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駿里がお仕置きされた話
飲み込めない *
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「んく゛っ、ぅ、んっ、んんんっ!」
前立腺を擦られているがために駿里は上手く食べ物を飲み込むことが出来ない。そのため寛也も駿里の口をなかなか離してくれない。ゴクリと飲み込む…それだけのはずなのにそれすらも難しくなるほど駿里は感じでしまっていたのだ。
「んん゛っ、んん゛っ、ぅ…ふっ、んんん゛っ!!」
2人の唾液がまぜ合わさって駿里はご飯の味すら感じない。何を食べさせられたのかすら忘れてしまった。そんな状況でも必死に飲み込もうとする。だが出来ない。1つ良かった点は寛也が少量のご飯を口に入れてきたということだ。もし少量でなければ駿里はもっと苦しんでいたと思うから。まぁそこは寛也の配慮だろうがその配慮をするなら口を離して欲しいと駿里は心から思った。だって今寛也は駿里の口を犯すように舌を動かしてきているのだから。
「ん゛っ、ぅ、んん゛っ、ふ゛…っ、ぅ、んんん゛っ、んん゛っ!!」
早く…早く飲み込まないと終わらない。まだ一口目だ。それなのにこんなに手こずっている。だが仕方がないのだ。寛也は今駿里と深いキスをしながら前立腺を擦ってきているのだから。しかも駿里が逃げられないように体を押えながらだ。そんな器用なこと駿里には出来ない。不器用だから。だからご飯だって上手く飲み込めない。飲み込むことに集中すると寛也がグリッと前立腺を押してくる。前立腺の方に集中すると早くのみ込めと言わんばかりに寛也に舌で催促される。せめてどちらかにしてくれれば出来たことかもしれない。だがどちらにせよそれは不器用な駿里には難しい事だった。だから…。
「んん゛っ、んん゛っ、ん゛っ!!!」
せめて口を離せと駿里は寛也の舌を軽く噛んだ。もちろん血が出ない程度だから痛くも痒くも無いはずだ。しかし駿里がそんな抵抗を見せても寛也は離してくれなかった。
「ふく゛っ…ぅ、んんん゛っ!!!」
寛也は離してくれないどころかより前立腺を擦ってきた。そのため駿里は足をばたつかせ逃げようとするが寛也は離さない。きっと寛也は駿里が飲み込むまでこれを本当に続ける気なのであろう。それならば駿里が自分自身で何とかするしかない。だから駿里は頑張って頑張って飲み込むことに成功した。
「ん……っ、ぅ、ぷはっ!!」
「下手くそすぎだろお前。暫くやらなかったから忘れちまったか?」
そもそも口移しが上手でも嬉しくなんかない。それにずっと駿里は口移しを避けてきた。そのため上手くできるわけがなかった。だがそんな寛也に今構っていられるほど駿里は余裕が無い。こんな長いこと深いキスをされその上前立腺まで擦られた。だから駿里は息を整えるので必死なのだ。
「ぅ…はぁっ…、はぁっ…、はぁっ…っ、でき、なぃっ、つかれたっ、」
「甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ。まだ一口目だろうが。」
「そうだけ、ど…っ、うゃっ、ぁ、んっ、だ、めっ!」
まだ駿里が息を整えている真っ最中だと言うのに寛也は再び前立腺を擦ってきた。その寛也のせいで駿里はまた快楽地獄に逆戻りだ。だが今回は口移しをまだされていない。だからまだマシだったがそれでも駿里はこの気持ちよさに苦しんでいた。
「いやっ、ぁっ、きもち、の、いらなっ、ぃ!」
「疲れたのか?」
「あぅっ、ふっ、ん、つか、れたっ、むりっ!」
「そんなに?まだちょっとだろ。」
「むりっ、できなっ、ぃ、むりっ、ぁ!」
そんなに?じゃない。寛也は呑気にそんなことを言っているが駿里は色んな意味で限界なのだ。このまま寛也にキスをされ前立腺を擦られていたら自分から寛也を求めてしまいそうになる。虚しくなってもう体は限界のはずなのに寛也を求めてしまいそうで怖いのだ。その上ただ単に身体が辛い。そしていつ寛也が暴れ出すか分からない恐怖。色んなものが混ぜ合わさっているがために駿里はこんなにも拒絶をするのだ。
「はなしっ、いやっ、ゆびっ、ぁ、ぬい、てっ、いやっ、ぁ!」
「お前が抜けねぇように締め付けてくんだろうが。」
「あっ、ぃ、してなっ、してなっ、ぃ、あぁっ、ぁっ、うっ、ぁ!」
「そうか?まぁどっちでもいいが次行くぞ。」
寛也はそう言うとご飯を自分の口に放り込んだ。先程同様に少量のご飯を。そして駿里の息が整っていることを確認すると逃げられないよう顔を鷲掴みにし唇を合わせた。
「んぅっ!」
駿里の口の中にご飯が入ってきた。だがこの時駿里は覚悟していた。さっきのように長引かせないと。だから口に入ってきたご飯を直ぐにゴクリと飲み込んでやった。そんな駿里をみて寛也は直ぐに口を離してくれた。
「ん…っ、ぅ、ぷはっ、ぁ、ふ…っ、ぅ、」
「上手になってんじゃねぇか。さっきとはまるで大違いだな。」
「…っ、ちかやっ、おれ普通に食べたいよ。」
「駄目だ。」
「…おわる、きがしないっ!」
「何言ってんだ。お前なら出来るって。お前が頑張れば早く終わるんだぞ。それに挿れやしないから。そこの約束はちゃんと守ってやる。だから頑張れ。」
駿里はその寛也の言葉に腹が立ったが挿れないという約束はどうやら守ってくれるようなのでそこは安心した。駿里が1番腹立つのは寛也がこの状況を楽しんでいるということだ。キスをする度乱れる駿里をみてその度に興奮している。寛也がそんなふうに興奮すればするほど激しく前立腺を擦られる。全てが悪循環だ。だから駿里は絶対早く終わらせてやるといわんばかりに気合を入れた。その道しか駿里が寛也から逃げられる方法は無いから。
「わかった、がんばる…っ。」
「いい子だぞ駿里。」
そういい頭を撫でてきた寛也だが駿里はこの時誓った。必ず寛也に復讐してやる…と。そして再び寛也が唇を合わせようと駿里の顔を鷲掴みにしてきた。
前立腺を擦られているがために駿里は上手く食べ物を飲み込むことが出来ない。そのため寛也も駿里の口をなかなか離してくれない。ゴクリと飲み込む…それだけのはずなのにそれすらも難しくなるほど駿里は感じでしまっていたのだ。
「んん゛っ、んん゛っ、ぅ…ふっ、んんん゛っ!!」
2人の唾液がまぜ合わさって駿里はご飯の味すら感じない。何を食べさせられたのかすら忘れてしまった。そんな状況でも必死に飲み込もうとする。だが出来ない。1つ良かった点は寛也が少量のご飯を口に入れてきたということだ。もし少量でなければ駿里はもっと苦しんでいたと思うから。まぁそこは寛也の配慮だろうがその配慮をするなら口を離して欲しいと駿里は心から思った。だって今寛也は駿里の口を犯すように舌を動かしてきているのだから。
「ん゛っ、ぅ、んん゛っ、ふ゛…っ、ぅ、んんん゛っ、んん゛っ!!」
早く…早く飲み込まないと終わらない。まだ一口目だ。それなのにこんなに手こずっている。だが仕方がないのだ。寛也は今駿里と深いキスをしながら前立腺を擦ってきているのだから。しかも駿里が逃げられないように体を押えながらだ。そんな器用なこと駿里には出来ない。不器用だから。だからご飯だって上手く飲み込めない。飲み込むことに集中すると寛也がグリッと前立腺を押してくる。前立腺の方に集中すると早くのみ込めと言わんばかりに寛也に舌で催促される。せめてどちらかにしてくれれば出来たことかもしれない。だがどちらにせよそれは不器用な駿里には難しい事だった。だから…。
「んん゛っ、んん゛っ、ん゛っ!!!」
せめて口を離せと駿里は寛也の舌を軽く噛んだ。もちろん血が出ない程度だから痛くも痒くも無いはずだ。しかし駿里がそんな抵抗を見せても寛也は離してくれなかった。
「ふく゛っ…ぅ、んんん゛っ!!!」
寛也は離してくれないどころかより前立腺を擦ってきた。そのため駿里は足をばたつかせ逃げようとするが寛也は離さない。きっと寛也は駿里が飲み込むまでこれを本当に続ける気なのであろう。それならば駿里が自分自身で何とかするしかない。だから駿里は頑張って頑張って飲み込むことに成功した。
「ん……っ、ぅ、ぷはっ!!」
「下手くそすぎだろお前。暫くやらなかったから忘れちまったか?」
そもそも口移しが上手でも嬉しくなんかない。それにずっと駿里は口移しを避けてきた。そのため上手くできるわけがなかった。だがそんな寛也に今構っていられるほど駿里は余裕が無い。こんな長いこと深いキスをされその上前立腺まで擦られた。だから駿里は息を整えるので必死なのだ。
「ぅ…はぁっ…、はぁっ…、はぁっ…っ、でき、なぃっ、つかれたっ、」
「甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ。まだ一口目だろうが。」
「そうだけ、ど…っ、うゃっ、ぁ、んっ、だ、めっ!」
まだ駿里が息を整えている真っ最中だと言うのに寛也は再び前立腺を擦ってきた。その寛也のせいで駿里はまた快楽地獄に逆戻りだ。だが今回は口移しをまだされていない。だからまだマシだったがそれでも駿里はこの気持ちよさに苦しんでいた。
「いやっ、ぁっ、きもち、の、いらなっ、ぃ!」
「疲れたのか?」
「あぅっ、ふっ、ん、つか、れたっ、むりっ!」
「そんなに?まだちょっとだろ。」
「むりっ、できなっ、ぃ、むりっ、ぁ!」
そんなに?じゃない。寛也は呑気にそんなことを言っているが駿里は色んな意味で限界なのだ。このまま寛也にキスをされ前立腺を擦られていたら自分から寛也を求めてしまいそうになる。虚しくなってもう体は限界のはずなのに寛也を求めてしまいそうで怖いのだ。その上ただ単に身体が辛い。そしていつ寛也が暴れ出すか分からない恐怖。色んなものが混ぜ合わさっているがために駿里はこんなにも拒絶をするのだ。
「はなしっ、いやっ、ゆびっ、ぁ、ぬい、てっ、いやっ、ぁ!」
「お前が抜けねぇように締め付けてくんだろうが。」
「あっ、ぃ、してなっ、してなっ、ぃ、あぁっ、ぁっ、うっ、ぁ!」
「そうか?まぁどっちでもいいが次行くぞ。」
寛也はそう言うとご飯を自分の口に放り込んだ。先程同様に少量のご飯を。そして駿里の息が整っていることを確認すると逃げられないよう顔を鷲掴みにし唇を合わせた。
「んぅっ!」
駿里の口の中にご飯が入ってきた。だがこの時駿里は覚悟していた。さっきのように長引かせないと。だから口に入ってきたご飯を直ぐにゴクリと飲み込んでやった。そんな駿里をみて寛也は直ぐに口を離してくれた。
「ん…っ、ぅ、ぷはっ、ぁ、ふ…っ、ぅ、」
「上手になってんじゃねぇか。さっきとはまるで大違いだな。」
「…っ、ちかやっ、おれ普通に食べたいよ。」
「駄目だ。」
「…おわる、きがしないっ!」
「何言ってんだ。お前なら出来るって。お前が頑張れば早く終わるんだぞ。それに挿れやしないから。そこの約束はちゃんと守ってやる。だから頑張れ。」
駿里はその寛也の言葉に腹が立ったが挿れないという約束はどうやら守ってくれるようなのでそこは安心した。駿里が1番腹立つのは寛也がこの状況を楽しんでいるということだ。キスをする度乱れる駿里をみてその度に興奮している。寛也がそんなふうに興奮すればするほど激しく前立腺を擦られる。全てが悪循環だ。だから駿里は絶対早く終わらせてやるといわんばかりに気合を入れた。その道しか駿里が寛也から逃げられる方法は無いから。
「わかった、がんばる…っ。」
「いい子だぞ駿里。」
そういい頭を撫でてきた寛也だが駿里はこの時誓った。必ず寛也に復讐してやる…と。そして再び寛也が唇を合わせようと駿里の顔を鷲掴みにしてきた。
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