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志方と島袋に連れ去られる話
忍耐力 *
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「ま、まってよっ!」
「待たねぇっつってんだろ。何回も同じ事を言わせるな。」
志方の運転で家に着いてからというもの寛也に即寝室に連れ去られた駿里。そこからは早かった。あっという間に寛也に服を脱がされたかと思えば今やベットの上に駿里は仰向けに寝かされている。そのため駿里は逃げようと暴れまくった。しかし逃げられないよう寛也に馬乗りになられてしまったことで駿里は逃げることが叶わず今に至っている。
「やだっ、やだってばっ!」
「おい駿里。」
あまりにも駿里が暴れて抑えづらい上に寛也は駿里の後孔を慣らす事ができない。そのため寛也は駿里の顔を鷲掴みにして低い声を出した。そうすれば大抵駿里は動きを止めるから。
「ガチガチに縛られてぇのか?お前がそうしたいなら今すぐにでもしてやるぞ。」
「…やだ。」
「だったら大人しくしろ。」
「…………っ。」
寛也が低くドスの効いた声を出したことで駿里は先程までの暴れようが嘘のように大人しくなった。しかしそんな駿里を見て少しばかり脅しすぎたかと寛也は反省した。あまりにも駿里が縮こまってしまったから。そのため寛也は言う通りに大人しくできた駿里の頭を撫で優しく微笑んだ。
「いい子じゃねぇか駿里。」
寛也のそう言った時の表情を見て駿里は安心した様子だった。そんな駿里に念の為寛也は釘を刺すため口を開いた。
「いい子に出来たから縛らねぇでいてやる。今はいい子に出来てるからな。」
寛也は遠回しにまた暴れれば縛り付ける。そう駿里に言った。そんな遠回しの寛也の脅しに駿里は正直怯えてしまった。こういう時の寛也は冗談ではなく本気だから。
「…いい子に、できる。」
「そうか。いい子だなお前は。おいで駿里。」
寛也はそう言って一旦駿里から離れた。そして両手を広げ駿里にここに来いというように微笑んだ。そしたら当然駿里は寛也の腕の中に入り込む。お仕置きをされている時は特に駿里は寛也の温もりが欲しくなるから。
「…ちかや、へんなの。」
「あ?どういう意味だ?」
「だって…っ、」
寛也の腕の中に入ってきた駿里は頭を下げたまま話していた。そのため寛也からは駿里の表情が分からない。もしかしたら泣きそうになっているかもしれない。駿里は寛也が少し脅しただけで泣きそうな顔をするから。だから寛也は駿里の表情を見るべく顔を無理やりにでもあげさせようとした。しかしちょうどその時駿里が自ら顔を上げた。
そしてーーー。
「…寛也、急に優しくなったり怖くなったりするんだもん。」
と、言った。その時の駿里はなんとも言えない顔をしていた。怒っているようで安心しているそんな表情だった。多分駿里は未だに寛也の地雷が分からないのだろう。まぁそれは無理もないかも知らない。寛也の怒る大半の原因は駿里を愛しすぎるあまりに起こってしまうことなのだから。
「まぁその原因の大半はお前だけどな。」
「そ、そうなの…?」
「ああ。」
「…なら俺も気をつける。だからあんまり、怒んないで。怖いのやだ。」
駿里が少し下を向きながらそう言った。寛也の反応が怖かったのだろう。だが寛也は駿里がそう言ってくれたことが嬉しかった。駿里がこういうことに関して正直な気持ちを言ってくれることは少ないから。
「分かった。お前が嫌なら極力怒らねぇようにする。だからお前も俺との約束を守ってくれ。それでいいか?」
「うん…。」
「いい子だ駿里。」
寛也はそう言うと駿里の背中をさすった。そしてさりげなく手を下へと移動させていく。後孔を目指して…。そんな寛也の怪しげな手つきに気づいたのだろう。駿里が顔を上げて寛也のことを見た。
「…あ、寛也まってっ、」
「ん?ここまで来て嫌とは言わせねぇよ。」
駿里に気づかれてしまえばもう隠す必要は無い。そのため寛也は指を駿里の後孔の中に挿れた。
「いや、とかじゃっ、なくてっ、ちょ、ちょっと!」
「じゃあなんだよ。」
「…はずかし、からっ、でんきけしてっ!」
「無理だな。」
「なんでっ、ぁ、!」
「なんでってそりゃお前の可愛い顔が見えなくなっちまうからな。」
