63 / 579
相愛
62話 仲直り
しおりを挟む
「おかえり、寛也。昨日はほんとにごめん、でもほんとに違うんだ。確かに裕太にキスされたけど、あれは、、」
駿里は寛也のところに駆け寄った。
寛也はガラガラの声で自分のもとに駆け寄ってきた駿里を抱きしめた。
「もういい。分かってる。酷いことをしてすまなかった、駿里」
「ごめん、ありがとう」
その後さっき言えなかった分もちゃんと駿里は昨日あった事を全て話した。誤解も解け2人は仲直り出来た。
「お前に仲直りする人生が来るとはな」
今の寛也を見て感心する司波
「へぼ医者は黙ってろ!」
その司波にすぐ噛み付く松下
「松下、司波うるせぇんだよ。てめぇらのせいでムードもクソもねぇじゃねぇかよ」
いつもの元気を取り戻した寛也に松下と司波は安心した。でもこれからだ。今からは駿里へのサプライズが待っている。
「駿里、頼み事してもいいか?」
「いいよ!」
「事務所に忘れ物をしたからそれを取りに行ってほしいんだ。そのついでにこれを天馬に渡してくれ」
「うんわかった!いってくる!」
「ありがとう」
寛也と仲直りできて上機嫌の駿里はスキップしそうな勢いで事務所へと向かった
「司波、松下ありがとな」
「いえ、お役に立ててよかったです」
「気にすんな!」
「組長!今からが本番ですよ!」
「ああ、準備を始めよう」
司波は飾り付けの準備に入った。その間に松下は料理をつくる。寛也は司波の手伝いをしながら、あるものの準備をしていた
料理を一通り作り終えた松下が寛也に近ずいて行った。
「そういえば、三浦裕太どうしますか?」
「ほっとけ、俺はまだ駿里をこの家から出すつもりと無いし足枷を取ってやるつもりもないからあいつに会う心配もない」
「なら安心です。まさか、裏の顔があそこまでやばいとは思いませんでしたね」
寛也はあれから裕太の事を入念に調べていた。今回の事とは別に残酷な事を過去に何度もしていた。こいつと駿里を会わせる訳には行かないと思い、寛也は駿里を3ヶ月は外に出さないように決めていた。
「そうだな」
3人は話をしながら、着々と準備を進めていった。
駿里は寛也のところに駆け寄った。
寛也はガラガラの声で自分のもとに駆け寄ってきた駿里を抱きしめた。
「もういい。分かってる。酷いことをしてすまなかった、駿里」
「ごめん、ありがとう」
その後さっき言えなかった分もちゃんと駿里は昨日あった事を全て話した。誤解も解け2人は仲直り出来た。
「お前に仲直りする人生が来るとはな」
今の寛也を見て感心する司波
「へぼ医者は黙ってろ!」
その司波にすぐ噛み付く松下
「松下、司波うるせぇんだよ。てめぇらのせいでムードもクソもねぇじゃねぇかよ」
いつもの元気を取り戻した寛也に松下と司波は安心した。でもこれからだ。今からは駿里へのサプライズが待っている。
「駿里、頼み事してもいいか?」
「いいよ!」
「事務所に忘れ物をしたからそれを取りに行ってほしいんだ。そのついでにこれを天馬に渡してくれ」
「うんわかった!いってくる!」
「ありがとう」
寛也と仲直りできて上機嫌の駿里はスキップしそうな勢いで事務所へと向かった
「司波、松下ありがとな」
「いえ、お役に立ててよかったです」
「気にすんな!」
「組長!今からが本番ですよ!」
「ああ、準備を始めよう」
司波は飾り付けの準備に入った。その間に松下は料理をつくる。寛也は司波の手伝いをしながら、あるものの準備をしていた
料理を一通り作り終えた松下が寛也に近ずいて行った。
「そういえば、三浦裕太どうしますか?」
「ほっとけ、俺はまだ駿里をこの家から出すつもりと無いし足枷を取ってやるつもりもないからあいつに会う心配もない」
「なら安心です。まさか、裏の顔があそこまでやばいとは思いませんでしたね」
寛也はあれから裕太の事を入念に調べていた。今回の事とは別に残酷な事を過去に何度もしていた。こいつと駿里を会わせる訳には行かないと思い、寛也は駿里を3ヶ月は外に出さないように決めていた。
「そうだな」
3人は話をしながら、着々と準備を進めていった。
43
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
アダルトショップでオナホになった俺
ミヒロ
BL
初めて同士の長年の交際をしていた彼氏と喧嘩別れした弘樹。
覚えてしまった快楽に負け、彼女へのプレゼントというていで、と自分を慰める為にアダルトショップに行ったものの。
バイブやローションの品定めしていた弘樹自身が客や後には店員にオナホになる話し。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる