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誘拐
監禁 *
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「大丈夫か?」
ただ陰茎を挿れただけなのに苦しそうに息をしている駿里をみて暉紘が笑いながらそう言った。多分暉紘は心配などしていない。あまりにも駿里が必死だからそれを見て面白がっているのだろう。
「はっ、ぅ…っ、はっ、まだ、だめ、ですっ、」
「はは、そうかそうか。ならもう少し待っててやろうな。」
駿里が暉紘に逆らわなくなった途端に人が変わったように暉紘は優しくなった。駿里の頭を撫でて余裕そうな顔をして待っている。待ってくれているのだ。先程あれだけ駿里が嫌々と叫んでも絶対に手を止め無かったあの暉紘が…。だから駿里は暉紘が益々分からなくなって思わず暉紘の顔を見てしまった。
「なんだその不思議そうな顔は。俺が待ったのがそんなに意外だったか?」
「…っ、は、はいっ、」
嘘はつかない。駿里が嘘をつけば確実に暉紘にバレてしまう。だから駿里はなるべく暉紘を刺激しないよう慎重に話していた。
「そうかそうか。ま、それはお前がいい子だからだ。こうやっていい子にしてりゃ俺もお前にその分優しくする。だから酷くされたくなけりゃお前はどうしたらいいのかよく考えろよ。」
そう言いながら暉紘がまた駿里にキスをしてきた。だがもう駿里は抵抗もしないし嫌な顔もしない。それをしたところで逃げられる訳でもないから。逆に益々逃げられなくなってしまう。そのため今だけは従順なふりをすることにしたのだ。寛也が助けてくれる…その間だけ。
「は…っ、ふっ、ぅ、はっ、」
駿里は少しずつではあったが息が落ち着いてきた。だから暉紘に動いてと言うことにした。本当は嫌で嫌で仕方がない。けれどこのまま暉紘と繋がり続ける方が嫌だった。だから駿里は…。
「あ、きっ、ひろ、さっ…、」
「ん?どうした駿里。言ってみろ。」
「…だ、いじょっ、ぶですっ、うご、いてくださっ、い…っ、」
「よし。ならゆっくり動くからな。ただし気絶はするなよ。反応がねぇとつまんねぇからな。」
「はい…っ、」
駿里は懸命に演技をした。気持ち悪くて仕方が無い感情を押え従順なふりをする。だが多分暉紘はそれに気づいている。しかし例え駿里のそれが演技でも暉紘は別に構わない様子だった。まぁそりゃそうだろう。演技でもなんでも駿里を支配できていることには変わりないのだから。
「…………っ。」
「駿里。返事は?」
「っ、はい、」
「いい子だ。」
暉紘は満足そうに笑い駿里の唇にキスをした。そしてゆっくりと腰を動かし始める。そこから本当に駿里は暉紘によって優しく抱かれた。酷くされることもなかった。イキ狂うこともせずにすんだ。だから余計に駿里は暉紘に逆らえなくなってしまう。少しでも逆らえばあんな目に遭うことになってしまうから。
「駿里。疲れたのか?」
暉紘は駿里の中で出した後にそう言った。そのため駿里はゆっくりと頷いた。この男に犯される前にあれだけイカされていたのだ。だからこうして駿里が元気がないのは無理もないだろう。
「…っ、は、ぃ」
「そうかそうか。なら寝ていいぞ。後は俺がやっててやるから、な?」
と、言った暉紘をみて駿里はゆっくりと目を閉じた。駿里にはもう返事をする気力すら残っていなかったのだ。そんな駿里に暉紘は再びキスを落とした。そしてその時誰かが部屋に入ってきた。
「ボース。」
この部屋に入ってきたのはお気楽な凪だった。そんな凪を暉紘は睨んだ。せっかく駿里との余韻に浸っていたのにむさ苦しい男がこの監禁部屋に入ってきたから。
「なんだお前か。何の用だ。」
「なんでそんな顔するんですか。」
「てめぇが邪魔だからだ。要件を言ってさっさと去れ。」
「まぁまぁそう言わずに聞いてくださいよ。」
自分のことを一刻も早く部屋から出そうとする暉紘に怯まず凪はずっとお気楽そうに話していた。そんな凪をみて暉紘は何となく察した。いいことがあったのだろうな、と。
「仕方ねぇな。俺は今からこいつを風呂に入れるからお前も着いてこい。話は最中でしろ。」
「御意。」
「なんだよ御意って。」
急に変な事を言い始める凪に暉紘は呆れ顔を浮かべながら駿里を優しく抱き抱えた。
「いいじゃないですかボス。せっかく日本にいるんだから日本らしい言葉使いましょうよ。」
「古いんだよお前は。」
「そう言わないでくださいよ。」
「つか凪、またお前に執着してる女が来てたぞ。めんどくせぇから殺すか脅すかなんかしとけ。」
「御意。」
と、凪は嬉しそうに言った。普段凪は仕事などの都合で日本にいないから日本にいれることが嬉しいのかもしれない。
「そんで話の件なんですけど今言っていいですか?」
「ああ。」
「旭川が気づいたみたいですよ。駿里を攫ったのは俺達だって事。」
「…早いな。」
駿里を優しく洗っていた暉紘は思わず手を止めそう言った。だが暉紘は難しい顔をする訳でもなく何故か嬉しそうに笑っていた。そしてそれは凪も同じだった。気絶している駿里を差し置いて2人は仕事の話を遠慮なく続ける。
「ボス、どうします?なんかします?」
「ほっとけ。どうせ気づいたところで何も出来ねぇよ。だが時間が経てば話は別だ。だから半年を目処に日本を経つ。」
「はい。皆にもそう伝えときますね。」
「ああ。頼む。」
と、言いながら暉紘は駿里の後孔に指を挿れた。中に出した射精液を取り出すために。それを見ていた凪が悪い笑みを浮かべた。
「ボス。それで、こいつはどうでしたか?」
「あー。最高だな。」
「ですよね。」
「ああ。使えなければ殺そうと思っていたがこれはしばらく楽しめそうだ。死ぬまで飼い殺すことにする。」
「いいですね。その間俺も存分に楽しませてもらいます。」
「好きにしろ。」
ただ陰茎を挿れただけなのに苦しそうに息をしている駿里をみて暉紘が笑いながらそう言った。多分暉紘は心配などしていない。あまりにも駿里が必死だからそれを見て面白がっているのだろう。
「はっ、ぅ…っ、はっ、まだ、だめ、ですっ、」
「はは、そうかそうか。ならもう少し待っててやろうな。」
駿里が暉紘に逆らわなくなった途端に人が変わったように暉紘は優しくなった。駿里の頭を撫でて余裕そうな顔をして待っている。待ってくれているのだ。先程あれだけ駿里が嫌々と叫んでも絶対に手を止め無かったあの暉紘が…。だから駿里は暉紘が益々分からなくなって思わず暉紘の顔を見てしまった。
「なんだその不思議そうな顔は。俺が待ったのがそんなに意外だったか?」
「…っ、は、はいっ、」
嘘はつかない。駿里が嘘をつけば確実に暉紘にバレてしまう。だから駿里はなるべく暉紘を刺激しないよう慎重に話していた。
「そうかそうか。ま、それはお前がいい子だからだ。こうやっていい子にしてりゃ俺もお前にその分優しくする。だから酷くされたくなけりゃお前はどうしたらいいのかよく考えろよ。」
そう言いながら暉紘がまた駿里にキスをしてきた。だがもう駿里は抵抗もしないし嫌な顔もしない。それをしたところで逃げられる訳でもないから。逆に益々逃げられなくなってしまう。そのため今だけは従順なふりをすることにしたのだ。寛也が助けてくれる…その間だけ。
「は…っ、ふっ、ぅ、はっ、」
駿里は少しずつではあったが息が落ち着いてきた。だから暉紘に動いてと言うことにした。本当は嫌で嫌で仕方がない。けれどこのまま暉紘と繋がり続ける方が嫌だった。だから駿里は…。
「あ、きっ、ひろ、さっ…、」
「ん?どうした駿里。言ってみろ。」
「…だ、いじょっ、ぶですっ、うご、いてくださっ、い…っ、」
