極道の密にされる健気少年

安達

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松下康二と駿里のお話

松下の嫌いなところ *

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「ふっ、ぅ…んふっ、んん!」

「なーに声抑えてんだよ。恥ずかしがってんのか?こんなに気持ちよさそうなのによ。」

「ぁっ、う…よくな、っ、い、ぅ、んっ、んん!」



あれから押し倒されたまま逃げることが出来ずに駿里は松下に抱かれている。後孔に指を挿れられて十分にほぐれていることを確認すると松下にすぐさま陰茎をぶち込まれ今に至る。そして松下は手加減をしてくれなかった。先程松下に駿里はあれだけ泣かされた後だというのに本能のままに駿里を掘り続けた。そんな松下への抵抗として駿里は声を我慢していた。



「やた゛…っ、ぅ、やめ゛!!」



喘がないよう必死に声を抑える。息がつまり多少苦しくなるが喘ぎ声を松下に聞かせるよりはマシなようで駿里は必死に我慢していた。そんな駿里を見て松下はより楽しそうに笑った。それもそうだろう。健気に我慢して頑張っている駿里の姿を見て松下が興奮しないわけが無いのだから。



「嫌がってるくせに随分気持ちよさそうじゃねぇか。」

「よく、なっ、ぃ、やだっ…ん゛っ、ぅ、やだ!」



頭を振って松下の前立腺攻めに耐える駿里。だが執拗に松下により前立腺を擦られ駿里は声をもう我慢することもできそうにない状態だった。そして悪いことは重なってしまうようでそんなギリギリの駿里に松下は更なる快楽を与えようとしてきた。



「そうか。気持ちよくねぇのか。そりゃ悪かったな。」



そういい松下は大きく腰を引いた。陰茎が駿里の後孔から出ないぐらいのギリギリのラインまで。そんな松下の行動を見て本気で焦った駿里は身を捩って逃げようとする。しかしそれを松下が当たり前に許さない。



「逃げてんじゃねぇよ。せっかく俺がお前を気持ちよくさせてやろうとしてんのによ。ちゃんと気持ちよくさせてやるから声出せよ。」

「む、むりっ…!」



松下がゆっくりと腰を進めてきた。この行動を松下がする理由は1つしかない。そう。松下はさらに奥へと陰茎を挿れようとしているのだ。だから駿里は逃げようと暴れるがなんのそれは抵抗にもならなかった。だがそれは当然だ。駿里は今松下によって全身を拘束されているのだから。



「やっ、あぁっ、やだっ、おく、やだって!!」

「いい声出てきたじゃねぇか。ほら、もっと声聞かせろ。」



そういい松下はゆっくりと腰を進め続ける。駿里が嫌いな奥に挿れるために。本当は一気に挿れようとしていた。だがそれを辞めたのだ。それは駿里の反応をゆっくりと楽しみたいから。ゆっくりと挿れることでより駿里の反応が楽しめる。これから始まる結腸攻めへの恐怖と凄まじい快楽の波に怯える駿里の顔はたまらなく可愛かった。



「んふ゛っ、ぅ゛っ、んんん゛!」

「こら駿里。」



楽しかったのもつかの間駿里の声が急に曇った。それは駿里が自分の口を手で塞いだからだ。堪らず松下は低い声で駿里にそう言ったが駿里は首を振るばかりで口を押えて声を我慢することを辞めそうにない。



「ん゛っ、んんん゛っ、んん゛!」

「おい駿里。それやめろ。」



松下が怒っても駿里は自分の口に当てている手を離そうとしない。そこまでして声が聞かれたない駿里に余計に興奮した松下だが今はそれどころではない。駿里の顔が段々と赤くなっていっているために。要は今駿里は酸欠に陥っているのだ。そして案の定上手く呼吸が出来なくなっていく駿里に松下は少し強引であったが駿里の手を無理矢理引き剥がすことにした。



