極道の密にされる健気少年

安達

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番外編

秘密の3P * お仕置編 中編

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「あぁ゛っ、やめて…!」

「やめてだと?お前がここを俺の言う通りに締めねぇから俺が手伝ってやってんだろうが。なに文句言ってんだ。」



そう言いながら寛也は駿里のペニスの亀頭を先程よりも強く刺激した。達したばかりで敏感なそこをいじられ続けて駿里は身体をビクつかせる。そしてなんとしてでも寛也のその手から逃げようと身をよじるが全く逃げられる気配がない。



「んあ゛っ、ぁ…やだっ、」



いくら力を入れようとも逃げることが出来ず快楽を叩き込まれ続ける。辛い。苦しい。駿里は涙をポロポロ流しながら寛也の目を見てやめてと泣き叫んだ。だが寛也はで止めるどころか楽しそうに意地の悪い笑身を浮かべながら駿里を見ていた。



「ちかや、ぁっ、もうむりっ、」

「甘えんな。お仕置だって言ってんだろ。」



駿里がどれだけ泣きながら懇願しても寛也は先程同様に笑っているだけだった。そして泣きながら自分に許しを乞う駿里があまりにも可愛くて寛也は駿里の涙を舐め取り頬を舐め目元を舐めた。そして今度は口付けをしようと駿里の唇と自身の唇を合わせようとしたが…。それは駿里に拒まれてしまった。駿里は本気で辛くてたまらないのにそんなことをしてくる寛也が許せなかったのだ。



「い゛っ…!」



駿里はキスを拒んだお仕置きだと言わんばかりに寛也に1発お尻を強く叩かれてしまった。キスを拒んだ代償は大きかった。しかし、おしりが真っ赤になるほど強く叩かれ痛いはずなのに寛也の陰茎が中に入っているせいか駿里は感じてしまう。それを面白がった寛也が「そんなに気持ちいいならもう1回叩いてやろうか?」なんて茶化してくるから駿里は怒った。



「んぁっ、ああっ、ちかやのばかっ、もぅっ、きらいだ…!」



今絶対に言ってはいけない言葉を口ずさんでしまった。ただでさえ先程キスを拒んで寛也を怒らせているというのに…。怒っていたとはいえ先のことを考えずにそう言ってしまった。そのことを駿里はいい終わった後で顔が真っ青になるほど後悔する。



「もう1回言ってみろ。」



案の定鬼のような面をして怒っている寛也に頬を掴まれ顔を近くに寄せられた。そんな寛也と距離を取ろうと駿里は手を伸ばし少しでも離れようとするが…。全く動かない。片手とはいえ寛也に抱きしめられているのだ。動けるはずもない。それなのに怖さと焦りから駿里は必死に寛也から逃れようと身を捩りながら寛也を押し返そうとする。



「暴れんな。これ以上俺を怒らせたいなら話は別だがな。」



そういった寛也の顔は表情がなくなり怒りのオーラを漂わせていた。それがあまりにも怖くて駿里は寛也の言うことを聞かざるを得なかった。駿里が大人しくなったのを見ると寛也は再び閉じていた口を開いた。



「駿里が頑張ってたからそろそろ終わりにしてやろうと思ったんだがな。お前が反省してねぇみたいだからみっちり体に分からせてやるよ。」



寛也は駿里が辛くとも自分に許してもらうために腰を動かすことを頑張っている姿を見て心を満たそうとした。だがキスを拒まれ嫌いとまで言われれば話は別だ。膝の上に乗せていた駿里をオフィスの上に寝かせて勢いよく奥を突いた。



「あぁっ、やだ…っぅ、こ゛っ、めん、なさぃ…!」

「お前は何に対して謝ってんだ。何が悪いのか言ってみろ。そこをちゃんと言わねぇとお仕置きは終わんねぇからな。」

「嫌いって…っ、言って、ごめんなさい…っ、ぅ、」



確かにそれも謝って欲しいものだった。だが違う。元はと言えばこうなった原因は松下の家に警戒心もなく入り込んだことだ。寛也はそれを謝って欲しかった。いや謝って欲しいと言うよりは反省してもう二度と同じようなことをしてないで欲しかったのだ。



