325 / 464
志方と島袋に連れ去られる話
寸止め嫌い *
しおりを挟む
「そ、そこは、いやっ、ぁ!!!」
乳首を弄っていた松下が今度はペニスを掴んできた。それも直に掴まれてしまい駿里は余計に焦った。松下は何をどうしたら駿里が喜ぶのかを全部知っているから。そのため駿里は大暴れをしだす。早いうちに逃げないととんでもないことになってしまうだろうから。
「ほんと、にっ、ぁうっ、やだっ!」
「おい馬鹿。暴れすぎだ。怪我したらどうすんだよ。」
松下はそう言ってきたがそれは松下が駿里を離しさえすれば解決すると思う。なのに松下は駿里を一切離そうとしない。そうなれば必然的に駿里は暴れる。
「だ、ってっ、ぁ、あぁっ、やらっ、もん…っ!」
「嫌?そんな可愛い顔して言われても説得力ねぇんだけど。」
「やらっ、やなのっ、あっ、んぁっ!」
「お前まじで嫌しか言わねぇじゃねぇかよ。」
「いやっ、あぅ、んぁっ、いやっ、だか、らっ!」
「ふーん。」
駿里が首を振りながら嫌々と繰り返していると松下がなにか企んでいる様子でそう言ってきた。その時駿里は嫌な予感がしたが今はそれどころじゃない。達しそうになっていたから。どんどん近づいてくる射精感。そしてそれが頂点に達しそうになったその時…!
「じゃあやめてやるよ。」
「あ…っ、ぅ、」
駿里がイク直前で松下は手を止めてきた。絶対わざとだ。駿里は確かに嫌々と繰り返したが寸止めをされてしまえば話は別だ。射精するのがあれだけ嫌だったのに今度はイキたくて仕方がなくなってしまった。
「ぅ…っ、ふっ、」
「どうした駿里。物欲しそうな顔しやがって。」
寸止めをされてしまったことで駿里は足をモジモジとさせ声を漏らしていた。その駿里をみて松下は上がった口角が戻らなくなっていた。このまま駿里が泣くまでいじめ倒したい。そう思うほどにまで駿里は可愛かった。しかしそんなことをしてしまえばきっと駿里は最低でも1週間は口を聞いてくれないだろうからそれはやめておくことにした松下。なので松下は駿里の答えを待つことにした。
「…、してないっ、から。」
本当は達したくて仕方がない。もどかしい。嫌だ。早く触って欲しい。けれどそれを言えない駿里は意地を張ってそう言った。そのため松下は駿里を揶揄うことにした。本当は駿里の気持ちに気づいているけれど気づいていないふりをして…。
「そうか。なら飯でも食うか?時間的にも腹減ったろ。」
「…え?」
「ん?なんだよ。」
全部分かっているのに松下がわざととぼけてくる。そんな松下に駿里は悔しそうな顔をした。だが言えない。イカせて欲しいなんて言えなかった。それに自分でも出来ない。それは松下が駿里を拘束するように抱きしめているから。
「…こう、じさっ、」
「ん?なんだよ。言いたいことがあるならはっきりと言え。分かんねぇから。」
と、松下が言う。絶対分かってるのに。だって松下は駿里がかつて見たことがないほど悪い顔をしているのだから。だけど駿里も駿里で言いたくない。恥ずかしいから。しかし限界というものは駿里にもある。だから…。
「…なんで、なんでよっ、どうしていじわるするのっ、」
寸止めをされてしまった辛さ。そして松下がそれをどうにかしてくれない虚しさ。逃げられない悔しさ。色々な感情が入り交じって限界を迎えた駿里はついに泣き出してしまった。そんな駿里を見せられては流石の松下もこれ以上揶揄うことは出来ない。そのため松下は慌てて駿里を慰め始める。
「おい何も泣くことねぇだろ。」
「だっ、てぇっ、こうじ、さんが…っ、」
「悪かったって。お前がちょっと嫌そうな顔したからつい意地悪しちまった。」
「ばかぁ…っ、」
「だから悪かったって。そんなに泣くなよ。」
「うぅ…っ、はなしっ、て、」
「それは無理だ。離してはやらねぇ。けどもう意地悪はしねぇからいい加減泣き止め。」
無茶苦茶なことを言ってくる松下に駿里は混乱したあまりに涙が止まった。けどなんだか松下らしい発言だなとも思った。
「駿里?涙止まったか?」
抱きしめている形なので松下からは駿里の顔が見えない。だが嗚咽が止まった。そのため松下はそう聞いたのだ。その松下の言葉に駿里は顔を上げた。
「…こうじ、さんって、なんか、へんだよね。」
「あ?なんだと。」
駿里はやっと泣き止んだかと思えば今度は変なことを言ってきた。そんな駿里の発言に松下はどういう意味だと駿里の鼻をつまんだ。
「なにっ、すんだ…!」
「こっちのセリフだ。変ってなんだよ。」
「変は変だよっ…!」
「はぁ?」
全く意味がわからないと言わんばかりに松下は呆れ顔をしていた。その時駿里は思った。今なら逃げられるのでは…と。だから松下の手の力が抜けた隙を狙って逃げようと試みたが…。
「おい駿里。どこに行くつもりだ。」
「…ちょ、ちょっとそこまで。」
「なんだそれ。変なのはお前だろ。」
「俺は変じゃないもんっ、てかもういい加減に離してよっ!」
「そう言うなって駿里。ちゃんとイカせてやるからよ。ほら、早くケツ出せ。。」
「え?…ぁ、ちょっとまってっ!」
「待たねぇよ。寸止めして焦らした分イカせてやるから安心しろよ駿里。」
乳首を弄っていた松下が今度はペニスを掴んできた。それも直に掴まれてしまい駿里は余計に焦った。松下は何をどうしたら駿里が喜ぶのかを全部知っているから。そのため駿里は大暴れをしだす。早いうちに逃げないととんでもないことになってしまうだろうから。
「ほんと、にっ、ぁうっ、やだっ!」
「おい馬鹿。暴れすぎだ。怪我したらどうすんだよ。」
松下はそう言ってきたがそれは松下が駿里を離しさえすれば解決すると思う。なのに松下は駿里を一切離そうとしない。そうなれば必然的に駿里は暴れる。
「だ、ってっ、ぁ、あぁっ、やらっ、もん…っ!」
「嫌?そんな可愛い顔して言われても説得力ねぇんだけど。」
「やらっ、やなのっ、あっ、んぁっ!」
「お前まじで嫌しか言わねぇじゃねぇかよ。」
「いやっ、あぅ、んぁっ、いやっ、だか、らっ!」
「ふーん。」
駿里が首を振りながら嫌々と繰り返していると松下がなにか企んでいる様子でそう言ってきた。その時駿里は嫌な予感がしたが今はそれどころじゃない。達しそうになっていたから。どんどん近づいてくる射精感。そしてそれが頂点に達しそうになったその時…!