「あぁっ、やだ……っ、ぅ、ふ゛!」

「おい駿里。俺を怒らすんじゃねぇ。それも今すぐやめろ。」



せっかく松下が駿里の手を口元から引き剥がしたのに今度は唇を噛んで声を押えてきた。だが松下がそんな駿里を見て黙っているはずもなくすぐにそれを阻止しようと行動する。



「おい馬鹿。お前すぐ酸欠になんだから声我慢してんじゃねぇよ。余計に辛くなるだろうが。それにそんなに強く噛み締めたらここが切れちまうだろ。」



そういい松下は強引に駿里の口を開けた。そしてその駿里の口の中に指を数本入れた。



「んく゛っ…ぅ、んん゛っ、んん!!」

「そうだ。上手だぞ駿里。そうやってちゃんと声出して息しとけ。」



松下に指を入れられたことで反射的に駿里は息を吸い込んだ。そして息を吸い込めば反射的に吐き出してしまうようで駿里は無意識のうちに松下の思惑通りの行動をする。そんな駿里を見て松下は満足そうに笑うと再び腰を奥へと進め始めた。



「いや゛っ、ん゛っ、んん゛っ!!」

「気持ちいいな駿里。ここ、挿れるぞ。」



松下はそういい結腸の入口をトントンと陰茎でノックするように腰を動かした。駿里はその松下の行動に大暴れするように抵抗した。嫌に決まっているから。結腸に挿れられればイキ地獄の始まりだ。絶頂を何度迎えても絶倫の松下は早く達してくれず駿里はただひたすらにイキ続けるしかない。それは嫌だ。嫌だ。嫌なのに…松下は涙目の駿里をみて悪い笑みを浮かべると結腸に陰茎をグッと押し込んできた。



「ふく゛っ、ぅ、ん゛っ、ぬい、ぬいて゛っ、ぁ!」

「せっかく挿れたのに抜く馬鹿がいるかよ。ほら、口解放してやるからしっかり喘げ。」



松下は駿里の口からそう言って指を引き抜くと腰を浅く動かし始めた。要は結腸で抜き差しを繰り返しているのだ。駿里が嫌いでたまらない攻め方を。イキ狂ってしまう攻め方を。



「いや゛っ、ぁ゛っ、いやた゛っ、やめ゛っ、あぁっ、あ゛っ、あぁっ、やめて゛っ!!」

「思ってる事と裏腹なことを言ってんじゃねぇよ。ここはこんなに気持ちいいって言ってるぞ?」




そういい松下は駿里の後孔をなぞるように指を動かした。その擽ったさから駿里は腰がビクンと跳ねる。ただでさえイキ続けて辛いのにそれに加えて擽ったいことをされたらたまったもんじゃない。



「とま゛っ、とまって゛っ、おねかい゛っ!!」

「無理だ。ちゃんと俺を受け入れろ。」



駿里だって無理だ。その証拠に泣いてこんなにも嫌がっている。なのに松下はそんな駿里を見ても可愛いと言うだけでやめてくれない。ひたすらにキスをしてくる。これはきっといつも我慢しているからであろう。松下が駿里にこうして手を出せるのは寛也が居ない時のみ。だがそんなことは普段はあまりない。寛也が駿里を異常に拘束しているから。だから松下は久しぶりに駿里に手を出せる状況になるとこうして暴れてしまうのだ。駿里はそれをよく分かっているのでそうならないよう行動するのだがやはりそう上手くいくはずもなく今現在こうなっている。だが決して駿里は松下自身が嫌いな訳では無い。むしろ好きな方だ。いつも話を聞いてくれるしよく笑ってくれるから。駿里の今のこの生活があるのもすべて松下のおかげだから。だが…こうして異常に盛ってくる部分だけは好きになれかった。



「やだっ、ぁ、いく、ぁ、うっ、またいく゛っ、から!!」

「何度でもイケよ。そんでお前の可愛い顔もっと見せてくれ。」


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