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非道
31話 拉致
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「俺ちょっとトイレ行きたい」
「ここら辺ないだろ」
「探してみよう」
しばらく2人で歩いていた。
「あ!あった!いってくる!」
「さっさと済ませてちゃんと戻ってこいよ」
「わかってるって」
「気をつけろよ」
「すぐ戻んだぞ?」
2人があまりにも心配したが、トイレに行くだけで気をつけろよなんで大袈裟だと思いながらトイレに向かった。スッキリした駿里は手を洗っていると急に背後から話しかけられた
「ねぇ、君こんなところに1人でいちゃ危ねぇよ?攫ってくださいっていってるようなもんだろ」
「駿里く~ん、静かにしててね」
「ッ」
言葉を発する前に薬品を嗅がされて駿里は気を失ってしまった
「おい!!お前ら何してんだ!!」
心配になった島袋と松下はトイレまで様子を見にきた所攫われそうになっている駿里と赤浜組に遭遇した
「悪りぃな。テメェら邪魔だからな」
バン!!バン!!
夢の国には、相応しくない音が鳴り響いた
その銃声と共に島袋と松下は倒れた
「死にはしなぁようにしたからよ。伝言頼むぜ、お宅の組長さんに」
「・・・・・・・ま、て・・」
「そういうのいいから。今のお前らに何にもできねぇだろ?それより早く連絡したらどうだ」
駿里を攫また2人は笑いながらトイレを出た
トイレに残された松下は気を失いそうなのを察しに耐えて電話した
「・・・す、、みま、、、せ、、ん」
『、、、どうした。要件を言え』
「駿里が、、つれさら、れ、、ま、した、、」
その言葉を最後に松下は気を失った
『おい!!!!松下!!ッくそ!!』
松下は寛也に気を失う前今自身がいる場所を送っていた。それを頼りにきた寛也達が島袋と松下を病院に移し、駿里の手がかりを探った。その目は怒りで溢れていた。
「・・・・組長。すみません。俺がもっとしっかりしていれば」
「森廣。お前のせいじゃない、今は駿里の事だけを考えろ。」
島袋と松下は重症ではあったが、命に別状は無かった。それは唯一の救いだった。
「お前ら、赤浜の居場所を調べ上げろ」
「「はい」」
まさかの事態だった。寛也は油断しすぎていた。もっとちゃんと見張るべきだった、あの時別行動をした自分を恨んだ。でも後悔しても仕方がない。とにかく今は駿里を救出することを考えなければ、、 自分自身の命を捨ててでも必ず駿里を取り返す。そして赤浜喜代助を殺してやる。楽しいはずの旅行が攻戦へと変わってしまった。
「ここら辺ないだろ」
「探してみよう」
しばらく2人で歩いていた。
「あ!あった!いってくる!」
「さっさと済ませてちゃんと戻ってこいよ」
「わかってるって」
「気をつけろよ」
「すぐ戻んだぞ?」
2人があまりにも心配したが、トイレに行くだけで気をつけろよなんで大袈裟だと思いながらトイレに向かった。スッキリした駿里は手を洗っていると急に背後から話しかけられた
「ねぇ、君こんなところに1人でいちゃ危ねぇよ?攫ってくださいっていってるようなもんだろ」
「駿里く~ん、静かにしててね」
「ッ」
言葉を発する前に薬品を嗅がされて駿里は気を失ってしまった
「おい!!お前ら何してんだ!!」
心配になった島袋と松下はトイレまで様子を見にきた所攫われそうになっている駿里と赤浜組に遭遇した
「悪りぃな。テメェら邪魔だからな」
バン!!バン!!
夢の国には、相応しくない音が鳴り響いた
その銃声と共に島袋と松下は倒れた
「死にはしなぁようにしたからよ。伝言頼むぜ、お宅の組長さんに」
「・・・・・・・ま、て・・」
「そういうのいいから。今のお前らに何にもできねぇだろ?それより早く連絡したらどうだ」
駿里を攫また2人は笑いながらトイレを出た
トイレに残された松下は気を失いそうなのを察しに耐えて電話した
「・・・す、、みま、、、せ、、ん」
『、、、どうした。要件を言え』
「駿里が、、つれさら、れ、、ま、した、、」
その言葉を最後に松下は気を失った
『おい!!!!松下!!ッくそ!!』
松下は寛也に気を失う前今自身がいる場所を送っていた。それを頼りにきた寛也達が島袋と松下を病院に移し、駿里の手がかりを探った。その目は怒りで溢れていた。
「・・・・組長。すみません。俺がもっとしっかりしていれば」
「森廣。お前のせいじゃない、今は駿里の事だけを考えろ。」
島袋と松下は重症ではあったが、命に別状は無かった。それは唯一の救いだった。
「お前ら、赤浜の居場所を調べ上げろ」
「「はい」」
まさかの事態だった。寛也は油断しすぎていた。もっとちゃんと見張るべきだった、あの時別行動をした自分を恨んだ。でも後悔しても仕方がない。とにかく今は駿里を救出することを考えなければ、、 自分自身の命を捨ててでも必ず駿里を取り返す。そして赤浜喜代助を殺してやる。楽しいはずの旅行が攻戦へと変わってしまった。
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