「じゃあやめてやるよ。」
「あ…っ、ぅ、」
駿里がイク直前で松下は手を止めてきた。絶対わざとだ。駿里は確かに嫌々と繰り返したが寸止めをされてしまえば話は別だ。射精するのがあれだけ嫌だったのに今度はイキたくて仕方がなくなってしまった。
「ぅ…っ、ふっ、」
「どうした駿里。物欲しそうな顔しやがって。」
寸止めをされてしまったことで駿里は足をモジモジとさせ声を漏らしていた。その駿里をみて松下は上がった口角が戻らなくなっていた。このまま駿里が泣くまでいじめ倒したい。そう思うほどにまで駿里は可愛かった。しかしそんなことをしてしまえばきっと駿里は最低でも1週間は口を聞いてくれないだろうからそれはやめておくことにした松下。なので松下は駿里の答えを待つことにした。
「…、してないっ、から。」
本当は達したくて仕方がない。もどかしい。嫌だ。早く触って欲しい。けれどそれを言えない駿里は意地を張ってそう言った。そのため松下は駿里を揶揄うことにした。本当は駿里の気持ちに気づいているけれど気づいていないふりをして…。
「そうか。なら飯でも食うか?時間的にも腹減ったろ。」
「…え?」
「ん?なんだよ。」
全部分かっているのに松下がわざととぼけてくる。そんな松下に駿里は悔しそうな顔をした。だが言えない。イカせて欲しいなんて言えなかった。それに自分でも出来ない。それは松下が駿里を拘束するように抱きしめているから。
「…こう、じさっ、」
「ん?なんだよ。言いたいことがあるならはっきりと言え。分かんねぇから。」
と、松下が言う。絶対分かってるのに。だって松下は駿里がかつて見たことがないほど悪い顔をしているのだから。だけど駿里も駿里で言いたくない。恥ずかしいから。しかし限界というものは駿里にもある。だから…。
「…なんで、なんでよっ、どうしていじわるするのっ、」
寸止めをされてしまった辛さ。そして松下がそれをどうにかしてくれない虚しさ。逃げられない悔しさ。色々な感情が入り交じって限界を迎えた駿里はついに泣き出してしまった。そんな駿里を見せられては流石の松下もこれ以上揶揄うことは出来ない。そのため松下は慌てて駿里を慰め始める。
「おい何も泣くことねぇだろ。」
「だっ、てぇっ、こうじ、さんが…っ、」
「悪かったって。お前がちょっと嫌そうな顔したからつい意地悪しちまった。」
「ばかぁ…っ、」
「だから悪かったって。そんなに泣くなよ。」
「うぅ…っ、はなしっ、て、」
「それは無理だ。離してはやらねぇ。けどもう意地悪はしねぇからいい加減泣き止め。」
無茶苦茶なことを言ってくる松下に駿里は混乱したあまりに涙が止まった。けどなんだか松下らしい発言だなとも思った。
「駿里?涙止まったか?」
抱きしめている形なので松下からは駿里の顔が見えない。だが嗚咽が止まった。そのため松下はそう聞いたのだ。その松下の言葉に駿里は顔を上げた。
「…こうじ、さんって、なんか、へんだよね。」
「あ?なんだと。」
駿里はやっと泣き止んだかと思えば今度は変なことを言ってきた。そんな駿里の発言に松下はどういう意味だと駿里の鼻をつまんだ。
「なにっ、すんだ…!」
「こっちのセリフだ。変ってなんだよ。」
「変は変だよっ…!」
「はぁ?」
全く意味がわからないと言わんばかりに松下は呆れ顔をしていた。その時駿里は思った。今なら逃げられるのでは…と。だから松下の手の力が抜けた隙を狙って逃げようと試みたが…。
「おい駿里。どこに行くつもりだ。」
「…ちょ、ちょっとそこまで。」
「なんだそれ。変なのはお前だろ。」
「俺は変じゃないもんっ、てかもういい加減に離してよっ!」
「そう言うなって駿里。ちゃんとイカせてやるからよ。ほら、早くケツ出せ。。」
「え?…ぁ、ちょっとまってっ!」
「待たねぇよ。寸止めして焦らした分イカせてやるから安心しろよ駿里。」
応援ありがとうございます!
10
お気に入りに追加
1,736
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる