極道の密にされる健気少年

安達

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相愛

60話 謬錯 *

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マンションへ着いた時も寛也は駿里を引きずる様にして腕を引いた。家に入るとすぐに寝室へ向かい駿里を投げるようにベッドへと押し倒した。


「どういうつもりだ」

「ち、がくて!裕太に会う事を黙っててほしいって言われたんだ。帰ってからちゃんと言うつもりだった!」

「まあ言ったよな?黙って行くなよって。それにお前が俺に黙って言ったのはいやらしい事をするためだろ?もう二度目はない」


駿里は意味がわからないと言う顔をしていた。それが余計に寛也を腹立たせた。駿里の上に乗ったまま寛也は先程見知らぬ奴から送られてきた写真を見せた


「ッ!…な、んで」

「図星か?俺が仕事を立て込んでるのをいい事にこいつと何をするつもりだった」


駿里は弁解したかった、前はそれが出来ていた。でも今回は寛也の怒った目が怖くてただただ震えることしかできなかった。


「お前を信用した俺が馬鹿だった。どうやら甘えさせすぎたようだな。こうなれば、やる事1つだ。」


寛也は駿里の服を乱暴に脱がし始めた。そしてまだ慣らしていないにもかかわらず容赦なく寛也は駿里の中に自分の陰茎を乱暴に挿れた。あまりの痛さに駿里は涙が止められなかった。


「さすがにきついな」

「あ゛あ゛!!い゛、っ、だい゛!」

「血が出ているおかげで突きやすくていいな」

「い゛!!、あ゛、や゛め!、、ん゛あ゛!」

「汚い声で喘ぐな」

「ッ!………………………」

寛也は駿里の首を絞めた。苦しさのあまり駿里が暴れるが、それを簡単に寛也が抑え逃がさない。気絶するギリギリで手を離した。


「あ゛が!、はぁ、!はぁ、!、い゛、た゛あ!」

「俺を怒らせたらどうなるか分かるまで思い知らせてやる」

「ご、め゛!ん、、な!、、ッあ゛あ゛!さ゛い゛!」


自分に必死に許しを求める駿里に満足した様に寛也はギラついた目で駿里を見た。


「反省するまでやめない」

「い゛あ゛!、…い゛った゛!!、…ち、かやあ゛!」

泣き叫びながら自分の名前を呼ぶ駿里に興奮した寛也は何度達しても大きいままだった。


「や゛あ゛!!、…っも゛お、、っや゛!!」

「まだだ」


駿里の血がシーツを染めていく。

それでも寛也は辞めなかった。



駿里が気を失うまで突き続けた。満足のいくまで駿里を抱き潰した後、森廣に連絡をし旭川組専属の医者を呼ばせた。

こんなに寛也が怒っているのは久しぶりだったので駿里のことが気にかかり、森廣は寛也の家へ行った。そこにはまるでレイプされた後の様な駿里の姿があった。

シーツは駿里の血で真っ赤になっていた。


急いで医者に連絡をし、今の状態で風呂に入れば傷口に染みるだろうと体を軽く拭いて毛布を被せ到着を待った。




「悪りぃ遅くなった……、何があったんだよこれ」

 「俺も詳しくは知らない。司波、今は駿里くんを見てやってくれ」

 「ああ、分かった」


森廣は全ての事情を知っているだろう松下に電話をし、一部始終を聞きそれを司波に伝えた。それを聞いた司波はすぐに寛也に電話をした


「いくら何でもこれはやりすぎだ。身体中傷だらけじゃねぇか」


駿里の体は、噛み跡とキスマークだらけで、中には痛々しいほど深く噛まれている箇所もあった。


『お前に関係ない。治療が終わったんなら風呂に入れて、クローゼットにある足枷をつけとけ』


まあそうだよな、これがヤクザの世界だよ。元はと言えば,駿里がヤクザの組長相手に浮気したのが悪いかと、司波は言うことを聞いた。


「分かったよ」


 「ごめんな。」

司波は傷口を手当てした後、鎮痛剤を打ち風呂に入れベッドに寝かせた駿里に謝りながら足枷をつけた。
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