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誘拐
調教の始まり *
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「黙ってないで答えろ。それともなんだ。答えられねぇのか?」
「…………っ。」
凪とは違う。やはり暉紘の圧は凄まじかった。今、駿里は直接的に暉紘に何をされているという訳でもない。なのに駿里は何も出来なかった。話せなくもなった。怖くて怖くて縮こまることしか出来なかった。そんな駿里をみて凪は笑った。
「はは、ほんとこいつは顔で喋んのが得意なやつだ。駿里はボスには従順なんですね。」
「あ?何言ってんだお前。今のこいつを見てそう言ってんのか?」
凪は従順と言ったが暉紘からすれば駿里はまだ反抗しているように見える。そのため暉紘は凪にそう言った。しかし凪がそういったのにはちゃんとしたわけがある。それは…。
「はい。そうですよボス。昨日とはまるで別人じゃないですか駿里のやつ。」
「凪、お前の目は節穴か?」
「いえ。そんな事ないです。さっきまで駿里は俺にはくそ舐めた態度取ってましたから。」
「ほぅ…。」
凪の言ったことを聞いて暉紘は悪い笑みを浮かべながら駿里を見た。その暉紘の視線に耐えきれず駿里は必死に暉紘から目を逸らす。そんな駿里を見ながら凪は口を開いた。
「あの、お願いがあるんですけどいいですかボス。」
「なんだ。」
「俺もこいつを調教したいんです。どこまでやっていいですか?」
「お前の好きにしろ。」
「いいんですか?俺手加減しませんよ?」
凪のその言葉だけで駿里はどれほど震え上がっただろうか。まだ駿里は身体中が痛い。そんな状態でこれから凪に調教をされてしまう。そしてそれから逃げることは出来ない。だから駿里はただひたすら願うことしか出来なかった。寛也が助けに来てくれることを。
「ああ。特別にお前には許してやる。その代わり半端な真似はやめろよ。やるならちゃんとやれ。分かってるな凪。」
「はい。お任せを。」
凪は暉紘にそう返事をすると視線を駿里に戻した。そして凪が駿里の体にゆっくりと触れようとしたその時…。
「んじゃ、俺はここから傍観しとくとするか。凪、せいぜい俺を楽しませろよ。」
と、暉紘が言った。そのため凪は思わず動きを止めてしまった。それもそうだろう。凪は暉紘が参加してくるものだと思っていたのだから。
「あれ?ボスはやらないんですか?」
「たまにはやらずに横から見るのも悪くは無いだろ。」
「はは、そうですね。ボスの言う通りです。」
凪は笑いながらそう言うと駿里の顔を鷲掴みにした。そしてゆっくりと駿里に顔を近づけていく。凪は今分析しているのだ。駿里がどこまで拒んでくるのかということを。昨日暉紘にあれだけされている。なのにもしもの話だが駿里が拒んでくるということはまだまだ躾が足りないということ。その躾をどれぐらいの酷さでやるのか凪は今決めているのだ。
「お前は瞳も綺麗なんだな。」
「…っ、ゃ、」
「逃げられねぇって。お前の力じゃ到底無理だぞ。」
やはり駿里は凪を拒んでしまう。拒んでは酷い目に遭うと分かっていながらも反射的に嫌がってしまうのだ。そんな駿里を見て凪は楽しそうに笑った。今の駿里の状態を見てこれからたくさん調教できると思ったから。
「ゃっ、はなせ…っ!」
「なぁ駿里。そういう事言っていいのか?あ?」
「あぁ!!や、やめっ!」
凪はあろう事か駿里のペニスを急に容赦なく握った。だがそれは痛くない程度の強さだった。しかし当然のことということもあり駿里は驚き声を荒げてしまった。そして昨日のことがフラッシュバックしてガタガタと震え始めてしまう。
「はは、お前のその怯えた顔たまんねぇな…。」
凪はそう言いながら駿里のペニスを優しく撫で始める。そして今度は駿里の頬を撫で始めた。
「ほんとにここから逃げることを諦めてねぇんだなお前。ビビりまくってんのに負けねぇって意思をすげぇ感じるぜお前から。」
凪はそう言いながらクスクスと笑っていた。だって凪は知っているから。駿里がどれだけ足掻いたとしてもここから逃げられないということを。そして寛也も助けに来ることがないということを。万が一寛也が助けに来たとしても寛也はここから引き返すしかない。それを知っている凪は無駄な抵抗を続ける駿里を面白がるようにして笑っているのだ。
「はぁ…けど可愛いなぁお前。その顔がどれだけ乱れるのか楽しみだ。」
「…………っ。」
凪が駿里の顔を鷲掴みにして頬やらおでこやらにキスをしていた。それに駿里は黙って耐えていた。そんな駿里を見て凪は首を傾げた。先程はあれだけ抵抗したのに此度は何も抵抗しなかったから。
「なんだよ駿里。急に黙り込んで。諦めちまったのか?」
「…ちがう。」
「違う?ならなんで急に抵抗しなくなったんだ?」
「…抵抗しても体力が無くなるだけだから。」
「はは、分かってんじゃねぇか。」
凪は駿里の回答に満足したらしく駿里の頭を少し乱暴に撫でた。だが駿里は凪らの言うことを聞こうと抵抗をやめたのではない。そうではなく…。
「体力温存しないと寛也が来てくれた時に走れない。」
「…は?」
「…………っ。」
凪とは違う。やはり暉紘の圧は凄まじかった。今、駿里は直接的に暉紘に何をされているという訳でもない。なのに駿里は何も出来なかった。話せなくもなった。怖くて怖くて縮こまることしか出来なかった。そんな駿里をみて凪は笑った。
「はは、ほんとこいつは顔で喋んのが得意なやつだ。駿里はボスには従順なんですね。」
「あ?何言ってんだお前。今のこいつを見てそう言ってんのか?」
凪は従順と言ったが暉紘からすれば駿里はまだ反抗しているように見える。そのため暉紘は凪にそう言った。しかし凪がそういったのにはちゃんとしたわけがある。それは…。
「はい。そうですよボス。昨日とはまるで別人じゃないですか駿里のやつ。」
「凪、お前の目は節穴か?」
「いえ。そんな事ないです。さっきまで駿里は俺にはくそ舐めた態度取ってましたから。」
「ほぅ…。」
凪の言ったことを聞いて暉紘は悪い笑みを浮かべながら駿里を見た。その暉紘の視線に耐えきれず駿里は必死に暉紘から目を逸らす。そんな駿里を見ながら凪は口を開いた。
「あの、お願いがあるんですけどいいですかボス。」
「なんだ。」
「俺もこいつを調教したいんです。どこまでやっていいですか?」
「お前の好きにしろ。」
「いいんですか?俺手加減しませんよ?」
凪のその言葉だけで駿里はどれほど震え上がっただろうか。まだ駿里は身体中が痛い。そんな状態でこれから凪に調教をされてしまう。そしてそれから逃げることは出来ない。だから駿里はただひたすら願うことしか出来なかった。寛也が助けに来てくれることを。
「ああ。特別にお前には許してやる。その代わり半端な真似はやめろよ。やるならちゃんとやれ。分かってるな凪。」
「はい。お任せを。」
凪は暉紘にそう返事をすると視線を駿里に戻した。そして凪が駿里の体にゆっくりと触れようとしたその時…。
「んじゃ、俺はここから傍観しとくとするか。凪、せいぜい俺を楽しませろよ。」
と、暉紘が言った。そのため凪は思わず動きを止めてしまった。それもそうだろう。凪は暉紘が参加してくるものだと思っていたのだから。
「あれ?ボスはやらないんですか?」
「たまにはやらずに横から見るのも悪くは無いだろ。」
「はは、そうですね。ボスの言う通りです。」
凪は笑いながらそう言うと駿里の顔を鷲掴みにした。そしてゆっくりと駿里に顔を近づけていく。凪は今分析しているのだ。駿里がどこまで拒んでくるのかということを。昨日暉紘にあれだけされている。なのにもしもの話だが駿里が拒んでくるということはまだまだ躾が足りないということ。その躾をどれぐらいの酷さでやるのか凪は今決めているのだ。
「お前は瞳も綺麗なんだな。」
「…っ、ゃ、」
「逃げられねぇって。お前の力じゃ到底無理だぞ。」
やはり駿里は凪を拒んでしまう。拒んでは酷い目に遭うと分かっていながらも反射的に嫌がってしまうのだ。そんな駿里を見て凪は楽しそうに笑った。今の駿里の状態を見てこれからたくさん調教できると思ったから。
「ゃっ、はなせ…っ!」
「なぁ駿里。そういう事言っていいのか?あ?」
「あぁ!!や、やめっ!」
凪はあろう事か駿里のペニスを急に容赦なく握った。だがそれは痛くない程度の強さだった。しかし当然のことということもあり駿里は驚き声を荒げてしまった。そして昨日のことがフラッシュバックしてガタガタと震え始めてしまう。
「はは、お前のその怯えた顔たまんねぇな…。」
凪はそう言いながら駿里のペニスを優しく撫で始める。そして今度は駿里の頬を撫で始めた。
「ほんとにここから逃げることを諦めてねぇんだなお前。ビビりまくってんのに負けねぇって意思をすげぇ感じるぜお前から。」
凪はそう言いながらクスクスと笑っていた。だって凪は知っているから。駿里がどれだけ足掻いたとしてもここから逃げられないということを。そして寛也も助けに来ることがないということを。万が一寛也が助けに来たとしても寛也はここから引き返すしかない。それを知っている凪は無駄な抵抗を続ける駿里を面白がるようにして笑っているのだ。
「はぁ…けど可愛いなぁお前。その顔がどれだけ乱れるのか楽しみだ。」
「…………っ。」
凪が駿里の顔を鷲掴みにして頬やらおでこやらにキスをしていた。それに駿里は黙って耐えていた。そんな駿里を見て凪は首を傾げた。先程はあれだけ抵抗したのに此度は何も抵抗しなかったから。
「なんだよ駿里。急に黙り込んで。諦めちまったのか?」
「…ちがう。」
「違う?ならなんで急に抵抗しなくなったんだ?」
「…抵抗しても体力が無くなるだけだから。」
「はは、分かってんじゃねぇか。」
凪は駿里の回答に満足したらしく駿里の頭を少し乱暴に撫でた。だが駿里は凪らの言うことを聞こうと抵抗をやめたのではない。そうではなく…。
「体力温存しないと寛也が来てくれた時に走れない。」
「…は?」
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