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快楽抽選箱
81話 危険
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駿里と寛也は朝、森廣が来るまでずっと寝ていた。
「組長、ラブラブなのはいい事ですが、程々にしてもらわないと。組長がサボった分の仕事が私に回ってくるんですよ?」
「悪い悪い、明日からはちゃんと朝からするから」
「それならいいんですが。ネックレス今日付けていくんですか?」
「ああ、当たり前だ」
「なら、今日は少し大変な仕事なのでうっかり落とさないようにしっかり見ときますね」
寛也は駿里から貰ったネックレスを肌身離さず、四六時中付けていた。それが駿里にとってすごく嬉しかった
「駿里、仕事に行ってくる」
「待って!途中まで一緒に行こ!」
「ああ、俺もその方が嬉しい」
喧嘩して寛也の機嫌が悪くなるのも大変だか、ラブラブ過ぎて寛也が仕事に集中出来なくなるのもなかなか重大な問題だなと森廣は頭を抱えた。
「それじゃ、行こうか。森廣何してる」
「すみません。直ぐに参ります」
寛也と3階で別れた駿里は、事務所に入り天馬の所に行った。死角になって見えなかったが島袋が天馬のバーで休憩していた。
「天馬さん、島袋さんこんにちは!」
「よう!駿里!」
天馬はいつも通り元気に返事をしてくれたが、島袋は駿里向かって手を挙げただけだった
「どうしたの?島袋さん」
「こいつ2日もまともに寝てねぇんだよ」
疲弊してる島袋に変わって天馬が答えた。
「え、大変じゃん。そんなに仕事忙しんだね」
「いや、忙しいわけじゃねぇんだ。俺の部下がミスしたんだよ、俺は責任を取る立場だからもう大変で大変で」
寝不足でゾンビのような島袋が答えた。
「お疲れ様」
「駿里~、俺を癒してくれ」
島袋は駿里に抱きついてそのまま寝た。
「え!嘘!どーしよ」
「寝かせてやってくれ、お前も一緒に寝とけよ」
全く眠くなかったが、隣に爆睡している人がいるとなんだか眠くなってきて島袋に続いて駿里もカウンター席で寝た。
その2人の為に天馬はブランケットを被せた。
そこへ松下が来た。
「駿里~!!」
寝ている人間がいるのに構わず大声で叫ぶ松下を天馬は思いっきりシバいた。
「何すんだ!痛だろうが!」
「小声で話せよお前は。…島袋久しぶりに寝てんだよ。仮眠とるように言っても最後までしてからって言って全然寝なかっただろ?今は寝かせてやりたいんだよ」
「意外とお前優しいんだな」
「意外ってなんだよ」
駿里と話せないなら仕事に戻るわ、と言って松下は仕事に戻って言った。松下もうすっかり元気になっており、自分のしてしまったことに対して責任を取っていた。倒産した全ての店を再開し、売上を前よりも上げ、功績を挙げていた。
話し相手の松下も仕事に戻ってしまったので、天馬も何故か駿里と島袋と一緒に寝た。
仕事から帰ってきた寛也は部下と恋人と親友が一緒に寝ている変な光景を見て、とりあえず天馬を叩き起した。
「おい、起こすなよ」
「なんなんだこの状況は」
「島袋すげぇ仕事頑張ってただろ?だから寝かせてやったんだよ。そのついでに俺と駿里も寝ただけ」
「なんだよそれ。たく、こんなところで寝たら体が痛くなるだろうが」
あ、そっち?と思わず天馬はツッコミそうになった
「おい!煙草谷、お前帰るんだったらそのついでに島袋も連れてけ」
「分かりました」
ガタイのいい人煙草谷は軽々と島袋をおぶって帰って行った。
「あいつすげぇ。」
「力持ちだからな。俺も帰る」
「じゃーね、寛也」
いつも陽気な天馬は切り替えが早い。寛也は駿里をだき抱えて家に戻った。
家に着く頃には駿里は目を覚ましていた。
「お前そんなに寝たら夜寝れねぇぞ」
「夜どうせ寝ないからいいもん」
「そうだな。俺が寝させないからな」
寛也は駿里を抱き寄せた
「ん、っ…んん~!」
後頭部をつかみ逃げられないようにして、寛也は舌を入れ深いキスをした
「とろけた顔ほんとたまんねぇ」
「まだしない!」
「いつならいいんだよ」
「…ご飯食べてお風呂入ったあと」
「たく、注文が多いな」
ほら、食べるぞと駿里の手を引きリビングへといった。
食べ終わったふたりはお風呂から上がると寛也は駿里を担いで寝室まで行った。
「なぁ、駿里。今日から一週間ゲームしよう」
「どういうゲーム?」
寛也が考えるゲームなんて絶対にいいものでは無いが内容がきになった。
「ちょっと待ってろ」
寛也はそう言ってなにか箱のようなものを持ってきた。
「この中からお前が引いたプレイをする」
「え!?やだ!」
「嫌なら、お前が空っぽになるまでイカせる」
「お、俺に拒否権は…」
「ない」
断言された。とは言っても力は圧倒的に寛也の方が強いし、体格差もある。それに駿里少し期待していた。
「…じゃあ、やる」
「ほら、今日の引け」
「変なの入れてないよね?」
「変なの入れてないと面白くないだろ」
何言ってんだお前みたいな顔をして寛也が駿里を見る。そう言いたいのは俺だよ!と駿里は寛也を睨んだ。
「おい、そういう目で見るなら拘束すんぞ」
「…ごめんなさい」
「わかったならさっさと引け」
駿里は腹を括り箱に手を突っ込んで1枚の紙を引いた。そこに書いてあった内容に駿里はフリーズしてしまった。
「なんて書いてあった?」
「え、これホントにするの?」
「なんだその焦った顔は。俺は危ないプレイは入れてない。見せろ」
駿里は紙を寛也に見せた。その紙の内容は
『尿道責め』
初っ端からこんなハードなプレイである事に絶望したと同時に尿道責めをされたことがないので少し怖くなった。
「駿里、痛くしないと約束する。気持ちいいだけだ。だが、暴れると危ないから拘束だけするな」
「危ないのないって言ったのに!」
「俺が危なくしない。絶対に痛くしないから」
寛也は駿里の両腕を一纏めに拘束し、ベッドに固定した。
「さっき拘束しないって言ったじゃん!」
「俺はそんなこと言ってないぞ?大丈夫、気持ちいいだけだから」
「怖いよぅ」
駿里は今にも泣きそうになっていた。その駿里の足の上に寛也は乗り足を動かせないようにし、ローションをたっぷりと先っぽにリングの様なものがついた尿道プラグにつけた。
「暴れるなよ」
駿里とは裏腹に楽しそうな寛也。萎えている駿里の陰茎を掴み尿道にもローションをたっぷり塗った。そしてプラグを駿里のソレの先端に当てた。
「組長、ラブラブなのはいい事ですが、程々にしてもらわないと。組長がサボった分の仕事が私に回ってくるんですよ?」
「悪い悪い、明日からはちゃんと朝からするから」
「それならいいんですが。ネックレス今日付けていくんですか?」
「ああ、当たり前だ」
「なら、今日は少し大変な仕事なのでうっかり落とさないようにしっかり見ときますね」
寛也は駿里から貰ったネックレスを肌身離さず、四六時中付けていた。それが駿里にとってすごく嬉しかった
「駿里、仕事に行ってくる」
「待って!途中まで一緒に行こ!」
「ああ、俺もその方が嬉しい」
喧嘩して寛也の機嫌が悪くなるのも大変だか、ラブラブ過ぎて寛也が仕事に集中出来なくなるのもなかなか重大な問題だなと森廣は頭を抱えた。
「それじゃ、行こうか。森廣何してる」
「すみません。直ぐに参ります」
寛也と3階で別れた駿里は、事務所に入り天馬の所に行った。死角になって見えなかったが島袋が天馬のバーで休憩していた。
「天馬さん、島袋さんこんにちは!」
「よう!駿里!」
天馬はいつも通り元気に返事をしてくれたが、島袋は駿里向かって手を挙げただけだった
「どうしたの?島袋さん」
「こいつ2日もまともに寝てねぇんだよ」
疲弊してる島袋に変わって天馬が答えた。
「え、大変じゃん。そんなに仕事忙しんだね」
「いや、忙しいわけじゃねぇんだ。俺の部下がミスしたんだよ、俺は責任を取る立場だからもう大変で大変で」
寝不足でゾンビのような島袋が答えた。
「お疲れ様」
「駿里~、俺を癒してくれ」
島袋は駿里に抱きついてそのまま寝た。
「え!嘘!どーしよ」
「寝かせてやってくれ、お前も一緒に寝とけよ」
全く眠くなかったが、隣に爆睡している人がいるとなんだか眠くなってきて島袋に続いて駿里もカウンター席で寝た。
その2人の為に天馬はブランケットを被せた。
そこへ松下が来た。
「駿里~!!」
寝ている人間がいるのに構わず大声で叫ぶ松下を天馬は思いっきりシバいた。
