37 / 611
非道
36話 救出
しおりを挟む
寛也達は赤浜組のアジトに着いた。そこは赤浜組が管理するホテルだった。まさか国外にも勢力を拡大しているとは思いもしなかっし、それを信じられていなかったが、このホテルを見てそれが現実なのだと思い知らされた。
「おい!開けろ!」
「やっと来たか」
大きな扉を開けた男は明らかに薬中だった。表情が明らかにおかしかった。
「入れ」
その男の後をついていき、ある部屋に案内された。その中には数名の男たちと赤浜がいた。
「どうも、旭川さんよぉ」
「駿里はどこだ」
「さあ、なんのことかな」
「これを見ろ」
寛也は赤浜に一枚の紙を出した
「なんだ」
赤浜の表情が変わった。動揺を隠せておらず、冷や汗が出ている。その様子を森廣たちは訳もわからず見ていた
「それ、バラされたらどうなると思う?確実にお前らは終わりだな。ここで俺を殺しても構わなぇ、だが駿里を俺の元に帰してくれない場合はすぐにそれをサツに送ってやる。ここにいる誰かを殺してもこのデータを警察さんに送ってやるよ」
その場にいた旭川組のものは驚きを隠せなかった、ら凄いことは知っていた。だが、この状況になっても相手の弱点を握り抗争にすることなく話し合いで終わらせた
「この部屋にいる」
「そんなことは知ってる」
「・・・・どう言うことだ」
「さっき駿里が無事に見つかったと報告があった。お前らただで済むと思うなよ。ここからは容赦しねぇ。」
寛也は森廣に目で指示をし、赤浜を含むそこにいた幹部たちを拘束した。
「おとしまえはきっちりつけさせて貰う。こんな風にな」
寛也は後ろにいた幹部に指示をした。そして
バン!!バン!!
銃声が二発なった
「これは島袋と松下のお返しだ。おい、こいつらは連れてこなくていい。時期に過剰出血で死ぬからな。残りの奴らを連れて来い」
「赤浜も殺すのですか?」
「まさか」
「ではどうなさるのですか?」
「自ら命を絶いたいと思うほどの絶望を与えてやる」
「わかりました」
「残りの幹部は縛り上げて警察署前にでも置いとけ。サツもずっと欲しがってた奴らだ。海外の警察さんは容赦ないらしいぜ?生きて帰れるといいな。・・おい、今からが始まりだ。お前には地獄を味わって貰うぞ、赤浜」
寛也は怒り狂っていた。だか、この部屋にいる誰よりも冷静だった。旭川組のものは指示に従い動き出した。寛也は一通り片付くとすぐに駿里のいる病院へと向かっていた
「おい!開けろ!」
「やっと来たか」
大きな扉を開けた男は明らかに薬中だった。表情が明らかにおかしかった。
「入れ」
その男の後をついていき、ある部屋に案内された。その中には数名の男たちと赤浜がいた。
「どうも、旭川さんよぉ」
「駿里はどこだ」
「さあ、なんのことかな」
「これを見ろ」
寛也は赤浜に一枚の紙を出した
「なんだ」
赤浜の表情が変わった。動揺を隠せておらず、冷や汗が出ている。その様子を森廣たちは訳もわからず見ていた
「それ、バラされたらどうなると思う?確実にお前らは終わりだな。ここで俺を殺しても構わなぇ、だが駿里を俺の元に帰してくれない場合はすぐにそれをサツに送ってやる。ここにいる誰かを殺してもこのデータを警察さんに送ってやるよ」
その場にいた旭川組のものは驚きを隠せなかった、ら凄いことは知っていた。だが、この状況になっても相手の弱点を握り抗争にすることなく話し合いで終わらせた
「この部屋にいる」
「そんなことは知ってる」
「・・・・どう言うことだ」
「さっき駿里が無事に見つかったと報告があった。お前らただで済むと思うなよ。ここからは容赦しねぇ。」
寛也は森廣に目で指示をし、赤浜を含むそこにいた幹部たちを拘束した。
「おとしまえはきっちりつけさせて貰う。こんな風にな」
寛也は後ろにいた幹部に指示をした。そして
バン!!バン!!
銃声が二発なった
「これは島袋と松下のお返しだ。おい、こいつらは連れてこなくていい。時期に過剰出血で死ぬからな。残りの奴らを連れて来い」
「赤浜も殺すのですか?」
「まさか」
「ではどうなさるのですか?」
「自ら命を絶いたいと思うほどの絶望を与えてやる」
「わかりました」
「残りの幹部は縛り上げて警察署前にでも置いとけ。サツもずっと欲しがってた奴らだ。海外の警察さんは容赦ないらしいぜ?生きて帰れるといいな。・・おい、今からが始まりだ。お前には地獄を味わって貰うぞ、赤浜」
寛也は怒り狂っていた。だか、この部屋にいる誰よりも冷静だった。旭川組のものは指示に従い動き出した。寛也は一通り片付くとすぐに駿里のいる病院へと向かっていた
74
お気に入りに追加
1,889
あなたにおすすめの小説
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。
兄たちが弟を可愛がりすぎです~こんなに大きくなりました~
クロユキ
BL
ベルスタ王国に第五王子として転生した坂田春人は第五ウィル王子として城での生活をしていた。
いつものようにメイドのマリアに足のマッサージをして貰い、いつものように寝たはずなのに……目が覚めたら大きく成っていた。
本編の兄たちのお話しが違いますが、短編集として読んで下さい。
誤字に脱字が多い作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる