極道の密にされる健気少年

安達

文字の大きさ
上 下
93 / 611
快楽抽選箱

92話 コスプレ *

しおりを挟む
「おかえり!早かったね」

「ただいま。思ったよりスムーズに進んだんだ」

「良かった」


寛也は帰ってきた途端駿里を抱きしめた。


「知ってるか駿里。昔天狗は男の子をよく攫っていたと言われていたそうだ。その理由なんでかわかるか?」

「わかんない」

「俺たちが夜にする事をする為だ。言い伝えでもあるし、実際俄には信じ難いがな。調べてみると良い」

「急になんでそんな話するの?」

「さぁ、なんでだろうな」

「もう!寛也はすぐグレーゾーンにするんだから」


寛也は駿里を愛おしそうに見つめながらキスをした。


「駿里、今日の分のを引こうか」


6回目となると慣れてきたのでスっと引いた。


「なんて書いてあるか?」

「コスプレ」


寛也はニヤケを隠せていなかった。


「服持ってくる」


駿里は寛也が持ってきた服に驚きを隠せない。なぜなら持ってきた服はメイド服だったからだ。しかもスケスケ素材できっと着ても体が透けて見えてしまう。


「……これ着るの?」

「これ以外に何も無いだろ」


駿里はメイド服を持ってじっと見つめている。


「脱がされたいのか?なら脱がしてやるよ」

「え、ちが!」


もう遅いと言うように寛也はあっという間に駿里の服を脱ぎとってメイド服を着せた。


「絶景だな」

「電気消してよ…」

「嫌に決まってんだろうが。なぁ駿里、今日は自分でここに手を入れてならせ」

「…寛也の前で?」

「当たり前だ。早くしろ、俺は焦らされるのが嫌いなんだよ」


駿里は自分の指をローションも付けずに自身の秘部に入れようとした。


「おい!そのまま入れたら痛いだろうが。これ手につけんだよ」

「あっ、そうか」

「動揺しまくりだな。ほら、早くしろ」



駿里は寛也出されたたっぷりのローションがついた指を再び自身の秘部に入れた。



「うぅ……上手くできない」

「甘えんな。ちゃんとやらねぇと痛いのお前だぞ」

「…ぅ……ぁ…………ぁ…あ……」

「上手だ駿里。足開いて俺にちゃんと見えるようにしろ」


羞恥さから、駿里はそっぽ向いて足を開こうとしなかった。


「その態度はなんだ。躾がなってないならしつけてやらねぇとな」

駿里がしっかりならした後寛也が陰茎が入ると確認し、肌が透けているメイド服を着ている駿里に挿れた。


「ッきついな、恥ずかしがってるせいか?」

「ッあ、あぁあ!」


駿里のコスプレに興奮した寛也は一気に奥を突いた。服の隙間から見える乳首がたまらなくエロい


「やだぁ!…っあ、あっ!、ん…っん!!やあ!」

「やだ?お前主人に向かってなんて口の利き方してやがる」


寛也に変なスイッチが入ってしまった。こうなれば、駿里が大人しく従わないと一生解放されない。



「んあ!!…っや、あああ!!…っあ、あっ!!」

「喘いでばかりのはしたないやつにはお仕置きが必要だな」



パチィン!