「よし。ならゆっくり動くからな。ただし気絶はするなよ。反応がねぇとつまんねぇからな。」
「はい…っ、」
駿里は懸命に演技をした。気持ち悪くて仕方が無い感情を押え従順なふりをする。だが多分暉紘はそれに気づいている。しかし例え駿里のそれが演技でも暉紘は別に構わない様子だった。まぁそりゃそうだろう。演技でもなんでも駿里を支配できていることには変わりないのだから。
「…………っ。」
「駿里。返事は?」
「っ、はい、」
「いい子だ。」
暉紘は満足そうに笑い駿里の唇にキスをした。そしてゆっくりと腰を動かし始める。そこから本当に駿里は暉紘によって優しく抱かれた。酷くされることもなかった。イキ狂うこともせずにすんだ。だから余計に駿里は暉紘に逆らえなくなってしまう。少しでも逆らえばあんな目に遭うことになってしまうから。
「駿里。疲れたのか?」
暉紘は駿里の中で出した後にそう言った。そのため駿里はゆっくりと頷いた。この男に犯される前にあれだけイカされていたのだ。だからこうして駿里が元気がないのは無理もないだろう。
「…っ、は、ぃ」
「そうかそうか。なら寝ていいぞ。後は俺がやっててやるから、な?」
と、言った暉紘をみて駿里はゆっくりと目を閉じた。駿里にはもう返事をする気力すら残っていなかったのだ。そんな駿里に暉紘は再びキスを落とした。そしてその時誰かが部屋に入ってきた。
「ボース。」
この部屋に入ってきたのはお気楽な凪だった。そんな凪を暉紘は睨んだ。せっかく駿里との余韻に浸っていたのにむさ苦しい男がこの監禁部屋に入ってきたから。
「なんだお前か。何の用だ。」
「なんでそんな顔するんですか。」
「てめぇが邪魔だからだ。要件を言ってさっさと去れ。」
「まぁまぁそう言わずに聞いてくださいよ。」
自分のことを一刻も早く部屋から出そうとする暉紘に怯まず凪はずっとお気楽そうに話していた。そんな凪をみて暉紘は何となく察した。いいことがあったのだろうな、と。
「仕方ねぇな。俺は今からこいつを風呂に入れるからお前も着いてこい。話は最中でしろ。」
「御意。」
「なんだよ御意って。」
急に変な事を言い始める凪に暉紘は呆れ顔を浮かべながら駿里を優しく抱き抱えた。
「いいじゃないですかボス。せっかく日本にいるんだから日本らしい言葉使いましょうよ。」
「古いんだよお前は。」
「そう言わないでくださいよ。」
「つか凪、またお前に執着してる女が来てたぞ。めんどくせぇから殺すか脅すかなんかしとけ。」
「御意。」
と、凪は嬉しそうに言った。普段凪は仕事などの都合で日本にいないから日本にいれることが嬉しいのかもしれない。
「そんで話の件なんですけど今言っていいですか?」
「ああ。」
「旭川が気づいたみたいですよ。駿里を攫ったのは俺達だって事。」
「…早いな。」
駿里を優しく洗っていた暉紘は思わず手を止めそう言った。だが暉紘は難しい顔をする訳でもなく何故か嬉しそうに笑っていた。そしてそれは凪も同じだった。気絶している駿里を差し置いて2人は仕事の話を遠慮なく続ける。
「ボス、どうします?なんかします?」
「ほっとけ。どうせ気づいたところで何も出来ねぇよ。だが時間が経てば話は別だ。だから半年を目処に日本を経つ。」
「はい。皆にもそう伝えときますね。」
「ああ。頼む。」
と、言いながら暉紘は駿里の後孔に指を挿れた。中に出した射精液を取り出すために。それを見ていた凪が悪い笑みを浮かべた。
「ボス。それで、こいつはどうでしたか?」
「あー。最高だな。」
「ですよね。」
「ああ。使えなければ殺そうと思っていたがこれはしばらく楽しめそうだ。死ぬまで飼い殺すことにする。」
「いいですね。その間俺も存分に楽しませてもらいます。」
「好きにしろ。」
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