怖いお兄さん達に誘拐されたお話

安達

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お仕置き

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「な、何すんの…?」

「んな怯えなくていい。キスするだけだから。」

「…え?」



今の流れで言うと慎都さんは俺が苦手なことしてくんのかと思ってた。このっ、優しい顔しやがって…っ!俺のドキドキ返せ!



「ちょっと脅しただけだ。銀時の言う通りお前を一人にした俺にも非があるからな。」 

「……………っ。」



そう言いながら慎都さんは俺の頭を撫でてきた。本当はそれが嬉しかったけど顔を背けてやった。正直になんてなれるか!



「あ、けどよ。誠也、お前今から俺の事拒んだらくすぐるからな。」

「なっ…!嫌だ!」

「拒まなければいい話だろ?ただのキスだから。」

「…うぅ、分かった。」

「よし、いい子いい子。」



慎都さん、今日はやけに頭を撫でてくる。俺は子供じゃねぇのに。なんて思いながらも俺も安心してしまう。病み上がりだからかな。



「誠也、口開けろ。」

「……………っ。」

「ほら、早く。」



拒んだらくすぐられるってのが俺の中で最大の脅しになってるからそりゃ俺も言うことを聞いた。てか…よく考えりゃ俺、いつもなんか理由つけて暴れてたな。こうやって大人しく慎都さんにされることを受け入れるの初めてかも…。



「いい子だ誠也。」



って言って慎都さんが顔を近づけてきた。キスすんだから当然だ。だけど大人しく言うことを聞いてる自分が何だか恥ずかしくて俺は目をつぶった。

そしたら…。



「うわっ、え、な、なに!」

「キスだろ?」



キスじゃない!目をつぶったから慎都さんの行動が分からなかったけど首元に温もりを感じて俺はすぐに目を開けた。目をつぶってても何となく分かったけど目を開けて確信した。慎都さんがしてたのはキスマークを付けることだ。



「口にすんじゃないのか!?」

「なんだよ誠也。唇にキスして欲しかったのか?」

「そ、そういうわけじゃない!」

「なら拒むな。ん?拒んだなお前。」

「ち、ちが…!」



今のは拒んだんじゃなくて驚いたんだ!俺はやめろとかそういうの言ってねぇじゃん!



「拒んでない…!」

「まぁ初めだから見逃してやる。次はねぇからな。」



なんて悪い顔をしながら慎都さんが言ってきた。それで慎都さんはその後また俺の首元に顔を埋めてきたんだ。



「うぅ…。」

「おい誠也。なんだよその声。」

「…ちょっと、くすぐったい…っ。」

「こんぐらい我慢しろ。」

「…………っ。」



次は確実にくすぐられるってのもあったから俺は耐えた。我慢できる程度のくすぐったさだったのもある。



「誠也、痛くねぇ?」

「…ぅ、え?痛くない。」

「なら良かった。」



そう言って慎都さんが顔を上げてきた。これで…終わりか?



「終わり…?」

「なわけねぇだろ。次はこっちな。」

「…………?」



次は何をするつもりなんだ。俺には拒否権がないから大人しくするしかない。その分すげぇドキドキする。だから慎都さんのことをガン見した。少しでも慎都さんの次の行動が予測できるように。



「誠也、あんま可愛い顔すんなや。」

「し、してない!」

「してんじゃねぇかよ。」

「してないから…!」

「こう自覚なしだから心配になるんだよなぁ。」



と、慎都さんは言うと俺の上の服をガバッと上げてきた。な、なにすんだよ!キスって言ってたのに!



「ま、待って!何すんだよ!」

「キスだけど?」

「なら服上げる必要ねぇじゃん!戻せ!」

「だからここにキスすんだよ。」



慎都さんはそう言って俺の乳首を指さしてきた。もうここまで来たらキスじゃねぇ!



「やめ…!」

「あ、拒んだな。」

「ち、ちが!けど今のは慎都さんが悪い!」

「俺はさっきどこにキスをするかなんて言ってねぇだろ?」

「ずるい…っ。」

「そう可愛い顔すんな。んじゃ30秒な誠也。」

「何が…?」

「こちょこちょすんの。」
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