「何すんだ!痛だろうが!」
「小声で話せよお前は。…島袋久しぶりに寝てんだよ。仮眠とるように言っても最後までしてからって言って全然寝なかっただろ?今は寝かせてやりたいんだよ」
「意外とお前優しいんだな」
「意外ってなんだよ」
駿里と話せないなら仕事に戻るわ、と言って松下は仕事に戻って言った。松下もうすっかり元気になっており、自分のしてしまったことに対して責任を取っていた。倒産した全ての店を再開し、売上を前よりも上げ、功績を挙げていた。
話し相手の松下も仕事に戻ってしまったので、天馬も何故か駿里と島袋と一緒に寝た。
仕事から帰ってきた寛也は部下と恋人と親友が一緒に寝ている変な光景を見て、とりあえず天馬を叩き起した。
「おい、起こすなよ」
「なんなんだこの状況は」
「島袋すげぇ仕事頑張ってただろ?だから寝かせてやったんだよ。そのついでに俺と駿里も寝ただけ」
「なんだよそれ。たく、こんなところで寝たら体が痛くなるだろうが」
あ、そっち?と思わず天馬はツッコミそうになった
「おい!煙草谷、お前帰るんだったらそのついでに島袋も連れてけ」
「分かりました」
ガタイのいい人煙草谷は軽々と島袋をおぶって帰って行った。
「あいつすげぇ。」
「力持ちだからな。俺も帰る」
「じゃーね、寛也」
いつも陽気な天馬は切り替えが早い。寛也は駿里をだき抱えて家に戻った。
家に着く頃には駿里は目を覚ましていた。
「お前そんなに寝たら夜寝れねぇぞ」
「夜どうせ寝ないからいいもん」
「そうだな。俺が寝させないからな」
寛也は駿里を抱き寄せた
「ん、っ…んん~!」
後頭部をつかみ逃げられないようにして、寛也は舌を入れ深いキスをした
「とろけた顔ほんとたまんねぇ」
「まだしない!」
「いつならいいんだよ」
「…ご飯食べてお風呂入ったあと」
「たく、注文が多いな」
ほら、食べるぞと駿里の手を引きリビングへといった。
食べ終わったふたりはお風呂から上がると寛也は駿里を担いで寝室まで行った。
「なぁ、駿里。今日から一週間ゲームしよう」
「どういうゲーム?」
寛也が考えるゲームなんて絶対にいいものでは無いが内容がきになった。
「ちょっと待ってろ」
寛也はそう言ってなにか箱のようなものを持ってきた。
「この中からお前が引いたプレイをする」
「え!?やだ!」
「嫌なら、お前が空っぽになるまでイカせる」
「お、俺に拒否権は…」
「ない」
断言された。とは言っても力は圧倒的に寛也の方が強いし、体格差もある。それに駿里少し期待していた。
「…じゃあ、やる」
「ほら、今日の引け」
「変なの入れてないよね?」
「変なの入れてないと面白くないだろ」
何言ってんだお前みたいな顔をして寛也が駿里を見る。そう言いたいのは俺だよ!と駿里は寛也を睨んだ。
「おい、そういう目で見るなら拘束すんぞ」
「…ごめんなさい」
「わかったならさっさと引け」
駿里は腹を括り箱に手を突っ込んで1枚の紙を引いた。そこに書いてあった内容に駿里はフリーズしてしまった。
「なんて書いてあった?」
「え、これホントにするの?」
「なんだその焦った顔は。俺は危ないプレイは入れてない。見せろ」
駿里は紙を寛也に見せた。その紙の内容は
『尿道責め』
初っ端からこんなハードなプレイである事に絶望したと同時に尿道責めをされたことがないので少し怖くなった。
「駿里、痛くしないと約束する。気持ちいいだけだ。だが、暴れると危ないから拘束だけするな」
「危ないのないって言ったのに!」
「俺が危なくしない。絶対に痛くしないから」
寛也は駿里の両腕を一纏めに拘束し、ベッドに固定した。
「さっき拘束しないって言ったじゃん!」
「俺はそんなこと言ってないぞ?大丈夫、気持ちいいだけだから」
「怖いよぅ」
駿里は今にも泣きそうになっていた。その駿里の足の上に寛也は乗り足を動かせないようにし、ローションをたっぷりと先っぽにリングの様なものがついた尿道プラグにつけた。
「暴れるなよ」
駿里とは裏腹に楽しそうな寛也。萎えている駿里の陰茎を掴み尿道にもローションをたっぷり塗った。そしてプラグを駿里のソレの先端に当てた。
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