「それだけか?」

「…ぇ?」



まさかとは思ったが駿里は忘れていた。故意にではない。快楽の衝撃が強すぎて頭が真っ白になっていたのだ。それと先程嫌いと言ってしまった衝撃が強かったこともあるだろう。だからといって寛也が許してくれるはずもない。覚えていない事に更に怒りがまして寛也は駿里の苦手な奥をグリグリと突きながら耳を舐めた。



「やだっ、ぁ、やめてっ…!」

「お前自分の立場わかってんのか?それとな、俺が謝って欲しいのはそれじゃねぇ。言わねぇってことは忘れてるってことだよな。てことはまだお仕置きが足りてねぇってことでいいよな?」



そう言いながら寛也は大きく腰を引いた。駿里が上に逃げることが出来ないよう腕をしっかりと抑えて腰を激しく打ちつけようとした時ーーー。



「ちがっ、待って…!」



駿里が叫ぶようにそう言ってきたので寛也は一旦腰を止めた。思い出したのだろうと思ったからだ。



「あ?なんだよ。」

「分かってるからっ、ちゃんと謝るから…!」



駿里はそうは言ったものの必死に思い出そうと考えているようだった。嘘を着けば寛也を怒らせるだけというのにそれすらも忘れてしまうほど今の駿里は余裕がなくなっていたのだ。しかしどれだけ考えて焦っているからか頭に何一つ思い浮かばない。駿里が冷や汗を流していると寛也に頸を噛まれた。



「何がわかってんだよ。なら言ってみろ。何を悪いと思ってるのか一言一句丁寧に俺に言え。」

「ちゃっ、ちゃんと動けなくてごめんなさいっ…!」

「違ぇよ。そんなもんいんだよ。可愛いお前が見れたから別にそれはいい。」



寛也にそう言われてこれでもないことが分かると駿里は焦りが最上級につのっていた。もはや打つ手はない。駿里は寛也と目を合わせるのも怖くて視線が合わないように必死に背けていた。その姿を見て寛也は確信する。



「なぁ駿里。思い出したんじゃねぇのか?お前さっき「待って」って言ったよな。あれはなんだったんだよ。」

「っ……。」

「嘘ついたってわけか。悪い口だな。」



黙り込んだのがいい証拠だ。寛也は何も言葉を発さなくなった駿里の口に指を入れて舌を口の中から引きずり出した。その舌を自身の口の中に含んだ。そして深い口付けをする。



「そういうことなら仕方ねぇ。思い出して反省できるまで体に教えこんでやるよ。お前が誰のものだってことをな。」



寛也がそう言って奥を突き始めた。だがその衝撃で駿里は忘れていたことが頭にぱっと浮かんだ。これで解放される。寛也の怒りが治まる。そう思って駿里は先程まで閉ざしていた口を開いた。




「ちか゛、ゃ、まって、あぁあっ、おねがっ、ぃ…!」



そう言われても止まってやるつもりなんてなかったが駿里の様子があまりにも必死なので寛也は腰の動きをゆっくりにした。激し突かず中を堪能するようにゆっくりと腰を動かす。



「ぁ、思いだしたからっ、康二さんの部屋に警戒心もなく入ってごめんなさいっ、もうしないから許してよ…っ!」

「遅い。今更謝っても許すわけねぇだろ。」



許して貰える。そう思って寛也にそう言った駿里を寛也は地獄に突き落とした。悪い笑みを浮かべて再び奥を激しく突く。駿里が謝っただけではもはや許すことが出来なくなっていたのだ。嘘までつかれたのだから。



「あぁ゛っ、ひどい、ぅ、あやまった、のに…っ、んぁ!」

「謝ったらなんでも許されると思うなよ。そういう問題じゃねぇんだよ。」
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