「やだっ、ぁ、まってっ、ぁあっ!」
寛也は鼻から駿里に何を言われようと電気を消してやるつもりは無い。電気を消してしまえば駿里の声しか聞こえなくなってしまうから。まぁそれもそれでいいかもしれないがやはり駿里の顔を見るからこそ寛也は興奮するのだ。
「数え切れねぇほどやってんのに毎回そうやって恥ずかしがるお前の姿は何度見てもたまんねぇな。」
「やめっ、ぅ…っ、みないでっ、」
「そりゃ無理な話だな。」
「やだっ、ぁ、うっ、ぁ!」
「たく、お前はこれ以上俺を興奮させて何がしたいんだ。」
寛也はそういい駿里の後孔から指を抜いた。それは十分に慣らし終えたからという理由もあるが1番は我慢できなくなったからだ。前立腺を擦れば擦るほどよがり狂う駿里に。そのため寛也はいち早く駿里の中に挿れたくて自身の陰茎を駿里の後孔に当てた。
「ま、まってっ、ちかやっ、いきなりいれるのなし…っ!」
「おい。暴れんな。」
「じゃ、じゃあまだいれないでっ…!」
「分かったから大人しくしろ。」
「絶対うそじゃんか…っ!」
「嘘じゃねぇから。」
「じゃあはなしてっ…!」
「それは無理だ。」
どれだけ駿里が足掻こうとも寛也には勝てない。そのため駿里は諦めたように大人しくなった。だが決して駿里は諦めた訳では無かった。あくまで逃げるための手段を変えるだけだ。そう。駿里は身の危険を本気で感じたので最終手段に出ようとしているのだ。まぁ駿里が考える作戦だ。成功するはずもなかった。そして案の定…。
「やだっ、ちかやっ、はいんないっ…から…ぬいっ、て、」
駿里はあろうことか逃げも隠れもせずにそう言った。それこそが駿里の作戦だったらしい。本当に限界。それを伝えることで寛也に抜いて貰おうとしたのだ。そして結果はどうなったのか…。まぁそれは言わなくてもわかるだろう。
「何言ってんだ。いつも入ってるじゃねぇか。それにそんな可愛い事言われて俺が止まれるとでも?」
「ま、まってやだっ、なんでよっ、きょ、うはむりなのっ!!」
「なんだそりゃ。まぁいい。どっちにしろ挿れるからな。」
「…まだっ、まだだめっ、」
「駿里。」
「やだぁ…っ、」
「嫌じゃねぇ。あのな、俺にも忍耐の限界があるんだ。悪いな。先に謝っておく。」
「待たねぇっつってんだろ。何回も同じ事を言わせるな。」
志方の運転で家に着いてからというもの寛也に即寝室に連れ去られた駿里。そこからは早かった。あっという間に寛也に服を脱がされたかと思えば今やベットの上に駿里は仰向けに寝かされている。そのため駿里は逃げようと暴れまくった。しかし逃げられないよう寛也に馬乗りになられてしまったことで駿里は逃げることが叶わず今に至っている。
「やだっ、やだってばっ!」
「おい駿里。」
あまりにも駿里が暴れて抑えづらい上に寛也は駿里の後孔を慣らす事ができない。そのため寛也は駿里の顔を鷲掴みにして低い声を出した。そうすれば大抵駿里は動きを止めるから。
「ガチガチに縛られてぇのか?お前がそうしたいなら今すぐにでもしてやるぞ。」
「…やだ。」
「だったら大人しくしろ。」
「…………っ。」
寛也が低くドスの効いた声を出したことで駿里は先程までの暴れようが嘘のように大人しくなった。しかしそんな駿里を見て少しばかり脅しすぎたかと寛也は反省した。あまりにも駿里が縮こまってしまったから。そのため寛也は言う通りに大人しくできた駿里の頭を撫で優しく微笑んだ。
「いい子じゃねぇか駿里。」
寛也のそう言った時の表情を見て駿里は安心した様子だった。そんな駿里に念の為寛也は釘を刺すため口を開いた。
「いい子に出来たから縛らねぇでいてやる。今はいい子に出来てるからな。」
寛也は遠回しにまた暴れれば縛り付ける。そう駿里に言った。そんな遠回しの寛也の脅しに駿里は正直怯えてしまった。こういう時の寛也は冗談ではなく本気だから。
「…いい子に、できる。」
「そうか。いい子だなお前は。おいで駿里。」
寛也はそう言って一旦駿里から離れた。そして両手を広げ駿里にここに来いというように微笑んだ。そしたら当然駿里は寛也の腕の中に入り込む。お仕置きをされている時は特に駿里は寛也の温もりが欲しくなるから。
「…ちかや、へんなの。」
「あ?どういう意味だ?」
「だって…っ、」
