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志方と島袋に連れ去られる話
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「…お疲れ様です。」
駿里にキスをしたあとでリビングに寛也が行くと既に松下がこの家の中に入ってきていた。そしてあろうことか松下は寛也の姿が見えるなり嫌な顔をした。挨拶はしたもののなにかに納得していない顔だ。そんな松下を見て寛也は苦笑いだ。
「はぁ…。たくお前は本当に。なんだその顔は」
「なんでもねぇです。」
「んな事ねぇだろ。お前がこれまで俺にそんな顔した事あったか?何が不満なんだ。」
「何が、不満ってそんなの…。」
松下は寛也に何が不満なのかと聞かれて思わず息を飲んだ。寛也は気づいていないんだと知ったから。松下がこんなに駿里を愛していて最近はそれを隠せなくなってしまっている。それを寛也は知らないんだ。多分寛也は松下がただ駿里に執着している。そのぐらいにしか思っていないのだろう。その事実を知った松下は…。
「駿里の事に決まってるじゃないですか。」
「まぁそうだろうな。」
「…はい?」
「あ?なんだよ。他にもあんのか?」
「い、いいえ…というか組長はそれを知ってわざと俺に言わせたんですか…?」
「ああ。そうだ。」
自信満々にそう答えた寛也に松下は開いた口が塞がらない。なんでわざわざそんなことをさせたんだろう…と。そんな松下を見て寛也は思わず笑ってしまった。
「おいおい康二。俺はさっき言ったじゃねぇか。俺らは今話し合いをしてんだろ?それなのにお前の口からお前の思っていることを聞かなくてどうすんだ。」
「でも、俺が何にこんなに悩んでんのか分かってんならわざわざ俺に言わせる必要はなかったんじゃ…?」
「それでも俺はお前の口から聞きたかったんだ。」
寛也は真っ直ぐに松下を向いてそう言った。そう。寛也は松下がどれだけ嫌がろうとも松下の口から聞きたかった。自分の思いを。そうしないと多分どれだけ寛也が松下の納得する答えを言っても松下は納得しない。反抗するだろう。だから寛也はこうして松下に言わせたのだ。
「…そんなのずりぃです。結局俺は組長には何も勝てないんですね。」
「そんな事ねぇだろ。」
「…え?」
「何とぼけた顔してんだ。まさか気づいてねぇんじゃねぇだろうな。」
松下には松下にしか出来ないことが沢山ある。実際それで寛也は何度も救われてきた。そしてそれは駿里もそうだ。だから寛也は少し怒って松下にそう言った。
「…俺、なんも出来てませんよ。」
「これだからお前は。もっと自信を持てよ馬鹿が。」
「じゃあ何があるんですか…!俺には何もねぇんですよ…!」
「おい康二。そういう事を言うな。」
何も無いわけが無い。駿里だって松下を頼りにしている。寛也なんて幹部の中では松下を1番頼りにしている。まさか松下はそれに本気で気づいていないのだろうか…。いや多分そうだろう。松下は今少しづつ怒りが膨らみ興奮してきているのだから。
「事実じゃないですか…!俺には何もない…!!」
「ならお前は俺の事も何もねぇって思ってんだな。」
「はい!?んな事言ってません!俺は今自分の事を話してるんです…!」
「そのお前は俺が育てた。だからお前が自分の事をそう思ってるって事は俺に対してもそう思ってるってことになるんだぞ。」
寛也は松下の胸ぐらを掴んでそう言った。興奮している相手を抑えるにはより強い力が必要だ。それは暴力とかではなく圧力だ。その圧力さえあれば一々怪我をさせなくとも相手を黙らせることが出来る。その証拠に松下の上がりきった熱が下がり冷静になっていた。
「…それは違います。」
「ならさっきの発言は撤回しろ。」
「…でも俺はっ、」
松下は寛也のことは誰よりも尊敬している。それは寛也自身も毎日感じている事だ。だが松下はどうにも自分の凄さに気づいていない。本気で気づいていないようだった。そのため寛也は思わずため息をついてしまった。
「お前は本当に馬鹿だな。」
「…馬鹿じゃねぇっす。」
「そうか?どこをどう見ても馬鹿だけどな。」
「それを言うなら駿里の方が馬鹿です。」
と、言った時の松下の顔を見て寛也は椅子に座った。松下は駿里の話をするとどうも落ち着くようだ。そのため寛也は一旦話をそらすことにした。これ以上あの話をしても松下が興奮してしまうだけだから。
「それは言えてるな。」
「ですよね。こんなに愛されてんのに逃げようとしたりすんだから。」
「まぁそれは俺らが原因でもあるがな。」
「それはそうですね。」
「けど駿里はお前の事誰よりも頼りにしてんじゃねぇの?」
寛也にそう言われた松下は一瞬驚いたような顔をしたがすぐに下を向いた。松下は多分こう思ったのだろう。寛也が気を使ってそう言ってくれた…と。
「…そんなわけないじゃないですか。何言ってるんですか組長。」
「いいや。そうだ。俺には話せない事を駿里はお前に一目散に話すじゃねぇか。そんでお前はそれを必ず俺に伝える。それがどれだけ残酷な事か…。」
「そんなの当然です。俺は組長を尊敬してますから。あなたを守るために生きてるんです。」
「俺もだぞ康二。」
「…普通に嬉しいですそれ。」
「普通にってなんだよ。」
寛也がそう言うと松下が笑った。その松下の顔は寛也が大好きな顔だ。
「お前はもっと自分を大切にしろ。分かったな。」
「…怒らないんですか?」
「あ?何をだ?」
急に松下がそう聞いてきたので寛也は思わず真顔でそう言ってしまった。松下は何も悪いことをしていないから。
「俺が駿里を抱いたことです。」
「それは俺が悪い。だからお前は悪くねぇ。」
「…え?」
「お前の事をほったらかして駿里を閉じ込めちまったからな。だからこれからはちょくちょくお前と駿里を会わせてやる。それでいいか?」
「組長、本当にありがとうございま…」
「ちょっと待って…っ!!!」
松下は本当に嬉しかった。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。だから寛也にお礼を言おうとしたその時…寝室から駿里が走って出てきてその上叫んできた。そんな駿里を見て寛也は目を釣り上げる。
「おい駿里。寝室で待ってろって言ったじゃねぇか。」
「だ、だって寛也が変な事言うから…っ!」
「俺は何も変なこと言ってねぇだろ。そう怒るな。」
約束を破ったばかりか駿里は寛也に牙をむき出しの状態だ。そのため寛也は一旦怒ることは後にして駿里を落ち着かせようとした。
「言ったもん…っ!」
「何をだ。」
そう言っている寛也は呆れ顔だ。だが松下は何故か安心していた。あれだけ酷く抱いたけれど駿里が元気そうだったから。
「康二さんと俺をちょくちょく会わせるって…っ!」
「ああ。そう言ったぞ。それの何がいけねぇんだ。」
「俺はそんなに体力がない…っ!」
駿里は多分勘違いをしている。寛也はただ駿里と松下を会わせてやるつもりだった。ただそれだけだった。だが駿里は抱かれると思っているのだろう。だからそう言ってきた。しかし寛也は何故か駿里のその勘違いに悪い笑みを浮かべた。そう。寛也はここであることを思いついたのだ。
「ならつければいいじゃねぇか。なぁ康二。」
「そうですね。」
松下もどうやら寛也の思惑に気づいているようだ。だからそう言って悪い笑みを浮かべている。そんな2人を見て駿里は後ずさりした。何か分からないけれど感じ取ったのだろう。とんでもない危険を…。
「べ、別に体力つけなくていい…っ、」
「遠慮すんなって駿里。こっちに来い。」
寛也にそう言われた駿里だが首を横に振りそれを拒んだ。そんな駿里をみて寛也は声色を変えて…。
「こっちに来いって。言うことが聞けねぇのか?」
「い、行くからそんな怖い顔しないでよ…っ!」
「良い子だ。」
寛也はそう言って両手を広げると駿里の腕をグイッと引き自分の腕の中に閉じ込めた。駿里が逃げられないように。
「なぁ駿里。せっかく康二も来てる事だし今から体力作り始めねぇか?」
「やらない…っ。」
「なんでだよ。お前が体力ねぇって言ったんだろ?それをせっかく俺らがつけてやろうとしてんのに拒むのか?」
「そうだぞ駿里。組長の言う通りだ。こういう時は甘えとけ。」
松下も寛也も必死だった。駿里を丸め込もうと…。
「い、いや…。」
「別に変なことしねぇよ。そんな怯えんなって。」
と、松下は言うが駿里は嫌な予感しかしない。そのため拒み続けているのだ。
「そうだぞ駿里。ただ体力をつけるだけだ。それにお前体力つけねぇと外にも出れねぇだろ。」
と、寛也が悪い顔をしてそう言った。誰がどう見てもその寛也の言葉は駿里を抱きたいがために言った嘘にしか見えない。だが駿里はそれに気づかなかった。外に出たい。その気持ちが勝ったのだろう。
「…外に出たい。」
「そりゃそうだろな。けど外に行くには体力が必要だ。いっぱい歩くしな。だからお前には体力作りは必要な事じゃねぇの?」
寛也のそのトドメの言葉に駿里は顔を上げた。まんまと騙されてしまったのだ。
「やる。」
「よし。良い子だ。ならまずは服を脱げ。」
「………え?」
駿里にキスをしたあとでリビングに寛也が行くと既に松下がこの家の中に入ってきていた。そしてあろうことか松下は寛也の姿が見えるなり嫌な顔をした。挨拶はしたもののなにかに納得していない顔だ。そんな松下を見て寛也は苦笑いだ。
「はぁ…。たくお前は本当に。なんだその顔は」
「なんでもねぇです。」
「んな事ねぇだろ。お前がこれまで俺にそんな顔した事あったか?何が不満なんだ。」
「何が、不満ってそんなの…。」
松下は寛也に何が不満なのかと聞かれて思わず息を飲んだ。寛也は気づいていないんだと知ったから。松下がこんなに駿里を愛していて最近はそれを隠せなくなってしまっている。それを寛也は知らないんだ。多分寛也は松下がただ駿里に執着している。そのぐらいにしか思っていないのだろう。その事実を知った松下は…。
「駿里の事に決まってるじゃないですか。」
「まぁそうだろうな。」
「…はい?」
「あ?なんだよ。他にもあんのか?」
「い、いいえ…というか組長はそれを知ってわざと俺に言わせたんですか…?」
「ああ。そうだ。」
自信満々にそう答えた寛也に松下は開いた口が塞がらない。なんでわざわざそんなことをさせたんだろう…と。そんな松下を見て寛也は思わず笑ってしまった。
「おいおい康二。俺はさっき言ったじゃねぇか。俺らは今話し合いをしてんだろ?それなのにお前の口からお前の思っていることを聞かなくてどうすんだ。」
「でも、俺が何にこんなに悩んでんのか分かってんならわざわざ俺に言わせる必要はなかったんじゃ…?」
「それでも俺はお前の口から聞きたかったんだ。」
寛也は真っ直ぐに松下を向いてそう言った。そう。寛也は松下がどれだけ嫌がろうとも松下の口から聞きたかった。自分の思いを。そうしないと多分どれだけ寛也が松下の納得する答えを言っても松下は納得しない。反抗するだろう。だから寛也はこうして松下に言わせたのだ。
「…そんなのずりぃです。結局俺は組長には何も勝てないんですね。」
「そんな事ねぇだろ。」
「…え?」
「何とぼけた顔してんだ。まさか気づいてねぇんじゃねぇだろうな。」
松下には松下にしか出来ないことが沢山ある。実際それで寛也は何度も救われてきた。そしてそれは駿里もそうだ。だから寛也は少し怒って松下にそう言った。
「…俺、なんも出来てませんよ。」
「これだからお前は。もっと自信を持てよ馬鹿が。」
「じゃあ何があるんですか…!俺には何もねぇんですよ…!」
「おい康二。そういう事を言うな。」
何も無いわけが無い。駿里だって松下を頼りにしている。寛也なんて幹部の中では松下を1番頼りにしている。まさか松下はそれに本気で気づいていないのだろうか…。いや多分そうだろう。松下は今少しづつ怒りが膨らみ興奮してきているのだから。
「事実じゃないですか…!俺には何もない…!!」
「ならお前は俺の事も何もねぇって思ってんだな。」
「はい!?んな事言ってません!俺は今自分の事を話してるんです…!」
「そのお前は俺が育てた。だからお前が自分の事をそう思ってるって事は俺に対してもそう思ってるってことになるんだぞ。」
寛也は松下の胸ぐらを掴んでそう言った。興奮している相手を抑えるにはより強い力が必要だ。それは暴力とかではなく圧力だ。その圧力さえあれば一々怪我をさせなくとも相手を黙らせることが出来る。その証拠に松下の上がりきった熱が下がり冷静になっていた。
「…それは違います。」
「ならさっきの発言は撤回しろ。」
「…でも俺はっ、」
松下は寛也のことは誰よりも尊敬している。それは寛也自身も毎日感じている事だ。だが松下はどうにも自分の凄さに気づいていない。本気で気づいていないようだった。そのため寛也は思わずため息をついてしまった。
「お前は本当に馬鹿だな。」
「…馬鹿じゃねぇっす。」
「そうか?どこをどう見ても馬鹿だけどな。」
「それを言うなら駿里の方が馬鹿です。」
と、言った時の松下の顔を見て寛也は椅子に座った。松下は駿里の話をするとどうも落ち着くようだ。そのため寛也は一旦話をそらすことにした。これ以上あの話をしても松下が興奮してしまうだけだから。
「それは言えてるな。」
「ですよね。こんなに愛されてんのに逃げようとしたりすんだから。」
「まぁそれは俺らが原因でもあるがな。」
「それはそうですね。」
「けど駿里はお前の事誰よりも頼りにしてんじゃねぇの?」
寛也にそう言われた松下は一瞬驚いたような顔をしたがすぐに下を向いた。松下は多分こう思ったのだろう。寛也が気を使ってそう言ってくれた…と。
「…そんなわけないじゃないですか。何言ってるんですか組長。」
「いいや。そうだ。俺には話せない事を駿里はお前に一目散に話すじゃねぇか。そんでお前はそれを必ず俺に伝える。それがどれだけ残酷な事か…。」
「そんなの当然です。俺は組長を尊敬してますから。あなたを守るために生きてるんです。」
「俺もだぞ康二。」
「…普通に嬉しいですそれ。」
「普通にってなんだよ。」
寛也がそう言うと松下が笑った。その松下の顔は寛也が大好きな顔だ。
「お前はもっと自分を大切にしろ。分かったな。」
「…怒らないんですか?」
「あ?何をだ?」
急に松下がそう聞いてきたので寛也は思わず真顔でそう言ってしまった。松下は何も悪いことをしていないから。
「俺が駿里を抱いたことです。」
「それは俺が悪い。だからお前は悪くねぇ。」
「…え?」
「お前の事をほったらかして駿里を閉じ込めちまったからな。だからこれからはちょくちょくお前と駿里を会わせてやる。それでいいか?」
「組長、本当にありがとうございま…」
「ちょっと待って…っ!!!」
松下は本当に嬉しかった。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。だから寛也にお礼を言おうとしたその時…寝室から駿里が走って出てきてその上叫んできた。そんな駿里を見て寛也は目を釣り上げる。
「おい駿里。寝室で待ってろって言ったじゃねぇか。」
「だ、だって寛也が変な事言うから…っ!」
「俺は何も変なこと言ってねぇだろ。そう怒るな。」
約束を破ったばかりか駿里は寛也に牙をむき出しの状態だ。そのため寛也は一旦怒ることは後にして駿里を落ち着かせようとした。
「言ったもん…っ!」
「何をだ。」
そう言っている寛也は呆れ顔だ。だが松下は何故か安心していた。あれだけ酷く抱いたけれど駿里が元気そうだったから。
「康二さんと俺をちょくちょく会わせるって…っ!」
「ああ。そう言ったぞ。それの何がいけねぇんだ。」
「俺はそんなに体力がない…っ!」
駿里は多分勘違いをしている。寛也はただ駿里と松下を会わせてやるつもりだった。ただそれだけだった。だが駿里は抱かれると思っているのだろう。だからそう言ってきた。しかし寛也は何故か駿里のその勘違いに悪い笑みを浮かべた。そう。寛也はここであることを思いついたのだ。
「ならつければいいじゃねぇか。なぁ康二。」
「そうですね。」
松下もどうやら寛也の思惑に気づいているようだ。だからそう言って悪い笑みを浮かべている。そんな2人を見て駿里は後ずさりした。何か分からないけれど感じ取ったのだろう。とんでもない危険を…。
「べ、別に体力つけなくていい…っ、」
「遠慮すんなって駿里。こっちに来い。」
寛也にそう言われた駿里だが首を横に振りそれを拒んだ。そんな駿里をみて寛也は声色を変えて…。
「こっちに来いって。言うことが聞けねぇのか?」
「い、行くからそんな怖い顔しないでよ…っ!」
「良い子だ。」
寛也はそう言って両手を広げると駿里の腕をグイッと引き自分の腕の中に閉じ込めた。駿里が逃げられないように。
「なぁ駿里。せっかく康二も来てる事だし今から体力作り始めねぇか?」
「やらない…っ。」
「なんでだよ。お前が体力ねぇって言ったんだろ?それをせっかく俺らがつけてやろうとしてんのに拒むのか?」
「そうだぞ駿里。組長の言う通りだ。こういう時は甘えとけ。」
松下も寛也も必死だった。駿里を丸め込もうと…。
「い、いや…。」
「別に変なことしねぇよ。そんな怯えんなって。」
と、松下は言うが駿里は嫌な予感しかしない。そのため拒み続けているのだ。
「そうだぞ駿里。ただ体力をつけるだけだ。それにお前体力つけねぇと外にも出れねぇだろ。」
と、寛也が悪い顔をしてそう言った。誰がどう見てもその寛也の言葉は駿里を抱きたいがために言った嘘にしか見えない。だが駿里はそれに気づかなかった。外に出たい。その気持ちが勝ったのだろう。
「…外に出たい。」
「そりゃそうだろな。けど外に行くには体力が必要だ。いっぱい歩くしな。だからお前には体力作りは必要な事じゃねぇの?」
寛也のそのトドメの言葉に駿里は顔を上げた。まんまと騙されてしまったのだ。
「やる。」
「よし。良い子だ。ならまずは服を脱げ。」
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