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冷血な極道
折檻 *
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「捕まえたか?」
『はい。今からそちらまで連れていきます。』
「ああ。」
あれから組長は駿里を追いかけることを部下にやらせた。部下と言っても直属の部下のため正式には幹部だ。
「案外早かったな。」
さすがは幹部だと組長は感心しながら駿里のことを待った。今組長がいるこの部屋はこの屋敷の2階にある1番広い部屋だ。駿里を監禁するには十分なほどの道具が揃っていた。その道具を眺めながら組長は不吉な笑みを浮かべる。そうしているうちに部下が来たようだ。廊下から足跡が聞こえて気でドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します。」
そう言って1人の男が入ってきた。そしてその男は駿里を抱きかかえている。絶対に逃げないようにと強い力で。
駿里がなぜ今こうなっているのかと言うと…。
「はぁっ…、はぁ…っ、このまでくれば、」
そう言って駿里は後ろを振り返った。後ろには誰もいない。だから安心してしまった。そしてすぐに出口を探して寛也のところに戻ろうと歩き出したその時…。
「おい。大人しくしろ。」
どこから来たのか一人の男が駿里の腕を強く掴みそう言った。駿里は慌ててその手を振り払おうとするがビクともしない。
「はなせ…!!!」
「離した所ですぐにまた捕まるだろうが。大人しくしろ。気絶させてもいいんだぞ。」
駿里の腕を掴んだ男は脅すようにそう言った。あまりの迫力に駿里は息を飲んだ。そして考える。ここで気絶させられてはどこに連れていかれるか分からなくなる。せめて意識があってまたここまでこれるように道を覚えるために大人しくすることにした。
「良い子だ。」
男は大人しくなった駿里の頭を撫でそう言った。そして駿里が逃げないよう抱きかかえると歩き出し組長に電話をかけた。そして今に至るのだ。
「ご苦労だった…ん?おいどこに行くんだ萩、お前もここに残れ。」
萩と呼ばれた男は駿里を組長に渡すと直ぐにこの部屋を立ち去ろうとした。だがそれを組長が止めた。
「承知しました。」
「こっちに戻れ。」
「はい。」
男は指示通りに動き駿里を抱きかかえて座る組長の横に座った。
「まだ名前を言ってなかったからな。俺は橘鷹 武虎(きったか たけとら)だ。そんでこいつが幹部の萩 雅弘(はぎ まさひろ)だ。」
そう言うと武虎は口角を少しだけ上げた。よく笑う武虎とは違い萩はあまり笑わなかった。そして見た所2人はまだ若そうだった。若くして組長、そして幹部になる程の実力の持ち主が今目の前にいるということに駿里は恐怖心と警戒心を解くことが出来ない。
「そんな警戒すんな。どの道お前は俺に食われるんだからよ。」
悪い笑みを浮かべながら武虎はそういい駿里の顔を掴んだ。そして自分の顔に寄せる。その時駿里の顔に武虎のまつ毛が当たった。たったそれだけの衝撃なのに駿里は体が恐怖から硬直してしまう。
「組長、怯えてる奴を脅してどうするんですか…。」
「気になんだよ。あの旭川すらも虜になるこいつがな。しかも陣までこいつに惚れやがった。まぁあいつのことだから顔だけかもしれないが旭川は絶対に違う。だから今からこいつの素質を確かめてやるって訳よ。人のもんほど美味しそうに見えるだろ?」
「それでなぜ俺まで呼んだのですか?」
「暴れたら面倒だろうが。」
「…なるほど。相変わらず俺をこき使ってきますね組長。」
「文句ばっか言ってんじゃねぇ。さっさと駿里を抑えろ。」
これまで黙って事の成り行きを見ていた駿里だったが駿里…と、自分の名前が呼ばれたことに驚いた。なぜ知っているのだ、と。駿里自身は何も言ってない。陣にすら言っていない。それなのになんで…と駿里が挙動不審になっていると再び武虎が笑った。
「どうしたんだそんなボケた顔しやがって。お前の事調べてねぇわけが無いだろ。」
そう言って武虎は少し乱暴に駿里のおでこにキスをしてきた。その瞬間嫌悪感に襲われた駿里だがここで拒否してしまえば後に酷くされてしまうことが分かりきっていたので今は大人しくすることにした。そのかいもあってか武虎は機嫌がいいようだ。パソコンを開き駿里に見せるようにしてこちら側に向けた。
「旭川の所に来る前も苦労してきたようだな。親も死んじまうし、親族からも大変な目に遭うしで災難だったな。そんでもってあいつに無理やり監禁されて辛かったろ?もう大丈夫だ。俺がここで死ぬまで飼い殺してやるからな。」
そう言い終わると武虎は駿里の服の中に手を入れてきた。
「っ、やめろ!」
拒否すれば酷い目に遭うと分かっているのに駿里は咄嗟に声が出てしまった。そりゃそうだ。駿里には寛也という愛する人がいるのだから。だがその寛也を愛しすぎる思いが仇となる。駿里が拒絶した途端に武虎の目の色が変わってしまった。
「口を塞いだ方がいいようだな。」
「ですが組長。口を塞いだらあの事が聞けませんよ?」
「ああ、くそ。そうだったな。」
そう言うと武虎は駿里を押し倒し服を破り捨てた。先程陣に着せてもらったものだ。駿里よりも身長が高い陣の服はブカブカだった。そのオーバーサイズの服を武虎は簡単に破り捨て駿里を一瞬にして裸にしてしまう。
「やだっ、やめろ…、よっ、くそっ、!!」
「萩、こいつの手を押えてろ。」
「はい。」
「さて、味見の時間だ。」
武虎に似て顔立ちが整っている萩の顔が近くまで来て駿里はより恐怖が大きくなった。顔が整っている分睨みつけられると怖いのだ。腕しか拘束されてないのに身体がまるで使い物にならなかった。
そしてーーー。
「い゛っ!」
武虎によって駿里はペニスを思いっきり握られた。その急な激痛に顔を顰め声を荒らげた。
「お前が反発する事にお仕置きだ。わかったな?嫌なら大人しとけ。」
「ふざっ、け、んな、っ、げす、や、ろっ、ぅ、…。」
「はっ…飼い甲斐があるな。躾直しだ。」
そう言って武虎は駿里の後孔に指を挿れた…がその瞬間に動きが止まった。何事だと駿里が武虎の事を見ると彼は怒っているようなよく分からない顔をしていた。
「…お前もう陣に食われたねか?でも中はなんも入ってねぇな。処理したのか?」
違う。陣は駿里に何もしてない。巽らに襲われた駿里は確かに陣に攫われた。だが陣は駿里を抱かなかったのだ。もちろん龍吾も何もしていない。それどころか車の中で巽らに痛めつけられた身体を癒してくれた。中に出された物をすべて綺麗に取ってくれていたのだ。そのおかげで駿里はお腹も下さずに済んだのだ。駿里自身も陣がしてくれた事に今気づいた。
「まぁなんでもいい。これなら慣らさなくても直ぐにやれるな。力抜けよ、駿里。」
「く、そっ、やめろって、言ってんだろ!」
駿里は蹴りを入れようとしたり拘束されている腕を解こうと力を入れたりなど全身で暴れた。だが全く効果がなかった。もう打つ手段がない。だが駿里は最後まで諦めず叫び続けた。そんな駿里様子を見て萩が笑った。
「どうした萩。お前が笑うなんて珍しいこともあるんだな。」
「なんと言うか…こいつなんか健気だなと思いましてね。怖いのに最後まで頑張って愛おしくなります。」
「おい図に乗るなよ。お前は見るだけだからな。」
「分かってますよ。さすがに組長の物には手を出しません。」
「ならいい。にしても威勢がいいやつだな。声が出なくなるまで搾り取ってやろうか。」
「やだっ、…ぅ、…っ、あ゛っーーー!!!」
武虎は全力で拒否し続ける駿里の後孔に勢いよく陰茎を挿れた。幸いあれだけ犯されただった為に駿里の後孔は切れることはなかった。だが今度は圧迫感に苦しられた。
「最高だなお前の中。しばらく萎えそうにねぇ。ちゃんと最後まで付き合えよ。」
「あ゛か゛っ、ぅ、ぬ゛、けっ、ぁ、っ!」
「今挿れたばっかだろうが。」
「やた゛っ、ぁ、うぅ゛っ、んぁ!」
そこから駿里は休憩すら与えられることなく絶頂をただひたすらに迎えさせられた。どれだけ達しようが気絶しようがお構いなし。武虎は駿里が失神する度に起こしお仕置きをする。尿道を攻め立ち上がることすら辛そうなペニスを扱ぐ。乳首にも玩具をつけ駿里に快楽を叩き込んだ。その様子を萩は黙って見ていた。そしてその頃ちょうどこの屋敷のある一室で動きがあった。眠らされた陣らが起きたのだ。
「若…、大丈夫ですか?」
「っ、駿里はどこに行った?」
「恐らく組長に連れ去られたのかと…。」
「チッ、龍吾急ぐぞ。」
「はい。」
あの薬のせいで2人はまだ頭もガンガンし歩く時にフラフラとする。だがそれでも走り続け武虎の部屋の前まで来た。そして陣が乱暴に扉を開けるとそこには悲惨な光景が広がっていた。そこら中に性液が飛んでいる。駿里のものだろう。いや武虎や萩のものかもしれない。そして駿里はぐったりとして起き上がらなくなっていた。失神しているのだろう。顔色も悪く青白くなっていた。身体に痣も出来ている。何かで縛られ拘束されていた跡だ。どれだけの間、どんな目に遭わされたのかこの光景を見れば一目瞭然だった。罪悪感と怒りが陣と龍吾を襲う。そんな2人を武虎は嘲笑うかのようにして鼻で笑った。
「いいタイミングで来るじゃねぇか。こいつ汚くなっちまったから洗っとけ。」
武虎は汚くなったと言う割には大切に扱っていた。気に入ったのだろう。大体武虎はやったら捨てる。やった後の相手を自分の膝に乗せるなんて行為はこれまでしたことがなかったくらいなのだから。駿里は相当気にいられたようだ。武虎はそんな駿里の頭を撫でソファに寝かせると仕事があると言ってこの部屋を後にした。萩も武虎の後を追いこの部屋を後にする。残された陣と龍吾は急いで駿里の元に駆け寄った。
「チッ…、くそ、舐めやがって。」
「若、それより急ぎましょう。駿里が大変です。」
「せやな。」
陣は精液まみれの駿里を抱え急いで自分の部屋を目指した。出来るだけ駿里に負担がかからないようになるべく揺れを少なくしながら。龍吾も急いでその後を着いていく。
「悪い駿里。もう二度とこんな目に遭わせへんからな。」
『はい。今からそちらまで連れていきます。』
「ああ。」
あれから組長は駿里を追いかけることを部下にやらせた。部下と言っても直属の部下のため正式には幹部だ。
「案外早かったな。」
さすがは幹部だと組長は感心しながら駿里のことを待った。今組長がいるこの部屋はこの屋敷の2階にある1番広い部屋だ。駿里を監禁するには十分なほどの道具が揃っていた。その道具を眺めながら組長は不吉な笑みを浮かべる。そうしているうちに部下が来たようだ。廊下から足跡が聞こえて気でドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します。」
そう言って1人の男が入ってきた。そしてその男は駿里を抱きかかえている。絶対に逃げないようにと強い力で。
駿里がなぜ今こうなっているのかと言うと…。
「はぁっ…、はぁ…っ、このまでくれば、」
そう言って駿里は後ろを振り返った。後ろには誰もいない。だから安心してしまった。そしてすぐに出口を探して寛也のところに戻ろうと歩き出したその時…。
「おい。大人しくしろ。」
どこから来たのか一人の男が駿里の腕を強く掴みそう言った。駿里は慌ててその手を振り払おうとするがビクともしない。
「はなせ…!!!」
「離した所ですぐにまた捕まるだろうが。大人しくしろ。気絶させてもいいんだぞ。」
駿里の腕を掴んだ男は脅すようにそう言った。あまりの迫力に駿里は息を飲んだ。そして考える。ここで気絶させられてはどこに連れていかれるか分からなくなる。せめて意識があってまたここまでこれるように道を覚えるために大人しくすることにした。
「良い子だ。」
男は大人しくなった駿里の頭を撫でそう言った。そして駿里が逃げないよう抱きかかえると歩き出し組長に電話をかけた。そして今に至るのだ。
「ご苦労だった…ん?おいどこに行くんだ萩、お前もここに残れ。」
