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冷血な極道
神の手*
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「やた゛っ、ぅ、く゛っ…っ、いや、た゛っ!」
「んー?何言ってんだ嫌じゃねぇだろ駿里。俺と組長に見られて恥ずかしいのか?」
駿里は今寛也と松下によって大泣きをさせられている。その理由はただ一つ。今日の2人はしつこかったのだ。やめてくれない。しかも驚くべきはまだ抱かれていないということ。さっさと抱いてお仕置きを終わりにしてくれたらいいものの彼らはそれをしなかった。駿里の後孔とペニスに快楽を与え続けて離さない。駿里がどれだけイこうともやめようとしない。駿里が1番苦手な事だ。それをされているそんな状況に駿里は泣き叫ぶしかなかった。
「もぅ、いや゛っ、ぁ、やだっ、ぅ、やめ、て゛っ、ぁ!」
「まだだ。俺はあれだけ言ったんだ。約束を破るなと。ここまでされるのはお前も察していただろ?ならあとは腹を括れ。」
寛也の言う通り確かに察していた。だけどここまでされるなんて駿里は思ってもいなかったのだ。せめて抱かれていれば終わりが見える。なのに、それなのに彼らは一向に駿里を抱こうとしない。ただ快楽だけを与え続けて苦しめてくる。前立腺もペニスも乳首もどこもかしこも触って快楽を与える。もうとっくに限界なんて超えているのに松下は笑顔で駿里を攻め続ける。手加減なんて優しいものはしてくれるはずもなく動かしている指はだんだんと激しくなっていく。
「ほら、頑張れ。」
「む、り゛っ、ぁ、ん゛っ、やめっ…!!」
「偉い偉い。潮も吹けたじゃねぇか。」
駿里はもう絶叫の言葉すら出てこない。いつもなら潮をふけば少しではあるが休憩をくれる。それなのに今回は休憩すらさせてくれない。声にならない叫びを出している駿里をみても彼らは手を止めてくれない。それどころか楽しそうにしている。
「こ゛、めんな、さ゛、ぃ゛っ、もぅ、ぁ゛、やめ゛っ、て゛っ!!!」
「どうしますか組長。」
「そうだなぁ。俺はきっちり反省するまでやめねぇって言ったからなぁ。」
「は゛、ん、せぃ、し゛て、るっ、か、ら、ぁ゛うっ、や゛め゛、て!」
駿里は必死にそう答えた。もうなんでもいいからこの地獄から抜け出したかったのだ。今ここから抜け出したとしてもこの後抱かれることは決まっている。だからせめて抱かれる前に虐められるのはここまでにしたかったのだ。そしてどうやらそんな必死な駿里の思いが通じたらしく寛也の手が止まった。それを見て松下も同じように手を止める。
「まぁいい。ならお仕置きはここまでだ。」
その声を聞いて安心したのもつかの間駿里は寛也によって足を開かされて後孔に陰茎を当てられた。そしてこれからまた快楽の地獄が始まる。そう思って駿里が目をつぶって覚悟をしたその時ーーー。
プルルルル
その音とともに寛也と松下の動きが止まった。誰かは分からないがとりあえず駿里は命拾いをした。その電話の音が鳴ったことで2人は動きを止めたのだ。そしてどうやらその音は松下の携帯からなっていたようで彼は自分の携帯を見ると険しい顔をして寛也を見た。
「すみません組長。電話に出てきます。」
「…ああ。」
どうやら仕事の電話のようだ。そして松下の電話のことが気になるのだろう。寛也は駿里を抱くことをやめて駿里を膝の上に乗せ頭を撫で始めた。
「駿里、休憩だ。運が良かったな。」
寛也のその言葉に駿里は涙を流して頷いた。やっと終わった。少しでも休憩が取れたことが嬉しかった。足もガクガクして腰も尋常じゃないほど震えていた。だがそれさえも抑えられて快楽を逃げさせることが出来なかった。だから今の休憩は駿里にとってのオアシスだ。そんな大切な時間を使って涙を止め息を整えようとしていると駿里は寛也に話しかけられた。
