立ってしまうのだ。



「急にいい子になるじゃねぇか。いつもそうしてろよ。」



凪はそう言うと駿里の頬にキスをした。そして駿里の腰をがっちりと掴み少しずつ陰茎を後孔に挿れていった。



「う゛っ……、ぅ、ぐっ、ふっ、」

「俺のはデカイから苦しいだろ。まぁけどそれは始めだけだ。ちゃんとよがり狂うぐらい気持ちよくしてやるから安心しろ。」

「はっ、ぅ、ふっ…、ぅ、はっ、」



苦しい。気持ちが悪い。最悪だ。やめて欲しい。これ以上何もしないで…。お願いだから…。だがそんな駿里の願いは適うことはなかった。



「よし。全部入ったぞ。いい子だったな駿里。」



嫌で嫌で仕方が無いのに駿里は体が快楽に慣れすぎて感じてしまっていた。そんな自分が嫌で仕方がない。だから駿里は快楽に負けないように凪を睨んだ。



「……っ、げすっ、やろ、ぅ、」

「言うじゃねぇか。まだ自分の立場が分かってねぇようだな。」



凪はそう言いながらも楽しそうだった。これから駿里に色んなことが出来る。それが面白くてたまらないのだろう。そんな凪を見てずっと黙って傍観していた暉紘が口を開いた。



「凪。」

「はいボス。なんでしょうか?」

「残ってる仕事は明日でいい。今日は存分にそいつを可愛がってやれ。」

「承知。」



凪はこの展開を想像していなかった。これは想定外のこと。しかし嬉しい方での想定外だ。これから遠慮することなく駿里を抱き潰すことができるから。



「はは、ビクビク震えて可愛いやつだな。でもやめねぇよ。まだ始まったばっかりだからなぁ。それにボスの許しも貰ったことだ。存分に楽しもうぜ駿里。」

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