萩と呼ばれた男は駿里を組長に渡すと直ぐにこの部屋を立ち去ろうとした。だがそれを組長が止めた。
「承知しました。」
「こっちに戻れ。」
「はい。」
男は指示通りに動き駿里を抱きかかえて座る組長の横に座った。
「まだ名前を言ってなかったからな。俺は橘鷹 武虎(きったか たけとら)だ。そんでこいつが幹部の萩 雅弘(はぎ まさひろ)だ。」
そう言うと武虎は口角を少しだけ上げた。よく笑う武虎とは違い萩はあまり笑わなかった。そして見た所2人はまだ若そうだった。若くして組長、そして幹部になる程の実力の持ち主が今目の前にいるということに駿里は恐怖心と警戒心を解くことが出来ない。
「そんな警戒すんな。どの道お前は俺に食われるんだからよ。」
悪い笑みを浮かべながら武虎はそういい駿里の顔を掴んだ。そして自分の顔に寄せる。その時駿里の顔に武虎のまつ毛が当たった。たったそれだけの衝撃なのに駿里は体が恐怖から硬直してしまう。
「組長、怯えてる奴を脅してどうするんですか…。」
「気になんだよ。あの旭川すらも虜になるこいつがな。しかも陣までこいつに惚れやがった。まぁあいつのことだから顔だけかもしれないが旭川は絶対に違う。だから今からこいつの素質を確かめてやるって訳よ。人のもんほど美味しそうに見えるだろ?」
「それでなぜ俺まで呼んだのですか?」
「暴れたら面倒だろうが。」
「…なるほど。相変わらず俺をこき使ってきますね組長。」
「文句ばっか言ってんじゃねぇ。さっさと駿里を抑えろ。」
これまで黙って事の成り行きを見ていた駿里だったが駿里…と、自分の名前が呼ばれたことに驚いた。なぜ知っているのだ、と。駿里自身は何も言ってない。陣にすら言っていない。それなのになんで…と駿里が挙動不審になっていると再び武虎が笑った。
「どうしたんだそんなボケた顔しやがって。お前の事調べてねぇわけが無いだろ。」
そう言って武虎は少し乱暴に駿里のおでこにキスをしてきた。その瞬間嫌悪感に襲われた駿里だがここで拒否してしまえば後に酷くされてしまうことが分かりきっていたので今は大人しくすることにした。そのかいもあってか武虎は機嫌がいいようだ。パソコンを開き駿里に見せるようにしてこちら側に向けた。
「旭川の所に来る前も苦労してきたようだな。親も死んじまうし、親族からも大変な目に遭うしで災難だったな。そんでもってあいつに無理やり監禁されて辛かったろ?もう大丈夫だ。俺がここで死ぬまで飼い殺してやるからな。」
そう言い終わると武虎は駿里の服の中に手を入れてきた。
「っ、やめろ!」
拒否すれば酷い目に遭うと分かっているのに駿里は咄嗟に声が出てしまった。そりゃそうだ。駿里には寛也という愛する人がいるのだから。だがその寛也を愛しすぎる思いが仇となる。駿里が拒絶した途端に武虎の目の色が変わってしまった。
「口を塞いだ方がいいようだな。」
「ですが組長。口を塞いだらあの事が聞けませんよ?」
「ああ、くそ。そうだったな。」
そう言うと武虎は駿里を押し倒し服を破り捨てた。先程陣に着せてもらったものだ。駿里よりも身長が高い陣の服はブカブカだった。そのオーバーサイズの服を武虎は簡単に破り捨て駿里を一瞬にして裸にしてしまう。
「やだっ、やめろ…、よっ、くそっ、!!」
「萩、こいつの手を押えてろ。」
「はい。」
「さて、味見の時間だ。」
武虎に似て顔立ちが整っている萩の顔が近くまで来て駿里はより恐怖が大きくなった。顔が整っている分睨みつけられると怖いのだ。腕しか拘束されてないのに身体がまるで使い物にならなかった。
そしてーーー。
「い゛っ!」
武虎によって駿里はペニスを思いっきり握られた。その急な激痛に顔を顰め声を荒らげた。
「お前が反発する事にお仕置きだ。わかったな?嫌なら大人しとけ。」
「ふざっ、け、んな、っ、げす、や、ろっ、ぅ、…。」
「はっ…飼い甲斐があるな。躾直しだ。」
そう言って武虎は駿里の後孔に指を挿れた…がその瞬間に動きが止まった。何事だと駿里が武虎の事を見ると彼は怒っているようなよく分からない顔をしていた。
「…お前もう陣に食われたねか?でも中はなんも入ってねぇな。処理したのか?」
違う。陣は駿里に何もしてない。巽らに襲われた駿里は確かに陣に攫われた。だが陣は駿里を抱かなかったのだ。もちろん龍吾も何もしていない。それどころか車の中で巽らに痛めつけられた身体を癒してくれた。中に出された物をすべて綺麗に取ってくれていたのだ。そのおかげで駿里はお腹も下さずに済んだのだ。駿里自身も陣がしてくれた事に今気づいた。
「まぁなんでもいい。これなら慣らさなくても直ぐにやれるな。力抜けよ、駿里。」
「く、そっ、やめろって、言ってんだろ!」
駿里は蹴りを入れようとしたり拘束されている腕を解こうと力を入れたりなど全身で暴れた。だが全く効果がなかった。もう打つ手段がない。だが駿里は最後まで諦めず叫び続けた。そんな駿里様子を見て萩が笑った。
「どうした萩。お前が笑うなんて珍しいこともあるんだな。」
「なんと言うか…こいつなんか健気だなと思いましてね。怖いのに最後まで頑張って愛おしくなります。」
「おい図に乗るなよ。お前は見るだけだからな。」
「分かってますよ。さすがに組長の物には手を出しません。」
「ならいい。にしても威勢がいいやつだな。声が出なくなるまで搾り取ってやろうか。」
「やだっ、…ぅ、…っ、あ゛っーーー!!!」
武虎は全力で拒否し続ける駿里の後孔に勢いよく陰茎を挿れた。幸いあれだけ犯されただった為に駿里の後孔は切れることはなかった。だが今度は圧迫感に苦しられた。
「最高だなお前の中。しばらく萎えそうにねぇ。ちゃんと最後まで付き合えよ。」
「あ゛か゛っ、ぅ、ぬ゛、けっ、ぁ、っ!」
「今挿れたばっかだろうが。」
「やた゛っ、ぁ、うぅ゛っ、んぁ!」
そこから駿里は休憩すら与えられることなく絶頂をただひたすらに迎えさせられた。どれだけ達しようが気絶しようがお構いなし。武虎は駿里が失神する度に起こしお仕置きをする。尿道を攻め立ち上がることすら辛そうなペニスを扱ぐ。乳首にも玩具をつけ駿里に快楽を叩き込んだ。その様子を萩は黙って見ていた。そしてその頃ちょうどこの屋敷のある一室で動きがあった。眠らされた陣らが起きたのだ。
「若…、大丈夫ですか?」
「っ、駿里はどこに行った?」
「恐らく組長に連れ去られたのかと…。」
「チッ、龍吾急ぐぞ。」
「はい。」
あの薬のせいで2人はまだ頭もガンガンし歩く時にフラフラとする。だがそれでも走り続け武虎の部屋の前まで来た。そして陣が乱暴に扉を開けるとそこには悲惨な光景が広がっていた。そこら中に性液が飛んでいる。駿里のものだろう。いや武虎や萩のものかもしれない。そして駿里はぐったりとして起き上がらなくなっていた。失神しているのだろう。顔色も悪く青白くなっていた。身体に痣も出来ている。何かで縛られ拘束されていた跡だ。どれだけの間、どんな目に遭わされたのかこの光景を見れば一目瞭然だった。罪悪感と怒りが陣と龍吾を襲う。そんな2人を武虎は嘲笑うかのようにして鼻で笑った。
「いいタイミングで来るじゃねぇか。こいつ汚くなっちまったから洗っとけ。」
武虎は汚くなったと言う割には大切に扱っていた。気に入ったのだろう。大体武虎はやったら捨てる。やった後の相手を自分の膝に乗せるなんて行為はこれまでしたことがなかったくらいなのだから。駿里は相当気にいられたようだ。武虎はそんな駿里の頭を撫でソファに寝かせると仕事があると言ってこの部屋を後にした。萩も武虎の後を追いこの部屋を後にする。残された陣と龍吾は急いで駿里の元に駆け寄った。
「チッ…、くそ、舐めやがって。」
「若、それより急ぎましょう。駿里が大変です。」
「せやな。」
陣は精液まみれの駿里を抱え急いで自分の部屋を目指した。出来るだけ駿里に負担がかからないようになるべく揺れを少なくしながら。龍吾も急いでその後を着いていく。
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