「いた゛!、…っあ゛ぁ!!、ん、んっ!…ああ!」

「駿里、『ご主人様、ごめんなさい』だろ」



寛也は容赦なく駿里のお尻を叩いた。駿里が快楽で泣き喚いていると早くしろと言わんばかりにもう一度お尻をしばいた。


「いた゛!、…ごしゅっじん、…さ゛ま!…っごめ゛ん、っ…なさ゛い!…あぁあ!」

「いい子には褒美をやらんとな」


寛也は駿里がイキまくってしまう尿道を刺激した。奥を疲れながら弱い所を同時に刺激された駿里は腰をのけぞった。


「や゛あ!…っい゛、く!あっ、あ!!、ああ!!」

「俺の許可無くイクな」


尿道をカリカリと刺激していた手で駿里の陰茎を達せないように握った。



「はな、っし゛て!…っんあ!!、あぁあ!…っやあ!!」

「離して?」

「ああっ!…っごめ、んな゛…っさぃい!、ん゛やあ!!」



駿里が直ぐに謝ったので、寛也はすぐに手を離した。手を離された瞬間、駿里の射精液が飛び散った。



「ッあ゛あ!…っまた、い゛く!…やあ!!、ん、んっ!!あ!!」

「仕方ない奴だな。イケよ。……俺も出すぞ」


いつもなら一度では解放されないが、今日は寛也が達した後お風呂に連れていかれた。



「…もうしないの?」

「足りないのか?」

「そうじゃないけど、いつもと違うからなんか怖い」

「いつもと同じだぞ俺は。場所を変えるだけだ。濡れたメイド服を着てるお前は絶対エロいからな」

「やだ!」


駿里は寛也に抱き抱えられて風呂場まで向かっているため、逃げを打っても逃げられない。それどころか寛也の腕に心無しか力が入っているように感じた。


「待って!」

「なんださっきから。別に冷たい水かけるわけじゃないんだから文句言うな。あと、『待ってください』だろ?」


寛也は駿里をお風呂の床に優しく置き、顔を近づけ脅しまがいに言った。駿里が大人しくなったのを見て暖かいシャワーのお湯をかけた。


「うわっ!」

「悪ぃ、急にかけたな」


悪いと言いながらも駿里の前にしゃがみこんでシャワーを固定しかけ続けた。


「たまんねぇなこれ、エロすぎだろ」

「…………お湯もったいない、です」


この状況でそんなことを言う善良の駿里を鼻で笑ってお湯をとめた。


「お前はいい子だな、こっちに来い」


駿里は寛也に抱き抱えられ先程入れたばかりの湯船に寛也の膝の上に向き合うようにして浸かった。てっきりこのままするのだと思っていた駿里はこの状況に混乱している。そんな駿里の秘部に寛也は一気に挿れた。


「あぁあ!!、…おゆ、っがぁ!、はい…ってる!、んあ!!、あ、あっ!」

「ローション代わりになっていいだろ」


寛也はジャプジャプと水音を立てながら、駿里を突きまくる。お湯が中に奥へと入ってくる違和感に耐え切れなくなる。


「滑りやすくて突きやすい」

「ん゛や゛、…っあぁあ!!、あ、あっ!、…やっ!」


寛也に奥を突かれ、駿里は体をビクンと痙攣させた。


「あ~ぁ、湯が汚れちまった」


寛也は駿里に見せつけるように射精液を見せた。


「顔真っ赤だな」

「熱いからだもん!」

「それだけじゃねぇだろ」


寛也はまた動きを再開した。






















寛也は駿里が気を失いのぼせるまで続けた。のぼせた駿里は顔を真っ赤にして少し苦しそうだった。


「やべぇ、やりすぎた」


すぐに司波を呼び駿里を見させた。


「脱水症状だ。お前どんだけ無理させてんだよ」

「反省はしている」

「じゃああれ捨てとけよ」


あれというのはメイド服のことだ。着替えさせて今はメイド服を着ていないが、洗濯籠におかれていたそれを見て何があったか司波は全てを悟った。


「お前にそれを言われる筋合いはない」


寛也は司波に睨みを効かせて行った。


「怖いねぇ~、まぁいいや。俺が口出すことじゃないね。駿里は目が覚めたら体が回復してると思うから休ませてやれよ」

「分かった、もう帰っていい」



司波が帰った後、駿里をソファに寝かし隣で酒を飲んでいた。そこへしばらくして天馬が来た。


「よう!」

「なんだ、ノックぐらいしろよ」

「駿里がほんとに事務所に来ないからさ、心配になって」

「そうか、お前も飲むか?」


珍しい寛也からの酒のお誘いに天馬は嬉しそうに渡された酒を受け取った。


「美味いな」

「だろ、絶品なんだよこの酒」

「駿里も酒飲める歳になれば、お前も寂しくないのにな」

「そうだな」


久しぶりに酒を交わした2人は話尽きるまで話し込みそのままリビングで寝落ちをした。



その後タイミングよく起きた駿里が2人に毛布をかぶせ、自分は寛也の毛布に入り込み隣で寝た。
しおりを挟む
感想 200

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

ヤクザと捨て子

幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子 ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。 ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

兄たちが弟を可愛がりすぎです~こんなに大きくなりました~

クロユキ
BL
ベルスタ王国に第五王子として転生した坂田春人は第五ウィル王子として城での生活をしていた。 いつものようにメイドのマリアに足のマッサージをして貰い、いつものように寝たはずなのに……目が覚めたら大きく成っていた。 本編の兄たちのお話しが違いますが、短編集として読んで下さい。 誤字に脱字が多い作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

チャラ男会計目指しました

岬ゆづ
BL
編入試験の時に出会った、あの人のタイプの人になれるように………… ――――――それを目指して1年3ヶ月 英華学園に高等部から編入した齋木 葵《サイキ アオイ 》は念願のチャラ男会計になれた 意中の相手に好きになってもらうためにチャラ男会計を目指した素は真面目で素直な主人公が王道学園でがんばる話です。 ※この小説はBL小説です。 苦手な方は見ないようにお願いします。 ※コメントでの誹謗中傷はお控えください。 初執筆初投稿のため、至らない点が多いと思いますが、よろしくお願いします。 他サイトにも掲載しています。

処理中です...