極道の密にされる健気少年

安達

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志方と島袋に連れ去られる話

車 *

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「やだっ、ちかやっ、外から見えちゃうから…っ!!」

「知ったこっちゃねぇよ。お前が悪いんだろ?」



寛也はそう言ったがこの車の窓は全てマジックミラーになっている。そのため外からは見えない。それに加え志方は人通りの少ない道を通っている。それは車の中でお仕置きをすると寛也が言ったからだ。先程までは近道をして帰ろうとしていたが車でするのならば時間を伸ばしても問題は無いだろうと志方はこの道で今帰ることにしたのだ。



「やだっ、反省してるって言ってるじゃんか…っ!!」

「反省してる?そりゃ当然だ。反省してなかったらこんなもんじゃ済まさねぇよ。」



と、寛也が言って駿里の後孔に指を挿れた。だから当然駿里は逃げようと必死になった。それもあって寛也はやりずらかった。駿里の力などたかが知れてるため抑えるのは簡単だがやはり暴れられるとやりづらいのだ。そのため寛也は一旦指を抜いて駿里を1度ペニスでイカせることにした。そうすれば駿里は体力を徐々に失い抵抗する力も弱まってくるはずだから。



「だめっ、そこ触んないで…っ!」



寛也は駿里を達せさせようとペニスに触れ扱ごうとした。しかし駿里が両手でそれを阻止しようと大暴れしながら抵抗してきた。駿里は薄々感じとったのだろう。これから連続で達せさせられることを。



「おい駿里暴れんな。大人しくしてろ。」

「やだってばっ、ぁ…!」

「たく…。」



暴れまくる駿里をみて寛也は困り顔をした。押さえつけることは簡単なのだがそれでは片手が塞がってしまう。それではこれからお仕置きをするというのにしたいように出来ない。だから寛也は運転している志方に話しかけた。



「なぁ志方。紐かなんか持ってねぇか?タオルでもなんでもいいからあれば寄越せ。」

「んーヘアゴムぐらいしかないですね。タオルとか置いてても荷物になるだけですから紐状のものはそれぐらいしかないです。」

「それでいい寄越せ。」

「はい。」



そういい志方は運転しながら寛也にヘアゴムを渡した。これはかつて松下が髪を伸ばしていた時に使っていたものだ。松下は多分無くした時用のストックとしてヘアゴムをこの車に置いていたのだろう。それがこんな形で役立つとは松下自身も思っていないはずだ。だが駿里からすれば最悪の状況になってしまった。



「やだっ、やめっ、おれ縛るのやだってずっと言ってるじゃんか…っ!!」

「お前が暴れて仕置きどころじゃねぇんだよ。」

「暴れないから…っ!」

「嘘つけ。」



暴れないといいながらも暴れ続けている駿里を寛也はすました顔で見ていた。それも片手で駿里を簡単に拘束しながらだ。



「やだってばっ、拘束しないでっ、いやなの…!!」

「うるせぇ喚くな。」



そういい寛也は駿里の両腕を片手で押さえつけ素早くそこにヘアゴムを着けた。ヘアゴムだから取れることを心配していた寛也だったが結び方が良かったようでいくら駿里が外そうともがいても取れることは無かった。



「取ってよ…っ、や、ぁっ、だめっ!」



どれだけ取ろうともがいてもヘアゴムは取れない。だから駿里は直接寛也に頼み込んだ。しかし寛也はその駿里の願いを聞き入れるどころか再びペニスに触れ扱ぎ始めた。



「はなっ、ぁ、っ、あぁっ、はなせっ!」

「いいから1回出しとけ。」

「やっ、ぅ、あっ、ぁあっ、だめ…っ!」



駿里はすでに達しそうになっていた。まだ触られてまもないというのに腰をガクガクとさせ顔を真っ赤に染めている。



「もうイキそうなのか?」

「ちがっ、ぁうっ、ぁっ、あぁっ、ぃ、うっ、」



違うといいながらも駿里はイク直前だ。こういう素直じゃないところも含めて寛也は可愛くて仕方がない。今お仕置きをしているということ忘れてしまいそうになるほどに。



「ほら、出しちまえ。」

「あぁっ、やっ、でるっ、やめっ、ぁ、あぁっーーーー!!」



寛也は初め連続で達せさせようとしていた。だがそれを辞めた。あまりにも駿里が早く達したためにこれでは体力が無くなりすぎてしまうと思ったのだ。それでは面白くない。気絶されては反応がなくてつまらないから。



「早いな。」



と、寛也が言うと駿里は思わず寛也を睨んでしまった。あれだけ嫌だと言ったのに拘束されてしまったこと。嫌だと言ったのにイカされてしまったこと。それらが重なり駿里は怒っていたのだ。しかし今駿里は仕置き中だ。だからそんなことをしてしまえば寛也をより煽る行為になってしまう。それを忘れてしまうほどにまで拘束されることが駿里は嫌だったのかもしれない。



「なんだその目は。そうか。足りなかったか。ならしてやろう。」



せっかく寛也は止めてやろうとしていたのに駿里に睨まれてしまえば手を動かざるを得ない。そりゃお仕置き中なのだから当然だろう。だから寛也は再び手を動かして駿里のペニスを扱ぎ始めた。今度は亀頭も刺激しながら。



「ちがっ、ぁ、やめっ、まだっ、ぁ、うっ、だめっ、いっ、たばっ、かりっ!」

「だからしてんだよ。反省してねぇお前には当然の罰だろう。それにそっちの方がお前も暴れねぇからな。」



達したばかりのそれも亀頭を触られてはたまったもんじゃないだろう。だがだからこそ寛也はしているのだ。それは言うまでもなく駿里が嫌がることだから。嫌なことをしなければお仕置きにならない。



「あぁっ、いやっ、ぁ!」

「つかお前さ、留守番してる間に康二となんかあったか?」



駿里は突然寛也にそう言われて正直ドキッとした。しかし正直に言えば怒られる。それを恐れた駿里は嘘をつくことにした。本当は1度松下にイカされている。だがそれを言えば確実に怒られる。そのことを恐れて駿里は言わずに隠し通そうとした。そんなことが寛也に通用するわけもないのに。



「っ、ぃ、ないっ、からっ!」

「じゃあなんでこんなに薄いんだ?まさか自分でしたのか?」



寛也は駿里が達した時に出した射精液がいつもより薄いことにすぐに気がついた。いつも一緒にいて何度も体を重ねているのだ。寛也は駿里の少しの異変にもすぐに気がつく。そんな寛也を怖いと思いながらも駿里は違うと言い続けた。



「ちがっ、ぁ゛っ、あぁっ、ちがぅっ、!」

「なぁ駿里。正直に言え。それとも今から康二に電話してやろうか?」



駿里はそう言われて頭を必死に振った。松下に電話をされては嘘がバレてしまうから。だがそれは駿里が嘘をついていましたと言っているのと同じ行為だ。隠したいことがなければ松下に電話をしても構わないのだから。そのため寛也は…。



「そうか。お前は悪い子だな。」

「いや゛っ、ぁ、だめっ、やめてっ!」



ペニスに加えて寛也は駿里の後孔に指を挿れ前立腺を刺激し始めた。その刺激に耐えきれなかった駿里はまた達してしまう。しかし寛也は手をとめない。



「駿里。俺が嘘つかれんの嫌って誰よりも知ってるよな?それを承知で嘘ついたのか?」
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