「駿里、こっち向け。」
寛也はそう言うと駿里の顎に手を添えた。だが駿里は不安でならなかった。また開始させられてしまうのではないか…と。その恐怖から口から出た言葉がカタコトになってしまう。
「……な、に?」
そういった駿里をみて寛也は優しく微笑んだ。これは駿里がお仕置きをされて反省した様子が見受けられた時に寛也が見せくれる笑顔だ。それを見て駿里は安心したのか余計に涙が溢れ出していった。
「おい、もうそんなに泣くな。何もしねぇから。」
「っ、だっ、て…。」
「悪い。さすがにやりすぎたよな。」
寛也はそう言って駿里を強く抱き締めた。その温もりに駿里は心から安心し目をつぶろうとしたがそのタイミングで松下が帰ってきた。そして何やら彼は慌てていたが駿里の顔を見てその焦りが一瞬でなくなった。
「組長、志方のやつが…って駿里どうした?何をそんなに泣いてんだ。」
何を泣いているんだ?そんなの決まっているじゃないか。他になんの理由があると言うんだ。駿里はそう思いながら松下から顔を背けた。その瞬間松下が少し寂しそうにしながら怒った顔をした。
「おい、てめぇ…。」
「康二。そう怒るな。こんだけ泣かされたらハブてるのも無理はない。それよりなんだ。志方がどうした?」
「あ、そうでした。志方のやつが組長に何度か電話をしたみたいなんです。ですが組長が出ないと困っておりまして…。今ちょっとだけ話してきてやってくれませんか?大事な要件のようです。」
「ああ。わかった。」
寛也はそう松下の言葉に返事をすると駿里を自分の膝から下ろして立ち上がった。そして再び駿里の頭に手を添える。
「ほんとにお前は運が良い奴だな。今日はこれで終わりにしてやる。康二に身体を綺麗にしてもらってその後身体を休めとけ。」
あんな酷いことされたのに駿里は寛也がこれから仕事に行くことを察して寂しくなった。できることならずっと一緒にいたい。四六時中隣にいて欲しい。だがそれは叶わない。そんな駿里の思いが寛也にも伝わったのだろう。寛也はこれまでに見た事がないぐらい優しい笑顔をして駿里にキスをした。その後強く抱きしめると寛也は視線を松下に移した。
「駿里を頼むな、康二。」
「はい。」
そう返事をしてこの部屋から出ていった寛也を見送ると松下は駿里の近くまで歩いてきた。そして寛也と同じように松下も駿里の頭を撫でようとするが駿里はそれを拒んだ。
「…さわるな。」
「そんな怒んなって。このままじゃ気持ち悪いだろ?綺麗にしてやるだけだから大人しくしとけ。」
まぁ駿里の反攻なんて松下にとっては可愛いものだ。いじけて顔を背けている姿でさえ可愛らしくてたまらないのだから。だから松下は微笑みながら嫌がる駿里を無理やり抱きかかえた。
「っ、やだ…!」
「俺の力には勝てねぇよ。ほら、風呂行くぞ。」
当たり前のように駿里は反抗して暴れたが松下はそれを力で押さえつけた。そして駿里を風呂場まで運んでいく。身体中痛いだろうから松下は駿里の様子を随時伺いながら風呂場まで歩いて行った。そこからはいつも通りだ。優しく駿里の体を流し頭と身体を洗う。そしてそれが終われば駿里を風呂場から出して髪を乾かし体を拭いてソファに寝かせる。本来ならベットの方がいいのだがお仕置きをされたあと駿里は極端に1人になるのを嫌がる。不安なのだろう。だから松下はずっとお仕置きの後はソファに駿里を下ろしているのだ。
「ゆっくり休むんだぞ。」
「…康二さんも仕事に行くの?」
「俺は行かねぇよ。お前を置いて行くわけねぇだろ。」
駿里はその言葉を聞いて安心したようで目をつぶった。そして夢の中へと入っていった。その駿里をみて松下は携帯を取りだしある人物に電話をする。その人物というのは寛也だ。松下は先程の電話でざっくりと志方から聞いていた。その内容にあったあることを聞くために寛也に電話をかけたのだ。
「お疲れ様です組長。駿里が寝ましたので電話しました。それで橘鷹 武虎が逃げたという件はどうなってますか…?」
『ああ、それがな…。』
「んー?何言ってんだ嫌じゃねぇだろ駿里。俺と組長に見られて恥ずかしいのか?」
駿里は今寛也と松下によって大泣きをさせられている。その理由はただ一つ。今日の2人はしつこかったのだ。やめてくれない。しかも驚くべきはまだ抱かれていないということ。さっさと抱いてお仕置きを終わりにしてくれたらいいものの彼らはそれをしなかった。駿里の後孔とペニスに快楽を与え続けて離さない。駿里がどれだけイこうともやめようとしない。駿里が1番苦手な事だ。それをされているそんな状況に駿里は泣き叫ぶしかなかった。
「もぅ、いや゛っ、ぁ、やだっ、ぅ、やめ、て゛っ、ぁ!」
「まだだ。俺はあれだけ言ったんだ。約束を破るなと。ここまでされるのはお前も察していただろ?ならあとは腹を括れ。」
寛也の言う通り確かに察していた。だけどここまでされるなんて駿里は思ってもいなかったのだ。せめて抱かれていれば終わりが見える。なのに、それなのに彼らは一向に駿里を抱こうとしない。ただ快楽だけを与え続けて苦しめてくる。前立腺もペニスも乳首もどこもかしこも触って快楽を与える。もうとっくに限界なんて超えているのに松下は笑顔で駿里を攻め続ける。手加減なんて優しいものはしてくれるはずもなく動かしている指はだんだんと激しくなっていく。
「ほら、頑張れ。」
「む、り゛っ、ぁ、ん゛っ、やめっ…!!」
「偉い偉い。潮も吹けたじゃねぇか。」
駿里はもう絶叫の言葉すら出てこない。いつもなら潮をふけば少しではあるが休憩をくれる。それなのに今回は休憩すらさせてくれない。声にならない叫びを出している駿里をみても彼らは手を止めてくれない。それどころか楽しそうにしている。
「こ゛、めんな、さ゛、ぃ゛っ、もぅ、ぁ゛、やめ゛っ、て゛っ!!!」
「どうしますか組長。」
「そうだなぁ。俺はきっちり反省するまでやめねぇって言ったからなぁ。」
「は゛、ん、せぃ、し゛て、るっ、か、ら、ぁ゛うっ、や゛め゛、て!」
駿里は必死にそう答えた。もうなんでもいいからこの地獄から抜け出したかったのだ。今ここから抜け出したとしてもこの後抱かれることは決まっている。だからせめて抱かれる前に虐められるのはここまでにしたかったのだ。そしてどうやらそんな必死な駿里の思いが通じたらしく寛也の手が止まった。それを見て松下も同じように手を止める。
「まぁいい。ならお仕置きはここまでだ。」
その声を聞いて安心したのもつかの間駿里は寛也によって足を開かされて後孔に陰茎を当てられた。そしてこれからまた快楽の地獄が始まる。そう思って駿里が目をつぶって覚悟をしたその時ーーー。
プルルルル
その音とともに寛也と松下の動きが止まった。誰かは分からないがとりあえず駿里は命拾いをした。その電話の音が鳴ったことで2人は動きを止めたのだ。そしてどうやらその音は松下の携帯からなっていたようで彼は自分の携帯を見ると険しい顔をして寛也を見た。
「すみません組長。電話に出てきます。」
「…ああ。」
どうやら仕事の電話のようだ。そして松下の電話のことが気になるのだろう。寛也は駿里を抱くことをやめて駿里を膝の上に乗せ頭を撫で始めた。
「駿里、休憩だ。運が良かったな。」
寛也のその言葉に駿里は涙を流して頷いた。やっと終わった。少しでも休憩が取れたことが嬉しかった。足もガクガクして腰も尋常じゃないほど震えていた。だがそれさえも抑えられて快楽を逃げさせることが出来なかった。だから今の休憩は駿里にとってのオアシスだ。そんな大切な時間を使って涙を止め息を整えようとしていると駿里は寛也に話しかけられた。
「駿里、こっち向け。」
寛也はそう言うと駿里の顎に手を添えた。だが駿里は不安でならなかった。また開始させられてしまうのではないか…と。その恐怖から口から出た言葉がカタコトになってしまう。
「……な、に?」
そういった駿里をみて寛也は優しく微笑んだ。これは駿里がお仕置きをされて反省した様子が見受けられた時に寛也が見せくれる笑顔だ。それを見て駿里は安心したのか余計に涙が溢れ出していった。
「おい、もうそんなに泣くな。何もしねぇから。」
「っ、だっ、て…。」
「悪い。さすがにやりすぎたよな。」
寛也はそう言って駿里を強く抱き締めた。その温もりに駿里は心から安心し目をつぶろうとしたがそのタイミングで松下が帰ってきた。そして何やら彼は慌てていたが駿里の顔を見てその焦りが一瞬でなくなった。
「組長、志方のやつが…って駿里どうした?何をそんなに泣いてんだ。」
何を泣いているんだ?そんなの決まっているじゃないか。他になんの理由があると言うんだ。駿里はそう思いながら松下から顔を背けた。その瞬間松下が少し寂しそうにしながら怒った顔をした。
「おい、てめぇ…。」
「康二。そう怒るな。こんだけ泣かされたらハブてるのも無理はない。それよりなんだ。志方がどうした?」
「あ、そうでした。志方のやつが組長に何度か電話をしたみたいなんです。ですが組長が出ないと困っておりまして…。今ちょっとだけ話してきてやってくれませんか?大事な要件のようです。」
「ああ。わかった。」
寛也はそう松下の言葉に返事をすると駿里を自分の膝から下ろして立ち上がった。そして再び駿里の頭に手を添える。
「ほんとにお前は運が良い奴だな。今日はこれで終わりにしてやる。康二に身体を綺麗にしてもらってその後身体を休めとけ。」
あんな酷いことされたのに駿里は寛也がこれから仕事に行くことを察して寂しくなった。できることならずっと一緒にいたい。四六時中隣にいて欲しい。だがそれは叶わない。そんな駿里の思いが寛也にも伝わったのだろう。寛也はこれまでに見た事がないぐらい優しい笑顔をして駿里にキスをした。その後強く抱きしめると寛也は視線を松下に移した。
「駿里を頼むな、康二。」
「はい。」
そう返事をしてこの部屋から出ていった寛也を見送ると松下は駿里の近くまで歩いてきた。そして寛也と同じように松下も駿里の頭を撫でようとするが駿里はそれを拒んだ。
「…さわるな。」
「そんな怒んなって。このままじゃ気持ち悪いだろ?綺麗にしてやるだけだから大人しくしとけ。」
まぁ駿里の反攻なんて松下にとっては可愛いものだ。いじけて顔を背けている姿でさえ可愛らしくてたまらないのだから。だから松下は微笑みながら嫌がる駿里を無理やり抱きかかえた。
「っ、やだ…!」
「俺の力には勝てねぇよ。ほら、風呂行くぞ。」
当たり前のように駿里は反抗して暴れたが松下はそれを力で押さえつけた。そして駿里を風呂場まで運んでいく。身体中痛いだろうから松下は駿里の様子を随時伺いながら風呂場まで歩いて行った。そこからはいつも通りだ。優しく駿里の体を流し頭と身体を洗う。そしてそれが終われば駿里を風呂場から出して髪を乾かし体を拭いてソファに寝かせる。本来ならベットの方がいいのだがお仕置きをされたあと駿里は極端に1人になるのを嫌がる。不安なのだろう。だから松下はずっとお仕置きの後はソファに駿里を下ろしているのだ。
「ゆっくり休むんだぞ。」
「…康二さんも仕事に行くの?」
「俺は行かねぇよ。お前を置いて行くわけねぇだろ。」
駿里はその言葉を聞いて安心したようで目をつぶった。そして夢の中へと入っていった。その駿里をみて松下は携帯を取りだしある人物に電話をする。その人物というのは寛也だ。松下は先程の電話でざっくりと志方から聞いていた。その内容にあったあることを聞くために寛也に電話をかけたのだ。
「お疲れ様です組長。駿里が寝ましたので電話しました。それで橘鷹 武虎が逃げたという件はどうなってますか…?」
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