怖いお兄さん達に誘拐されたお話

安達

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「あぁ゛…っ、たのっ、たのむ…からっ、やめ…っ、」

「あ?なんだって?」

「いっ…、ぁ、いやだ…ぅ、あ゛っ、やめ゛っ!」



慎都さんは日常生活でもよく聞こえないフリをするけど今はいつもと違う。限界だ。本当に限界だ。目もチカチカしてる。何時間やってるんだ…ほんとに。いつ…おわるんだよ…っ。



「俺はお前がいつか消えてしまいそうで怖い。弱いくせに後先考えずに行動する所とかイライラして仕方がねぇんだよ。なぁ誠也。」

「あか゛っ、ぁ゛っ!」



辛くてキツくて慎都さんの言葉が耳に入ってこない。ほぼ気絶してる状態だ。意識を保ってるのがやっとなんだ。そんな俺がまともに話せるわけがなかった。



「おい誠也。無視か?」

「いっ、ぁ…っ、うっ、ふっ、ぅ!やめ!」



声も枯れてもう一回される頃には声が出なくなってしまいそうだ。それなのに慎都さんは俺を離さない。強く俺の腕とか腰を握って俺から自由を奪う。逃げようとする俺も悪いのかもしれないけどこんなのされたら逃げるよ…。もう終わって欲しい…と俺が強く願ったその時…。



コンコン



「頭、俺です。」

「…あ?游か。」



…あれ、慎都さんが腰を止めてくれた。終わり…?終わったの…?



「何の用だ游。俺は今取り込んでんだよ。」

「至急話したいことがあります。入ってもいいでしょうか?」

「たく、仕事ばっかりでお仕置きもまともに出来ねぇな。仕方ねぇ。游、入れ。」



何が…まともに出来ないだよ。十分じゃないか…。それより游さんが来たのか。終わったわけじゃないのか…。



「すみません頭…って銀時、お前ここにいたのか。」

「はい。游さんに連絡もせず、すみません。」

「いや、いいよ。俺も連絡すべきだった。」



部屋に入ってきた游さんをちらっと見たら…游さんは慎都さんと銀時さんとは違う目をしていた。俺の事…怒ってない。游さんは俺に同情してる目をしてた。俺はこの目をよく知ってる。ヤクザに囲われる前によくされていた。周りから同情ってやつを…。



「おい游。それより何の用だ。」

「藤本渚の処分をどうするかを頭に聞きに来ました。」

「あ?そんな事かよ。殺せ。」

「…拷問はどうしますか?」



拷問…。ヤクザだな…。痛いことされるのかな…。嫌だな…。



「んなもんしなくていい。時間の無駄だ。あいつに割く時間の全てが無駄だ。さっさと殺せ。」

「承知しました。」



だめ…。会話が終わっちゃう。終わったらまた…再開される。行かないで游さん…。



「あ、やっぱり待て游。」

「なんでしょうか。」

「やっぱり俺が行く。あいつに聞きたいことがあるからな。」

「…っ、ぅ、ふ…っ、」



何時間も入っていた慎都さんのちんこがやっと抜けた。けどそのちょっとした刺激にすら反応してしまった。俺の体…おかしくなっちまった。けどよかった。抜いて貰えただけで…安心だ。



「分かりました。では頭、行きましょうか。」

「いやお前じゃなくて銀時を連れていく。」

「え?俺ですか?ですが慎都さん、誠也はどうするおつもりですか?」

「游に世話をさせる。何かあれば連絡しろ。すぐにな。それとそいつが逃げないようにしっかり見張っとけ。分かったな、游。」

「…分かりました。お気を付けて。」



游さんがそう言うと銀時さんと慎都さんは服を着て部屋を出ていった。俺は何時間ぶりに快楽から離れられた。そしたら…なんか悲しくなって…。



「誠也、大丈夫か。」



游さんは2人が部屋を出た瞬間に俺の元に駆け寄ってきてくれた。抱きしめてくれたんだ。すごい…温かかった…。



「…っ、ぅ、ゆ、うさっ、ん、」

「ごめんな止めてやれないで。もう大丈夫だから。」

「游さ、んはっ、怒ってないの…?」

「こんな姿見せられちゃ怒るに怒れねぇよ。さすがにやりすぎだ。ごめんな。でも俺が何とかしてやるから安心しろ。」
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