寛也の腕の中に入ってきた駿里は頭を下げたまま話していた。そのため寛也からは駿里の表情が分からない。もしかしたら泣きそうになっているかもしれない。駿里は寛也が少し脅しただけで泣きそうな顔をするから。だから寛也は駿里の表情を見るべく顔を無理やりにでもあげさせようとした。しかしちょうどその時駿里が自ら顔を上げた。
そしてーーー。
「…寛也、急に優しくなったり怖くなったりするんだもん。」
と、言った。その時の駿里はなんとも言えない顔をしていた。怒っているようで安心しているそんな表情だった。多分駿里は未だに寛也の地雷が分からないのだろう。まぁそれは無理もないかも知らない。寛也の怒る大半の原因は駿里を愛しすぎるあまりに起こってしまうことなのだから。
「まぁその原因の大半はお前だけどな。」
「そ、そうなの…?」
「ああ。」
「…なら俺も気をつける。だからあんまり、怒んないで。怖いのやだ。」
駿里が少し下を向きながらそう言った。寛也の反応が怖かったのだろう。だが寛也は駿里がそう言ってくれたことが嬉しかった。駿里がこういうことに関して正直な気持ちを言ってくれることは少ないから。
「分かった。お前が嫌なら極力怒らねぇようにする。だからお前も俺との約束を守ってくれ。それでいいか?」
「うん…。」
「いい子だ駿里。」
寛也はそう言うと駿里の背中をさすった。そしてさりげなく手を下へと移動させていく。後孔を目指して…。そんな寛也の怪しげな手つきに気づいたのだろう。駿里が顔を上げて寛也のことを見た。
「…あ、寛也まってっ、」
「ん?ここまで来て嫌とは言わせねぇよ。」
駿里に気づかれてしまえばもう隠す必要は無い。そのため寛也は指を駿里の後孔の中に挿れた。
「いや、とかじゃっ、なくてっ、ちょ、ちょっと!」
「じゃあなんだよ。」
「…はずかし、からっ、でんきけしてっ!」
「無理だな。」
「なんでっ、ぁ、!」
「なんでってそりゃお前の可愛い顔が見えなくなっちまうからな。」
「やだっ、ぁ、まってっ、ぁあっ!」
寛也は鼻から駿里に何を言われようと電気を消してやるつもりは無い。電気を消してしまえば駿里の声しか聞こえなくなってしまうから。まぁそれもそれでいいかもしれないがやはり駿里の顔を見るからこそ寛也は興奮するのだ。
「数え切れねぇほどやってんのに毎回そうやって恥ずかしがるお前の姿は何度見てもたまんねぇな。」
「やめっ、ぅ…っ、みないでっ、」
「そりゃ無理な話だな。」
「やだっ、ぁ、うっ、ぁ!」
「たく、お前はこれ以上俺を興奮させて何がしたいんだ。」
寛也はそういい駿里の後孔から指を抜いた。それは十分に慣らし終えたからという理由もあるが1番は我慢できなくなったからだ。前立腺を擦れば擦るほどよがり狂う駿里に。そのため寛也はいち早く駿里の中に挿れたくて自身の陰茎を駿里の後孔に当てた。
「ま、まってっ、ちかやっ、いきなりいれるのなし…っ!」
「おい。暴れんな。」
「じゃ、じゃあまだいれないでっ…!」
「分かったから大人しくしろ。」
「絶対うそじゃんか…っ!」
「嘘じゃねぇから。」
「じゃあはなしてっ…!」
「それは無理だ。」
どれだけ駿里が足掻こうとも寛也には勝てない。そのため駿里は諦めたように大人しくなった。だが決して駿里は諦めた訳では無かった。あくまで逃げるための手段を変えるだけだ。そう。駿里は身の危険を本気で感じたので最終手段に出ようとしているのだ。まぁ駿里が考える作戦だ。成功するはずもなかった。そして案の定…。
「やだっ、ちかやっ、はいんないっ…から…ぬいっ、て、」
駿里はあろうことか逃げも隠れもせずにそう言った。それこそが駿里の作戦だったらしい。本当に限界。それを伝えることで寛也に抜いて貰おうとしたのだ。そして結果はどうなったのか…。まぁそれは言わなくてもわかるだろう。
「何言ってんだ。いつも入ってるじゃねぇか。それにそんな可愛い事言われて俺が止まれるとでも?」
「ま、まってやだっ、なんでよっ、きょ、うはむりなのっ!!」
「なんだそりゃ。まぁいい。どっちにしろ挿れるからな。」
「…まだっ、まだだめっ、」
「駿里。」
「やだぁ…っ、」
「嫌じゃねぇ。あのな、俺にも忍耐の限界があるんだ。悪いな。先に謝っておく。」
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