極道の密にされる健気少年

安達

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志方と島袋に連れ去られる話

鬼 *

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「じゃああと3回イったら休憩入れてやる。」

「むり゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!!」



今すぐに休憩したかった駿里なのにあと3回もイカされてしまう事実を知らされもう涙が止まらない。しかしもちろん寛也は手を緩めることはしない。容赦なく亀頭をカリカリと指先で刺激したり親指でぐりぐりと押したりしながら駿里を泣かせる。そして前立腺も忘れることなく擦り続けた。



「て゛きなっ、ぃ、やた゛っ、あぁ゛っ、もぅむり゛っ、ぁ゛!!!」

「出来ないじゃねぇんだよ。やるんだ。」

「あか゛っ、ぁ゛!!」



ぐちゅぐちゅと容赦ない音を立てながら前立腺を擦られ続けて駿里は叫んだ。もうイケない。無理だ。



「た゛めっ……ぁあ゛っ、いく゛っ、や゛っ、ぁーーっ!!」

「お、イったな。あと2回頑張れ。」

「むり゛っ、て゛っ、とめて゛っ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ!!!」

「あと2回イったらな。」



そう言って寛也は更に激しく手を動かした。それに耐えきれず駿里は腰をガクガクとさせ気絶しそうになった。だけどここで気絶したらダメだ。また一からされてしまう。それだけは絶対に嫌だ。だから駿里は必死に耐えた。耐えて耐えて耐えまくった。寛也の服をギュッと握って叫ぶことで快楽を少しでも逃がそうともがいた。



「あ゛っ、ぅ゛っ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ、あ゛っ、う゛っ、んぁ゛っ、きつ゛っ、きつぃ゛っ、やた゛っ、ぁっーー!!!」

「早いな。あと1回イったらやめてやる。」



敏感なところをまた擦られ達したばかりのところを刺激されれば敏感な駿里は直ぐにイってしまう。そのため駿里は達してまもないというのにまた達してしまった。だけどこれであと1回イケば終わる。あともう少しのところまで来た。しかし…。



「あぁ゛っ、んぁ゛っ、い゛っ、ぅ゛っ、もぅむり゛っ!!」



寛也がわざと手を緩めてきた。そのため駿里はあと1回イキそうだったのに達することが出来なかった。イキたくないのに焦らされている。今度はその辛さが駿里を襲ってきた。



「あと1回じゃねぇか。頑張れ。」



寛也が焦らすように手を動かし駿里が達しそうになったら手を緩める。だから駿里はイケない。それを楽しむかのようにして寛也はそう言ってきた。だけど今駿里は本当に限界なのだ。そんな寛也の遊びに付き合っていられないほど余裕が無い。だから駿里は針詰まった声で必死に必死に寛也に訴えた。



「きつ゛っ、ぃの゛っ!!」

「おいそんな叫ぶな。声出なくなるぞ。」

「じゃ、ぁ、おねか゛っ、ぃ、やめて゛っ!!」



気絶しないように必死に頑張りながら寛也に助けを求めている。そんな駿里に寛也は酷く興奮した。しかしこれ以上したら本当に駿里が気絶してしまいそうだったので寛也は焦らすことをやめて駿里をイカせてやることにした。



「仕方ねぇな。じゃあイカせてやるよ。」

「あぅ゛っ、ぃ゛っ、あぁっーーー!!!!!」



先程まで連続でイカされていた。その寛也の手がやっと止まった。しかしまだ寛也の手には駿里のペニスが持たれ後孔にも指が入ったまま。そのためその恐怖から駿里は本気で泣き出してしまった。



「うぅ゛………っ、ぅ。」

「おい駿里。泣くなって。」

「ぬいてよ゛…っ、できないよ…っ。」



寛也は手を止めてくれたけどいつまた快楽地獄が再開されるか分からない。その証拠にずっと寛也は拘束を緩めないのだから。そんなこんなで不安が膨れ上がった駿里はそんなふうに寛也に慰められても涙を止めることが出来なくなっていた。



「もうやた゛っ………うぅっ、…何もしないでっ、反省した…っ、」

「たく、お前は。こっちを向け。」



駿里が嗚咽を漏らしながらあまりにも泣くので寛也は駿里の拘束を解いた。そして寛也は自分と向かい合わせになるように駿里を膝に座らせた。



「そんなに泣くな。」

「…だって、だって…ぇっ、ちかやっ、おこってるっ、の、こわいっ、」



大好きな人に怒られるのは相当のストレスだろう。原因は駿里にしてもやめてと言ってもやめて貰えなかった。そしてあんなに泣かされイカされ続けた。それが相当不安になってしまったようで駿里は泣きながら寛也にそう言った。



「もう怒ってねぇから。」



お仕置きをすることは多々あるがこんなに駿里が泣き喚くのは珍しい事だ。大抵お仕置きが終わったあと駿里は安堵の顔をする。そしてよし、終わったぞと言わんばかりに開き直る。だが今回はそうじゃなかった。逆に言えばそれほどキツかったのだろう。そのため運転している志方も少し心配そうな顔をしていた。



「…おこ、っ、てない?ほん、とに?」

「ああ。怒ってねぇ。」

「じゃあ、おわ、り?おわ、り、にして、くれる…?」



駿里は寛也の顔を見ながらとても不安そうにそう言った。そんな駿里を見て寛也は思った。いつも甘やかしすぎたな…と。だからこうして本気で怒った時も寛也は結局最後までお仕置き出来ずに駿里も同じことを繰り返す。お仕置きをされても尚反省せずに少しぐらいいいだろうと寛也を怒らせる。それを思った寛也は…。



「何言ってんだ馬鹿。まだ終わりじゃねぇよ。俺は休憩って言ったろ?」



と、心を鬼にして言った。すると案の定駿里は絶望の顔をする。いつも寛也はここまでしないから。だけどここまでしないから駿里はまたやってもいいだろうと約束を破る。それなら二度と約束を破らせないように徹底しようと寛也はそう言ったのだ。



「甘ったれんなよ駿里。外出禁止を破るってことがどれだけ危険な事なのか分かってねぇお前にはちゃんと身体の隅々まで分からせてやんねぇとだからな。」
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